ほのぼのとした田舎暮らし

ほのぼのとした田舎暮らしをしているような…そんなゆったりとした言葉を贈ります

さぁ、出航だっ!面舵いっぱーっい!!〜ラブライブ!サンシャイン!!Aqours 4th LoveLive!~Sailing to the Sunshine~感想カタ語る

人が行き交う波の合間を縫って、目的の場所へと歩みを進める。そんな僕を嘲笑うかのように、鴎が頭上を飛び去って行った。

 

「なんだよ、笑いやがって」

 

独り愚痴りながら、僕は港を歩いて行く。

太陽は肌を焼き付けることなく、僕を暖かく見守り、磯の香りは期待に胸を膨らませる僕の心を抑えるかのように、癒しをもたらしていた。

 

人々は、世間話に笑い、未来に希望を膨らませ、今か今かとその船の出航を待っていた。そう、ここら一帯にいる人々は、僕と同じ船に乗る"仲間"だ。

 

目の前には、彼方先まで続く煌びやかに光る海が広がり、桟橋のひとつに、大層立派な船が停泊していた。その船の近くの看板には「"輝き"行き」と書かれていた。

 

僕はこれから"輝き"を探しに行くのだ。10人目の仲間たちと共に…少女たちと共に。

 

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(https://twitter.com/lovelive_staff/status/1064118400538968064?s=21)

 

 

初めに

読者の皆様、お久しぶりです。

初めましての方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

私、さらいんと申します。

伊波杏樹さんを微力ながら応援させていただいており、ラブライブ!サンシャイン!!が大好きな田舎暮らしのオタクです。

 

さて、今回書かせていただきますのは11月17日、18日に東京ドームにて行われた────

 

ラブライブ!サンシャイン!!Aqours 4th LoveLive!~Sailing to the Sunshine~

 

の感想記事となります。(大遅刻やん)

 

感想、と言うからには…長くなります。

ですので、お時間ある時に目を通していただければ幸いです…というか読んでくださるだけで大変有難いです…。真面目な話、泣いて喜びます。

 

※写真は

https://anime.eiga.com/news/107493/

http://gs.dengeki.com/news/124029/

からです。

 

東京ドームは…私にとって未知の場所です。

と言うのも、私は実は…

 

ラブライブ!μ's Final LoveLive!〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜」を現地で見ておりません!!

 

当時学生だった自分は、部活に熱心に打ち込んでいました。ファイナルライブの次の日に他校との練習試合を控えており、現地へ行くことが出来ず、2日目の地元のLVで見させていただきました。

 

同じ趣味を分かち合う友達も居らず、たった1人でそのLVのチケットを握り、真姫ちゃんカラーの洋服と、自分が持ってるだけの真姫ちゃんのラバストやキーホルダーをバッグに付けて行きました。

 

今思えばあの頃は、本当に未熟で、仲の良い友達なんて居らず、たくさんの"仲間"に囲まれるなんて、想像すら出来ませんでした。

 

と語り始めると、長くなるので割愛させていただきますが、私は東京ドームへ行ったことはありません。

 

その近くのLaQuaガーデンには足を運んだことはありますが、ライブとしてドームの中へ足を踏み入れたことはございません。

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いつもは後楽園駅から見ていた東京ドーム。ですが、今回は水道橋から初めてその姿を目にしました。

 

「東京ドーム〇〇個分」と、大きさを比較する時によく対象とされるこの場所ですが、私は実際にはその大きさを知りません。

 

東京ドームに来ると、あの日に想いを馳せることが出来る…という方も多いと思いますが、私にとっては初めての場所だからこそ、武者震いが止まらなくて…開演前から凄くドキドキしていました。

 

まずは、自分が企画していた4thライブに出演される伊波杏樹さんへのメッセージ企画

 

「Thank you, Chika&Anju!!〜会えてよかったな会えてよかったな〜」

 

と、伊波杏樹さんの生誕祭企画

 

伊波杏樹さん生誕祭企画〜MEMORIES〜」

 

の2つをやらせていただきました。

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企画運営にあたり、私の大切な友人であるみーちゃんが2日間共に手伝ってくれました。

ちなみにみーちゃんはルビィちゃんのコスプレをしていたんですよ?

それはもう、可愛かったです…。

 

参加者の皆様からは、写真に写っていますように色々なお土産や差し入れをいただきました。

2人で美味しく頂きました。本当にありがとうございます!!

 

12時頃から16時頃までずっと外で同じ場所にいたのですが、私は寒くも辛くもありませんでした。

それは多分みーちゃんが隣にいたからだと思います。

 

学校では、なかなか同じ授業で重なることはなく、それぞれ共にする仲間がいます。なので最近はあまり話すことは無いのですが、やっぱり隣にいて安心するというか…私にとっては大きな存在です。(最近はむっちゃ話す)(ありがとう)

 

本当を言うと…春休み中、というか1月末から色々あって疎遠になっていました。何となくタイミングを見失ってしまったというか…謝ることはあっても、それから先の発展はなくて。

 

でも、こんなことでみーちゃんとの縁を切りたくないなって思ったんです。

初めて同性の子で、ラブライブ!が大好きな子で、新入生歓迎会の時に向こうから思い切って話しかけてくれた子なんです。

 

ラブライブ!大好きなんですか?」って。

 

だから、今度は私の番だと思いました。

新学期が始まって電車が同じで、思い切って遊びに誘って、8時間ぶっ続けでカラオケをして、日付が変わるまで作品がコラボしていた某ファミレスでずーっと喋って…なんというか落ち着ける存在。自分が自分でいられます。

 

また一緒にライブ行こうな。

 

 

 

企画をしているうちに開演時間は迫り、ドームへと入ることに。

人波に沿って歩みを進めていくと、所々にあるAqoursメンバーが描かれたフラッグ。

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「WATER BLUE NEW WORLD」の衣装に身を包んだ千歌ちゃんをパシャリ。

 

新しい世界へと飛び出すメンバーを象徴するこの衣装が、今回のライブ「Sailing to the Sunshine」の意味にも重なっているように感じました。

 

ドームへと入ると、既に多くのファンがいました。

ここにいる全ての人が、ラブライブ!サンシャイン!!が大好きで、Aqoursが大好きで…「好き」が詰まった空間なのだと思いました。

 

試聴動画の上がっていた学年曲が流れれば、思い思いにそのリズムに合わせてサイリウムを振ったり、世間話やAqoursラブライブ!サンシャイン!!について談笑したり。

 

それぞれが開幕までの時間を自由に過ごす中、見切れ席から巻き起こった拍手の渦。

 

あぁ、彼女たちの声が聴こえたんだ…と自分の中で気持ちを、ライブ前にリセットする瞬間です。

 

そして暗転した瞬間、視界が捉えた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこで泣いたか?と、仮に問われることがあるならば、私は迷わず最初のヒカリの海を見た時、と答えるでしょう。

 

何故泣いてしまったのか、正直私にもよく分かっておりません。

多分10人目の"光る風"の皆さんに対して手紙を書いてきたからなのか…単純に嬉しかったのだと思います。

 

私も10人目として、今日この会場にいる皆さんと一緒に、Aqoursと一緒に…同じ時間を過ごせることが。

 

そしてその歓喜は、さらなる歓喜で塗り替えられました。

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2期1話「ネクストステップ」のアバンでも流れたスポットライトが当たる音と共に、突如スクリーンに映し出された人物。

 

Conductor 加藤達也

 

ん?

ちょっと待てよ。

 

夢だろうか?

もう一度画面をよく見てみよう。

 

Conductor 加藤達也

 

えっ?

 

その呟きを最後に、私は現実に引き戻されました。ラブライブ!サンシャイン!!オリジナルサウンドトラック、通称OST

 

ラブライブ!サンシャイン!!の世界を音楽で奏でている曲たちを生み出した超本人である加藤達也さんが指揮者として、そして加藤さん率いる「浦の星女学院交響楽団」の皆さんが画面に映し出されました。

 

オーケストラの生演奏という新たな輝きと共に、私の心に深々と刻まれたライブが始まったのでした。

 

Welcome to LoveLive!Sunshine!!

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開幕のファンファーレ、全ての始まりの音を奏でる「Main theme of LoveLive! Sunshine!!」

これが無くては!という始まりの代名詞のような、ラブライブ!サンシャイン!!を語る上では必要不可欠なOSTであると私は思っています。

 

ライブVerにアレンジされたこのOST

私のお気に入りの部分は、管楽器が奏でる緩やかなリズムの裏に軽やかに弾かれたピアノ。

 

私は趣味でピアノを習っているのですが、そのパートのピアノアレンジが好きすぎて、一生聴いていたいです(上手く伝わらない)

 

私たちを一気にラブライブ!サンシャイン!!の世界へと誘う導きの楽曲。

 

後半の盛り上がりにつれて、画面に映し出された9つの輝きと、「君のこころは輝いてるかい?」の衣装を身に纏ったメンバーたち。

 

そして…センターステージに現れた9つの光と"太陽"の輝き。

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君のこころは輝いてるかい?

この曲…毎回文字に表すときに悩んでしまいます。と言うのも、聴く度にそのフレーズが違う形で私の心に突き刺さるのです。

 

4thライブへ向けて、きっとたくさんの人が仕事だったり、勉強だったり…様々な困難や壁を乗り越えて、この日のために努力してきたと思います。

 

"夢"を駆けてきたのはAqoursだけではありません。僕たちもまた"夢を駆けてきました。

 

さぁ、4thライブまでにあなたはどんな物語を紡ぐのでしょうか?

それぞれの輝きを追い求めて。

 

次のDREAMING DAYS─

nanoha1007.hatenablog.com

3rdライブの記事でも、私はこのように綴りましたが…個人的にですが、ライブってそれぞれの物語、夢、輝きのひとつの合流地点なのかな?と思います。

 

それぞれの物語を紡いで、夢を駆け抜けて、輝きを追いかけてきた先に"ライブという合流地点"で、Aqoursや他の仲間たちと合流し、そしてまた別々の道を歩み始める。

 

それがライブとしてひとつの考え方なのかな、と私は思います。

 

間奏の馬跳びのシーンでは、やはり鈴木さんはまだ万全の体調ではない様子に見えました。

4thライブへ向けて、毎日ハードな練習を重ねているからこそ、治りが遅く完治していないのか、それとも跳ぶことへの恐怖心みたいなものを抱いてしまっているのか…。

 

あくまでも憶測でしかありませんが、そんな中でもベストパフォーマンスを披露する鈴木さんとAqoursメンバーは頼もしかったです。

彼女たちなら今日のライブで見たことのない景色を見させてくれる!と心の底から思わせてくれるという不思議な力を感じました。

 

そしてあの日を覚えていますか?

2016年1月11日メルパルクホールで行われた「ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursスペシャル課外活動みんな準備はできてるかい?~せーのでSUNSHINE~」

 

まだ彼女たちが雛鳥であった頃。

息切れもしていて、ソロパートでのセンター2人の険しそうな顔を映像で見たことを、今でも忘れられません。

 

あれから2年と10ヶ月…様々な会場で歌い踊り、数多くのイベントやフェスをこなし、その小さな羽ばたきは、大きな跳躍へと変わりました。

 

東京ドームにて歌い踊る今の彼女たちに私が抱いているのは…ワクワクやドキドキ、そして自分も輝きたい!!という底から溢れ出てくるエナジーを生み出してくれる源的存在である、ということです。

 

あの日から大きく成長した"輝き"は、私たちにたくさんのことをもたらし、学ばせてくれます。

 

その"輝き"は、初めから1ではありませんでした。ゼロからのスタート…彼女たちはゼロを1にするために1歩を踏み出す「Step! ZERO to ONE」を歌いました。

 

2017年2月25.26日「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~ 」

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初お披露目から1年と1ヶ月。

そして4thライブから遡って1年と9ヶ月前の1stライブ。2年にも満たないこの時間の中で、彼女たちの1は、更に大きくなっていきました。

冒険に出るんだ
最初はひとり
やがてみんなと
めぐり会えるかも
ゼロから一歩は
勇気が必要
動き出すStep! All Right!!

原点回帰…と言うと、少し違うのかもしれませんが、1stライブと言えば…やはりナンバリングタイトルである「Step!ZERO to ONE」ですよね。

 

当時のことを鮮明に思い出しますね。と言っても、私は行くことが叶わなかったライブですが笑

 

1日目は、イントロが独特の「恋になりたいAQUARIUM

自分が海に沈みこんだかのように、耳元を撫でる泡の音たち。そしてステージに佇む9人の人魚たち。

水面の波紋が広がるようにして、会場は青色へと変化していく。

 

注目すべきは、曜ソロのヨーソロードでしょう(ダジャレではないです)

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ライブと技術が合わさった幻想的な瞬間。

メインステージからセンターステージの奥まで、花道には彼女のための道が出来上がります。

会場からも「おお!」というどよめきが巻き起こり、熱気はますます上がっていくばかり。

 

2日目は、果南ちゃんのセンター曲である「HAPPY PARTY TRAIN

この曲でもライブと技術が合わさった幻想的な瞬間はありましたね。

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ラスサビ果南ソロでは、緑色のレールが花道を照らし、虹の線路が繋がっていました。

 

イントロからすごくワクワクするのですが…PVを見すぎたせいか、というとちょっと違うかもしれませんが…確かに私には初めの果南ちゃんの靴の音が聴こえました。

 

サビの振り付けは思わず真似したくなる動きなので、私も密かに少しだけ振りコピをしていたりします。

 

2017年8月5日.6日、19.20日、9月29.30日「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」では、ナンバリングタイトルとして、そのセンターである松浦果南諏訪ななかさんが、常に車掌としてその列車を導いてきました。

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私も乗客員の1人として、そしてAqoursのライブを初めて見る1人として、埼玉公演の2公演に参戦させていただきました。

Aqoursのことが大好きで、これからも彼女たちのことを応援したい

nanoha1007.hatenablog.com

初めてAqoursのライブを見て、そのパフォーマンスの凄さ、メンバーとキャストの一体感、何よりファンの熱気にトリコリコとなりました。

 

  • MC①

「ついに…ついに来たぞ!東京ドーム!!」

MCでは伊波さんの想いの丈が、ドーム中に響きます。私もファンの1人として、また初めてドームを訪れた者として、気持ちは伊波さんと似ています。

 

来たんだ…この東京ドームに!!!

 

メンバーの自己紹介からも、今日、明日という2日間のドーム公演の想いを語ってくれました。誰もがこの日を、この場所への希望やドキドキ、ワクワクを言葉にしていました。

 

冒頭でもお話したように、私は東京ドームでライブを見ることは初めてです。もっと言えば、ドームに入ることも初めてです。

 

2年前…「ラブライブ!μ's Final LoveLive!〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜」の煌めきを、9人で一緒に東京ドームで見た、とAqoursが言及したことがありましたね。

 

そのステージに、今Aqoursが立っている…。なんとも感慨深いもので、なんと表現したら良いのか分かりません。ただそのことを考えた瞬間、身体中の毛が逆立ちました。

 

興奮冷め止まぬ中、2ndシングル「HAPPY PARTY TRAIN」のカップリング曲である「少女以上の恋がしたい」が会場を優しく包み込みます。

 

2ndライブの際は逢田さんが2年生楽曲「空も心も晴れるから」とデュオトリオ楽曲「夏への扉 Never end ver.」のため、ラスサビの部分ではバックステージへと下がっていましたね。

今回、初めて9人でのパフォーマンスを見ることができ、ひとりひとりの存在の大きさを改めて知りました。

 

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TVアニメ1期OPである「青空Jumping Heart」は、君ここ衣装での披露。前回の3rdライブでは、TVアニメのアンコール楽曲として「WATER BLUE NEW WORLD」が歌われた後、12.5話を挟んで、Aqoursメンバーが衣装に身を包んでの披露でしたね。

 

あの時とはどこか違う楽曲だ、と思いました。アンコールとして歌った時は、どこか「優勝したAqoursが魅せる最高のパフォーマンス」といったイメージでしたが、今回の4thライブでは「今のAqoursの全力だ!Aqoursはこんなもんじゃねえからな!!!」という好戦的な姿勢を感じました。

 

音で奏でる輝跡

Aqoursが衣装チェンジのためにステージ裏に下がると、浦の星交響楽団による音楽での輝跡の振り返りが始まります。

 

まずは1期2話「転校生をつかまえろ!」にて、梨子千歌と共に海に潜った時に聴こえた海の音「想いのかけら」

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後に「想いよひとつになれ」に繋がるOSTですね。

 

いざその音がドームに響くと、その瞬間だけまるで自分が海中にいるような…そんな錯覚を覚えました。

 

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TVアニメ2期1話「ネクストステップ」のアバンを飾った「夢を飛ぶ紙飛行機」では、幻想的というか夢見心地のある音色にうっとりとしてしまいますね。

 

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先程とは打って変わり、軽やかな音色たちが織り成す「Hello New Season!」は、この先何が起こるのか、ワクワクドキドキといった感情を抱かせてくれます。

 

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「Let's enjoy together」では、そのタイトル通り浦の星交響楽団の皆さんと会場が一体となって楽しむ曲となりました。

会場からはクラップ、それに重ねて浦の星交響楽団の皆さんが演奏する。心無しか、演奏している楽団の皆さんも凄く楽しそうに弾いているように見えました。

 

「前回のラブライブ!サンシャイン!!」が流れ、いよいよメンバーが出てくる…という期待値を更に引き上げてくれますね。

 

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OSTが終わり飛び出してきたのは、2年生。

1日目は「決めたよHand in Hand」、2日目は「ダイスキだったらダイジョウブ」が2年生によって披露されました。

 

決めたよHand in Hand」を浦の星女学院の制服で踊ったのは初だったのではないでしょうか?

1stライブから成長した彼女たちのパフォーマンスには、余裕さと大きな輝きが宿っているように見えました。

 

「ダイスキだったらダイジョウブ」の衣装は、私もお目にかかるのは初めてであり、始まりに相応しい衣装だと思いました。

1stライブの時は、早着替えのこともあり、下に「夢で夜空を照らしたい」の衣装を着込んでいたため、少しふくよかに見えていたのですが…と、こんな話をすると誰かに刺されそうなので辞めておきます。

 

つまり、フォルムが美しい!ということを伝えたかっただけです。


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次にステージに飛び出してきたのは1年生。その1年生の姿を見た瞬間、私はもう度肝を抜かれました。

 

それは、1年生が纏っていた衣装が「想いよひとつになれ」そのものだったからです。

「え、やるのか…まさか…」と、内心ドギマギしながらも、1年生の「Waku-Waku-Week!」のクラップに合わせていると、会場も1年生色に染まっていきました。


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次にステージに上がった3年生を見た瞬間、予想は確信へ変わりました。

想いよひとつになれ」衣装をアレンジしたロングスカートで踊りだす3年生。ロングスカートも似合う…。

 

「G戦上のシンデレラ」でも会場が一体となったクラップが鳴り響く。妖艶に踊る3年生の姿に釘付けになってしまいますね。

 

この9人でしか出来ないこと

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4thライブでの1番衝撃の走ったシーンは?と聞かれれば、私は「想いよひとつになれ」を挙げるでしょう。

 

1年生、3年生と「想いよひとつになれ」衣装を着ていたことから、この曲が来ることが分かっていたはずなのに、あの時を思い出してしまうがために、鼓動は速くなっていくばかり。

 

ステージに現れたグランドピアノ、そして逢田さんの姿。会場はサクラピンク色に染まっていき、会場からは「頑張れー!」という声が。

 

スクリーン3つのうちの、正面。

逢田さんがあの日と同じように、ピアノの横で一礼し、椅子へと座ります。

 

正面向かって右側スクリーン。

下手側に伸びたステージの端に立つのは伊波さん。

逢田さんと視線を交わし、エールを送るかのように深く頷きます。

 

正面向かって左側スクリーン。

上手側に伸びたステージの端に立つのは斉藤さん。

逢田さんと視線を交わし、私たちがついているよ!とにこりと微笑み頷きます。

 

あの時と同じように視線を交わす2年生。

3者がスクリーンに映し出され、その音色はドームに響き渡りました。

 

想いよひとつになれ

この時を待っていた

一音一音、噛み締めるように3人は紡いでいきます。

かけ昇るようにピアノのレドシド…の後に続くはずが、逢田さんは演奏を止めてしまいました。

あの日と同じ表情…嫌な予感が一瞬頭を過ぎりました。

 

しかし、どこか違うメロディーラインを辿っている。

そしてメンバーもまるでこれこそ…と言ったように、メインステージへと集まる。

サイドからは千歌ちゃんと曜ちゃんが手を振り会いながら、笑いながら近寄り、梨子ちゃんも笑顔で2階から降りてくる。

 

全員9人揃って円陣が組まれると、掛け声の代わりに手を重ね、大空へと突き出す。

そこから生まれたのは…アニメのシンクロを崩した、9人でしか出来ない「想いよひとつになれ」でした。

 

どこにいても

このフレーズですが、1番2番は逢田さんがみんなに手を広げているのですが、「ひとりじゃない」から後半は、みんなと同じ方角を指差していました。その瞬間、本当の意味でこの曲が「想いよひとつになれ」になったんだなと感じました。

 

「梨子ちゃん、やっとみんなで歌えたね」

「曜ちゃん、そしてみんな本当にありがとう」

MCでは、曜ちゃんが梨子ちゃんへ語りかけます。それは、12話の先のお話、描かれることのない世界のお話ですが…ライブという場所がその物語を紡いでくれました。

 

「この9人、Aqours揃って想いよひとつになれ、聴いていただきました。いかがでしたか?」

伊波さんの一言、「Aqours揃って想いよひとつになれ」が、ようやく完成したんだ!!という実感へと変わっていき、感動へと生まれ変わりました。会場からは大きな拍手が。

 

「いつかこの曲をみんなと歌うのがずっと夢だったんです。でも8人の曲だし、1st以来やってなかったから、もう披露することも出来ないんだなって思ってたんですけど…」

逢田さんが、この曲についての想いを話してくれました。1st以来の曲であり、8人の曲だから自分は歌えることはない、そう思っている中ずっと彼女の心に燻っていた想いがありました。

 

「この曲を歌いたい!!」

 

その夢は、今この場所で叶いました。

 

「スタッフさんの皆さんとかが、一生懸命私が戻ってこれるようにしてくれて、すごくポジションだったりとか、結構考えてくれて、みんなもダンスのフォーメーションとか、結構変わっちゃったし…迷惑かけたんだけど、嫌な顔ひとつせずに協力してくれて…」

スタッフの皆さん、そしてAqoursメンバー…誰もが彼女が共に歌うことを否定することはありませんでした。何故なら…

 

「関係ないよ、元々9人の曲なんだから」

伊波さんがさらりと言いのけたこの一言ですが…劇中では、8人が歌い踊る姿しか見られていません。しかし、本来は梨子ちゃんも含め9人で予選を突破するために奏でられた楽曲です。

 

「みんなと一緒にこの曲を歌うことができて…夢叶ったよ。本当、楽しいね、この曲

「楽しいね、この曲」

逢田さんからこの言葉が聴けて、私は崩れ落ちました。

 

ずっと思っていました。

 

「逢田さんは、想いよひとつになれ、にはあの出来事しかない…一種の恐れを抱いているかもしれない」

 

と。

あの日の失敗は、絶対に彼女自身を強くしたと思いますし、誰よりも1stライブから成長したのは逢田さんだと私は思っています。

 

それでも失敗というのは拭えないものですし、どう思っているのだろうか…?とずっと疑問に思っていましたが、嬉しそうに語る逢田さんの姿が眩しく見えました。

 

この9人でしか出来ないことが、この景色を、この言葉を生んだのだな、と思います。

 

輝きのピースを拾い集めて

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少し早いクリスマス、ということで「聖なる日の祈り」がしんとした会場に調和をもたらします。

 

Aqoursメンバーが手に持つのは暖かな光を灯すランタン。乙女の祈りを天に捧ぐかのように、ゆったりと花道を歩んでいく。

 

よくよく注意してみると、メンバーの歩幅が全く違います。伊波さんからスタートしますが、1番後方の鈴木さんはその場で足踏み。最後に大きく1歩。

その違いを全く感じさせない彼女たちのパフォーマンスには、目を見張ります。

 

両サイドへと交互にランタンをかざし、ドームの奥までその暖かさを広げていく…。9色に光る様々な光は、さながら聖夜で賑わう街の明かりのようにも見えました。

 

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「聖なる日の祈り」とは全く逆の明るい曲調である「ジングルベルがとまらない」では、メンバーがトロッコに乗って私たちに逢いに来てくれました。

 

会場が広いと、ステージから遠くの人からしてみると「メンバーが見えない!!」なんてことはよくあるでしょう。

 

それでもトロッコという手段で、なるべく多くの人の最前?であろうとしてくれるAqoursメンバーには感謝しかありません。

 

メンバーは、手にプレゼントを持っていたり、うちっちーを持っていたりと、まるで9人のサンタさんが私たちに素敵なプレゼントを配っているかのようでしたね。

 

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1期12話「友情ヨーソロー」でも最もキーとなるOST「FRIENDSHIP」

 

千歌に対して引け目を感じていた曜が、千歌の想いに気付き「バカ曜だ…」と、溢れた想いをぶつけるシーン。

 

だめだ、すぐ泣いてしまう…バカさらいんだ…。


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1期2話「転校生をつかまえろ!」で、梨子ちゃんが曜ちゃんと千歌ちゃんと共に海中を泳ぐシーンで使われた「海の音を探して」

 

何故ここでこのOSTを持ってきたのか…私もまだその答えを探している途中です。


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2期6話「Aqours WAVE」で、弱気になっていた千歌の心を救った「ONE FOR ALL」

 

このOSTは、私が個人的に1番愛しているOSTが故に、生演奏での迫力は底が知れません。感動しすぎて、涙すら流れないほど。

 

ピアノから入り、重なっていく音。大きな跳躍へ向けて、徐々に重厚感は増していくあの感覚が大好きです。

 

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ドームに咲く紅色の華。

「MY舞☆TONIGHT」について表現する時は、個人的にこれが1番だと思っているのですが…今回は、それを更に超えてきました。

 

なんと衣装が完全再現され、このドームという大きなステージで圧巻の熱量を見せてくれました。ステージからは炎が実際に吹き出し、私たちも熱いと感じる以上にメンバーも熱いそうで…。

 

「待ってて愛のうた」では幻想的な景色が広がっていました。それは…

 

自然に虹がかかったから

 

です。

2番からメンバーは、メインステージを中心に横へと大きく広がっていくのですが…そのメンバーがいる付近一帯がメンバーカラーになっているからです。

 

という景色を二階席から私は見ていたのですが…まるでドームに虹がかかったかのように綺麗でした。誰も決められているから、とブレードの色を変えたわけでもなく、ただその瞬間、その場にいたファンの人たちが灯した光が重なって、この景色が生まれたのだと思います。

 

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そして「未熟DREAMER

この曲に関しては多く語りません。

 

とりあえず一言だけ言わせて貰ってもいいですか?

 

未熟DREAMERが大好きです」

 

今回のライブですが…ここまでのステージを見ると、どこか自分たちの"輝き"を振り返ると共に、欠けていたピースを拾い集めているように感じました。

 

着たことのない衣装を着たり、特殊なギミックを施したり…振り返ることで、掴み取れていない"輝き"はないか、とメンバーもファンも振り返ることが出来るライブだった気がします。

 

Aqoursシップ出航

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2期13話「私たちの輝き」にて、廃校を目の前にした彼女たちの気持ちを表現した「ありがとう、そしてサヨナラ」

 

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そして彼女たちが、足掻いて足掻きまくって、キセキを起こそうと全力で駆け抜ける時を表す「起こそうキセキを!」

 

彼女たちの航海が、今始まる…。

 

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東京ドームの光の海を渡る1隻の船。

ステージから現れた大きな船に、会場はどよめき、歓喜の渦にあっという間に包まれました。

 

船上には「MIRAI TICKETの衣装に身を包んだメンバーの姿。

僕たちだけの新世界が(きっとある)
We say“ヨーソロー!!”

敬礼と共に彼女たちは"新世界"へ向けて、大海原へと繰り出しました。

 

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2日目の「WATER BLUE NEW WORLD」では、次の輝きへと海を渡ろう、と力強い歌唱を見せてくれました。

 

ここで着目したいのは伊波さんです。またこいつ伊波さんの話かよ…と思われるかもしれませんが…伊波さんは、船から身を乗り出してまで遠くまで手を振ってくれます。

 

これでもか!ってくらいいっぱい手を振る姿は、まさしく千歌ちゃんがそこにいるかのようにしか思えません。

 

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浦の星交響楽団の生演奏と共に披露された「キセキヒカル」

 

3rdライブ福岡公演でダークホース的であったこの楽曲は、今度はラスボスのような厳かな雰囲気を纏って帰ってきました。福岡公演よりも強いメッセージを感じました。

 

浦の星交響楽団の皆さんの演奏も、Aqoursのパフォーマンスもなかったら、この素晴らしい空間を作り上げることが出来ません。

 

お互いが光と影のような関係性に見えて、見方を変えるとその光と影も入れ替わっていく。

 

どちらかが欠けていては、この感動は生まれなかったと思います。

 

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東京ドームにもSaint Snowのおふたりは駆けつけてくれました。その2人へ向けて会場からは暖かな拍手と名前を呼ぶ声が響き渡りました。

 

11人によって披露された「Awaken the Power」は、福岡公演以来のため4ヶ月ぶり。3rd以上に進化した2人の姿を見た気がします。

 

Aqoursの皆さん、東京ドームライブ、本当におめでとうございます!!そしてこの、この、東京ドームでAqoursがライブをするこの瞬間に、一緒に輝けている皆さん、本当におめでとうございます!!

聖良こと田野さんが、Aqoursメンバーだけでなく、私たちへと祝辞を送って下さいました。ファンの私たちへ向けて「おめでとうございます」と言う声優さんがいるでしょうか??

 

田野さんのお人柄が滲み出ているMCだなと思います。いつまでも聞いていたい…そう思わされます。

 

「東京ドームのみんなは?」

「「サイコー!!」」

「全世界のLVのみんなは?」

「「サイコー!!」」

「私たち11人、Saint Aqours Snowは?」

「「サイコー!!」

会場中に轟く「サイコー!!」の掛け声。キャスト、会場のファンの皆さんとも、心が繋がったような気持ちになって、嬉しいですよね。

 

「今日は…理亞が成長したので、理亞にコール&レスポンスををしてもらいたいと思います」

2日目では田野さんが、鹿角理亞役である佐藤日向さんへと投げかける。そして、それに見事応えてみせた佐藤さん。

 

「私たちSaint Snowをこの東京ドームという素晴らしいステージに呼んでくれてSaint Aqours Snowとして出演させてくれたAqoursの皆さんは?」

「サイコー!!」

「この東京ドームに足を運んでくれて、ここにいる皆さんは?」

「サイコー!!」

「世界中のLVの皆さんは?」

「サイコー!!」

「Saint Aqours Snowは?」

「サイコー!!」

世界で1番「サイコー!!」を叫んでいるのは、この東京ドームだと言えます。

 

世界で1番、今日が最高な日であることは、この景色が、音が、Saint Aqours Snowとの時間が証明してくれています。

 

私は…この瞬間に立ち会えて幸せです。

 

10人目は君だよ

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10人目は君だよ、そう言って彼女たちは手を差し伸べてくれます。

 

「No.10」という楽曲は、彼女たちが私たちへのメッセージの込められた楽曲です。

彼女たちと共に一緒に歌う楽曲、というのはいつもこそばゆいな、と感じてしまうのですが…こうして真っ直ぐに「10人目は君だよ」と伝えられると、胸が熱くなります。

 

そして感謝の気持ちを伝えた後、更に続けてイントロが流れ出します。

1日目には夢を歌う「ユメ語るよりユメ歌おう」が、2日目には何度も夢を追いかけよう!!と背中を押す「勇気はどこに?君の胸に!」が歌われました。

 

ここで1番印象に残っているシーンは、伊波さんの2日目の行動です。

 

皆さん、3rdライブで起きた「勇気はどこに?君の胸に!」の掛け合いのことを覚えていますか?

こころが求める誇らしさ

走り続けてつかめるミライ

夢がたくさん

夢がたくさん

消えない夢が

誰かが声をかけたわけでもなく、自然と生まれたこの景色ですが…もちろん4thライブでもこの景色を見させていただきました。

 

と、少し話が逸れましたが…このソロパートに入る前に、彼女はステージサイドから全力でセンターまで走ってきて、甲板へと続く階段を駆け登り、船のフォアに立ちました。

 

そして歌い…私たちの掛け合いに満面の笑顔を見せました。

心の底から喜ぶ彼女の姿に、想いが伝わったような気がして、凄く凄く嬉しいな…と思うと同時に、私たちのことを少しでも高い位置で、全体を見渡すことの出来るAqoursシップという場所の先端で、この声を聴いてくれる彼女。

 

これ以上ないサプライズです。ありがとう…ありがとうございます…!!

 

新しい夢が聞こえる

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TVアニメ2期のOPであり、3rdライブツアーの開幕を飾った楽曲「未来の僕らは知ってるよ」を歌い、ファンからのアンコールに答えるAqours

 

衣装は…4thライブのテーマソングである「Thank you, FRIENDS!! 」の白衣装。

おさげの千歌ちゃんに心奪われつつ、3rdとはまた違った味わいのあるこの曲に、アンコールの開幕からぐいぐいと盛り上がっていく。

 

その熱を更に上げるのは、3rdライブツアーのナンバリング楽曲であった「‪WONDERFUL STORIES‬」

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「分かった…。私が探していた輝き、足掻いて足掻いて足掻きまくって…やっと分かった!最初からあったんだ、初めて見たあの時から。何もかも1歩1歩、私たちが過ごした時間の全てが…それが輝きだったんだ…探していた私たちの輝きだったんだ…!」     

かつてトリを飾った楽曲ですが、4thライブではTVアニメと同じように 、間奏で千歌ちゃんが輝きについて答えを導き出しました。

 

4thライブでも実際に伊波さんが言葉を紡ぐことで、本当の「WONDERFUL STORIES‬」が見れた気がします。

 

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告知コーナーでは、様々なお知らせがありました。

 

劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」キービジュアル、舞台となるイタリアで「Aqours」の面々ほか、「Saint Snow」らさまざまなキャラクターが登場する本予告映像が公開。

 

全国での舞台挨拶も決定し、2019年1月4日には静岡・沼津市民文化センターで初日舞台挨拶が行われ、最速先行抽選申し込みが11月19日からスタート。

 

12月16日には、全9種類のA3クリアポスターが特典の第2弾ムビチケカードが各上映劇場で取り扱いを開始。

 

12月31日には、TOKYO MXで劇場版公開直前特番も放送予定。

 

2019年3月6日には、18年6月~7月にかけて埼玉、大阪、福岡で開催された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour~WONDERFUL STORIES~」の模様を収録したブルーレイ&DVDも発売。

 

4月からは「LOVE LIVE! SUNSHINE!! Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019 」と銘打った「ラブライブ!」シリーズ初となるアジアツアーの開催。

 

6月8日には埼玉・西武メットライフドームで「Aqours」5thライブの開催も決定。

 

さらに、2019年1月4日からは「Aqours」4thシングル第3回センターポジション総選挙の投票がスタート。

 

と盛りだくさんな告知に、大きな歓声が沸き起こった。更に、つい先日発表となった紅白歌合戦の出場決定!!そのことを祝し、会場からは赤と白で紅白の光をAqoursへと贈りました。

東京ドームだけでなく、紅白歌合戦にも出場、更に1月からは劇場版が開始し、アジアツアー、そして5thライブと、これからも全力で駆け抜けるAqoursを私も全力で応援していきたいと思いました。

 

そして、ここからは1人ひとり感想を言ってくれました。

 

「この2日間ステージに立って、また夢が生まれました」

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「2年半くらい前に、この東京ドームで大きな輝きを見ました。この東京ドームで、私たちのAqoursの夢が始まったんです」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

毎度MCは小林さんから始まるのですが…私は小林さんのMCが大好きなんです。なんというか、弾みがつくというか…メンバーへのバトンがここから始まるんだなって思います。

 

1日目のMCでは、Aqoursの夢はこの東京ドームから始まったのだと彼女は言いました。2年半前、この地で歌い踊ったμ'sの"輝き"を見て、彼女たちの夢は始まりました。

「私は、ラブライブ!が大好きで、Aqoursが大好きで、沼津が大好きで、ヨハネが大好きで、Aqoursの10人目のみんなが大好きで、リトルデーモンが大好きです!これからもAqours応援よろしくお願いします!!」

彼女は、たくさんの"大好き"な気持ちを私たちへ伝えてくれました。10人目の私たちを大好きでいてくれるように、私たちもAqoursのことを、小林愛香さんのことが大好きです。

 

「昨日ひとつ夢が叶ったんですけど、この2日間ステージに立って、また夢が生まれました。それはこの東京ドームにまた帰ってくることです」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目では、夢が叶ったことに加えてまた夢が生まれたと語ってくれました。それは、もう一度東京ドームに帰ってくるという夢でした。

 

「この東京ドームに帰ってくる時には、このヨハネの色のセンター曲に!」

そして、その時にはヨハネをセンターに!と強く意気込みを語ってくれました。

魔界最強の2人は、これからも無我夢中にがむしゃらに跳ね除けるように走っていくことでしょう。

 

リトルデーモンの皆さん、2人に着いていく覚悟は出来ましたか?

 

「私は初めて親孝行出来たなって思っています」

「この東京ドームっていう舞台が大きすぎて、誰もが立てる場所ではないからこそ、本当に今日は一瞬一瞬を噛み締めて、皆さんに気持ちを伝えたくて、一生懸命歌いました」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

東京ドームに立つことの大変さ、難しさを分かっているからこそ、今日という日を一瞬たりとも無駄にしたくないから歌った、と想いを語る鈴木さん。

 

「私いつも泣いちゃうんです。感極まって泣いちゃうんですけど、今日泣かなかったんですよ。感謝の気持ちを、ありがとうを、笑顔で伝えたかったから、初めて泣かなかった」

鈴木さんと言うと、涙脆くて、すぐポロポロと煌めきの汗を流してしまいがちですが…MCでも仰る通り、鈴木さんは泣きませんでした。

それは、"ありがとう"の気持ちを、"笑顔"で伝えたいという想いがあったからでした。

 

「この2日間が幸せすぎて、本当に伝えたい気持ちが纏まらなくて、"ありがとう"の気持ちしかありません」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目のMCでは、この2日間が幸せで上手く気持ちの整理がつかない中、精一杯今の自分の気持ちを伝えようとしてくれました。

 

「本当に本当にこれからAqoursはみなさんのおかげで紅白も決まって、お父さんやお母さんや、おじいちゃん、おばあちゃんに私は初めて親孝行出来たなって思っています」

親孝行、という言葉が出てきた瞬間、身体中の毛が逆立ちました。あぁ、この人はなんでこんなにも人を思いやれるのだろう、と。

 

親孝行…それは多くの人が心に抱き続けていることでしょう。別に親なんぞ…と思う方も確かにいるとは思います。

 

私は…両親に感謝しています。

もちろん怒られて、ダメなことはダメだと怒鳴られて、こんな親なんか!!!と思ったことは幾度もあります。ですが、私はこの環境が、恵まれているなと思いました。

 

両親が私を思って口を酸っぱくして怒ってくれたから、外へ出た時に恥ずかしくないように、気遣える人間であれるように、1人でもそれなりに生きていけるように…そんな人間に育ててくれました。

 

大切な名前を付けてくれました。私は、自分の名前が大好きです。人生で、同名の子には出会ったことがなくて、でもきっとどこかにはいるとは思いますが…どこか特別感のある名前。

 

と、自分語りが多くなりましたが、いつか親孝行をするのが最大限の恩返し、と私も思っています。鈴木さんのこの言葉に胸を打たれた鈴木さんの両親の姿が思い浮かびますね。

 

黒澤ルビィがみなさんの影で支えているよってことを伝えたかったかったんです」

「皆さん、ラブライブ!サンシャイン!!は大好きですか?ルビィも大好きです!大好きだったら、どんなことも出来ちゃうんですよ?」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

10人目の私たちに、問いかける降幡さん。

私たちは、この問いかけに「Yes!」と叫びました。降幡さんが、ルビィとしてステージに立つ瞬間は毎度緊張します。というのも、彼女の言葉の影響力が強いからです。

 

「この人が、黒澤ルビィちゃんで良かった!」

 

そう思うからです。

「これからもラブライブ!サンシャイン!!の物語を、皆さんと一緒にどんどん歩んでいきたいと思います。皆さんついてきてくれますか?」

3rdライブを経て、より大きくなったルビィちゃんの姿がそこにはありました。みんなについていくばかりだったルビィちゃんは、いつの間にか「ついてきてくれますか?」と投げかける側へ。

 

ライブをする度に、成長し続けるルビィちゃんと降幡さんに、私も食らいついていくのに必死です。

 

「東京ドームが決まってから、本当にこうなんか…みなさんのお力添えを感じて…どんな風にありがとうを伝えるか、考えて…」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目では、私たちにどうやって感謝を伝えようか悩んでいたことを話してくれました。そして、降幡さんが出した答えは…

 

「ありがとうーーーーーー!!!!!」

ドームに響くありったけの想い。マイクを通さない…少し通ってしまった、でも確かな彼女自身の生の声。

 

「生の声を届けたかったのは、黒澤ルビィがみなさんの影で支えているよってことを伝えたかったかったんです。どんどん活動して、楽しいことだらけなんですよ。永遠にルビィと一緒にいたいなって思います」

黒澤ルビィがみなさんの影で支えているよ」

この一言に救われた人が何人いるでしょうか?私は、ルビィちゃん推しではありませんが、ルビィちゃん推しの皆さんにとっては何よりも嬉しかった一言だったのかな?と思います。

 

推しの存在が、自分の生活を彩ってくれる経験というのは、読んでいる皆さんにはきっとあるはずです。

 

楽しいことだらけが待っている未来を、黒澤ルビィちゃんと降幡さんと共にこれからも過ごしていきたいと改めて思いました。

 

「これからも一生懸命前を向いて頑張っていけたらと思っています」

「今回は「MY舞☆TONIGHT」の衣装も着させていただいて、私は3rdライブの時も、着たいって思ってて、それが叶ってすごい嬉しくて…それと同時にちょっとすごい髪型をしているんですけど、やっぱりそれを再現っていうか、私がダイヤだから本物なんですけど…」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

小宮さんは、「MY舞☆TONIGHT」の衣装について話してくれました。さらっと本物なんですけど…という小宮さんの一言にどよめく会場。

 

「それを作り上げるのって1人じゃできないし、本当にこのお衣装だって…色んな方に支えていただいて、私たちはステージに立てているんだなと今回改めて思いました」

衣装のことから、小宮さんはこのステージに立つということのありがたみをひしひしと感じていました。

 

「これからもこの9人で、もっともっと気持ちを皆さんに届けていけるように、これからも一生懸命前を向いて頑張っていけたらと思っています」

その上で、この感謝の気持ちを届けていけるように頑張っていくという意気込みを語ってくれました。

 

「5万人の皆さんと立てるなんて、ダイヤと立てるなんて、幸せです」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目では、このステージにダイヤと立てる幸せを噛み締めていました。

 

「またこの9人で東京ドームに戻ってきたいし、約束してくれたら、どこか遠くで偉い人見てる」

その上でまたこの東京ドームに戻ってきたいとも話してくれました。ここで約束すれば、偉い人はきっと見ていると信じて、私も言います。

 

また東京ドームでライブが開催され、メンバーとその瞬間を全力で楽しみたいです!!

 

国木田花丸ちゃんと一緒にAqoursのセンターで歌います!」

「みんな、ここにいる10人目のみんな、一緒に立ってくれて本当にありがとう!LVで見てくれてるみんなもありがとう。そして、Aqoursのメンバー、こんな私といつも一緒にいてくれて、ありがとう」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

高槻さんのありのままの想いは、不思議と私たちの心を包み込んでくれるような温かさがあります。10人目の私たちに、そしてAqoursメンバーへ感謝の気持ちを彼女は伝えてくれました。

 

「そして、国木田花丸ちゃん、私にこーんなに素晴らしいもう1つの世界をくれて、本当にありがとう」

そして…大切なもう1人の存在である花丸ちゃんへの想いに、目頭が熱くなりました。

 

「こーんなにいっぱいいるのに、まだまだAqoursラブライブ!サンシャイン!!を知らない人がいっぱいいるの。こんなに素敵なストーリーがあって、こんなに大好きが溢れてて、こーんなにいるんだよ?誰でも10人目になれる!

「誰でも10人目になれる」

その一言はかつてこのシリーズの先端を駆け抜けた太陽みたいな女の子に命を吹き込んだ方の言葉に似ているような気がしました。

 

この東京ドームに5万人いるとはいえ、周りを見渡せばAqoursラブライブ!サンシャイン!!を全く知らない人たちばかりです。

 

現に私がいつも一緒に学生生活を共にする仲間は、私がたまに零すことで名前を知ってはいても、アニメの内容や楽曲までは知りません。

 

そんな素敵な作品を、この場に留まらず沢山の人へ届けようとしている高槻さん。

 

Aqoursラブライブ!サンシャイン!!国木田花丸ちゃんと出逢えて、本当に本当に幸せです。ありがとう!」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

その素敵な作品への想いを、花丸ちゃんへの想いを、彼女はドームに残してくれました。

 

「一人一人、10人目のみんなと出会えたことも奇跡だし、ラブライブ!と出逢えて、素敵な仲間と出逢えたことも奇跡だと思うけど、この東京ドームに建てたことを奇跡じゃなくて、運命だって言いたいので。だからまた、絶対また東京ドームに戻ってきます」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

「奇跡」ではなく「運命

この東京ドームに立てたことを「運命」だと言いたい、と強く語る高槻さん。私たちは、東京ドームに立つべくして立ったのだと言う為にも、またここへ帰ってくると強気な姿勢を見せてくれました。

 

「夢は声に出していかないとね。自分の夢をいっぱい声に出して、私たちにぶつけて欲しいです。それがみんなで叶える物語なんじゃないかなって思います。だから私の夢も言います。国木田花丸ちゃんと一緒にAqoursのセンターで歌います!もう決めたから!」

今この記事を書いているのは、4月下旬。

高槻さんが声に出した""は、多くの人の心を動かし、そして叶いました。

 

高槻さんは3rd福岡の時から、センターに立ちたい!と話していました。

「私はやっぱもっともっと挑戦していきたいし、やっぱいずれは花丸ちゃんと一緒にセンターに立ちたいし、もっともっと全力で走っていこう!って決めました!」

その夢を叶えた彼女の次の夢は何なのか。どんな夢なのか…いつかまた彼女の口から聞けることを私は楽しみにしています。

 

「一番想いを乗せてる曲なので、本当に忘れられない1日になりました」

「東京ドームなんて、夢の舞台にみんなが、10人目のみんながいてくれたから、みんなが連れてきてくれたからこそ、私たちAqoursはここに立てているんだなって思います」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

諏訪さんは、私たちの存在がこの場所へ連れてきてくれたと伝えてくれました。私にとっては、Aqoursがこの夢の舞台へ連れてきてくれました。

 

「まだまだ私たちAqoursのことを知ってもらいたいなって思ってます。私たちAqoursは、まだまだ前に前に進んでいきたいと思います。みんな、ついてきてくれますか?」

よりAqoursのことを知ってもらうために、まだまだ止まらずに前進していきたい!と想いを打ち明けてくれた諏訪さんの声に、声援で答える私たち。

 

「こんなに大きな東京ドームで、HAPPY PARTY TRAINを歌えて…この曲は、一番想いを乗せてる曲なので、本当に忘れられない1日になったなぁと思いました」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目に披露された「HAPPY PARTY TRAIN」は、かつて2ndライブの開幕を飾った曲であり、彼女のセンター曲。

 

「これからも楽しいことしていきましょう!!よろしくお願いします!!」

この大きな会場で、想いを乗せた列車が見てくれた光の海を私は忘れません。車掌である彼女が進路を決め、その列車の行く末を乗客として一緒にこれからも見ていきます。

 

「どんなに辛いことがあっても、心折れずに頑張っていって欲しいなって思いました」

「いや、10年前とかさ、私はさ、東京ドームに立つなんてこれっぽっちも思ってなくて、いやぁ人生って本当に何が起こるか分からないなって」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

逢田さんの言葉は、説得力があるというか…冷静に見ている部分があり、最年長としての威厳と言いますか…落ち着いて物事を見る目がある逢田さんだからこそ、深い説得力があると感じました。

 

「この中にも、たくさん夢を追いかけてたり、色んな夢を持っている人がきっといると思うんですよ。だけど、どんなに辛いことがあっても、心折れずに頑張っていって欲しいなって思いました」

逢田さんは、夢を追いかけている人、夢を持っている人に「どんなに辛いことがあっても、心折れずに頑張っていって欲しい」とエールを送ってくれました。

 

「私が言うことではないんですけど、きっと頑張って頑張って頑張った時に、こうやって支えてくれる、助けてくれる人きっと待ってると思うから」

逢田さんのこの言葉には、大きな力が宿っていました。というのも、彼女自身がこのことを1番理解していると思うからです。

 

2017年2月25.26日「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~ 」にて、「想いよひとつになれ」でかつてない挑戦を彼女はしました。

 

その時会場を、そして人の心を大きく揺さぶる出来事が起こりました。その時のことを、彼女はメンバーと梨子ちゃんがいたから弾くことが出来た、と後に語ってくれました。

 

そんな経験をしている逢田さんからのこの言葉が深く突き刺さりました。

 

「私たちもまだ夢を追っている途中だから、これからも夢を追いかけていきたいなって思いました。ここへ連れてきてくれて、本当に本当に、皆さんありがとうございます」

逢田さん自身もまだ夢を追っている途中だからこそ、これからも夢を追いかけていきたい!と強く語ってくれました。

 

「前にμ'sさんのライブをドームで見た時に、あの時パフォーマンスに圧倒されて、私たちには無理、あー、私には無理だって思っちゃったんですよ」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目では、この東京ドームに立つことに対しての素直な気持ちを吐露しました。

 

「でも、この9人で立ってるんですよね、東京ドーム。色んなところでライブをして、私たちが大きくなったんだなって思います」

1stライブ、2ndライブツアー、3rdライブツアー、ファンミーティング、アニサマやフェスへの参加…数々の経験、ライブが彼女たちを、逢田さんを大きくしてくれました。

 

「ここ、東京ドームを新たなスタート地点にして、力を合わせて頑張っていきたいと思います」

最後には、この東京ドームが終わりではなく「スタート地点」として、これからも力を合わせて頑張っていきたい、と想いを紡いでくれました。

 

これから、もっともっと大きく成長していくAqours、そして逢田さんに期待すると共に、私も頑張っていきたいと思いました。

 

「やっぱりみんなは、凄いなって思って」

「君ここの一発目ってまじで緊張するし、めちゃめちゃ泣きそうになるんだけど、やっぱりみんなの顔を見たら不思議と安心して、なんか落ち着いちゃいました。やっぱりみんなは、凄いなって思って。みんなの顔を見るだけで、落ち着けるってなんて素敵な場所なんだろうって思いました」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

斉藤さんのMCは、「自由」だなって思います。真っ直ぐに、自分の想いを表現してくれるので「いっぱい汗かいたー?」という言葉がないと、物足りないように感じるようになりました。

 

そんな斉藤さんですが、緊張していた、という不安を口にしました。ですが、みんなの顔を見るだけで落ち着ける、ステージという場所がなんて素敵なんだろう、ということを伝えてくれました。

 

「人生やっぱね、色々あるじゃないですか。私もね、ここに立てる人間になるとは思ってみなかったですよ」

人生楽ありゃ、苦もあるさと、とある偉人も口にしていましたが、斉藤さんにも楽しかったこと、辛いこと、悩んだこと…多くあったと思います。

 

きっとこれを読んでいる皆さんにも、そして私にだってあると思います。そんな色々経験を乗り越えて、今日という日を迎えています。

 

「みんなの愛が凄すぎて、どう受け止めるか分からなくて…今日1日で6万人の人と会ってて、12万人だよ、やばない?この景色は絶対に忘れないと思う」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目では、みんなの愛に困り顔を見せながらも、今日という景色を絶対に忘れない、と語ってくれました。

 

「ライブをやる度に力こぶがつくんです。みんなの愛が凄すぎて、どんどんどんどん鍛えられて、自分の身体が心配」

そう言いながら、斉藤さんは二の腕を見せてくれました。それはもう…言葉では表現しきれない逞しさを持っていました。そんな斉藤さんの姿に会場は爆笑の渦に包まれていました。

 

「これからもみんな、力こぶに愛を込めてね

最後まで自由。本当にこの人のMCはいつでも聞いていることが出来ます。これからも全力で、斉藤さんの力こぶに愛を込めます。(違う)

 

「やり残したことはない!!」

「みんな盛り上がってるかーい!?まだ声出るかーい!?いやいや、今日は皆さん本当にありがとうございます、凄い景色だよー。凄すぎる。ねぇ、モニターのそこの、そこの君ー!見えてるよー。ライブビューイング…ライブビューイングも見えてるよー。見えてるの、千歌には見えてるの。はい、ということで、いや本当に…凄い。いやもうね、東京ドーム凄いの。よく声が響く、こんちかー!」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 1

「こんちかー!」とよく通る声が響くと、負けじとドーム全体から「こんちかー!」という地響きと共に大きな声が響き渡りました。

 

「よく響きますよ、凄いね。こんなに大きくて、まぁるいおっきいおっきいこの会場に、私たちAqoursの歌を届けることができて、これは本当にいつも皆さんが真っ直ぐに、思いっきり想いをぶつけてくれるからこそ、このステージに立てた最高の、皆さんからの最っ高のプレゼントだと思っています。本当に本当にありがとうございます」

真っ直ぐな想いを、思いっきり伝えてくれるから、そしてこのステージに立てたことは皆さんからの最っ高のプレゼントだと、伊波さんは話してくれました。

 

伊波さんは、いつも「愛と思いやり」を大切にしたいます。そんな伊波さんだからこそ、自然と言葉が生まれてくるのかな?と思います。

 

「いやいや、本当にね…凄くて、言葉が出ないくらいで、足が震えるくらいだったんですけど、まぁ…そんなこと考えられないくらい楽しくて、思いっきりAqoursを届けられたと、この9人で最高のパフォーマンスが出来たと、自信を持って皆さんに言えます。もっともっと自慢したいから、みんなAqoursって凄いんだぞって、ラブライブ!サンシャイン!!ってすげぇ面白いだぞって、沼津っていいとこなんだよって、伝えてくれたら嬉しいなと思います。約束してくれるかい?優秀!!」

Aqoursラブライブ!サンシャイン!!、沼津のことをより多くの方に届けたい…その想いが伊波さんのこの言葉からひしひしと感じました。その問いかけに叫びで答えると「優秀!」と笑ってくれました。

 

「いいですよ…ありがとうございます。はい、ということで、みんなが、私はね、みんなが言ってくれたことが本当に全て。9人想いはひとつです。だから、えー、1日目どうしてもやりたいことがあるんですけど、いいですか?メンバーもいい?付き合ってくれる?かんかんみかんってあるでしょ。リズム一緒だなって思って、東京ドームって。だから、こっちから半分のみんなー!東京?ドーム。1ドーム。こっから半分の人。東京2ドーム。そして、みんなで一緒に、ドームで。出るかなみんなー?本当に声出るかな?!よーし、行くよー!東京ドームに東京ドームを響かせましょう!!行きますよ…東京?(ドーム)東京?(ドーム)東京ー!?(ドーム)最高ー!!!!ありがとう!これからもいっぱいいっぱい素敵な時間を届けていきたいと思います。みんなが悲しい想い、ちょっと辛いなって、悔しいなって思った時、私たちAqoursの曲を、私たちのパフォーマンスを見て、いっぱい元気元気になって下さい。これからも応援、よろしくお願いします!高海千歌役あんちゃんこと伊波杏樹でした。ありがとうございました!」

かんかんみかん、のリズムで、東京ドームに東京ドームを響かせる、という新たな試みにも挑戦し、まだまだ止まらないぞ!という姿勢を見せる伊波さん。

 

「100点!…面白い…。ということで、高海千歌です!!」

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~Day 2

2日目では、高海千歌"役"ではなく、高海千歌です!と言った伊波さん。それは無意識なのかも知れませんが、その一言に身体中の毛が逆立ちました。

 

「私たちAqoursの想いはひとつだな、と思いました。だからやり残したことはないと言いたいね、と歌いました。だからやり残したことがないように、みんなとやりたいことがあるんだけどいい?東京ドームでしか出来ないんだよ。語呂がいい。東京ドームに東京ドームを響かせよう!!」

「勇気はどこに?君の胸に!」の歌詞をなぞらえ、やり残したことがないように!と、東京ドームに東京ドーム、と叫ぶことに。

 

その声は1日目を遥かに超えていました。

東京ドームという1番、と言っても過言ではない大舞台。この先、Aqoursは、伊波さんはどこまで行くのか…この声が、未来に期待を膨らませてくれました。

 

「まずは…はるばる函館から来てくれたSaint Snowの2人に、もう一度拍手をお願いします!!」

そして…彼女は絶対に忘れません。好敵手であり、仲間のことを。

 

「続いて!今日私たち、こんなに細かく、こまかーく私たちを可愛く撮ってくれた…なんていうかな…撮ってくれた人に大きな拍手!!」

ライブに携わった人のことを。

 

「続いて!おっきい船出てきたよね!このステージもおっきくて綺麗だよね!曜ちゃんの船、私たちアクアシップのクルーの皆さんに大きな拍手!!」

影で支えてくれた人のことを。

 

「続いて私たちを綺麗に照らしてくれた、このキラキラの照明に拍手!」

照らしてくれた人のことを。

 

「浦の星交響楽団、カトタツの皆さんにも大きな拍手!!」

音楽を奏でてくれた人のことを。

 

「そして今日私たちAqoursに逢いに来てくれた、お隣にいる、後ろにいる前の人たちにも拍手!!」

10人目の私たちのことを。

誰一人、彼女は忘れません。

 

伊波さんは、必ずライブで拍手をしてくれます。

ありがとう」その一言だけではありません。

 

手のひらから生まれる音で、表情で、歌で…伝えてくれます。だからこそ、私たちもまたお互いを、自分を讃えるために大きな拍手をします。

 

私はこの瞬間が…大好きです。

 

「やり残したことはない!!」

満面の笑顔を見せた伊波さん。心の底からの表情に、私も惹かれるように自然と笑顔になりました。涙でぐしゃぐしゃな顔も、伊波さんは、千歌ちゃんは笑顔にしてくれる。

 

Aqoursのリーダーは、太陽みたいに輝く笑顔を見せてくれるだけでなく、太陽みたいに輝く笑顔にさせてくれるんですね。

 

これからも、伊波さんの輝きを追いかけます。やり残したことがない!と言えるように、全力で駆け抜けます。

 

Thank you, FRIENDS!! 

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ピアノのイントロと共に流れ出すのはこのライブのテーマソングでもある「Thank you, FRIENDS!! 」

 

白い衣装に身を包むメンバーは右手を胸に、そしてスクリーンに映るもう1人のメンバーに手を差し伸べる。

 

そっと溶け込むような歌い出しと共に、このライブを飾る曲がドームに響き渡りました。

「一緒に歌ってね」と伊波さんは言いました。ですが…私は歌えませんでした。

 

Thank you my friends

Eternal friends

スクリーンに映ったもう1人の彼女たちへ向けて、AqoursからAqoursへと手を伸ばしているのを見て…

歌うことをやめました。

 

あぁ、きっとこれはAqoursからAqoursへのメッセージの曲なんだと私は思いました。だから、見守りたい、そう思い歌うことを辞めてしまいました。

 

メンバーソロでは、1人1人の想いの丈が溢れていました。特に印象に残っていたのは、降幡さんと諏訪さんのおふたりです。

 

「うみかーぜにー!」と、ルビィちゃんの想いが溢れた歌声、そして顔をくしゃくしゃにしなながらも「波が立って立って」と力強く歌い上げた諏訪さんに私の心は揺さぶられ続けました。

 

ラスサビの無音の後に続く銀テープの発射音。

感謝の歌を、Aqoursと、10人目のみんなが歌う姿に、私は…涙を堪えきれませんでした。

 

会えてよかったな 

会えてよかったな

歌詞でもあるように、本当にAqoursと、ラブライブ!サンシャイン!!と会えてよかったなと心の底から思いました。

 

燻っていた私の心をときめかせ、たくさんの人との出逢いや経験をプレゼントしてくれました。

 

大好きな君とずっと

楽しいことしていたいからずっと…

最後のフレーズは、これからの誓いのようにも聴こえました。そして、メンバーがとったポジションは…

 

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スクリーンに映るAqoursメンバーと線対称となる位置に同じポーズをしていました。

 

しばらくその姿勢のままいる彼女たち18人に、会場からは暖かい拍手が送られていました。

魔法が解けたかのようにすっと戻ると「ありがとうございました!!」と拍手に答える彼女たち。

 

下手側、上手側、正面と「ありがとうございました!」という掛け声と共に、深々とお辞儀をし、感謝の想いを伝えるAqoursに、私たちも「ありがとう!!」と感謝の気持ちを伝え続けました。

 

これが「相思相愛」

伊波さんが3rdライブの時に口にしていた言葉ですが、Aqoursのライブではいつも愛と思いやりでいっぱいで、満たされた気持ちになります。

 

Aqoursメンバーがステージからはけてもなお、拍手は止まず…2日目にはAqoursコールが自然と沸き起こりました。そのコールの波に次から次へと乗り、会場が一体となって、彼女たちの名前を呼んでいました。

 

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終わってしまった…という寂しさを最後に、私は手に持っていたペンを下ろし、カバンへとしまった。

 

楽しかった時間はあっという間に過ぎて、現実へと引き戻される瞬間というのは悲しい。

 

しかし、Aqoursから受け取った想いがまだ私の心を燃やしてくれる。その想いが明日への糧となる。そう信じて、いつものように気持ちを切り替える準備をしていた。

 

Aqoursがステージから立ち去ってもなお、ドーム中から拍手は鳴り止まない。そして、どこからか生まれた「Aqours」の波に、いつの間にか会場全体が乗せられていた。

 

波紋が広がるように、次から次へと声が重なり、大きくなっていく。まるで、彼女たちへの想いをぶつけるかのように、自分の想いを伝えるかのように。

 

いつまでも流れない会場内アナウンス、照明もつかない。鳴り止まないThank you, FRIENDS!! のインスト、そして歓声。その全てを、私はどこか夢見心地で感じていた。

 

パッと目の前が光ったような感覚があった。

眩しさとぼやけた視界が捉えたのは…

 

再びステージに立つ9人の少女たちの姿だった。

 

何が起こったのか…初め分からなかった。ただこれが…異常な景色であることは分かった。

 

「ありがとうー!!こんなに、たくさんの人達が、私たちAqoursのことを呼んでくれた。やってきて良かったなぁ…!みんなと走ってきて良かった。すげぇ…。あー、んーと、そのー、あれですよ、その、上手いこと言葉が出ないです。だーけど、9人想いはひとつです。心から皆さんに、もう一度ありがとうを言いたくて出てきちゃいました!」

 

カーテンコール…それは演劇やオペラ、ショーなどで、終わって幕が下りた後、観客が拍手喝采して出演者を幕の前に呼び出すこと。そして、演者への最大の賛辞

 

彼女たちは応えてくれたのだ。私たちの想いに。

そう思った瞬間、心の底から熱いものが込み上げた。全身に熱は伝わり、気付けば零れる涙があった。

 

「みんなが呼んでくれたから…」と涙ぐみながらも語る降幡さんの姿に、また涙腺を緩ませた。

「何を言おうか決めずに来たから…」と、あの言葉選びが素敵で、リーダーとして話す機会が多いであろう伊波さんが珍しく上手く言葉を紡げない姿に、「あぁ、この人たちは想いに応えたくて、飛び出してきたんだ」と込み上げるものがあった。

 

どう纏めるのか…そんな気持ちもどこかへ吹き飛んだ。最後にもう一度伝えよう、そう言ってAqours9人は手を繋いだのだ。

しかし、一向に言う気配はない。すると…伊波さんがマイクを外し、イヤモニを外し、真っ直ぐに前を見つめた。

 

"輝き"を見据える瞳をしていて…すごくドキッとさせられ、胸の奥底から熱い感情が溢れだした。

「そういうことか」とメンバーは次からマイクとイヤモニを外していく。そして…ドーム全体が、1人の少女の叫びに耳を傾けた。

 

「本日は、本当に、本当に、本当に…ありがとうございました!!」

マイクを通さない、小さな小さな叫び。でも、会場の誰もがその小さな叫びは、何ものにも負けない、怪獣の叫びだったと感じたはず。


"輝き"に向かって、真っ直ぐに、本気で駆け抜けていく彼女の瞳がそう語っていた。その叫びから想いがひしひしと伝わってきた。


やっぱりAqoursって凄いや。

 

Sailing to the Sunshine

ここまで長々と読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!!

大遅刻の上、ただただ熱い想いのみで書き続けたこの記事を、ここまで目を通して下さったことに感謝しかありません。

 

私はいつもAqoursのライブ見る度に、Aqours大好きだー!!メンバー全員好きだー!!となるのですが、最後のMCで、伊波杏樹さんが凄い言葉を放つからこそ、伊波さんのことが大好きですし、また自分も"チャレンジャー"になれるのが嬉しいと思っています。

 

彼女に追いつきたくて、近づきたくて、色々あれこれするのに、それを易々と超えていく…伊波さんが大好きです。

 

伊波杏樹さんがいて、高海千歌ちゃんがいるから、あたしはいつでも"チャレンジャー"でいられるということを再確認しました。

 

最後の深々とした一礼。お前何を…って思われるかもしれませんが…伊波さんがすっごい遠い存在だなって思いました。

 

追いかけても、追いかけても、手が届かなくて…遥か彼方にある"憧れの光"

ですが、彼女が照らす"無限大の愛"と"海よりも広い想いやり"が私は大好きであることは変わりません。

1からまたスタートだ、と笑顔で帰った伊波杏樹さんの顔を忘れません。

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最後に皆さんに伝えたいことがあります。

私と一緒に…というと、お前なんか知らんがな!!とは思いますが、言わせて下さい。

 

私と一緒にAqoursのライブを見て下さって、同じ会場で想いを共にして下さって、ありがとうございました。

 

私は、4thライブへ向けてずっとお手紙をしたためてきました。

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メンバーとキャストへ感謝を伝えるために、そして10人目の皆さんに感謝を伝えるために。

 

ライブは1人では完結しません。AqoursSaint Snow、関係者皆様だけでも完結しません。

 

10人目の皆さん!!

 

皆さんがいるから、ライブという1つの物語が生まれます。

 

私は皆さんが想いを語る瞬間が好きです。

大好きな女の子、キャストさんへの愛を叫ぶ瞬間が好きです。

一緒に同じ時間を共有する瞬間が好きです。

 

それぞれの物語を紡いで、夢を駆け抜けて、輝きを追いかけてきた先に"ライブという合流地点"で、Aqoursや他の仲間たちと合流し、そしてまた別々の道を歩み始める。

先程私はそう綴りました。

ライブはただの合流地点でしかありません。

 

これまでずっと互いが互いの戦場で健闘し合ってきた仲間同士が一同に集い、笑い、泣き、そしてまた前を突き進むための力を貰う。

 

あれから半年が立ち、季節は変わりました。

 

新しい生活を迎えた人も多いことでしょう。

 

元号が変わりました。

 

そして…5thライブまで50日を切りました。

 

今の皆さんのこころは輝いていますか?

輝きを振り返った先に、また新しい輝きを見つけましたか??

 

終わりなき輝きを求める航海の旅へ…

 

─さぁ、出航だっ!!

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