明日。ついに明日。
指を数えるように「あと何日だから頑張ろう」と、想いを抱えていた人も多いだろう。
ともいう私はというと、皆様と同様に浮き足立ちながら夕飯を食べている最中だ。今日発売したゲームソフトに想いを馳せながらも、こうして筆を取っている訳だが……本来なら、もっと考察めいたことをしようとしていた。
「NamiotO vol.0.5 ~Original collection~『Fly Out!!』」が12月8日に世の中へ送り出されて以来、幾度となく感想ブログを書こうと思いながらも、その手が伸びることはなかった。
……「書きたいな」という欲は、前日まで収まらずこうして筆を取っている訳だが、如何せんノープランにも程がある。
うん、そうだな、今の気持ちだったり、感想をつらつらと並べることにしよう。
25歳の伊波さんの「もし叶うなら」は、更にパワーアップしていて、より大人びた声を聴くことが出来た。
「GOOD LUCK, の HANDSIGN」は、きっと開幕に来るだろうと予想をしている。「An seule étoile 〜Rythme d'été〜」の1曲目であった「君に届け」を思わせる曲調に、心が沸き立つ。
「Dubing Water」は、カフェで黄昏ながら聴いた時、その雰囲気が良すぎて暫く浸っていた。
「I Copy ! You Copy ?」を聴きながら、可愛げな推しの声に脳内が蕩けそうになりつつも、必死に平静を装って運転している。
「An seule étoile」は言わずもがな、多くは語らない。記事を読んで欲しい。
「I bet my life」というタイトルを見た時は、仲良い友と「この人、人生捧げてるよ……」と恐慄いた。
「VICTORIA」の力強い歌声は、どん底にいた私の心を引き戻してくれた。
「笑描き唄」というタイトルのセンスには脱帽した。自然と自分が笑顔になれた。
「I promise you...」で人生を終了したいと思った。オーケストラをバックにいつか歌ってくれたら……その日が私の人生の節目となるだろう。
「また会えるよ」は、ライブの最後にきっと歌うのだろうか。「また会える日まで」と「An seule étoile 〜Rythme d'été〜」で歌っていたのだから、その繋がりを考えると心が暖かくなる。
上手く言葉にすることは、正直難しい。
ただひとつ言えることは、いつだって"本気"だったということだ。
僕なりに向き合ってきたつもりではある。が、このインスタグラムの一言で不覚にも泣いてしまった。
私生活やお仕事場、いろんなことで溢れて心や言葉がトゲトゲになることや、震えることもあったと思います。だけど、明日会える場所、そしていなみんたうんは、みんなにとっていつまでも暖かくありたいと不器用ながらに想い続けています。だからやっと。みんなに会えた時には笑顔で手を取り合いましょうねっ。
雲がかっていた心に晴れ間が覗いた。先の見えないこの未来に、どう向き合っていけばいいのか。不安を抱える彼らになんと声を掛ければいいのか。
「大丈夫。みんながいつも通り、感染対策をしていれば掛かるリスクは減るから。」
そう言って不安に思う気持ちを拭い去ってあげたいけれど、100%大丈夫と言えないのもあるけれど。それでも、伊波さんの言葉にとても救われた。
仕事場のトゲトゲを嫌という程目にしたし、耳にもした。あぁ、これが……と痛感することもあった。以前のように動けなくなることも多々あった。
やり切れない想いを抱えたまま、凸凹道を走ってきたけれど……ようやく、ようやく伊波さんに逢えるのだと思ったら、無性に愛おしくなった。
たった1度きりしかない、2022年1月29日と言う日を、最高の思い出として描いていけますように。
僕らの約束を果たせますように。