4月から始まった新しい生活。
それは、私の生活を大きく変えた。
弛んだ身体に鞭を打つようにして、日々笑顔を作り続ける。
何かあれば責任という言葉がすぐ傍にあり、新卒という言葉はどこか遠くへ行ってしまったように感じる。
求められるものは、完璧であること。
社会人になったら、時間を上手く活用するぞという気持ちすらもうどこかへ消え去ってしまった。
今はひたすら……自分の身体と心を大切にすることで精一杯。誰かの応援をすることがこんなにも大変だということを初めて知った。
息苦しい毎日を繰り返し、週末はただ自分の心を満たすためにゆっくり過ごす。そんな数ヶ月を過ごしていくうちに、いつの間にか彼女の存在を遠くに感じるようになった。
6月25日。
彼女がオンラインライブをやると発表してから、ずっと楽しみにしていた日だ。
この日は絶対に定時で帰ろう。
そう心に決めて、8時からノンストップの16時までを過ごした。やっと帰れるかも……と思っていたが、今日休みだった子のお家へと連絡を取っている最中だった。
加えて、日直の仕事も重なった。いや、でもなんとかすれば間に合うかもしれない。
そんな淡い期待は簡単に打ち砕かれた。
もちろん仕方がないことだ。お互いに忙しいことも分かっている。すれ違うような連絡が続き、ようやく電話が繋がったのは19時過ぎ。
結局私が選んだことは、ギリギリまで業務をすることだった。学期末でもあり、締切まであと2週間。やれることはやっておかないと、後で詰む。
そんな想いで帰宅した昨日は、あまりにも酷い顔をしすぎていて、たくさんの人に心配された。
だからこそ、今日は……ゆっくりした日を過ごすことが出来た。ご飯を食べて、夕方頃にようやく見るか……と開いて、ブログを書きたい衝動に駆られた。
ただただ素直な気持ちを書き殴っただけのブログだが、どうか最後まで読んで欲しい。
はじめに
皆さん、こんばんは!さらいんです!
なんとか生きてました。生きてます。
今回、久々に筆を取らせて頂いたのはずばり……
An seule étoile〜Pousse d’ici〜
について語りたいからです。
熱量を受け取ったからこそ、どうするか。
その答えが、このブログです。
今のありのままの素直な気持ちを綴らせていただきました。文面、構成、推敲……諸々適当ではありますが、気持ちだけは負けません。
もし宜しければ、最後まで読んでいただければ幸いです。
1.赤いスイートピー(松田聖子)
麦わら帽子を被った白いドレスの少女。そう、伊波さんです。「NamiotO vol 0.5〜cover collection〜」の1曲でもある「赤いスイートピー」は誰もが知っている楽曲ですが……上手く言えないのですが、とても愛おしさを感じる楽曲であると私は思うのです。
2018年4月15日に、世へと送り出されたこの楽曲は、あの頃よりも儚くて、可憐な華を咲かせる少女の歌声が乗せられていました。
今回のオンラインライブは、多田さんのピアノと伊波さんの歌声のみ。なんと贅沢なオンラインライブなのでしょうか。
一面に咲いたスイートピーの中で歌う彼女の姿が、今も脳裏に焼き付いて離れません。真っ白な衣装に映された赤色のスイートピーの花弁もとても鮮やかに見えますね。
そっと息を吐き出し、優しく笑う伊波さんを見て、心がとても暖かくなりました。
2.マリーゴールド(あいみょん)
「皆さん、An seule étoile〜Pousse d’ici〜へようこそ〜!今日は、多田さんの演奏と私の歌を沢山たくさん想いを込めて届けます。沢山楽しんでって下さい!」
イントロと共に左手で画面に向かって手を振る彼女に、思わず手を振り返してしまうのは私だけではないかもしれません。
吹き抜ける風をバックに、爽快な歌声を響かせる彼女の歌声には、ピアノの音色が良く似合うと改めて感じます。
麦わら帽子を取った瞬間、背景も湖岸へと移り変わるのは逸脱した演出ですよね。完全にこれは視聴者を落としにかかっています。
間奏部分、多田さんのお手元を映したカメラさん、天才です。あの鍵盤を叩く指先が、私は好きなんですよね。
4面に映し出されたマリーゴールドの花は、真っ白な衣装を身に纏う伊波さんとの素晴らしいコントラストになっているため、より引き立たせていますよね。
3.ガーネット(奥華子)
劇場版「時をかける少女」の主題歌でもあるこの楽曲。
宝石言葉は、「友情・友愛」
「言葉」を大切に紡ぐ彼女は、花言葉だけでなく、宝石言葉にも目を向けていて、とても心が綺麗な方だなと改めて思います。
背景に映された校舎、グラウンド、サッカーゴール……全て見覚えのある光景ばかりで、どこかほんの少しだけ誇らしくも感じました。
思いを馳せ歌う伊波さんの歌声は、混じることなく、溶けることなく、真っ直ぐに私たちの心へと届くのだなぁ……と聴いていて思いました。それだけ暖かくて、優しくて、不思議と涙が頬を伝ってしまうような感覚に陥りました。
個人的には「あなたと過ごした日々を、この胸に焼き付けよう。思い出さなくても大丈夫なように」というワンフレーズが特に刺さりました。
今の自分の状況だからこそ、尚更考えを改める機会となりました。
MC①
伊波節の聞いたMCは、安定感は勿論ですがいつも以上に脳トロボイスを叩きつけてきますね。「緊張した……」と頻りに声を出していて、このオンラインライブという初の試みに臨んでいることが伝わってきます。
今の素直な気持ちだけでなく、このオンラインライブへの意気込みだったり、今回の演出の話、更には楽曲の話まで……そういった細かい所まで拘っているぞ!!!という思いを全面に出すMCは、相変わらずですね。
まさしく、どなたかの言葉を借りるとするなら「多幸感」です。
生の音、生の声、生演奏……そういった「生」であることを一番に考えている伊波さんだからこそ、このオンラインライブに命をかけることが出来るのかな、と思います。
今しかない瞬間だから、今全力で輝こう。
彼女が命を吹き込んだ1人の少女もそう口にしました。その言葉を体現しているのだなぁ、と思いました。
4.魔法の絨毯(川崎鷹也)
手を取り、夜空へと誘うアラジンのように、画面の目の前の応援してくれている人達へと向けて歌を紡ぐ伊波さん。
ジーニーのように魔法のランプから出て
笑わせるよ、魔法は使えないけど
お金もないし、力もないし地位も名誉もなにもない
だけど君を守りたいんだ
カッコいいことにも定評のある伊波さんの歌声は、多くの人を魅了したことでしょう。どんな屈強な男でさえも、彼女のイケメンさには敵わないと、個人的には思います。
ここでもまた映像とのコラボレーションがいいですよね。雲の上を揺蕩う絨毯の上で歌う伊波さんという構図が、まさしくアラジンだなぁと思います。
よく彼女が演じるキャラクターは、「太陽みたいに輝く笑顔」と称されていますが、実際伊波さんもその側面を持っていると思います。
ですが、彼女は太陽というよりは、夕方や夜空が似合う女性だなぁ……と思うのです。大きくは目立たなくてもいい。でも絶対に必要な存在。それが、伊波杏樹という人間だと私は思いました。
初めて聴いた楽曲ということもあり、探りながらの感想となってしまうのですが、どこか歌詞に背中を押されるような楽曲ですね。
実際この楽曲とアーティストについて調べた時に、とても興味深い内容が書かれた記事を見つけたので、ここにリンクを貼っておきます。
「聴く者の心を前へ先へと駆り立てずにはいられないセンチメントの訴求力センチメントの訴求力」と称しており、まさしくこのご時世を生きる私たちの背中を押すような楽曲となっているわけですね。
後のMCで伊波さんは語りました。みんなの背中を押すような楽曲ばかりのセットリストにしているのだというお話を聴くと、この楽曲が入っていることは頷けますね。
若々しい青葉の映像が、まるで若人を表現しているかのようにも感じました。真夏の太陽が照りつけ、夕方のどこか切なさを感じる季節がもうすごそこまでやって来ていますね。
6.奏(スキマスイッチ)
一つ目の和音が鳴り響いた瞬間、私の記憶は遥か彼方……高校生の時まで遡りました。
何もない額縁、楽譜が散らばった音楽室、ひとつ置かれた椅子に腰掛け歌う伊波さん。先程の表情と打って変わって、どこか物憂げな顔をする彼女。
ですが、そんな表情になってしまう気持ちはとても分かります。
私は、この曲に思い入れがあります。何故なら高校の卒業式、退場曲がこの「奏」だったからです。
高校から先は、ほぼ間違いなく会うことは少なくなるクラスメイトたち。後輩、部活仲間……高校3年間という短い時間を共に歩んだ友との別れを惜しむ楽曲でもあるな、と私は思うのです。
別れを惜しみながらも、互いの新しい門出を祝福出来る、そんな卒業シーズンにはぴったりな楽曲は、今のこのご時世で聴くと、私たちは伊波さんに支えられているなと思います。
たったひとつのオンラインライブというイベントが誰かにとっての癒しとなり、光となり、未来を紡いでいく。
そんな今日という日が、誰かにとっての始まりでありますように……願っております。
MC②
歌い終わった瞬間に安堵な表情を浮かべ「楽しいなぁ……」と口にする伊波さん。そんな伊波さんを暖かく見守る多田さんの姿も、優しさに満ち溢れていますよね。
「まるで舞台を見ているようで……」というコメントに対して、ありがとうございますとお辞儀をする伊波さん。
リハーサルを見てた方からも、ショーみたいだねという言葉を受けていたそうで、本当に舞台役者という信念たる部分がズレないお方だと思いました。
なのに、ですよ。この人、すーぐおちゃらけちゃうんですよね。
「このコメント欄で寿司の絵文字が沢山流れているのはですね、あの……私のことが好きだとか、多田さんの演奏が好きだとか、その『好き』って言うのの超上位互換を🍣と私たちのファン捉えているので、決して荒らしではないです。」
〈2021.06.25 An seule étoile〜Pousse d’ici〜〉
いや、もう真面目な顔してなんてことをぶっ込んでくるんだ!と思います。それが伊波杏樹さんです。私たちの推しは、いつ如何なる時もブレない、ありのままの伊波杏樹さんなわけです。
お寿司食べながらでも、チキン食べながらでもお好きなようにお過ごしください、とそれぞれのペースを大切にされている伊波さんの言葉に心が温まります。
多田さんと伊波さんは、セッションを沢山重ねてこのオンラインライブへと臨んでいる、と話されていて、心の底からこの時間を楽しんでいることが伺えます。
7.宿命(Official髭男dism)
誰もが知っている「Official髭男dism」さんの「宿命」は、伊波さんの力強さを象徴した楽曲でもあると思います。
奇跡じゃなくていい 美しくなくていい
生き甲斐ってやつが光り輝くから
奇跡をとある女の子と求め続けてきた彼女は、何度も何度も目の前を閉ざされてきたと思います。5周年という節目を前にして、延期したライブでさえも中止にせざる追えない状況でした。
赤い言葉と青い言葉を並べ尽くせない程の想いを抱えながらも、彼女は前に進んできました。この曲について調べた時、この記事にあった「弱さかもしれない。けど歌えば強さになる。」という言葉が強く響きました。
https://ongakubun.com/posts/4770
きっと伊波さんもそんなメッセージを私たちへと送っていたのでしょうか。
8.ミュージック・アワー(ポルノグラフィティー)
先程の楽曲とは打って変わって、リズミカルな曲調へ。多田さんの演奏も跳ね上がるような演奏へと変わっていますね。
実際にポルノグラフィティーさんが『限界ポルノラジオ』(bay-fm)であった話に基づいて、ラジオ番組のパーソナリティーとリスナーによる投稿と夏をテーマにして作った楽曲だそうです。
自身のラジオ番組『伊波杏樹のRadio Curtain Call』では、先々週、先週と恋愛メールを読んでいたのですが、もしかしたら伏線だったのかな?と考えてしまいます。
こういった楽曲を歌う伊波さんは、あまり見ないので新しい一面だなぁ……と感じました。私が知らない伊波さんはきっとまだまだいると思うので、これからも少しずつ知っていけたらいいなぁ……としみじみと思いました。
9.TOMORROW(岡本真夜)
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
このフレーズって、私は伊波さんを体現しているなと思うのです。
伊波さんは決して初めから人前で立って歌うような人では無かったと思うんです。それこそ、○○役として板の上に立つことが生き甲斐で、自分をさらけ出すことが苦手で……伊波杏樹として立つことを今も怖いと思っているような方です。
それでも……それでも彼女はオンラインライブという希望を見せてくれました。
伝えたい言葉が、歌があるから。
今聴いて欲しいから。
そんな想いが込められた楽曲たちを、マイクに両手を添えて、足を大きく広げ立っている。笑顔で、真っ直ぐに……そんな彼女は、この世界の誰よりも弱くて、強い人だと思います。
涙を沢山流して、それでも受け入れて、次への跳躍に変えて、どんな環境だろうと花を咲かせる人です。
MC③
18の時に多田さんとは出会ったと話す伊波さん。伊波杏樹として立つ時は、ずーっと緊張していると語る伊波さんに、私は少しでも言葉を贈りたいと常日頃から思っています。
「自分に自信はないけれども、伝えたい想いは人一倍ある」という言葉、私には刺さりました。
狙ってるとかそういうわけじゃないです。
同じなんです、私と。
世界で誰よりも自分に自信は無くて、でもどうしてもブログやSNSを通じて「好き」を伝えたいんですよね。
これ、むっちゃいいんよなぁ……って。
心の底から伝えたいです。
胃薬になりたいです、正直。笑
コメントの方と同じ気持ちです。
次に歌う曲は、「An seule étoile」という初めてのイベントでも歌った楽曲でもあると語りました。その時の似たような想いをここ最近凄く感じて、悔しさ、やるせなさ……と言った色々な感情に包まれていたからこそ、今歌いたいと口にしてくれました。
この曲をしっかり歌って、届けて、笑顔になりたいと話しました。そんな伊波さんの言葉に、私の直感は知らせてくれました。
これは、まずい。
10.Hello,Worker(KEI feat.巡音ルカ)
一足遅かった……と巫山戯るのもさておき。
「Hello,Worker」という楽曲は、私の人生を変えた曲です。
私は、「An seule étoile」というイベントで聴いた「Hello,Worker」に心を奪われたファンの1人なのです。
伊波さんはあの日……自分の弱さを語りました。
「みんな知ってるかもしれないけど、ライブで大技に挑戦することになったりとかね…本当に…いつかぽっくり逝っちゃうかもしれないって思ってたんだよ。今だから笑って言えるけど、本当に何が起こるかわかんないからさ。だから色んなことを経験していく中で、ステージに経つことが怖いと思った瞬間でもでもあった。なんか…このまま出なければ、辛いことに直面しなくていいとか、思っちゃう自分がいたりしました。」
〈2018.12.25 An seule étoile昼の部〉
当時、アーティストグループ「Aqours」としても大きな挑戦をしていた伊波さん。この他にも、受かりたかったオーディションもあって、あと一歩の所で……手が届かなかった。
そう話していました。
そんな悔しさを笑いながら吐露する伊波さんの姿を見て、私は自分を殴りたくなりました。
彼女は、万能な人間でもなく、神でもない。たった1人しかいない、伊波杏樹という1人の女性なのだとそこで強く感じたのです。
どこか神格化して、拝めていた自分を心の底から殴りたくて、蹴落としたくて……それからです。彼女ともう一度真剣に向き合おうと思ったのは。
「Hello,Worker」という楽曲の持つメッセージに気付いたのは。
あれは丁度……就活の時期でした。
今就いている職場は、正直に話すと内定を貰った会社でもなんでもありません。試験にたまたま受かった、というだけの状態です。
ですが、降り掛かってくる業務の量は比じゃありません。1人で30人近くを見るって、なんでこんなにも難しいのだろう……と毎日自分の情けなさ、頼りなさ、出来なさを呪っています。
それでも……それでも歯を食いしばってこの3ヶ月を生きてきました。あー、やっと3ヶ月か……なんて言うにはまだ早くて、来週から2週間が本当の勝負です。
そんな大きな壁を目の前に直面した今、こうして再び「Hello,Worker」が聴けたことを奇跡と言わずして、なんと例えればいいのでしょうか。
恐らく、多くのファンの方にこの曲が持つ、そして伊波さんがこの歌に込めたメッセージを受け取ったかと思います。
どうかそのメッセージを胸に、これからのそれぞれの道を自分なりに歩いていって欲しいと、私も願っております。
MC④
伝えきった、と満足気に呟く伊波さんを見て目頭が熱くなりました。一番受かりたかったミュージカルのオーディションに落ちてしまったからこそ、多田さんにお願いして「An seule étoile」を開催したと話します。
3回目かぁ……としみじみと語る伊波さんに、私自身想いを巡らせました。クリスマスに良いイメージはないけれど、幸せに過ごせるやつは過ごせ!!と、いきなりオラオラモードになるのはとても面白いですね。それが伊波杏樹さんですね。
多田さんがいなかったら、諦めてた……と話す彼女に対して、多田さんも暖かい言葉を贈ります。「歌い続けてきたことが、すごくちゃんと結果に繋がっていると思いますよ」と、「どんだけ泣くの」と、本当に二人三脚で歩んで来たことが伝わってきます。
あとちょっととなったオンラインライブは、体感5分といったところでしょうか。
「どうしようもなくなりながらも、前に進まなきゃならない。」
そんなもどかしい想いを抱えながらリハーサルをしていたと素直な気持ちをさらけ出してくれた伊波さん。
中止になっていく現状を変えられない自分に虚しくなる……歯痒い気持ちをどう切り替えていくか、ということが課題でもあったそうです。
このままでいいのだろうか、と頭では分かっていても、身体が動かない。あぁ、しんどいなぁ……と思いながらもリハーサルを重ねていくうちに、自分自身で組み上げたセットリストの楽曲たちに背中を押されていたそうです。
何も知らなかった自分に励まされて、生きろと言われているような気がして……このまま落ち込み続けていると、伊波杏樹は先に行ってしまうかもしれない、と思ったそうです。
自分自身に助けられた。
と話しました。
神に縋るのではなく、自信がない自身に支えられて、立ち上がって、鼓舞して……それが出来るからこそ、先程も言ったように伊波杏樹さんは強いのだと思います。
幸せでしかない、と満面の笑みを浮かべる伊波さんを、私はただただぼやけた視界で笑うことしか出来ませんでした。
あぁ、やっぱ私は伊波さんが好きなんですよ。
正直に話しましょう。
もう前ほど「ぐぉお!!!」といった熱量で応援することは難しいなぁ……と思っていました。見れないと思った時、私はもう戻れないんだなぁ……と感じました。
嫌いになったとか、そういうのでは全くないんです。私の中ではその程度なのかなぁって思ってしまったんです。
もう間に合わないって分かった瞬間、業務をやっていたわけですし……どうすることが一番か、答えはないのかもしれません。
自分の人生を生きるのに必死すぎて人のことを応援する力が今はないのかもしれません。パワーを貰ってはいても、返すことが難しい。
当たり前のことのようで、これって当たり前じゃなかったのだと気付きました。だからこそ、今本気でぶつかって、応援をして、声を出して、追い掛けている方たちは本当に凄いなと思いました。
足踏みを踏んでいる自分がいて、本当に苦しいというのが本音です。情けねぇなって思います。ですが、苦しんだ先にきっと光が見えてくると信じています。
11.An seule étoile
伊波さんが作詞をされたクリスマスプレゼント。その楽曲をもう一度この場で披露して下さったことに、心から感謝しています。
伝えたい気持ちは、多くはありますが……想いは別記事にて触れました。
あの日以上に想いを馳せながら歌ってるようにも感じました。
伊波さんを照らす小さな星でい続けられるように、今は目の前のことを頑張ります。
12.もし叶うなら
「NamiotO vol 0.5~Original collection~」の3曲目ともなる「もし叶うなら」は、伊波さんの願いが込められた1曲。
このオンラインライブでも、私たちのこれからを願っていたのかなぁ……と思います。
この先、どうなっていくのか分からない中でたったひとつ救いがあるだけで世界は変わります。
「ちょっとでいいのよ、救いなんて。と思ってる。ほんとちょっとでいい。ちょっとあるだけで、いいっていうかね。」
〈2020.10.02 Inamin Town会員限定「オーディオコメンタリー付きライブ鑑賞会」〉
伊波さんの言葉に背中を押され、生かされていたのだなぁ……とつくづく思います。
だからこそ、今度は私があの子たちに手渡す番かもしれません。未来への希望を……紡いでいきたいと思います。
終わりに
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
久々に筆を取ったので、どう書くか悩んだのですが……何も考えず思ったことを書きました。
ブログというツールを以前よりも圧倒的に使う頻度は少なくなりましたが、今は乾かないように、固まらないように解している所です。
うーん……私、終わりってどう書いてましたっけ?
あ、こういう時は宣伝しておきますね。
https://smavoice.jp/An_eto_Pd/
今ならなんと4500円で見れちゃいます。安い、安すぎる!!!!
見られるのは明日まで。明日を過ぎると、この素晴らしいオンラインライブが見れなくなります。
ですので、改めて告知します。
私はこれを見ただけで、救われました。
伊波杏樹さんの言葉、歌、想いを感じませんか?