ほのぼのとした田舎暮らし

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たったひとつの星から生まれた歌〜伊波杏樹さんイメージソング「ひとつぼし」について〜

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「いつか……伊波さんのために作詞をして、それに歌を付けてもらうのが夢です」

 

そう口にしたのが、もう随分と昔のようにも感じる。あの夏のリズムの祭典に心奮わされ、改めて映像を見たあの日から、私の心は走り出した。

 

いつか、いつの日か歌を届けると信じて。

  


【伊波杏樹さん誕生祭2021】ひとつぼし【初音ミクV4X】

 

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初めに

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは!さらいんです。

 

初めましての方に自己紹介をしますと、私は舞台役者として活躍し、声優として、そしてアーティストグループの「Aqours」のリーダーでもある伊波杏樹さんを応援しています。

 

そんな伊波杏樹さんの誕生日が先月2月7日ということで……おめでとうございます!!

 

多くの人に盛大に祝われ暖かな空間と時間が生まれました。私もファンの一人として祝うことができ幸せでした。

 

しかし、私には伊波さんの誕生日が終わってもやることがありました。

 

それがこのイメージソング「ひとつぼし」の完成です。

 

このイメソンの作成は、一年前からぼんやりと考えていました。2019年8月13日に、神戸文化ホールで開催されたというイベントで、ミュージカルの出演が決まったと、彼女の口から聞いた時心の底から震え、会場は歓喜に包まれました。

 

そんな空気の中、彼女が次の夢として掲げたのが日本武道館に立つこと」でした。

 

24時間テレビやイベントの会場としても馴染み深いあの場所に立つことは決して簡単なことではないでしょう。ですが、いつの日か彼女がその場所に立つことを私はずっと待っています。

 

その夢を語る瞳を見て、「夢を口にしていこう」と思うようになりました。その日に私は挑戦してみたいことをTwitterに垂れ流しました。今思えば欲張りすぎんか?と言いたくなるほど、無謀にも思えた小さな夢たち。

 

その夢の一つに「伊波さんのイメソンに作詞に挑戦して歌を作りたい」というものがありました。

 

当時VtuberなるものがTLで流行っており、フォロワーさんの多くが音楽に強い方々で推しのVtuberのために曲を作っているのを側から見ていました。

 

全くそちらの界隈のことは存じ上げていなかったのですが、愛に溢れて曲たちに毎回圧倒され、いつしか「伊波さんのイメージソング」が作りたいと思うようになりました。

 

と、その前に今回作曲をお願いした方との出会いを語らせていただきます。

 

実は、この方とタッグを組むのは2回目で、初めましてはこのツイートに反応して送ってくださったリプがきっかけでした。

 

逢田梨香子さんのバースデーソング作りません?」と声をかけていただき、初めて作詞に挑みました。

 

その話をすると長くなってしまうので割愛させていただきますが、もし曲を作るならお願いしたいと心に決めており、12月に声を掛けさせていただきました。快くオファーを承諾していただき、曲作りがスタートしました。

 

私は作詞担当ということで、歌詞に込めた思いだったりとかを話せていけたらなぁ……と思います。ちょっと長くなるかもしれませんが、「いいぜ、付き合うよ」って方はそのままスクロールしていただけますと幸いです。

 

1番Aメロ

解説に入る前に、この歌詞を作る原案となったお話があります。それが「星に愛された少女」というお話です。

 

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見づらいかもしれませんが、簡単にこのお話を伝えると「伊波さんと伊波さんのファン」という2つの関係性を踏まえた上で書いたお話です。これまで自分が感じ取ってきた両側面を詰め込んだ短いお話ですが、これを元に書かせていただきました。

 

そのことを作曲担当に相談した時に、AメロBメロ辺りまでつらつらと作詞の元となるような文章を送ってくださり、自分が伝えたいことを代弁していただいたと思いました。

 

ですので、AメロBメロ辺りの言葉選びは比重的には作曲担当の方に偏っていますが、説明していきたいと思います。

 

また、全体を通して作曲担当の方が歌になるように、と少しずつ修正が入ったりはしていますが、伝えたい「想い」を残して下さったので……それだけはお伝えしておきます。

 

そして、所々意識したMCやインタビューの言葉等も散りばめられているので、合わせて紹介していきますのでよろしくお願いします。

 

大切にしてた星の

欠片は僕の掌(て)から零れていく

流れてく星のように

想いは砂浜に消えていった

 

Aメロのここでは、「星」という言葉が「夢」に置き換わるといいますか……意識したMCは2018年12月25日に開催された「An seule étoile」です。

 

「ミュージカルに出るのが夢で、そんな中でチャンスはあって、でも最後までいって掴めなかったんです。うん。で、なんかその自分の情なさ、自分の力量の足りなさが凄い悔しくて、そんなことを経験しながら2018年、私が思うことは生きるって言うことの意味を考えた年でした。誰のために生きるのか、何のために生きるのか…みんなのひとつひとつの言葉にとにかく救われた1年だったんです。本当に逃げたかった、生きるのを辞めたくなるくらい辛かった…けど今だから笑って話せるし、それはみんながいたからだと私は思う。」

「たったひとつの星が、輝きが、私の心に光をくれて、みんなが私を引き上げてくれた。だから、私はステージに立ちたいと、芝居がしたいと、歌いたいって、みんなに色んな想いを伝えたくて、こういうステージに立ちたいって、大きな声で叫ぶことが出来ました」

「こんな158cmのちんちくりんを、この1年間、1年間だよ?それより前からかもしれない。ずーっと引き上げ続けてくれてて、光を引き伸ばし続けてくれている。みんながいるから、私はこの仕事を続けていられます。」

〈2018.12.25 An seule étoile昼の部〉

 

あの1年は、これだけではなく「バク転」という大技にも挑戦した年でもあり、伊波さんとしても本当に激動な1年であったと推測できます。MCからも感じた悔しさ、歯痒さ、やるせなさ……その言葉ひとつひとつに心が締め付けられました。

 

努力と結果は比例しない、という言葉は的を得ているな、と思うと同時に「やっぱり努力は報われるべきものであってほしい」と深く心に刻んだ瞬間でした。

 

そんな夢への原動力となるものを「想い」と置き換え、美しいけれども、命を燃やし儚く散ってゆく流星に例え、砂浜という忘却の彼方へと消えていく様子で表現することにしました。

 

1番Bメロ

Bメロには、「Super-Pouvoir」を意識した言葉「主人公(ヒーロー)」が入っています。

 

誰もが憧れるとびきりの主人公(ヒーロー)

そんなひとに変わることできずに

僕は僕を、嫌いになってた

諦めようとした瞬間

輝き(ひかり)射した

 

伊波さんは常日頃、誰かの道標になれるような人になりたいと思っています。それは、AqoursのMCからもラジオからもひしひしと感じられます。

 

ですが、彼女自身は皆さんも知っていると思いますがネガティブな部分も多く持っています。自分が自分を嫌いになる、ということも多々あったと思いますし、それによって夢を諦めようとした瞬間もあったのではないでしょうか?

 

そんな暗闇を歩いていた時、夢を落としてしまって、それを探している時に出逢い、引き上げてくれたのは先程のMCからも感じた伊波さんのファンたち、という解釈です。

 

光差した、と初めはしていたのですが、作曲担当が「輝き」で「ひかり」って詠ませようよ、と提案して下さいました。どことなく某作品を匂わせる言葉になったと思います。

 

1番サビ

ここからは、作詞担当の腕の見せどころです。(違う)

 

奇跡を謳え

たったひとりでいい

僕の声で導けるなら

轟かせよう「大好きだ!」と

言い続けることで叶う夢があると

僕が君に証明するから

 

「奇跡」という言葉、英語では「MIRACLE」ですが、これは紛れもなく伊波さん演じる高海千歌ちゃんを意識しています。

 

千歌ちゃんと出逢い、人生が変わった人はファンの皆さんの中にもいるのではないでしょうか?私もその1人です。

 

そして、伊波さん自身も彼女の「明るさ」や「元気」「笑顔」に救われている人物であると私は考えています。

 

ここで意識したインタビューは、3つあります。アニストテレスというオーディションを記念して行われたインタビュー、「Aqours 5th LoveLive!〜Next SPARKLING!!〜」1日目のMC、そして私が愛してやまない雑誌「VOICE BRODY」の3つです。

 

「好きなものをずーっと好きでいることが難しいっていうことくらい誰だって知ってるかもしれないけれど、みんなも思うことは沢山あるかもしれないけど、Aqoursのことをずーっとずーっと!それでも好きだと言ってください!!!!」

〈2019.06.08 Aqours 5th LoveLive!〜Next SPARKLING!!〜Day1〉

「好きなことを好きでい続けることの勇気って、いる人はいると思うんです。好きだからこそ、何かの拍子に苦手になっちゃったり挫折してしまうこともある。好きでい続けたらいつか叶う夢もあるんだっていうことをホントに知りました」

〈2018.02.26 VOICE BRODY vol.2〉

 

「夢」というのは漠然としていて、実体を持ってはいません。それが小さいのか、大きいのか、近いのか、遠いのか……推し量ることは中々難しい。

 

だからこそ諦めてしまうこともある。それでも、そうだとしても……好きなものを好きだ!と言い続けることで叶う夢があるのだと、彼女は証明してくれました。

 

ミュージカルという夢を叶えて!

 

「私、ミュージカル出演決まったぞー!!!」

〈2019.08.12 An seule étoile ~rythme d'été~〉

 

今、彼女は自分が思い描く道を突き進んでいます。ミュージカルに出るという夢を叶え続けています。

 

そんな姿が、夢を叶える証明に繋がっていると感じたので、このような言葉選びとなりました。

 

Bメロ1番

躓いて転ぶたびに

泣いてた そんなことはいつも内緒

だけど僕は神様に

いつも見放されているばかりで

Bメロで引用した言葉は、ミュージカルという夢を叶えた時に投稿していたLINEブログから持ってきています。

 

 

息を吸うように人の心に突き刺さる言葉を紡ぐ伊波さんの文章は、グッとくるものがあります。

 

1番と2番のAメロは、割とマイナスな方向の気持ちを表現しています。弱さを見せず、それを受け入れ前を向く跳躍力へと変えている彼女を心の底から尊敬しています。

 

2番Bメロ

過去の栄光に捉われ声は霞む

泡へ溶ける人魚姫みたいに

それでも「Áce(切り札)」を掲げるよ

失敗さえ経験にする

熱いRythme(鼓動)

2番では「人魚姫」という言葉を使いましたが、こちらは2019年8月12日に開催された「An seule étoile 〜Rythme d'été〜」をイメージしています。後に続くRythmeも同様ですね。

 

このイベントのグッズに人魚姫のデザインが用いられていたので採用しようと考えていたのですが、実は……イメージとしてつぎ込むには重いと言われたんですよね。笑

 

「人魚姫が使われているので、こう…押し潰されてしまって声すらあげることができない、とか枯れ果ててしまった…みたいな感じで声を奪われてしまった人魚姫みたいなニュアンスを出すとか…」という推しをなんだと思っているんだ!と言うような表現を考えていましたが、結局これに落ち着きました。(作曲担当さん、本当にありがとうございます)

 

失敗さえ経験にする、という言葉は自論でもあります。なんと言いますか……失敗って言いたくないんですよね、全部。

 

負けた気分じゃないですか!(大声)(笑)

 

だったら、それを今後の糧にしちゃえばそれって失敗じゃなくて、「経験」に変わると思うんです。挑戦は経験への道筋、と思いたいので。私はそのことを彼女から、伊波さんから学んだと思います。

 

「胸のRythme」の部分ですが、初めは「胸のリズム」ってそのまま書いていたのですが、どうもしっくりこなくて。そしたら担当が「rhythmと書いて鼓動と詠ませたらどう?」という話を頂き、それに対して「折角ならAn seule étoile 〜Rythme d'été〜なので、Rythme表記にして下さい」とお願いしてこうなりました。Aceの「Á」もその時にその表記にしていただきました。

 

「Áce(切り札)」は皆さんご存知「cartes Á jouer」を意識しています。ここまで来るともう何をしているか分かると思いますが、最後にこの話はしたいと思います。

 

2番サビ

軌跡を描け

たったひとつでいい

僕の手で救い出せるなら

この手を伸ばすよ「負けない!」と

足掻き続くことで掴める夢がある

僕が君を応援するから

ここでは軌道の方の「軌跡」を選んだのには、理由があります。単純に韻を踏みたい、という理由もありますが、先程話していた拘りポイントにも関わってくるので、ここでも割愛します。

 

声の次は手。伊波さんはよくAqoursのライブ中に観客に対して手を差し伸べることが多々あります。また、千歌も劇中で「みんなも一緒に輝こう!」と手を差し伸べています。

 

そこから、どん底にいたとしても「負けない!」と這いつくばってでものし上がろうとする2人の姿勢を表現し、その姿に背中を押されるような……そんなイメージを持たせました。

 

足掻き続けることで掴める夢がある。

 

と、視聴者の皆さんへ向けたメッセージとなっています。今回のイメージソングは、伊波さんのことだけでなくファンとの繋がりも考えさせていただきました。

 

もちろんおこがましいかもしれませんが、伊波さんの背中を押せるような曲にしたいと思っていましたし、同時に伊波さんのファンの方々の背中も押せるような曲にしたいと思っていました。

 

聴いた人が、前を向けるような……雲に覆われた心をぱっと晴らすような……そんな爽快感のある楽曲に仕上がったと思っています。

 

Cメロ

名もない人生に

咲かせよう 希望という華を

いつかきっと 僕らを照らす

道標(みちしるベ)に変わるから

 

実は、Cメロは最後の最後で歌詞を変えました。というのも、自分で書いておきながらしっくり来なくて……なんだかなぁ、という気持ちになっていました。

 

ですが、その頃に伊波さんがとある企画を開催しました。それが3ヶ月連続でグッズを販売する「Fleurd’espoir」という企画です。

 

「希望の花」という意味を持つこの企画を、まさしくCメロに相応しい!と考えた私は早速担当にお願いをして変えてもらうことに。

 

ここでもとある番組での言葉を意識しています。それが、以下の第57回のたうんRadioでの発言です。

 

「1人ひとりの人生だから。みんなの人生だから。その中にひとつでも、1輪でも花を咲かせられたら、私は成功だなっと思っているので、そんな花を摘みに来てくれたら嬉しいなぁ、と思っております。」

〈2020.10.16 第57回たうんRadio『オーディオコメンタリー付きライブ鑑賞会』〉

 

「花」という言葉に並々ならぬ想いを抱えていると推測した私は、この企画名をCメロに採用。いつかこの花が自分の行き先を照らすような存在に変わってくれたら……という願いを込めました。

 

ラスサビ

輝跡を歩め

たったひとりじゃない

僕らがいつも隣にいる

巡り合わせに「ありがとう!」と

伝えるよ僕らの旅の幕が上がる

僕らは夢を描く『ひとつぼし』

ここでの「輝跡」は造語です。

 

中学時代、3年生の時の学級訓がこの「輝跡」でした。お前らは、3年生であると同時に後輩たちに残していかなきゃいけない。3年生として輝かしい足跡を残していこう、という意味も込めてこの級訓になりました。

 

当時は「ほぉ、なんか深いなぁ……」と思っていたのですが、今振り返ると素晴らしい言葉だなと感じました。

 

そんなキセキという3つの言葉についてですが、少し前に韻を踏むだけではない、と話をしましたね。実は、これは「3 fête!!!」を意識した言葉になります。

 

「3 fête!!!」は、フランス語で「三者」「三部」といった意味を持つため、どうにかして歌詞に取り込もうと思っていても、このまま使うにはあまりにも直球すぎるなと考えました。

 

その結果、「キセキ」という単語をそれぞれ別の漢字、意味で表すことによってこの「3 fête!!!」を表現しようと考えました。

 

そして「旅」という言葉は、「Le merveilleux VOYAGE」を意識したものとなっており、「ひとつぼし」という言葉は言わずもがな「An seule étoile」という言葉の意味である「たったひとつの星」を言い換えたものです。

 

つまり、この歌の歌詞には伊波さんが携わってきた全てのイベントに関連する言葉が入っている」ということです。

 

Le merveilleux VOYAGE=旅

An seule étoile=ひとつぼし

Super-Pouvoir=主人公(ヒーロー)

An seule étoile 〜Rythme d'été〜=人魚姫、リズム

3 fête!!!=奇跡、軌跡、輝跡

cartes Á jouer=Áce(切り札)

Fleurd’espoir=希望という華

 

ここが1番拘ったポイントと言っても過言ではありません。伊波さんは、昨年12月25日に「An seule étoile」というクリスマスプレゼントを下さいました。

 


『An seule étoile』MV Anju Inami

 

その曲を初めて視聴した時、言葉にすることが出来ず、ただただその激情に呑まれてばかりでした。それから少ししてようやく立ち直った時、「あぁ、私はやっぱりこの人が好きなんだ」と実感しました。

 

一生逃れられないだろうな、とも思いました。

 

生涯伊波杏樹推しです。(重い)

 

実は、この「ひとつぼし」というタイトルは(仮)だったんですよね。ひとつぼし(仮)として、12月15日に初稿を渡しました。

 

それから1ヶ月、2ヶ月……と月日を重ねていくうちに形を変えながら、今の形へと収まりました。

 

1番と2番のサビが「僕」に対して、ラスサビが「僕ら」なのは敢えてです。伊波さんと私たちファンの関係って、お互いが支え合ってるような……そんなイメージがあります。

 

どちらかが欠けても成り立たないような……もちろん挫けそうになっても手を差し伸べて、叫んで、そうやって一緒に歩んでいく。

 

そのことを詰め込んだのが「ひとつぼし」という曲です。

 

最後に

 

夢、というのは色々な形があると思います。○○になりたい、という職業的な夢が夢と言うのかもしれません。ですが、それだけではないと私は思うのです。

 

○○がしたい、○○がやりたい……それだって立派な夢だと思います。夢は無限大であると同時に、その夢に気付かないことの方が多いと思います。すぐそば、足元に夢が転がっているのに、それに気付くことが出来ない。

 

夢は描くものである、そう最後に綴りこの曲は終わります。それは、あの日伊波さんが声を大にしていた言葉あったから、この歌詞になりました。

 

「私伊波杏樹自身として、みんなと一緒に掲げる夢は『日本武道館って場所に立つことです!』」

〈2019.08.12 An seule étoile ~rythme d'été~昼の部〉

 

一緒に掲げる夢、という言葉を言い換え、みんなでこの夢を叶えることはもちろん、それぞれの夢を叶えていく。

 

そんな言葉と共にこの歌を送ります。

 

……不思議な話ではあるのですが、この歌にあそこまで反響があるとは思いませんでした。ぶっちゃけてしまえば、自己満じゃん、なんて思われると思います。自己満だろうな……。

 

ですので、色んな方から感想を頂いて泣きそうになるくらい嬉しくて、それでちょっとだけ自信がついたんです。

 

「伊波さんに届いて欲しい」という声もありました。私は、畏れ多すぎて「いやいや、そんなこと出来ない!!」とラジオなどにメールを送るつもりはありませんでした。

 

ですが、そうやって多くの方の言葉があったから「行動しなきゃ始まらないよな」と自分からメールを送ることを決めました。

 

この歌が完成したのは、作曲担当の方を初め、楽曲、イラスト、写真……と色々な方の手助けがあったからです。

 

何より、私がこれまで足を運んできた中で感じた伊波さんのファンの暖かさや彼女自身の人柄が紡いだ歌でもあります。

 

誰か一人でも、何か一つでも心に響くものがあったなら本望です。

 

本当に、本当に……ありがとうございました!!!!!!

 

 

最後に。

私が「伊波杏樹のRadio Curtain Call」に送ったメールを貼り付けて筆を置かせていただきます。

 

ご精読、ありがとうございました。

 

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伊波さん、こんばんは!


このメールは、読まれなくてもいいからとにかく伊波さんに届けたいことがあって贈らせてもらったメールです。

 

実は、私事なのですが……仲間と一緒に伊波さんのイメージソングなるものを作らせていただきました。


「ひとつぼし」というタイトルの曲です。私が担当したのは作詞です。常日頃伊波さんの言動から受け取ったことを、全て落とし込んで紡がせていただきました。

 

決して自慢したいからメールを贈った訳ではありません。伝えたかったのは、こうして曲を作ろう!と声を大にして実現することが出来たのは、伊波さんが原動力であり、一緒に作ってくださった仲間のおかげです。そして、何よりもこの曲を聴いて「伊波さんに届いて欲しい」と暖かい感想をくれたいな民の皆様のおかげで、こうして伝えようとする決意が出来ました。

 

おこがましいかもしれません。もしかしたら気を悪くされてしまったら本当に申し訳ないのですが、どうしてもお伝えしたくてメールを贈りました。

 

何でしょう……私は偉い!とか、曲を作ったやつだぞ!どうだ!と、周りに威張り散らしたいわけじゃなくて、あまり公共の場でこういうことを言いたいわけではないのですが、やっぱり伊波さんのために、そして伊波さんが出逢ってきたいな民の皆さんの想いも乗せた楽曲なので、こうしてメールを贈っています。

 

いつか、伊波さんの元へ届きますように。
リンク付はしませんが、某動画サイトで「ひとつぼし」と検索していただければ、出てくると思います。

 

最後に……私一人だけの力ではやり遂げることは出来ませんでした。


伊波さんがいたから、仲間がいたから。人と人との縁が繋がって、広がって、この曲は生まれたんだということを噛み締めて生きていこうと思います。

 

長文ではありますが、御付き合いいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

This song is dedicated to you.

(この歌をYou"あなた"、伊波杏樹さんに捧げる……ではなく、この歌をYou"あなたたち"、伊波さんとそして伊波さんのファンの皆様に捧げます)