ほのぼのとした田舎暮らし

ほのぼのとした田舎暮らしをしているような…そんなゆったりとした言葉を贈ります

I live, I live Love Live! days!!〜ラブライブ!フェスに寄せて〜

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皆さんは…

 

 

 

 

 

 

 

ラブライブ!は好きですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

1月18日、19日。

 

あの2日間の出来事を私は忘れない。

 

あの日、僕らは…夢を見ているようだった。

 

 

 

届かない星に手を伸ばして、輝きに溢れた光の海を進む9人の少女たち。

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可能性という名の花を咲かせようと、自分の素直な気持ちをぶつけてくれる若葉たち。

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いつまでも永遠に、青春賛歌を歌う9人の女神たち。

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それぞれの物語が交錯して、祭りをきっかけに…また新しいみんなで叶える物語が生まれる。これがラブライブ!が繋いでくれた、見せてくれた「奇跡」のような瞬間。

 

いちファンとして、あの瞬間に立ち会えたことを誇りに思う。誇りを胸に…私の大好きな気持ちを届けよう。

 

 

初めに

ブログ愛好家の皆様。愛好家じゃないけど時々読んでいるよっていう皆様。お前のブログなんて初めてだよ!という皆様…こんにちは!こんばんは!!

 

田舎でほのぼの暮らしているさらいんと申します。伊波杏樹さんばかり語るただのオタクです。

 

さて、今回この記事で語るのはこちら。

 

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「LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス」

先日埼玉スーパーアリーナ、通称SSAで開催されたこちらのライブについて綴らせていただきます。

 

今を駆け抜けるAqoursAqoursの好敵手であるSaint Snow、1stライブから間もない虹ヶ咲学園スクールアイドル同行会、そしてレジェンドと謳われるμ'sの総勢29名のキャストが参加するというビッグイベント。

 

壮絶なチケット争いの末、運良く私は2日間現地参戦。この目で見届けることが出来ました。今回は、その生だからこそ感じたものや聴いたことをつらつらと綴っていこうかなと思っています。

 

いつも通り記憶媒体を頼りに呼び起こしているため、曖昧な箇所は多くあります。

 

その分「愛と思いやり」を持って、書かせていただきます。それでは…ラブライブ!フェスへようこそー!!

 

※前半と後半で自分語りが多かったり、途中何度か主観な部分もございますので、ご了承ください。またライブ写真はこちらから(https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1579439544&p=3)お借りしております。

 

記憶の片隅に残るもの

私のラブライブ!フェスは前日物販から始まりました。平日だと言うのに、人の数がおかしい。みんな、きっと有給だったり、センター試験で会場校となる大学生なのだろうか…と思いを馳せながら、会場の熱を感じていました。

 

まるで…前夜祭のような、そんな感覚。

 

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さいたま新都心駅から見えるさいたまスーパーアリーナ。彼の地は、あの「Animelo Summer Live」も開催されており、アニソンファンには馴染み深い会場となっていると思います。

 

とも言う私は…私にとっては、この場所はあるひとつのグループが「終わり」を迎えた場所なのです。なので…あの日置いてきたものを、今日拾いに帰ってきたのかもしれませんね。

 

あの日と同じアングルで写真も撮りました。ちょっとだけセンチメンタルになりつつ、やはりラブライブ!フェスへ向けての高揚感の方が勝っていますね。


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会場付近には、29個のプレゼントボックスが並んでいました。壮観ですね…。それぞれのボックスには…きっと9年分の想いを綴った手紙や想い、このフェスにかける愛が詰まっているでしょう。

 

私はと言うと、いつも贈らせていただいている伊波さんへ。

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そして…今回はμ'sの9人ひとりひとりへお手紙を贈りました。

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手書きが最近慣れてきたようで…字が綺麗なのかは分かりませんが、1文字1文字丁寧に書かせてもらっています。

 

1日目はステージ側に近い400レベル。2日目は、真ん中ら辺の200レベルと、なかなかに有難い席。俯瞰して見ることが出来ますね。

 

会場に入ったのは、30分ほど前。ドキドキなのか、ワクワクなのか…手が冷たかったのは覚えています。

 

初めて生のμ'sに会う。

 

その事実に、実感が湧かなかったからだと思います。何故なら…私は画面越しで彼女たちの節目を見届けたから。

 

開花された蓮の華の中央で「楽しかった!」と抱き合い、想いを共感し合っていた彼女たちの姿を、今も鮮明に覚えています。

 

当時風邪の前兆のような声をしていた私は、そのしわがれた声を必死に出して、歌って、想いを届けて…それですっぱり終わるはずでした。でも…終わらなかった。

 

どれだけ声を張り上げても、この「生の声」は彼女たちに届かない。届けることは出来ない。その思いがずーっと残っていました。

 

いつか生の声で「大好き」をμ'sに伝える──それが私の密かな夢でした。

 

1日目、開演15分前。あの始まりのイントロが流れ出しました。

 

僕らのLIVE君とのLIFE

 

全ての始まりと言っても過言ではないあの楽曲。会場の命の灯火が一斉に付いたのを覚えています。それぞれの灯火を照らし、声を上げる。

 

2ndシングル、3rdシングル、4thシングル、5thシングル…と続いていく中で、私は気付いたら振りコピをしていました。μ'sの曲を予習していたわけでもありません。

 

もっと言うなら、最近はAqoursの曲よりもμ'sの曲を聴いていない。なのに…なのに…!!!!

 

私の身体が、耳が、その動きと音を覚えている。

 

まるで初めからそこに存在していたかのように、私の身体の一部であるかのように…コールも振りコピも…覚えていたんです。

 

それだけ自分は望んでいたのだと、思いました。この日のことを、この瞬間のことを待ちわびていた。

 

そして…6thシングル「MusicS.T.A.R.T!!」

私の最推し、西木野真姫ちゃんのセンター曲であり、μ'sのCDを初めて購入した大切な曲。会場が一体になってるのが分かる…好きすぎて、真姫ちゃんの首の動きさえ好きなのも分かる。分かるんだ。

 

覚えてる…。うん。

 

その音が大きくなっていく。ライブ前の高鳴りを表すかのように、会場から「おぉおぉお!!!」という期待の歓声が上がるのも…分かってる。

 

ここから私たちの未体験な世界が始まる。誰も知らない、予想も出来ない、ラブライブ!が大好きな人達によって生み出された素晴らしい空間に胸が高鳴る。

 

そんな期待と共に流れ出したのは、9周年ということで9年を振り返る映像。

 


ラブライブ!シリーズ9周年記念PV

熱い…熱すぎる。なぜこんなにも胸が熱くなるのか。この感情に名前を付けるとするなら…そう。

 

予感

 

だと思います。何が起こるのか分からないからこそ楽しみなんだと思います。そんな予感は…いい意味で裏切られました。

 

SSAに舞い降りた9匹の蝶によって、私たちは未体験な世界へと誘われていきました。

 

未体験な世界へようこそ

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トップバッターを務めるのは、ラブライブ!シリーズを大きく世界へ広めることとなったグループAqours

 

我が推し、伊波杏樹さんがリーダーを務めるフロントランナー的存在の彼ら。頼もしさが尋常ではありませんでした。

 

彼女たちをもうμ'sの二番煎じだなんて言う人はいるのでしょうか?少なくとも私の周りにはそう思っている人はいません。

 

ラブライブ!フェスへ、ようこそー!!!!!」

「未体験HORIZON」というタイトル名に相応しい幕開け、そして音玉の爆発音。開幕に相応しい、地平線を飛び越えてゆく彼女たちに、自然とブレードを振る手にも熱は籠る。


【試聴動画】Aqours 4th Single「未体験HORIZON」

その中央で踊るのは第4回センター総選挙で見事1位に輝いた国木田花丸役の高槻かなこさん。彼女を中心に、8頭の蝶たちがふわりと舞う。色鮮やかな背中の羽がふわりふわりと揺れているのもポイントですよね。

 

個人的なイチオシポイントはCメロ。

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海へと沈むけど

各メンバーが、水平線を繋ぐように歌い繋いでいきます。

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海から昇るんだ

海のさざ波の音が鮮明に聴こえてきます。

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月も太陽も

ライブだからこそ感じることがあります。

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あの水平線は

生の歌声だからこその迫力があります。

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すべてを見守りながら

こういう時だけ、身体が分身できたらいいなって思います。なぜなら…

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セカイは広いってことを

Aqoursのことをもっと知れるから。

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教えてる?

色々な角度から見ることが出来るから。

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動きだしたミライへ…!

そうすれば…きっと。

 

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これからもっともっと 夢のカタチ変わるんだ

これから水平線へと 想いをトキメキを

彼女たちと一緒、もっと遥か先の未体験な世界を見ることが出来ると私は思います。

 

ラブライブ!フェスへお越しの皆さん、かー!!

Aqoursの問いかけに、私たちは轟叫ぶ。この熱い感情をぶちまけるかのように…。

 

「今日はスクールアイドルによる夢の祭典、ということで、皆さんで愛と思いやりを大切に、全力で楽しんでいきましょう!」

伊波さんの「愛と思いやり」精神は、このフェスでも健在です。

 

「それではまずは虹学のみんな、よろしくー!」

そう布石を残し、Aqoursはステージからバトンを次へと渡します。

 

生まれたのはトキメキ

Aqoursのバトンを受け継いでステージに上がったのは、先月1stライブを終えたばかりの「虹ヶ咲学園スクールアイドル同行会」

 

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「TOKIMEKI Runners」

そのパフォーマンスは、胸を熱くする。まるで心に火を灯すかのように、彼女たちのステージは眩い。


【視聴動画】「TOKIMEKI Runners」CGアニメーションPV

 

2日目は鬼頭さんが欠けた状態ではありましたが、それすら忘れてしまうほど、その姿に魅了されていました。それだけ虹ヶ咲が力を付けてきている証拠だと私は思います。

 

「本日はラブライブ!フェスにお越しいただき、ありがとうございます!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

1日目、大西さんが代表してMCをしていくわけですが、どことなく若さというか、未だに初々しさを感じてしまいます。

 

「こんな夢のような舞台に、私たち虹ヶ咲が立たせてもらえるなんて、本当に嬉しいです。ありがとうございます!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

この舞台に立てることを素直に吐露してくれたのは、中須かすみ役である相良茉優さん。

 

ラブライブ!シリーズ9周年、おめでとうございます!!」と9周年を祝う虹ヶ咲学園。自分たちがどういうグループなのか簡単に説明し、安定した喋りをみせる9人。

 

当然のLV弄りはもちろんのこと、自分たちが先月1stライブを終えたこと、TVアニメが決定したことなどしっかりと宣伝もしていましたね。

 

2日目ではスクスタについても言及していましたね。 

 

璃奈ちゃんの素顔の話にも触れたり、メンバー一人ひとり話していたり、と1日目を超える熱量を感じることが出来ました。

 

コール&レスポンスでは、両日とも「初めて虹ヶ咲を見るぞ」という方たちに対しても配慮しており、終始和やかな雰囲気のまま進んでいきます。

 

2日目では「あなたの声も聞かせて欲しいな?」とファンを煽る姿も見られました。それに対してオタク…失礼、ファンは全力で声援を送ります。

 

「それでは皆さん、ラブライブ!フェスを楽しんでいきましょう!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

と語り、ステージには1人だけ残り他のメンバーはステージからはけていきました。

 

【1日目】

虹ヶ咲学園トップバッターは上原歩大西亜玖璃さん。

1stのライブの「夢への一歩」は涙を見せてしまった彼女ですが、今日の彼女は頼もしかった。トップバッターの緊張をも感じさせない圧巻のパフォーマンス。虹ヶ咲学園の期待値を上げさせてくれるステージでした。

 

続いて登場したの天王寺璃奈田中ちえ美さん。

1stライブでのMCで、私を泣かせるMCをした田中さん。今日のステージでは、なんとバックダンサーに虹ヶ咲メンバーがいました。コール&レスポンスが楽しい「ドキピポ☆エモーション 」は、やっぱり最高!!「楽しい」という声も聞こえてましたよ。

 

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学生の時、小学校から仲の良かった親友とカラオケにいったときに、その子がμ'sさんの楽曲を歌ったのをきっかけにハマったラブライブ!シリーズ。

そうブログの中で、ラブライブ!に対する想いを口にしていた田中さん。誰かの人生を変えるほど、ラブライブ!という作品は大きなコンテンツになりました。

 

続いてのステージは近江彼方鬼頭明里さん

2日目は「ナカノヒトゲノム」という作品のイベントに出演するため1日目のみ。イベ被りは…仕方ないですよね。「眠れる森に行きたいな」を歌う彼女のステージにはベッドが置かれています。

 

斬新なパフォーマンスでありつつ、やはりソロデビューしている影響もあって、歌唱力が高いなぁ…と感じました。

 

1日目虹ヶ咲のトリを務めるのは朝香果林久保田未夢さん

アーティストでありアイドルグループ「i☆Ris」のメンバーの1人でもある彼女。この埼玉スーパーアリーナでは、アニサマに何度も出演する程の常連者ですが、虹ヶ咲学園のメンバーとして、そしてソロとして出演するのは初なはず。

 

そんなことも微塵に感じさせない「Starlight」の圧倒的パフォーマンスは、会場を瞬く間に虜にしていきました。

 

ameblo.jp

2020年1月18日、19日。
夢が、夢じゃなくなって、現実になった。

そんな久保田さんは、7年も前から共演することを、同じ景色を見ることを願っていました。その夢が叶った、と普段は見せない一面を明かしてくれました。

 

ラブライブ!フェスは、夢を叶える場所でもあったわけです。

 

【2日目】

2日目のトップバッターは、桜坂しずく前田佳織里さん

「あなたの理想のヒロイン」を画面の中で踊る桜坂しずくちゃん前田佳織里さんの動きがシンクロしすぎていて、驚きました。

 

また私は、気付いたら叫んでいた言葉がありました。

 

「前田ー!!」

 

そう叫んでいる自分がいたのです。キャストさんに対してなんと失礼極まりない。本当に申し訳ございません。

 

私は虹ヶ咲学園の推しがいません。ですが、こんなにも熱くなる、ということはそういうことなのでしょう。

 

続いてのステージは、エマ・ヴェルデ指出毬亜さん

指出さんの声は不思議と心地いいと思うのです。疲れていた時、人生がつまらなく感じた時、何もしたくない時…そんな時に、ふっと生命力を分け与えてくれる声。

 

それが彼女の声だと私は思います。「Evergreen」でもその歌声によって救われた人はきっといることでしょう。

 

元気いっぱいに飛び出してきたのは中須かすみ相良茉優さん。

1stライブでは2日目のアンコールにも選ばれた「ダイアモンド」

 

「L.O.V.Eかすみん!!」で合格を貰うために今日は来ました。かすみん帝国を作るにはぴったりの楽曲です。あの会場にいる皆さんが恐らくかすみん帝国の一員となったことでしょう。

 

テンアゲで登場したのは、宮下愛村上奈津実さん

「めっちゃGoing!!」という曲、個人的にはめちゃめちゃハードな楽曲だと思うんですね。なぜならあの曲、ずっと歌いっぱなしだし、村上さんほとんど動いているし…大変だと思うんです。

 

ですが村上さん…笑顔で歌いきったんですよね。1stの時は苦しそうだなって思ったのですが、今回はなんとか乗り切ったような…そんな日々成長する村上さんを見るのが私は楽しみで仕方ありません。

 

ラストを飾るのは1stライブをヘッドライナーとして駆け抜けた優木せつ菜役楠木ともりさん

全グループ中最年少の彼女ですが、やはり実力は底知れず。ソロデビューも決定してある彼女ですが、「CHASE!」では、ラスサビのシャウトを選んだ彼女。なんでも小林さんを参考にしたという情報もあります。

 

彼女の可能性あるステージには驚かされてばかりです。

 

「虹ヶ咲は次の曲で最後となります。また皆さんにお会いできるように、私たち精一杯これからも頑張っていきます。改めて今日はこんな素敵なステージに立たせていただき、ありがとうございました!」

ラブライブ!フェス1日目

「また皆さんに会えるようにこれからも頑張ります!本日はありがとうございました!!」

ラブライブ!フェス2日目

ソロ曲が全員終わると、虹学メンバーはもう一度センターステージに集いました。歴戦の猛者のような…そんな頼もしさが滲み出ていました。

 

彼女たちには、もうこのSSAでソロで立つというとんでもないステージをやり遂げています。だからこそかもしれませんね。

 

これからも頑張っていく、という意気込みとこの舞台に立てたことに感謝の気持ちを述べ彼女たちは最後の曲のタイトルコールをします。

 

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「それでは最後にこの曲をお聞きください!Love U my friends」

センターステージから始まった「Love U my friends」は、最後には最後方が最前となるトロッコへと変わっていきます。


【試聴動画】Love U my friends / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

この曲は、大切なあなたへの曲。1stライブで大切なあなたへ向かって歌を届けてくれていた虹ヶ咲のメンバーを思い出し、今この瞬間にそのことを感じ、込み上げてくるものがありました。

 

Dear my friends!

そう叫ぶ私の心は、虹ヶ咲のメンバーに対する熱い想いで埋め尽くされていました。新しいプロジェクトの形…ソロ活動、毎月行われる総選挙。

 

一喜一憂しながら、迷いながらも進んできた彼女たちのことを1stライブで知ってから、この曲に対する想いが変わりました。

 

もう彼女たちを見守る私はいません。これからは、あなたたちを追いかけていきます。一緒に同じ景色を見届けていきます。

 

フェスは終わらない

ここからはユニットパート。トップバッターは「圧倒的正統派アイドル!絶対的信頼あるC・Y・R!」のCYaRon!

 

ユニットライブを意識してか、登場はファンミで流れたあのRemix。これからのユニットの登場はこの曲が流れるのか…と予想ができますね。

 

衣装は1日目は「元気全開DAY! DAY! DAY!」、2日目は「近未来ハッピーエンド」でした。

 

1日目は「元気全開DAY! DAY! DAY!」

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2日目は「近未来ハッピーエンド」

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「元気」が当てはまる彼女たち。ですが、2曲目はかなり落差のある選曲。勢いを全て吸収するかのように1日目は「P.S.の向こう側」を、2日目は「夜空はなんでも知ってるの?」を披露。

 

「夜空はなんでも知ってるの?」では、やはり圧倒的存在力を発揮していた斉藤さんがポイントですね。

 

夜空にごめんね…

の後に続くブレス。「はっ…」という息を吐き出す音さえもマイクは拾い、その音にときめくか床に這いつくばった方も多いことでしょう。

 

ライブだからこそ化ける曲ですね。

 

続いて登場したのは「Aから始まりAで終わる!トリコじかけのA級戦士!」のAZALEA。こちらも登場曲のRemixと共に登場。

 

1日目は「GALAXY HidE and SeeK」、2日目は「トリコリコPLEASE」の衣装でした。

 

1曲目に1日目は「GALAXY HidE and SeeK」

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2日目は「トリコリコPLEASE」を披露。

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どちらもAZALEAの可憐さ、儚さを表現した楽曲ですね。

 

2曲目は1日目が「LONELY TUNING」、2日目が「ときめき分類学と、かなり温度差のある選曲となりました。

 

会場はトロッコで移動してくるAZALEAにメロメロだったと思いますが…私はAZALEAの脚の美しさにメロメロでした。(えっ)

 

CYaRon!、AZALEAと来ればもうお分かりですね。そう、「キッスで裁く!罪深きジャッジメント!」ことGuilty Kissの登場です。

 

1日目は「コワレヤスキ」の衣装、2日目は「Strawberry Trapper」の衣装となっておりました。

 

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1日目1曲目は「コワレヤスキ」

2曲目は「Guilty!? Farewell party」

 

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2日目1曲目は「Guilty Eyes Fever」

2曲目は「Guilty Night, Guilty Kiss!」でした。

 

かなり挑戦的なセトリだったのではないでしょうか?個人的に印象に残ったのは1日目の2曲です。

 

「コワレヤスキ」では、間奏部分での小林さんのひと言に全てを持っていかれました。

ラブライブ!フェス、かかってきなさい!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

そこからシャウトに入るのもなかなか。というか小林さんがカッコよすぎる。そもそもGuilty Kissというグループの女帝感が半端ないんですよね。

 

「Guilty!? Farewell party」のラストの歌詞を歌う鈴木さん

ラブライブ!フェス 終わらないよ

と歌うのはずるいと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

 

…うんうん。聞こえてきますね、あいにゃちゃんが可愛いと。(おい)

 

ユニットということはまさか…という期待を裏切らない運営。よしよし、Saint Snowが来るのだな、と色を変える私の耳元を叩いたあるフレーズ。

 

敵は誰  敵は誰

そう流れた曲は聞き覚えがありません。ですが、このフレーズは知っている。では、何なのか。

 

答えはもう知っていました。

 

「フェスに出演するSaint Snowのために用意されたRemixだ」

 

登場シーンの曲があまりにもかっこよすぎて、その後のライブの様子は割と吹っ飛んでいた気がします。

 

1日目は「SELF CONTROL!!」の衣装、2日目は「Believe again」の衣装で登場したSaint Snowの2人。その圧巻たるパフォーマンス。お見事!の一言で済ませたいのですが、語ります。

 

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着眼点としてはやはり「Believe again」でしょうか。劇場版にて公開され、半年前に開催された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive!~Next SPARKLING!!~」でも大盛況であったこの楽曲。

 

実は5thライブの時、私はアリーナから見ていたために分からなかったのですが…今回スタンドのおかげで分かったことがあります。

 

それはセンターステージへと続く花道のことです。


あの…最初…聖良さんが先を歩いてて、理亞ちゃんが後ろ歩いてるんです。

 

だけど、最後理亞ちゃんが大股に歩いてて歩幅を詰めて、2人揃って手を繋いで煌めく舞台に立つんですよ。

 

そして、最後大ジャンプするんですよ。涙が止まらなかったです。ごめんなさい、連番者さん。

 

「ここにね9って書いてあるじゃん。そう、ラブライブ!シリーズ9周年、ということで本当にありがとうございます!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

歌い終え、MCへと入ります。2日目では、ラブライブ!シリーズ9周年を祝う田野さんに対して、壮大な拍手が会場からも送られました。

 

「32人がね物語を繋げてきてくれたおかげでもありますし…」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

恐らく2人とも想いを話す、といった進行だったと思います。開口一番、そう口にした佐藤さんに、私は震えが止まりませんでした。

 

ラブライブ!フェスに出演するキャストは29名。じゃあ32ってなんのこっちゃ、って話ですが…大切な存在を忘れてはいけません。

 

 

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A-RISEの存在です。

 

 

Aqoursがμ'sに憧れていたように、Saint Snowもまたμ'sが生まれるきっかけとなったA-RISEを尊敬していました。改めてこうして2人からそのお話を聞けただけで、私はもう…満足です。このまま息絶えてもいい、と思ったほどです(大袈裟すぎる)

 

Saint Snowと言えば、恒例のコール&レスポンスに続き、会場やLV煽りがありますね。そして今回も田野さんはやってくれました。

「関係者ー!!!!!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

そう煽る田野さん。「好き!!」とはしゃいでしまった私ですが、この関係者を煽る彼女が本当に好きなんですよ…。

 

この言葉って、田野さんにしか言えないなって思います。だから、この煽りを聞くために生きているまであります。(おい)

 

時を巻き戻して

1日目、ユニットパートを終え、興奮が冷めやまない私たちの鼓膜を揺らしたのは〈Main theme of LoveLive! Sunshine!!〉

 

Aqoursのライブだ…と勝手にスイッチは入り、ブレードを握る手に力が篭もります。

 

慣れ親しんだ彼女たちのライブ。と思ってしまうのは些か失礼かもしれませんが…他のグループも参加する中で、やはり断トツでAqoursのライブに足を運んだ回数が多いのは確かです。

 

階段の真ん中が開き、その奥から登場したのは…

 

Aqoursシップに乗ったメンバー9人。

 

 

MIRAI TICKET」の衣装に身を包み、壮大な音楽と共に光の海を進むAqours。4thライブの再来のようにも私は思えました。

 

突如流れたあのイントロに、会場は歓喜の渦に包み込まれました。通常よりもイントロが長いライブVerの「届かない星だとしても」

 

Aqoursメンバーはファンを煽り続け、それに答えるように会場からもコールのスパイラルが生まれてきます。

 

ラブライブ!フェス後半戦、まだまだ行けるかー!!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

怪獣が轟き叫ぶ。その雄叫びは、後に控えている伝説にも負けない。

 

私は、この曲を侮っていました。単純にライブで盛り上がる曲、そう捉えていました。しかし、今日この曲が持つ意味が変わりました。

 

届かない星=μ'sだったんですよね…。

 

その構図を持ってきた人に賞賛の拍手を送らせてください。歌詞ひとつひとつが、心に突き刺さっては、身体中に染み渡る。

 

めちゃくちゃエモじゃねぇか…(語彙力皆無)

 

「埼玉スーパーアリーナに向かって…全速前進…ヨーソロー!!!

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

斉藤さん、いやちゃんの掛け声がSSAに広がっていく。完全に会場をぶち上げるためにこの空気を生み出したAqoursの力強さを感じた瞬間でした。

 

 

そこから続くのは「MIRAI TICKET

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燕尾服がよりこの曲を助長してくれているのですが、何より「船が往くよ〜♪」というフレーズに対して、それを具現化しているのがこのライブです。

 

後のMCで斉藤さんがこの船のことをAqoursシップ9thAnniversary号」と話すわけですが、4thライブよりもパワーアップして帰ってきたAqoursシップとAqoursの姿に思わず叫びたくなる衝動に駆られるのは私だけでしょうか。

 

メンバーコーレスもお手の物。毎度のように変わらないAqoursメンバーの姿に、思わず顔も緩んでしまいます。

 

凄く…凄く安心するんです。彼女たちの声を聴くと。何でなんだろうって思うんですけど…きっと、それだけ私の中で「Aqours」という存在が大きいからだと思います。

 

もう生活の一部みたいなもので…欠けたらぽっかり穴が空いてしまうくらい、大好きで大切な存在。なんだと思います。

 

Aqoursを代表して語るのは、リーダーである伊波杏樹さん。

 

「今日この日に、こうして皆さんと楽しい時間を過ごせて、そして思いっきり歌って踊ることが出来て、本当に幸せです!本当に本当にありがとうございます!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

今日という日、ラブライブ!フェス1日目という日にステージに立つ喜び、歌って踊れる幸せを率直に伝えてくれました。

 

「この場所にも、この景色、熱気にもたくさんたくさん話したいことがありますが…私は、私たちは…ずっとずーっと!大好きだったラブライブ!が繋いでくれた今日この日という日が、とてもとても嬉しくって、幸せで…人生の宝物だなと本当に本当に心から感じております。私たちAqoursは…皆さんあってです」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

思うことはきっと山ほどあったでしょう。語りたいことも多くあったことでしょう。

 

それら全てを飲み込んで、今彼女はこうして言葉を紡いでくれている。私たちAqoursは皆さんあって、と彼女は語りましたが、それは私たちも一緒です。

 

今の私がいるのは、Aqoursがいるからです。

 

「私たちAqoursはもうすぐ5周年を迎えます。だからこそ、たくさんの感謝と愛を絶対に忘れずに、これからも駆け抜けて行きたいと思っております。なので、皆さん、これからもたくさんたくさん!いっぱいいっぱい!楽しみに待っていてください!!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

5周年…あっという間のようにも思えて、全力で駆け抜けて来たAqoursでしたが、いつでも彼女たちは感謝と愛を込めてステージに立ってきました。

 

だからこそ、ついて行きたい!応援したい!

 

そう思えるのです。

 

「ありがとうございます!なので、皆さんのことをもっともっとびっくりさせるようなこととか、いっぱい笑顔になって貰えること、私たち9人揃って、全力で!もう…突っ走ってくんで笑これから頑張るのでよろしくお願いします!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

これまでのことを振り返った上で、改めて覚悟を口にした伊波さん。9人揃ったAqoursにもう怖いものはありません。

 

「その想いと、私たちのたくさんの想いを乗せて、笑顔と元気いっぱいにこの曲を届けたいと思います!それでは聞いてください!Aqoursで…」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

 青空Jumping Heartと声を揃え、タイトルコールをしたAqours。つかの間の休息から、一気に駆け登るイントロはいつ聞いても痺れます。

 

軽やかに踊るAqoursメンバーを見て、月並みな言葉ではあるのですが、「やっぱすげぇな」って思いました。

 

何度も何度も踊ってきたこの曲。これまで洗練されてきたステージパフォーマンスは、このフェスにおいても遺憾なく発揮されていました。

 

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続く恋になりたいAQUARIUMでは、SSA中が水色へと変わり、9人の人魚姫たちが流麗なダンスで魅せる。会場を虜にする美しさに、思わずサイリウムを振る手を止めてしまいそうになります。

 

「次の曲は、私たちにとっても、とってとっても大切な楽曲を届けさせてください!それでは聞いてください!君のこころは…」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

「輝いてるかい?」

Aqoursステージのラストを飾るのは、Aqoursの始まりの曲である君のこころは輝いてるかい?

 

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今日、会場で「君のこころは輝いてるかい?」を聞いて、改めて私はこの曲が好きなんだな、と思いました。

 

始まったばかりの頃、あんなにも息を切らして、苦しい笑顔を見せていた彼女たちが、今はこんなにも輝いている。

 

それが何よりも嬉しかった。保護者づらなんかしてんじゃねぇよっていう話なのですが…本当に眩しかったんです、9人の姿が。

 

多分、私は…一緒に輝きたかったんです。

「Yes!!」って叫びたかったんです。私はここにいるよ、ここで私も輝いてるよ!って、Aqoursのみんなに届けたかったんです。

 

あのラブライブ!フェスは、言わば私にとっての物語だったんです。だから、終わって欲しくなかった。もっと見たかった。

 

ちょっぴりの切なさと一緒に、堪えきれない涙がポロリと…地面を濡らしてしまったかもしれません。

 

伝説の幕開け

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眩しい輝きに眩み、興奮冷めやまない状態で次に待ち受けるのはあの伝説たち。

 

どれほどの人が、この瞬間を、〈始まりの朝〉が流れる瞬間を待ち望んでいたでしょうか。ファイナルライブから、3年、もうすぐ4年が経とうとしています。

 

あの日から…私も色々と変わりました。まだ高校生だったのに、気付けばおばさんに…月日が経つのは早いものです。

 

だからこそ…μ’s僕らのLIVE 君とのLIFEの立ち位置を見て、涙腺が緩むのも仕方がないことですよね。だって、おばさんですから。

 

「ああ、あのμ’sが目の前にいる」という感情だけが心を支配し、私にサイリウムを振らせる。この手が動かなくなるまで、振り続けなければならない…そんな使命感で、私は自分の感情をコントロールしていました。

 

いや、もはやコントロールなんてものは無かったと思います。

 

一緒に歌えたこと、一緒にコール出来たこと…そのひとつひとつが、私にとってはかけがえのない思い出で、かけがえのない瞬間でした。

 

あの日、ファイナルで見届けることが出来なかった物語を、私は今日新たに紡ぐことが出来ました。

 

なんか、もうぐしゃぐしゃで何が何だか分からなくなっていました。ただただ、μ'sメンバーをこの目に焼き付けていました。

 

「皆さーん!お久しぶりでーす!!!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

「あぁ、穂乃果ちゃんだ…」

思わず口から零れそうになった心の声。この声が、この景色が、ずっと見たかったんです。

 

ラブライブ!フェス、ということで、ラブライブ!の9周年をお祝いするために、私たちμ'sもう一度集まりました!ありがとうございますー!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

新田さんの掛け声に対し、会場のファンからは「おかえりー!!」と暖かく迎え入れる声が贈られます。

 

ラブライブ!の9周年ということは、私たちも、μ'sとして活動して9周年ということで…今日はですね、9年間のありがとう、そしておめでとうをこの会場で爆発させていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

9周年ということに祝辞を述べる新田さん。「まずは名前だけでも覚えていただけたら…」とアイドル顔負けの台詞回しに笑いが零れつつ、メンバーコーレスをしていきます。

 

実は私…このコーレスを現地でやるのは初めてなんです。予習は…完璧です。任せてくだせぇぇぇ!!!!!

 

(ここからは、筆者のテンションが上がりすぎて可笑しくなっているので割愛させていただきます)

 

(真姫ちゃん可愛い、かきくこけー!)

 

(筆者、真姫推しです)

 

(良きにはからえ皆の衆ー!!!!)

 

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「私たちにとっても、ラブライブ!にとっても始まりの曲『僕らのLIVE 君とのLIFE』を聞いて頂きました。ありがとうございます!じゃあ、ちょっとね…私たちもですけど、若干エモくなっちゃってるので…皆さんの声を聞かせていただきたいな、と思います」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

「うぉぉおー!!!」と割れんばかりの歓声、熱気が鼓膜と網膜を通じて私の脳内に流れ込んできて、ドバドバと流れるものがあります。なんだこりゃ、ここは幸せ空間か…。

 

「9周年ですよ…」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

としみじみと語り出す新田さん。それに乗っかるように、μ'sメンバーもあれこれと言葉を交わし始めて、まるで部室を覗いているような感覚。

 

「雪が降ったよね!」徳井さんが持ち出した話題に、懐かしいよね…と初めてさいたまスーパーアリーナに立った日のことを懐かしむμ's。大雪が降ったあの4thライブ…本当に懐かしい。

 

「今日私たち、ライブ活動をさせて頂いていたのが6年間だったんですけれども、その間にたっくさん曲を歌わせていただきまして、もう本当に…100曲越えですね」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

100曲をも超える曲数を歌ってきたと語る新田さんとμ's。そんな彼女たちに、ファンからも称える拍手が贈られます。

 

想像も付かないですよね…そんなにも彼女たちの歌声は、誰かを照らし、救い、導いてきたのだなぁ、と改めて思います。

 

「たくさん皆さんにお届けしたいなぁ…とは思っているのですが、何分曲数が多いもので(笑)今日はスペシャルなメドレーにしてきました!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

コミカルな1面とそれを打ち消す爆弾発言。「スペシャルめどれぇぇえ!?」という想いを抱いた方がほとんどだと思います。私もそちら側です。

 

ラブライブ!TVアニメメドレー」というコールと共に期待値はMaxに。開幕の「僕らは今の中で」では、天に向かって突き上げる拳の数々が見えました。

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みんな、分かってんなぁ…。

 

ロッコさいたまスーパーアリーナ中を縦横無尽に駆け回るμ's。より多くの人に、自分たちのパフォーマンスを見せようとしていたのもありますが、何よりも南條さんの膝を考慮してこの構成になったのかな?と思います。

 

続くはNo brand girls

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あのイントロは、一種のドラッ…(その先は言わせない)鼓膜に入った瞬間に、身体が衝動的に「キタキタ!」と反応してしまいます。ライブで1番盛り上がる曲というだけありますね。

 

そして私がラブライブ!を知るきっかけとなったSTART:DASH!!

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いつだったか…虚しい毎日を過ごしていた私の元へ舞い降りた9人の女神様は、瞬く間に私の毎日を変えてしまいました。

 

辛い時も、泣きそうな時も、いつだってこの曲に励まされてきました。だから、嬉しかった。聴くことが出来て、生きてて良かったと心の底から思いました。

 

4曲目はそれは僕たちの奇跡

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この頃からようやくまともに追い始めたと言いますか…CDも2期もリアルタイムで見始めたタイミングだったんですよね。

 

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ユメノトビラのキラキラした音は、いつ聞いても心が爽やかになります。梨子ちゃんがμ'sを知るきっかけにもなった曲を、あの場にいたメンバーはどんな気持ちで見ていたのでしょうか。

 

そしてスペシャルメドレーラストを飾るのはKiRa-KiRa Sensation!

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ラブライブ!決勝で、彼女たちが歌った大切な1曲です。この場所では5thライブの時にも歌われていましたね。

 

奇跡それは今さ ここなんだ
みんなの想いが導いた場所なんだ

そう歌詞にも歌われたこのフレーズ。奇跡とも言えるこのステージは、私たちと想いだけでなく、μ'sの9人の想いが導いた場所でもあったわけですね。

 

メドレーが終わり、つかの間の休息のMC。話したいことも語りたいこともたくさんあるはずですが、

「楽しい時間は…「えーーーーー」まだ言ってない!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

会場の名残惜しい声に、笑いが溢れるμ'sメンバー。水分補給をしながら「どっこいしょ…」と口走る新田さんを初め、マイペースすぎるμ'sの姿に笑顔が零れます。

 

何でしょうね、伝説と語り継がれながらもその本性は今も昔も変わらずスクールアイドル部として青春を駆け抜ける女の子たちなんですよね。

 

新しい衣装の紹介では、嬉々揚々と語るメンバー。「僕らのLIVE 君とのLIFE」衣装を少しアレンジした…特にスカートの内側がメンバーカラーになっているのが可愛いですよね。

 

「気を取り直して…楽しい時間はあっという間で、次で最後の曲となります!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

気持ちを引き締め、今度こそ最後の曲になるμ's。名残惜しさを感じるのは私たちだけでなく、メンバーも一緒です。

 

「ありがとうございます。思い出のこの場所で歌えることが、とても嬉しいです。それでは最後の曲です。聞いてください」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

残雪のような…そんな切なさを帯びたイントロ。

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この日、さいたまスーパーアリーナに雪が降りました。真っ白くて、恋もまだ知らなくて、純新無垢な少女たちの歌。そんな彼女たちの願いを叶えるかのように…奇跡を降らしてくれました。

 

正直…伊波さんが言葉を失うのも無理はないと思います。私も…無でした。なんか、もう…感動したんです。

 

あのオレンジ一面の景色をこの目で、この身体で体感してることが何よりも幸せでした。一生の宝物をμ'sから、そしてラブライブ!を愛する皆さんからいただきました。

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大好きを叫ぶんだ

ここからは2日目はお話をします。

2日目、平然と構えていた私を突如背後から得体の知れない何かが襲い掛かりました。

 

〈始まりの朝〉が流れてきたことを、まず受け止め切れなかった私は、連番者の曜ちゃん推しの女性に「え、これ、どういうことですか…昨日と違うんですけど…」と、軽く泣きそうになりながら言葉を掛けておりました。

 

はい、情緒不安定です。すみません。

 

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そんな私の心情もお構い無しに、伝説が再誕しました。いや、もう、あの…感情がどこかに吹き飛びました。

 

(筆者、2日目は感情が欠落しすぎて話にならないので割愛します)

 

「皆さん、怪我をしない、怪我をさせないで、思いやりの心をもって楽しみましょう!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

余談ですが…久保さんのこの発言に、筆者は「待ってよぉぉぉおぉぉお…」と泣き崩れてしまったのは内緒です。

 

「私たちは、2016年の4月1日のファイナルライブをもって、活動に一区切りを付けたんですけれども、こうしてまた皆さんに呼んで頂けて、こうやって手を振っていただいたり、声援をかけて下さったり、本当に幸せだなぁ、と思います」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

MCでは、もう一度ステージに立てる喜びを語ってくれました。

 

「9周年ということで、色々お話したいことはあるんですけども、まぁ、語り尽くせないですよ」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

「9年もあるんだもん」と内田さんも9年分の想いを貯めている様子。他のメンバーも各々あるようですね。

 

「なんかこう、特にこれみたいなのありますか?」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

そんな投げかけに、あたふたするμ'sメンバー。そこに「9年分の想いをさ、こうだーっと一言で言えばいいんじゃない?」という南條さんの提案してくれたおかけで、「せーの!」の合図で会場全体で言うことに。(ナイスです)

 

部長の「せーの!」の合図で私が叫んだ言葉は…

 

 

 

「大好きー!!!!!!!!!」

 

 

 

ただその一言でした。

 

私と同じ言葉を叫んだ人は、結構いるのかな?なんて勝手に思ってしまいますが、本当にこの一言に今までの「ありがとう」と今日の「おめでとう」とこれからも「よろしくね」という意味を込めていました。

 

気持ちよかったです。過去1番に清々しい気分でした。

 

「みんなの中にそれぞれのラブライブ!の思い出があって、出会った瞬間はそれぞれ違ったかもしれないけど、ラブライブ!が好きって思いでここに集まってるだもん。凄いですよね!ありがとうございます!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

出会った瞬間は、違えど好きな気持ちは変わらない。そのことについて、新田さんは以前ツイートをしていました。

 出会った瞬間が「ラブライブ!」の始まりだから

 

そう綴る新田さんの想いは、いつでも根底にあるのだな、と思いました。だからこそ、μ'sのリーダーであり、高坂穂乃果ちゃんなんだと思います。

 

(μ'sスペシャルメドレーに関しては、1日目以上に全力で楽しんでいる筆者の様子しかないので割愛させていただきます)

 

「ここにいる人達、みんなラブライブ!のこと好きなんでしょ?」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

このセリフに、どこか聞き覚えがありました。それは、以前ライブで伊波さんが言葉にしていたことでした。

 

「だってさ、この会場にいる全員がラブライブ!サンシャイン!!大好きなんでしょ?!Aqoursのこと大好きなんでしょ!?これって凄いことなんだよ!」

Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 神戸公演Day2 伊波杏樹さんMC

こうしてリーダーの言葉は引き継がれて行くんですよね。

 

憧れを追い越して

2日目のトリは、AqoursAqoursシップに乗って、今日も彼女たちは光の海を渡ります。

 

2日目に入れ替えとなりました「WATER BLUE NEW WORLD」

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直前の「届かない星だとしても」のラストの決めポーズの時、センターを小原鞠莉役である鈴木愛奈さんだったわけですが…鈴木さんの推しの方はもしかしたら次の曲を分かってしまったかもしれませんね。

 

「こうして、この場所で皆さんと最高な盛り上がりと、素敵な時間を過ごせて私たち9人思いっきり歌って踊ることが出来て、本当に幸せに思います。ありがとうございます!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

2日目は、トリを務めることもあってか気合い十分なAqours。思いっきり歌って踊る喜びを噛み締めているようにも感じました。

 

「この場所にも、皆さんの熱気にも、愛にも、叫びにも、すごくこう…話したいことはたくさんありますが、私は…私たちは…μ'sが大好きです!

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

「μ'sが大好きです!」

その一言がどれだけ聞きたかったか。高海千歌として、Aqours伊波杏樹として、いちラブライバー伊波杏樹として…色んな立場を踏まえた上での言葉だったのかな?と私は思います。

 

ラブライブ!が大好きで、Aqoursのこともとってもとってもとっても大好きで、大事で、AqoursSaint Snowで紡いできた11人としての想いもとってもとっても大好きで、虹学のみんなのこれからもとってもとっても楽しみで!そんなラブライブ!が繋いでくれた今日というこの日が、人生の宝物です!

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

ラブライブ!のこと、Aqoursのこと、Saint Snowのこと、虹学のこと…ひとつひとつが繋がって、今日という日が訪れたことを、誰よりも幸せに感じているんだなと思いました。

 

いちラブライバーだったからこそ、人一倍想いは強いのだと感じます。

 

「皆さんの好きが伝わって、ものすごく幸せだなーと感じております。それは皆さんも同じだと思います。私たちAqoursは、5周年をもうすぐ迎えます。なので私たちは沼津から飛び出してきましたが、こんなに埼玉という大都会に、船を出して辿り着くことが出来て…その中でこれからもいっぱいいっぱい素敵なもの笑顔になっていただけるものを、元気を届けていきたい、好きを届けていきたいと思っているので、これからもいっぱいいっぱい楽しみにしていてください!!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

その想いを受け止めた上で、Aqoursとしての出来る全力のパフォーマンスを見せようと意気込みを語ってくれました。

 

「ありがとうございます!ということで、皆さんからたくさん、私たちも元気を、想いをいっぱい受け取ったからね!次の曲、元気いっぱい、笑顔いっぱい、皆さんにお届けしたいと思います!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

溌剌と、高海千歌と一緒に元気いっぱいに話す伊波さんに続き、Aqoursメンバーにも笑顔が溢れます。

 

「次の曲聞いてください!Aqoursで…未来の僕らは知ってるよ

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

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私は…この日見た未来の僕らは知ってるよを、生涯忘れることはないと思います。

 

彼女たちの「大好き」がたくさん詰まった曲。

あのMCを聞いて、あのステージを見て、この曲の…

 

I live, I live Love Live! days!!

 

というパートを、私は思いっきり叫ぶことが出来ました。これまで見てきたどんなライブよりも、声を出すことが出来ました。

 

私がラブライブ!を大好きでい続けた、この人生は決して間違いなんかじゃなかったって。胸を張って、肯定していいんだって。

 

心の底から思いました。

 

同時に、ずっとラブライブ!を大好きで良かった。ラブライブ!人生を生きてきて良かった、と実感しました。

 

絶対ブログタイトルにしてやるんだ!!

 

と意気込んだのもこの瞬間です。

 

恋になりたいAQUARIUM」の代わりに2日目に歌われたのは「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」のナンバリング曲でもあるHAPPY PARTY TRAIN

 

センターである松浦果南役の諏訪ななかさんが、これまでのライブで1番の歌声と想いを届けてくれました。

 

1日目は時を巻き戻すようにμ'sへとバトンが渡りましたが、2日目はそのμ'sからバトン…次の夢を受け取ったAqoursがパフォーマンスすることによって、この「HAPPY PARTY TRAIN」が2日目に披露されたわけではないのかな?と私は思います。

 

開いた花の香りから 受けとったよ次の夢を

あの日受け取った次の夢は、Aqours、そして虹ヶ咲学園へと受け継がれています。

 

「次の曲は、私たちにとっても凄く凄く、そしてラブライブ!サンシャイン!!の始まりのデビュー曲です。それでは聞いてください。」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

名残惜しくもAqoursも次が最後の曲。そんなラストを飾るのは、1日目と同様君のこころは輝いてるかい?

 

私はこのステージを見て「Aqoursは憧れを追い越していったのだなぁ」と感じました。

 

アニメでは、千歌たちは1期12話「はばたきのとき」で、μ'sの背中を追いかけるのでは無く、自分たちの道を歩んで行きました。

 

伊波さんたちもμ'sの背中を追いかけていたわけではありませんが、憧れてはいたはずです。あの人たちのように…と時にはそれがプレッシャーになっていたこともあったと思います。

 

それさえも跳ね除け、彼女たちは東京ドームでのライブを成功させ、そして…μ'sのあとの「トリ」というポジションで歌うまでになりました。

 

彼女たちは、数多の試練と壁を乗り越え、こうして憧れを追い越して、自分たちだけの新世界への航海の旅に出かけたのです。

 

「みんなでこうして大きな一歩を踏み出せたこと、とても誇りに思います」

1日目はμ's、2日目はAqoursの最後の曲が終わり、それぞれのリーダーが進行をしていく。今日出演したSaint Snow、そして虹ヶ咲学園のメンバーもステージに登壇し、総勢29名のキャストが出揃いました。

 

「本当は一人ひとり感想を聞いていきたいところではありますが…見ての通り、大所帯になりまして…各グループの代表から挨拶をしていただきたいと思います」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

ゆるりと、新田さんがMCを回していましたが…ラブライブ!ファミリーはこんなにも大きくなってしまったことを改めて感じます。

 

「本日は改めてこんな素敵なステージに立たせていただき、ありがとうございました!皆さん、今日は楽しかったですかー?ありがとうございます!」

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を代表して、上原歩役の大西亜玖璃さんが今の気持ちを語ってくれました。

 

「いやー、こんなに皆さんに楽しんでもらえるラブライブ!が、先輩たちが本当に凄いなって…改めて感じることが出来ました。そして、今回私たちもその一部になれたことが凄く光栄に思います。ありがとうございます。今回…虹ヶ咲に初めて会ったぞ!って方が凄いたくさんいらっしゃったんですけども…そんな中で暖かく受け入れて下さって、見守って下さって、本当に凄く感謝しております」

同時に、先輩たちの偉大さとその一員になれたことの喜び、そして私たちが暖かく受け入れて下さったことに感謝の気持ちを伝えてくれました。

 

「今回メンバー、 みんなでこうして大きな一歩を踏み出せたこと、とても誇りに思います。これからも一生懸命前を向いて、一歩ずつ頑張って行きますので、これからも応援是非ぜひよろしくお願いします!今日は本当にありがとうございました!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

大きな一歩を踏み出せたことを誇りに思う、と語ってくれました。

 

彼女がソロ曲でも「果てしない道でも一歩一歩。諦めなければ夢は逃げない」と歌うように、今こうしてここに立てていること、そして今日という日に生まれた夢を、これからも諦めずに追いかけ続けることでしょう。

 

「本日はありがとうございました。昨日今日と、ラブライブ!フェスを迎えるにあたって、私はすごくドキドキして、不安で、でもすっごくすっごく楽しみで、もう…この胸がなんか張り裂けちゃいそうでした。でも、ステージに立ってみたら、思ってた以上に、本当に本当に本当に!楽しくて、こんなに綺麗な景色を見せてくださった皆さんに凄く感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」

2日目は、1日目とは違い不安な気持ちを正直に話してくれました。それはそうです。ソロでさいたまスーパーアリーナに立つなんて、私だったら卒倒すると思います。

 

それでも、ステージに立ってしまえば綺麗な景色に魅了され、彼女もまたひとつ大きな成長を見せてくれたと思います。

 

「本当に…こんなに嬉しい気持ちにさせてくれるラブライブ!が、本当に…もう好きだなぁ!って、もっともっと好きになりました!これからも私たちはね、前を向いて、応援していただき、愛していただけるように精一杯感謝の気持ちを忘れずに頑張って行こうと思います。なので、これからも応援よろしくお願いします。今日は、本当にありがとうございました!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

ラブライブ!が大好きだ!という気持ちを再確認した大西さん。これからの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の活躍が楽しみですね。

 

 

「今日このさいたまスーパーアリーナ、本当にそのものだったと思いました」

Saint Snowを代表して言葉を紡いで下さったのは、鹿角聖良役である田野アサミさん。

「よく他に行くと『ラブライブ!の魅力って何ですか?」とよく、たくさんの方に聞いていただいたりするんですけど、私たちSaint Snowは『ラブライブ!はこういう感じです!』って魅力を語らなくても、皆さんの方がきっとラブライブ!の魅力を本当に知ってるな、と思うので、いつもそうやって『ファンの皆さんの方がラブライブ!の魅力は私たちよりも知っていると思います』っていつも答えるんですけど、今日このさいたまスーパーアリーナ、本当にそのものだったと思いました。本当に素敵な魅力が集まったラブライブ!に、こうしてSaint Snowの2人なんですけども、仲間に入れてくれてありがとうございました!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

1日目では、ラブライブ!の魅力の話を語りました。田野さんは「私たちがその魅力を知っている」と言いました。

 

その言葉を聞いた時、田野さんは私たちのことを信頼しているからこそ、誇れるファンだからこそ、こうして表現してくれるのだと思いました。

 

だからこそ、より一層ラブライブ!に正面から、本気でぶつかって行きたいと改めて感じました。

 

「皆さん、本当に9周年、ありがとうございます!あの…おめでとうって言うの、あれなのかなって思ったんですけど、本当に私たち…というか、私がおめでとうって言うのなと思ったのですが、本当に皆さんおめでとうございます!あの…9周年を迎えるにあたって、本当にμ's、A-RISE、そしてAqours、虹学、Saint Snow…こうしてここに皆さんが集まって、こうして愛を届けてくれるのは、本当にどのメンバーも欠けることなく、9周年…皆さんが愛してくれたからだと思います。初めましての方も、本当に暖かくSaint Snowを迎えてくださって本当に幸せでした。これからも、皆さんの大好きなラブライブ!、誇りに思って、明日からの日常を過ごしてください!ありがとうございましたー!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

田野さんがここでもA-RISEの話を出し、「あぁ、この人は誰一人欠けることなく進んできたラブライブ!だからこそ、あの場所で、その言葉を言えたのだな」と思いました。

 

田野さん自身、ラブライブ!を含め歩んできた道のりは決して緩やかな道でも、舗装された道では無かったと思います。

 

それでもひとつひとつ積み重ね、鹿角聖良役として今あのステージに立っている。それは、紛れもなく先駆者たちの輝きもあったからと、聖良が劇中で言葉にしていたことを忘れずに、心に閉まっているということだと思います。

 

「最高でした!!はい、あの…ラブライブ!大好きです」

Snow halationの余韻が凄すぎて…すみません…あの…最高でした!!はい、あの…ラブライブ!大好きです…はい、あの私たちAqours9人でやらせてもらってますが、あの今ね、Saint Snowを含めた11人でも色んな物語を紡いでますので、これからもAqoursラブライブ!サンシャインをよろしくお願いします!あの…最高でした!ありがとうございました!!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

1日目、私は衝撃を受けました。だってあの伊波さんが…あの語彙力化け物の伊波さんが…言葉を失っているんですよ!?

 

Snow halationの余韻が…と、最高でした!と、ラブライブ!大好きです!と、声を詰まらせながら言葉にしているんですよ…。

 

伊波さんは、Aqoursのリーダーであり、言わばラブライブ!サンシャイン!!のフロントランナーとも言うべき存在です。そのため、MCやステージの立ち振る舞いも自ずとそういった立ち振る舞いを求められることも多くあったと思います。

 

ですが、あの日、あの瞬間だけは…Aqoursのリーダーとしてではなく、ただμ'sのステージに魅せられた高海千歌であり、いちラブライバー伊波杏樹さんであったと思います。

 

「この会場に好きという気持ちが溢れていて、最高に幸せな2日間でした!本当にありがとうございましたー!!!!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

2日目、伊波さんはたくさん…語りたいことがあったと思います。ラブライブ!のこと、ラブライブ!サンシャイン!!のこと、Saint Snowのこと、虹学のこと…ですが、それは多分必要ないと思ったのだと思います。

 

なぜならこの後に纏めてあるμ'sの2日目、新田恵海さんの言葉に全てが詰まっていると思ったから。だからこそ、その新田さんの言葉を受けて彼女は、この2言で終わらせました。愛と思いやりを大切にする彼女だからこそ取ることが出来た選択肢だったと思います。

 

「μ’sic Forever!!」

そして、μ'sからは高坂穂乃果役である新田恵海さんが代表で語ってくれました。

「μ's高坂穂乃果新田恵海です。本日はありがとうございました!私たちは、2016年4月に、ファイナルライブをもって、μ'sとしての大きな活動に一区切りを付けていたんですけれども、ラブライブ!が9周年ということで、皆さんがラブライブ!を愛してくれたから、μ'sを好きでいてくれたから、こうしてまた会える、そんな夢が叶いました。本当に呼んでくれてありがとうございました!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

1日目では、率直な今の想いをストレートに伝えてくれました。

 

呼んでくれて、ありがとう。

 

そう彼女は言いましたが、私たちはあの日約束したんです。

 

また会おう 呼んでくれるかい?
僕たちのこと

呼んでくれるかい?って、ライブが終わった後に、全員で合唱をしました。

 

自然と沸き起こった合唱。誰が言うまでもなく、ファン自らが考え、起こした奇跡を、彼女たちもまた共に分かちあってくれました。

 

だから、僕らはずっと呼び続けて待っていたんです。今日、その夢が叶いました。

 

「私たちμ'sは、穂乃果たちμ'sは、奇跡を辿るように活動してきて、みんなで東京ドームでファイナルを迎えましたけれども、こうしてみんなが大好きを伝え続けてくれると、こうして新しい夢もまた生まれていくんだなっていうことを、今日身体中で感じることが出来ました。なので、何度でも言わせてください。私たちはずっとμ'sです!

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

その想いを受け取って彼女は言いました。

 

「私たちはずっとμ'sです!」と。

 

辛そうな時にそばに居てくれるμ's。

嬉しい時に会いに行けるμ's。

 

かけがえのないもの宝物を、μ'sから貰い、そしてこれからも私たちはずっとμ'sから貰い続けるのだと思います。

 

「これからもラブライブ!が、みんなと一緒に叶える、最高の夢の物語。そんな存在であり続けてくれたらいいな、と願っています。本日は本当にありがとうございました!」

ー2020.01.18 ラブライブ!フェス1日目

そんな私たちが出来ることは、一緒に最高の夢の物語を紡ぎ続けること。誰にだって夢の物語はあると私は思います。

 

夢、ってなんだろうね…って最近考えることがあります。

 

医者になりたいとか、将来結婚したいとか…具体的というか、明確な夢が、夢だと思っていたのですが…何だっていいんだろうなって私は思い始めました。

 

言い方が悪いかもしれませんが、やりたいこと、したいこと、その全てが夢に繋がってくんじゃないかって思うんです。

 

どんな小さなことでも、でっかい夢だと思うんです。確かに、明確な夢の方が実現させるプランもビジョンもハッキリしてくるので、追いかけやすいのかもしれませんが…。笑

 

だから、もし今この文章を読んでいる人の中で、私と同じように具体的な夢、明確な夢がない人は、私と一緒に何か小さなことからでも夢を見つけて行きましょう。

 

「なんでしょう、こう、皆さんが凄く暖かく迎えて下さって、久しぶりなのに久しぶりじゃない感じがするっていう風に言いましたけれども、ただいまだとは正直思っていなくて…なぜなら、私たちはファイナルライブを迎えましたけれども、一区切りをつけましたが、穂乃果、ことりちゃん、海未ちゃん、真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃん…そしてにこちゃん、希ちゃん、絵里ちゃん、いつもみんなの傍にいたと思っています!

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

2日目、新田さんは「ただいまだとは思っていない」と口にしました。それは、いつもみんなの傍にμ'sのみんながいたから。

 

見えなくても、例え分からなくても…どんな時も自分たちを支えてくれた存在がいることを知っていたから。だからこそ、新田さんはこの言葉を贈ったのだと思います。

 

「なので、9周年ありがとう、そしておめでとうの想いを込めて、この言葉を叫ばしてください!!μ’sic Forever!!!これからももっともっとよろしくお願いします!!!!」

ー2020.01.19 ラブライブ!フェス2日目

「μ’sic Forever」

その一言に全ての想いを込めて「よろしくお願いします!」と頭を下げました。

 

μ'sは一区切り付いたとしても、私たちファンがμ'sを思い続ける限り、μ'sは永遠に私たちの傍で見守ってくれているし、私たちを支えてくれているのだと思います。

 

同時に、私たちその想いがμ'sがそこにいることを刻み続けていると思います。こちらこそ、よろしくお願いします!と心の中で彼女に返しました。

 

全グループの挨拶が終わると「それでは最後にみんなで手を繋ぎましょうか」という合図で、29人のキャスト全員が一列となり手と手を結びました。まるで、これからのラブライブ!の繁栄を願うかのようにも見えました。

 

「本日は誠に…ありがとうございましたー!!!」

「本日は本当に…ありがとうございましたー!!!」

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宙を舞う銀色と拳を突き上げたラブライバー。そして、2日間のステージを作り上げた29名のキャストのみんなの笑顔。

 

どれを切り取っても、最高だと思います。

そして、29名のキャストを支えてくれたスタッフの皆様、関係者の皆様無しには、私たちが楽しむことも9周年をお祝いすることも出来なかったと思います。

 

本当に、最高の景色をありがとうございました!!!!

 

終わりに

ここまで長々と文章を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

 

少しでもラブライブ!フェスのことを知ることが出来たり、思い出すことが出来たでしょうか?

 

フジテレビの有料チャンネルの方で、ラブライブ!フェスの一部が放送されるそうで…残念ながら私はそのチャンネルを見ることが叶いません。

 

ですが、こうして記録媒体という手段にブログを使うことで、あの日のことを永遠に残すことは出来ると思いました。

 

私得でもあるこのブログで、少しでも誰かの力になれていたらいいなあ…くらいに思ってます。笑

 

さて、ここからは少し私情を挟ませてください。

ラブライブ!フェス2日目、会場へ向かう私の元に…正しくはTLにこんなツイートが流れてきました。

 

さらいんさんへ

あなたの伊波さんに対する熱さはいつも敬服、尊敬しています。
いつか互いにカッコつく自分になれたとき、ハイタッチで「辿り着けた」って称賛しましょう。
伊波さんに近付けた自分たちを祝して。

私より

私はこのツイートを目撃した時、思わず涙を1粒零しました。

 

送ってきた相手は、私が誰よりも尊敬する同人作家さんであり、伊波さんとの向き合い方も尊敬している方です。

 

私は、伊波さんとの向き合い方が果たしてこれでいいのか分かりません。ただただがむしゃらに彼女のことを追いかけ、「女性としての理想像」として憧れています。

 

だからこそ、自分の向き合い方を肯定してくださる方がいて、心の底から嬉しかったです。

 

そして、それは別の部分からも感じることが出来ました。それは、ラブライブログアワードというあるお祭りのことです。

 

簡単に説明すると、ブログをノミネートした賞を付けましょう、という企画。

 

詳細は上のツイートからぜひ確認してみて下さい。あなたがまだ知らぬ世界、出会ったことのない素晴らしい記事の数々が待っています。

 

あらゆる部門が存在する中で、私は「キャスト部門」という部門で名誉ある「キャスト部門大賞」というものを頂くことが出来ました。

 

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ラブライブ!フェス直前の夜、その表彰式があったのですが、実はこのイベントは10月末から始まっていました。

 

ブログ投稿期間が10月末、ノミネートが11月末、そして投票期間が12月末という3ヶ月にも渡るビッグイベント。

 

その企画に私はある記事を投稿しました。それが「伊波杏樹さんは何故Aqoursのリーダーなのか」ということを根拠に基づいて考察していく記事です。 

nanoha1007.hatenablog.com

この記事がたくさんの方に認められ、名誉ある賞を頂けるなんて考えもつきませんでした。

 

自分に自信がなくて、でもこんな私でも誰かに届くような文章を、誰かから認めて貰えるような文章を書くことが出来たのかな?と思えました。

 

この場をお借りして、改めて伝えさせてください。

 

ラブライブログアワード実行委員会の皆様、そして参加者の皆様、投票して下さった皆様、本当にありがとうございました!

 

伊波さん…私、やり遂げました!

 

そして、最後に私が一方的にやりたいと思っていた29人58名に対するブログについてです。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーから始まりました。

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そしてバトンはSaint Snowへと渡り。

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Saint SnowからAqoursへ。

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そしてAqoursからμ'sへとバトンが渡っていきました。

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日程通り、毎日1記事更新は出来ませんでしたが、フェスまでに全員への想いを改めて再確認し、自分の中で整理することが出来ました。

 

この機会を与えてくれたラブライブ!フェス、そしてラブライブ!シリーズに感謝しています。

 

ラブライブ!との出会いは、中学生の時。

こんな日が待ち受けているなんて、誰が予想出来たでしょうか?

 

ラブライブ!が大好きな人の、大好きな人たちによる、大好きな人のためのお祭り。

 

一生に1度あるか無いかの素敵なお祭りが閉幕して、早3ヶ月。今でもあの日のことを鮮明には思い出せます。

 

それだけ彼女たちから大きな宝物、人生の宝物を貰ったのです。

 

さて、そろそろ筆を置く時間となりました。

これまで数多くのことを語ってきましたが、私が伝えたいことはただひとつです。

 

 

 

 

 

 

 

ラブライブ!は好きですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん。大好きだよ!!

 

─I live, I live Love Live! days!!

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