ほのぼのとした田舎暮らし

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君に恋した8月8日を忘れない。〜逢田梨香子Birthday Party2021~to ME~に寄せて〜

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12月17日。

 

人生の岐路から半年以上経ち、迎えた初めての彼女の誕生日。

 

いや、彼女と呼ぶにはあまりにもおこがましいかもしれないな……と誰にも知られることなく心中で葛藤を繰り返しながら向かった先は、以前にも足を運んだ場所であった。

 

雨にも負けず、風にも負けず。

曇天の空の下、迎えた彼女の誕生日は……大切な記念日となった。

 

そんな8月8日のお話を、どうか聞いて欲しい。

 

 

はじめに

先日8日、逢田梨香子Birthday Party2021~to ME~」に参加させていただきました。

 

今回はそんなイベントレポを……さくっと書きたいと思います。私のさくっとが果たしてどれくらいなのかは分かりませんが、書きたいことを書くだけの記事です。

 

もうお分かりの方も多いかとは思いますが、私は最近逢田さんを追い掛け始めた新参者です。そう、追い掛け始めてから初の逢田さんの誕生日でございます。

 

……え、誕生日ってどうするの?

 

となるくらいには実感が湧きませんでした。それはそう。何故なら……あまりにも充実した夏休みを送っていたから。(おい)

 

と、巫山戯るのも大概にして欲しいところですよね、皆様もそう思ってくる頃ではないでしょうか、はい。

 

つまり、何が言いたいかと言うと…………

 

この日をめちゃくちゃ楽しみにしてました。

 

伊波さんを応援してるやつが何を言っているんだと思われるかもしれませんが、本当楽しみだったんです。だって、あの逢田さんですよ???

 

私に「2020年最大の誤算でした(失礼)(褒め言葉)」と言わせた人物ですよ?

 

そりゃあ、今度は何を見せてくれるのか、楽しみじゃないですか。遠足前のガキンチョの如くルンルンとした気分で私はZepp TOKYOに向かいました。

 

まさか……あんなことがあるとは知らず。

 

逢田梨香子さんのお写真は、全てこちらの公式サイトからお借りしております。

www.musicvoice.jp

 

"ZEPP東京2021 逢田梨香子 夏の全力運動会"

 

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「宣誓!」と手を挙げた逢田さん。え?今日、誕生日でしたよね……?という人々の期待を大きく裏切る展開に、私も初め頭が着いて行きませんでした。

 

ですが……あまりにも逢田さんらしさに思わず笑いが零れました。

 

「私は運動が得意ではありません。嫌いではありませんが……」と選手宣誓を続ける逢田さんに何かが重なりました。

 

そう、現職……う、いや、この話はここでは無しにしましょう。順調な滑り出しを見せたかと思いきや、突然逢田さんの口から言葉が出てこなくなりました。

 

やがて……ポケットからカンペを取り出したのです。ここで、もう既に腹筋は崩壊しました。夜の部は、もう始めからカンペを見ながら宣誓をするというなんとも斬新と言うべきか、潔さには脱帽致しました。

 

3日前から練習はしていたそうですが……流石にあの大勢の前では抜けてしまうのも無理はありませんよね。手を挙げるのが逆だったり、幸先から「おいおい、大丈夫か?」と思わせる逢田さんは、本当に人を笑顔にさせるのが上手いなと思います。

 

MCとして登場したのはお笑い芸人・グランジ遠山大輔さん。

過去にTOKYO FMなどで放送されている超人気番組「SCHOOL OF LOCK!」のパーソナリティーを務め、”とーやま校長”の愛称でも知られています。

 

逢田さんとは「AqoursLOCKS!」として長らく同番組のレギュラーを務めていましたが、こんな所でまたそのご縁が巡り巡って来るというのはとても素敵なことですよね。

 

五輪にあやかったこのコーナーの最初の競技は「10メートル障害」。

 

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グルグルバットを10回やり、網を潜り抜け、ハードルを跨ぎ、麻袋に身体を入れてジャンプをし、最後にパン食いをしてゴールという一見簡単にも見える競技。

 

「余裕ですよね?」と語る逢田さんが、なんとも可愛らしいお姿になっていましたね。特にパン食いの時が好きです。パンで選んだものが「かにぱん

 

某なんたら中学生で私は知ったパンですが、選んだ理由として挙げたのが「可愛いから」という、逢田さんらしい回答に好感度は爆上がりですよね。

 

夜は、メロンパンという「これ、絶対美味しいからだろうな」という選択理由がありそうなパンに思わずにっこり。

 

「不正はなかった」パン食いに、観客の皆様も大喜びでしたよね。えぇ、もちろん拍手で甘やかしましたとも。逢田さんのファンは、みんな優しいんです。

 

2種目目は、今年のオリンピックから正式種目となった「アーチェリー」。

 

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本物……ではなく、トイザらスで購入したアーチェリーのおもちゃでの挑戦となりました。夜公演では、1発で決め、かっこいい所を見せたかと思いきや、最後にはやっぱりお笑い100点満点を叩き出す逢田さんがとても好きです。(語彙力)

 

最後の種目は、「サッカーストラックアウト」。

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昼公演ではフリースローだと言うのにダンクを決めた逢田さん。さて、夜公演は何をしてくれるのか……おっとぉぉ!!!!

 

なんと、一発目で8枚中5枚も抜いてしまったぞ。なんということでしょうか!?

 

という具合に、本当にどこからその奇想天外が産まれるの???というぐらい笑ってばかりいました。この人と一緒なら、人生嫌なことも辛いことも最後には笑って吹き飛ばせてしまいそうだな、と本気で思いました。

 

金メダルを見事獲得した逢田さん。齧りそうになり、遠山さんに止められる場面もありましたが、中々に時事ネタが沢山ぶっ込まれていて、笑ってしまいました。

 

特に遠山さんが想像以上にポンポン拾う投げるが上手すぎて、10年レギュラー伊達ではないと思いました。時事ネタ、これでもか!!とぶっ込んでいただき、誠にありがとうございました。

 

Q&R(Question&Rikako)

 

引き続き2人でのトークが始まりました。

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29歳を迎えた逢田さんに対して、ファンクラブで募った質問が投げかけられます。

「とうもろこしに関するエピソード」では、「私、ラーメンとかに付いてるコーンが苦手で……」と、話の腰を折ってしまうような回答をしていたり、「1日だけ小学一年生だったら、媚び売ってお金を50万くらい稼ぐ」という、遠山さんですら「あんた、やべぇよ!」と言ってしまうほどぶっ飛んだ回答に、終始笑わされました。

 

でも、そういう所なんですよね、彼女の魅力って。

 

ムードメーカー、という訳じゃないけれど、個性が光ると言うべきか……どこか放っておけない存在。どこにいても目に付く存在。

 

それが、この逢田梨香子さんなんですよね。

 

2年前のバースデーライブでの話でも言っていましたが、本当に1人でステージを立つことが怖かったそうで。

 

2年経った今は、ステージを楽しめるようになったと話していました。それは、私たちファンに自分を預けているからだ、と話し、新参者の自分はどこか暖かい気持ちになりました。

 

霊視鑑定

夏らしいコーナーですが、なんでも逢田さんが持ち込んで下さった企画だそうです。

 

ずっと興味があった霊視鑑定を、このバースデーイベントにぶつける辺り、ブレないですね。

 

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ゲストとして見えすぎる芸人シークエンスはやともさんが登場。私もお初にお目にかかるお方ですが、著名な有名人の方を何人も霊視鑑定しているそうで……す、凄すぎる。

 

そんな逢田さんの鑑定結果は、画像でも映し出されているように「大量のファン」の生き霊が取り付いているそうです。

 

「守護霊」とファンのことをこれから呼ぼうとしていたので、皆さんはこれからは守護霊と名乗っていきましょう。

 

また、宝物のような扱いを受けているのは、逢田さんが熱血家であり、そこに惹かれているからだそうで……節々に確かにそういった熱血たる部分を感じることはあります。

 

MCだったり、歌だったり、好きなことに対してだったり……逢田さんは、きっと真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐなんじゃないかなって思います。

 

いや、その……周り道すらも楽しんじゃうというべきか、本人も口にしていたのですが、人生は壁ばっかりでした、と言っていたんです。

 

確かに「RIKAKO'S FILM」を読んだ時、「この人って、こんなにも苦労してきたのか……」と知ったので、凄くその言葉に重みがありました。

 

The Premium Live 

正直に話しましょう。

 

もう書くの辞めてもいいですか……(震え声)

 

いや、違うんです。嫌いになったとか、面倒くさいとか、そういう訳では無いのです。

 

キャパシティの問題です。

今回、このパートに関してはただただ打ちひしがれる自分がいたのです。

 

そんな醜態を晒し続けた私めからの視点で宜しければ、このままお話を続けていきましょう。覚悟はいいですか?

 

……頷いた人が、1人居たので。違う、待て、頷いた人、絶対姐さんだろ。

 

私を沼に落とした公演の連番者と今回も行かせていただいたのですが、お隣でとても楽しそうにサイリウムを振っておられて、私は「このおぉぉ!!裏切り者がぁぁあ!!!」と思っていたのは秘密です。

 

さて、皆さんに問題です。

私は、どの曲のオタクでしょうか?

 

はい、「Dearly」ですね。

 

では、問題です。

逢田さんのバースデーイベントのライブパートで最初に歌われた曲は何でしょう?

 

はい、「Dearly」ですね。

 

最後の問題です。

これを受け止めたさらいんがとった行動は、次のうちどれでしょう?

 

  1. 崩れ落ちるようにして下を向く
  2. 天井を見上げる
  3. メモ帳を落としそうになる
  4. 地面に手を着く
  5. 大号泣

 

さぁ、どれでしょうか。シンキングタイムは、5秒です。5.4.3.2.1で………答えは……

 

 

 

 

全てです。

 

予想出来るわけがありません。

 

誰が初っ端で、最推し曲を歌うと思いますか?

 

おかしくないですか?

 

むしろ何してれるんジャァァァ!!!!と1周回ってキレ散らかすかと思いましたが、ステイクールさせていただきました。

 

いや、無理です。語ることはありません。この曲について語ることは不可能。無理です。狂ったように身体を動かしていたことは覚えていますが、どんな顔してたんでしょうね、逢田さん。(マジのマジで1メロお陀仏状態でした)

 

 

 

 

 

以上。はい、次。

 

 

 

 

 

(本当、うちの子が申し訳ございません。その……この子、Dearlyが凄く好きなんです。Dearly大学っていう意味が分からない大学を作ってしまうくらい大好きで……だから許してやってください。どうか、うちの子を引かないでください。お願いします。)

(心肺停止。電気ショックが必要です。周りから離れてください。)

 

真っ白な衣装。美しい。綺麗。

 

この語彙力で、これからを綴ることをお許しください。

 

今回のライブは、ファンクラブでの投票を元に組んできたそうです。そして、次に歌う曲は投票で1位を取った楽曲。

 

 

 

「それでは聞いてください」

 

その一言で、会場が静謐に支配される。そして流れ出すピアノのイントロに重なり響く逢田さんの歌声。

 

「ブルーアワー」

 

昨年8月にデジタルリリースされた楽曲。

 

「自粛中に作詞をしていて、もどかしい気持ちや寂しい気持ちをこの楽曲に詰め込んだ」と語り、昨年過ごしてきた想いを綴ってくれました。

 

「私を生きるよ」

 

そう強く歌う逢田さんの姿が今も頭に鮮明に浮かび上がります。逢田さんの全てが込められたこの歌が、1位を獲得するのも、そしてこれに投票するファンの気持ちも伝わる1曲になりました。

 

ライブラストを飾るのは「ステラノヒカリ」

 

だからね、ね?追い討ちかけるのを辞めましょうよ?

 

ね?

 

なぁ……なんでですか……。

 

皆様ご存知、「ステラノヒカリ」は私が唯一逢田さんの曲の中で歌詞を細かく見ていた楽曲でもあり、好きな曲のひとつでもあります。

 

この曲はライブツアーでも一緒に振り付けを踊れる曲としても有名ですが、今回のバースデーイベントはプレミア付き。

 

なんと逢田さんのアカペラのみで練習をするという超絶プレミアレベルの経験をさせていただきました。

 

ライブパートで唯一、自分が自分でいられた瞬間でした。他の曲の時の自分は、分かりません。そこだけ記憶が抜け落ちてしまっているので、次回はきちんと覚えて帰りたいと思います。

 

歌唱後、「みなさんは私の自慢です。これからもみんなと一緒に歩んで行けたらうれしいです」と強く語る逢田さんに心が震えました。

 

私は以前、こうブログで語りました。

逢田梨香子さんの歌は、ふとした日常に溶け込んでいるんだと思います。

 

なんら変わり映えのない青い空を見上げる時、人々が行き交う雑踏の空気の中、木々たちが葉を擦れているような音に紛れている。そんなありふれた日常に溶け込んだ歌

 

けれども待ち合わせの時などにふと目をつむると、その声が蘇る。まるで、ふとした日常に「特別」な色を灯すかのように、そっと寄り添う。

 

それが彼女の歌であり、だからこそありふれた日常が特別な意味を持つのだと思います。ありふれた日常に溶け込んで、そっと特別に色付かせる歌だからこそ、私は彼女の歌が好きです。

 

nanoha1007.hatenablog.com

「ありふれた日常に溶け込んで、そっと特別に色付かせる歌」と称しました。

 

特別な日常を私たちは知らぬ間に過ごしてきたのかもしれません。逢田さんの存在が、歌が、私たちを特別な日常として過ごさせてくれていたのかな、と思います。

 

そんな日常を過ごしてきたからこそ、逢田さんの誕生日を自分のことのように祝う。普通、誕生日ってその誕生日の人しか楽しいことがないイメージが私の中では強いんですよね。

 

プレゼントを貰ったり、少し奮発して美味しいご飯を食べたり……ですが、その「幸せな時間」を共に共有出来ることが1番の誕生日プレゼントなんじゃないかって最近思うようになりました。

 

幸せのお裾分けって言うのでしょうか。逢田さんをお祝いしに行ったはずなのに、結果私たちファンもいつか笑顔になっている。

 

そんな相思相愛な関係が、とても愛おしいとも私は思いました。

 

逢田さんにとって自慢であれるように、これからも微力ながら応援しております。

 

終わりに

ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

最後に、このブログを書こうと火種をつけて下さったお話をさせてください。

 

実は、今日こんなDMを頂きました。

 

お巫山戯ばなしはさておき、変なこと言ってる自覚ありますが、伊波さんを追いかけている人が、逢田さんの現場に来て、大切なものを受け取って、多少なりとも生きる糧にして下さっている、という事実は僕は嬉しくて、変ですけど、とても感謝しています。
さらいんさんもお聞きになったと思うんですけど、最後の遠山校長の「素敵な空間ですね」ってことに対して、「私の自慢です」って答えたり、「ゆっくり自分のペースで、気楽に生きて生きましょう」って言ったり、「絶対またすぐ会えるからね」って、「絶対」という言葉を大切な時だけ使う人間が、「逢田梨香子」さんであり、貰ったものを双方が返そうとする、そんな素敵な関係性で充ちているファンの方々達なので、僕にとっても、逢田さん込みで、本当に自慢の人達なんですよね。
だから、それを見せられたこと、それにさらいんさんがふくまれたことに、なんか僕は感謝を伝えたいわけです。
日本語下手すぎてすみません…
長くなりましたが、改めまして、ありがとうございました。
また、会いましょうね。

 

「伊波さんを追いかけている人が、逢田さんの現場に来て、大切なものを受け取って、多少なりとも生きる糧にして下さっている、という事実は僕は嬉しくて、変ですけど、とても感謝しています。」という言葉を受けて、凄く不思議な気分でした。

 

「そうか……私、伊波さんずっと追い掛けていたもんな」と自分では気付かないくらい真っ直ぐに走ってきていました。

 

それからほんの少し離れてみて、逢田さんに出逢って「ちょっとくらいは変わったんじゃないかな?」って思えるようにもなったんですよね。

 

具体的にどこが、とか上手くは言えませんが……より逢田さんと、逢田さんのファンの皆様の関係が大好きになりました。

 

私があの場所にいるのも、この記事を書いているのも、全てはあなたたちのせいですからね。(いいえ、おかげです)

 

感謝してもし切れないご恩を、これからも返していけるように……気楽に生きながら、自分のペースで歩んでいきます。

 

またいつの日か、お会いしましょう。

 

 

 

 

 

熱は冷め、現実はやってくる。

 

無常にも朝はやってきて、また窮屈な日々を過ごすのだろう。

 

だが、不思議と気分がいい。

 

生きる活力を、前に自分のペースで進む力を貰ったからだろうか。

 

私は……君に恋した8月8日を忘れないだろう。