ほのぼのとした田舎暮らし

ほのぼのとした田舎暮らしをしているような…そんなゆったりとした言葉を贈ります

ありふれた日常に色を灯す〜『逢田梨香子 1st LIVE TOUR 2020-2021「Curtain raise」 東京公演』に寄せて〜

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「同じ歩幅を歩む等身大のその姿に目頭が熱くなりました」

 

幕開けを迎えるはずだった4月。

 

誰もが胸に希望とほんの少しの勇気を抱いて、この場所を訪れていただろう。

 

満開の桜吹雪に包まれ、彼女はステージで歌い舞う。

 

始まるはずだった彼女の1stライブの幕が……上がることはなかった。

 

それでも…それでも彼女はずっと希望を絶やさずにいた。

今だからこそ出来ることを考え続け、幕開けを迎えるために尽くした。

 

全ては……みんなと同じ歩幅を歩いていくために。

今も昔も変わらない自分自身でいるために。

 

今日も彼女は……ありふれた日常に特別な色を灯す。

 

 

初めに

あけましておめでとうございます。さらいんです!

今年もよろしくお願いします!

 

新年一発目の記事となる今回の記事は、2020年12月17日に開催され、無事閉幕した逢田梨香子 1st LIVE TOUR 2020-2021「Curtain raise」』の東京公演についてです。

 

昨年12月12日の名古屋公演から始まった1stライブツアーも、2箇所目の東京中野サンプラザ中野駅から歩いて数分の場所に位置するイベント等でよく会場となる場所です。

 

以前、私もこの中野という地に足を運んだことはありますが、中野サンプラザでのイベントに参加するのは初めてです。

 

 

さて、まず皆さんが疑問に感じたのは「何故別の人を推しているお前が逢田梨香子さんのライブに足を運んだのか?」ということだと思います。

 

皆様ご存知の方が多いと思いますが、私は逢田梨香子さんが所属するアーティストグループ「Aqours」のリーダーである伊波杏樹さんを応援しています。

 

口を開けば伊波杏樹、というくらい常にこの方を考えているのですが、同時に頭の片隅で逢田さんの存在が離れませんでした。

 

実を言うと…私は、桜内梨子役としての逢田梨香子さんしか知りません。ですが、逢田さんの歌い方とMCでの発言がとても気になっていました。

 

逢田さんの歌が私は好きです。どう好きか…と言われると上手く答えが出せません。

MCについては言えます。なぜ気になるか、それは最年長だからこその言葉の説得力と、伊波さんが言えないことを言える所です。

 

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(この写真、好き…)

「これからファンミーティングツアーと東京ドーム公演とか劇場版とか、色々駆け足で色んなことが待ってるけど、Aqoursまだまだこれで終わりじゃないから。Aqoursまだまだやりたいことあるんだよ。もっとライブしたいし、もっともっとみんなと一緒にいたいです。これから、大変なこととか色んなことあると思うし、色んなこと言われたりとか色々あるけど、ここにいるみんながいつも一緒にいてくれるから、何だって頑張れると思います」

〈2018.07.08 Aqours 3rd LoveLive!Tour~WONDERFUL STORIES~福岡公演Day2〉

1番印象として残っていたのは、このAqours 3rd LoveLive!Tour~WONDERFUL STORIES~」の福岡公演2日目でのMCでした。

 

彼女の言葉には、不思議と納得してしまうというか、現実と向き合わせてくれるというか、そんなふとした毎日と向き合う時間を与えてくれます。それはライブにおいても同じです。

 

それからというものの、彼女のソロ活動に目を向け始め、CDを手に取るようになりました。想いは胸の内にとどまらず、次第に「彼女のライブに行きたいな…」という想いが強くなりました。

 

この燻っていた感情をどうしようか…という時に出会ったのが今回連番に入れて下さった方でした。昨年12月、冬のコミケで私はとある合同誌に寄稿をしていました。

 

Aqoursキャスト推し語り合同誌「I like that about you-Aqoursキャスト9人の魅力を語る合同誌-」

 

こちらの合同誌の伊波杏樹さんについて書かせていただき、その原本を当日主催の方のスペースへとお邪魔して受け取りにいきました。

 

nanoha1007.hatenablog.com

 (これ、寄稿した文章です)

 

そこで初めて出会った方と、ああだこうだと話していて「逢田さんのライブに行きたいなって思ってるんです」という話をしたところ、「え、東京公演で良ければ連番空いてるよ?」と快く連番に入れて下さり、こうして足を運ぶことが出来た次第でございます。

 

本当に頭があがりません。ありがとうございます。

ですが、まさかこのイベントが自分の人生において大きな転機になるとは…1年前の自分が知る由もありませんでした。

 

※逢田さんのお写真ですが、こちらのサイトからお借りしております。

okmusic.jp

 

開演前

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快晴の空に迎えられた中野サンプラザに足を運ぶと既に大勢の人々がいました。

 

間隔を空けて並ぶ待機列では様々な会話が飛び交っていました。ここにいる人たちは、全員逢田さんのライブに来た人たちであることを認識すると共に、それだけファンもこの日を待ち望んでいたのだなぁ…と思いました。

 

従来とは様式の変わったスタッフとのやり取りも、これまた新鮮でした。以前は、チケットをスタッフに渡して半券を切っていて貰ったところを、こんなご時世だからか自ら切って箱に入れるという斬新な方法で接触を控えていました。

 

階段を登った先に、イベントホールへと繋がっていたのですが…実を言うと、2月7日以降そういった類のイベントに足を運んでいなかったので、緊張していました。

 

浮き足立った気持ちで会場内に踏み入れた瞬間パッと目に入ったのは…

 

RIKAKO AIDA 1st LIVE TOUR 2020-2021「Curtain raise」

 

という文字が描かれた白い幕。

その文字を視界に捉えた瞬間に、心の底から震えました。恐らく…武者震いだと思います。

 

来たんだ…という実感が沸くと共に、自分の席へと向かう。11列目…近すぎでは?と思うほどの席。前後には人がいない、左右も1席ずつ空けるこの空間の広さ。

 

やばい…最高すぎる。(語彙力)

 

今か今かと開演を待つわけですが…一言いいですか。

 

「あの…会場内に曲を流すのやめてもらえませんか?」

 

拷問(失礼)かの如く、永遠とリピートされる「Curtain raise」に収録された楽曲たち。逃げるようにして御手洗に行っても、その場所にまで遠くから聴こえる。

 

この現象をどう表現すればいいのでしょうか?

 

辛うじて覚えているのは、連番者がガクブルに震えている…というか、半分返答が覚束なかったことですかね。まぁ、そんな連番者に「大丈夫ですか?元気ですか?」って余裕綽々と話し掛ける自分もいたんですけどね、はは。

 

開演15分前と5分前に会場内アナウンスが流れました。マスクの着用、大声での発生、他の席の利用…などなど、飛沫感染の防止等に御協力をお願い致します、と対策の旨をしっかりと伝えていました。

 

ふと周りを見渡すと、カメラが入っていることに気付きました。ステージ正面に3台、前方座席と後方座席の通路挟んだ両側に2台。

 

狙った獲物は逃さない、というポジションで構えるカメラマンたちの姿に対して、ファンの方々が意気揚々とサイリウムを振る姿が対称的でした。

 

1 Curtain raise

暗転し、照明が消える。

常闇と静寂に支配された空間に、一音が鳴り響き、波紋のように会場内に広がっていく。

 

何でしょうね…これって1曲目かな?って書く時考えたんです。

 

でも、トラック1で収録されているし、間違いなくツアーの始まりを飾る1曲なのだろうと思い、こうして書き記しています。

 

どこか神秘的にも感じるし、かといって中盤は現代っぽいな…って。それでいて最後はきちんと盛り上げていくし、あぁ、始まりだと実感出来る。

 

幕があがり、ステージセットが現れる。中央に鎮座した階段の頂上に、黒に身を包んだ彼女が見えた。

 

2 Mirror Mirror

おかしな話だが、記憶にない。

 

と言うと、レポートを書く意味が無くなってしまうのできちんと覚えていることを書き記しますが、正直なことを言いましょう。

 

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震えが止まらなかったし、笑いが止まらなかった。

 

いや、笑いっていうのは馬鹿にしているとかそういうのではなくて、乾いた笑い…そう、何も言えなくなった時に出るあの「ははは…なんだこれ…はは…おかしいだろ…」という方の笑いです。

 

紅蓮に咲く一輪の花の如く、ステージで花開く彼女を照らすのは真っ赤に染まったサイリウムたち。これが逢田梨香子「赤」なのだ、と私は思いました。

 

いやしかし、どうにかして連番者から借りたサイリウムという剣を掲げようとしました。周りを見習ってサイリウムを振ろう、振れ、と念じました。

 

ですが、手に力が入りません。

何故だ…何故なのでしょうか…。

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確かこんなポーズで構えていたと思います。うん。

ここは戦場かな?と思いました。もう開戦する前から私は…戦争に負けていたのです。

 

3 アズライトブルー

実を言うと…正直覚えていない。

 

いや、朧気だが熱い炎に水を掛けたかのように、瞬く間に変化していく「青」を見た気がする。

 

私は、この人のことを侮っていました。軽く見ていた自分をぶん殴りそうになりました。普段「Aqours」の桜内梨子役としての一面しか見ておらず、しかも伊波杏樹さんばかり追い掛けて来ていた自分には、あまりにもキャパ容量が足りませんでした。

 

「この人の表現力がやばい」

 

語彙力を失う程、その表現力に圧倒される自分がいたのです。彼女もまた1人の「表現者」であることを、改めて突き付けられたのです。

 

ステージを下手に移動したりと、その広さを利用して多くの人へと自分の歌を届けようとしている姿が印象的でした。

 

そして、ファン1人ひとりを射抜くようなその視線に釘付けになる自分がいました。あの視線に囚われたら最後、逃げることは叶わない。

 

この時私は既に…覚悟していたのかもしれません。自分の末路を。

 

MC①

「皆さん、こんにちは〜!!改めまして逢田梨香子でーす!よろしくお願いします!ありがとうございます!」

記憶にあるMCです。うん、月並みな言葉ではありますが、彼女が…可愛かった。

 

逢田梨香子1st Live Tour『Curtain raise』東京公演、やってきましたー!!!初日の名古屋を経て、東京に帰ってきました!来てくれて、ありがとう。えっと、約8ヶ月遅れのスタートとなりましたが、こうして無事幕を開けることが出来て嬉しく思います。ありがとうございます。広いねー、会場。ひろーい!2階も見えてるよー、ありがとう。後ろの方も見えてるよ〜。勿論前もめちゃくちゃよく見えてるよ。ありがとう〜」

無事幕を開けることが出来たことに対する喜びと、この中野サンプラザという会場の広さを素直に表現してくれる逢田さん、むちゃくちゃ可愛い。

 

「なんか凄い…ね…あの…静かだからさ、幕上がるまで凄い不安なんだよね。みんなちゃんと来てくれるかな、とか思ったけど、ありがとう〜。わー。ありがとう。でも本当に幕が上がった瞬間にみんなの顔が見えて、凄く安心するというか、本当にこういう大変な状況の中、お客さんを入れた形でのライブが出来るって本当に素敵なことだな、有難いことだなーと思いながら毎回こう…そんな幸せを噛み締めながらステージに立たせて頂いてます。きっとみんなもライブに来るの久々だよって方もね、たくさんいると思うんだけれども、折角こうしてまたみんなに会えたので、やっぱ全力でもう今しかないこの時間を楽しいライブにしていけたらなぁと思っております」

不安を口にした彼女。

誰だってそりゃ不安になると思います。やろうと思っていたライブが無くなって、8ヶ月も遅れて、しかも今も尚こんな不安定な状況が続いていく。

 

不安にならない人の方が変わっているかもしれません。それでも…それでもこうしてステージに立ちライブを開催してくれた逢田さん、そして関係者の皆様には感謝してもしきれません。

 

本当に…本当にありがとうございます!

 

「笑ったりしても大丈夫だよ、今、うん。なんでも笑えってわけじゃないからね。息もして大丈夫。して下さい」

当然、忘れてはならない逢田節。Aqoursのライブでも片鱗を見せていましたが、やっぱりこういう逢田さんも自分は好きです。

 

「そして、そして忘れちゃいけない、今回は初のバンド形式でお送りしております。生バンドですよ、みんな。めちゃくちゃかっこよくなかったですか?合わせるの初めてなので、凄い緊張してたんだけど、ライブならではのアレンジだったりとかして下さったりするので、普段CDで聴いている音源とはまた違った楽しみ方があると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです」

そして、今回は「生バンド」という形式でのライブとなっており、CDとはまた違ったオリジナルアレンジを味わえるそうです。

 

逢田さんの生の歌唱も聴けて、お顔も見れて、生バンドの音も聴ける。一石三鳥くらいのラッキーが重なった1stライブ。残るは大阪のみです。チケット握りませんか?(雑な勧誘)

 

4 REMAINED

「それでは、次の曲に行きたいと思います。みんな、しっとり、ゆっくり座りながら聞いてくれたら嬉しいです。それでは、聴いてください」

階段にそっと腰を掛け、楽曲タイトルを口にした彼女。しっとりと、緩やかな時間が流れ、私の身体を暫し休息させてくれた。

 

いや、しかしそれ以外あまり覚えていません。

休憩することに専念していたわけでは決してありません。ですが、座った状態でそこまでの声を出すことが出来るのか?とはてなマークしか出てきません。

 

天井からランプが3つ、そして8時8分を針が差す時計という、なんともアンニュイな空間に一瞬ライブ会場であることを忘れていました。

 

5 光と雨

正直に話します。記憶にございません。

 

あー、確かミラーボールみたいな光がチカチカしていて、うわ、眩しいな…くらいには感じていたと思います。

 

逢田さんの何が凄いって、一人ひとり視線を合わせようと見渡している所だと思うんですよね。下手に移動して、上手に移動して…更には2階席の方まで目線を向けながら歌う姿が凄く印象的でした。

 

歌が終わり、逢田さんが1度衣装替えのためにはけると、バンドメンバーがバトンを繋ぐかのように音を奏でます。

 

スクリーンが降り、そこに映し出されたのは「Curtain raise」のメイキング映像でした。逢田さんが豚汁を美味しそうに頬張る姿がとても可愛かったです。(語彙力)

 

6 Tiered

えっと、実は…今まで自分が書いてきたメモを見ながらこのブログを綴ってきました。ですが、この箇所だけ何故か1文しか書かれていませんでした。

 

「いたいけな少女の

 

ただその1文に込められた当時の心境を、今はもう知ることは出来ません。その一文を頼りにこうして探りながら書いています。

 

まずそもそも「Tiered」という楽曲のバックボーンは何なのか。逢田さんは、インタビューでこう語っていました。

 

「私の好きな刺繍だったり手芸だったり、そういったものをテーマに書いてくださったんです。最初にやなぎさんが詞を書く前に、「逢田さんのパーソナルな部分を教えていただきたいです」と連絡をくださって。それで、好きな食べ物や行きたい場所をバーっと箇条書きにして、お渡しさせていただいたんです。そこから、男の子が近所の憧れのお姉さんにドレスを作るけれど、好きだという気持ちは伝えられないというストーリーを描いてくださいました。」

natalie.mu

「男の子が近所の憧れのお姉さんにドレスを作るけれど、好きだという気持ちは伝えられない」

なんとも淡く切ないストーリーだな、と思いましたが、私はこの曲について記憶が曖昧なのです。

 

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後に、打ち上げで聞いたお話ですが…この「Tiered」の主人公が作ったティアードドレスを、逢田さん本人が着てるんですよね。

 

つまり、男の子の近所の憧れのお姉さん=逢田梨香子さんっていう構図になって、私は死ぬほど頭を抱えるんですよ。

 

ティアードドレスっていうのは、切り替えが段々に入っていたり、スカートが幾重にも重なっていたり、フリルが横に何列かについたりするドレスのことで、フェミニン、ロマンティックな雰囲気を持ち、日本では、ウエディングドレスなどに見られることが多いです。

 

男の子が好きだということを伝えられない気持ちをまるで体現しているかのようなドレスに、私の心は限界を迎えようとしていました。

 

7 Dearly

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無理。心がキャパオーバー。これ以上記録していくことが出来ません。

 

あのね、多分理由は分かっています。この曲、どこかで聴いたなぁ…と思ったんですよ。泣きそうになるなって。

 

理由は、これでした。

逢田梨香子さんへ送った手書きのメッセージの数々。多くの方が参加していたこの企画に、私も参加していました。

 

動画のバックで流れていたのがこの「Dearly」という楽曲のアレンジVerでした。私はまだ逢田さんを知り始めたばかりのひよっこです。そんな私が果たして彼女に何を伝えたらいいのだろうか、と悩みながら書いたのがありのままの想いでした。

 

動画投稿日当日。軽い気持ちで見た私は、真正面から切り捨てられました。

 

逢田梨香子さんへの「愛」の数々。沢山の人との「出逢い」を結ぶ逢田さんへの感謝の気持ちや素直な気持ちを、一人ひとり違った形で表現していました。

 

「この曲はファンの方々や、普段お世話になっている人のことを考えながら歌いました。この曲を通して、感謝の気持ちが伝わればいいなと思っています。リスナーの方も、ぜひ大切な人を思い浮かべながら聴いていただきたいです。」

natalie.mu

逢田さんも語っていたように、この曲には「感謝」の想いが詰まっている楽曲だからこそ、メッセージ企画に相応しい曲であるということ。

 

そのことを、ライブ中に思い出してしまったのです。

「あぁ、ここにいる人みんな、逢田梨香子さんが好きなんだよな…。だから、ここまでやって来れたんだよな…」と何故か無性に泣きたくなりました。

 

報われた気がしたんです。自分も。

こんなご時世になって、こんな世の中になって。

どうしたって思ったように動かない世の中に、どこか嫌気がさしていて。

 

何もかも投げ出そうとしていたんです。

 

そんな時にふと聴こえてきた歌があった。

それが、多分…逢田梨香子さんの歌声だったんですよね。

 

はっきり言いましょう。泣きました。

 

8 ステラノヒカリ

はい、記憶君が忘却の彼方へと旅立ちました。

 

私、この曲、むっちゃ好きなんですよね。それは、企画に参加していて、実際に向き合ったからかもしれません。

 

その企画というのは、後ほど紹介させて頂こうと思います。あ、こちらの記事がその時に書いたものです。

nanoha1007.hatenablog.com

 

まず初めに、曲にいきなり入るとかそういう後ろから殴るようなことはされなかったんですね。どちらかという、ジャブとかで地道にダメージを蓄積していくような…それで最後ストレートでノックアウトにする、みたいな感覚です。(どんな感覚だよ)

 

なんでも振り付け講座なるものがあるそうで、逢田先生のご指導の元、振り付けを覚えましょうというライブならではのコーナーですね。

 

って冷静に語ってますけども、当時の本人はそれどころじゃなくて。ピアノとドラム…かな?が奏でるインストで、次に何の曲が来るのかを察してしまったために、うわぁぁぁぁ!!!って言いながら(実際は口にしていない)下向いてるんですよね。

 

それで「まじか…」ってボヤきながら、正面の座席の後頭部の所に手をかけながら、ずっと立ってました。

 

振り付けは…もう言葉で説明出来ないほど忘れかけているので割愛させていただきますが、指差しする逢田さんが本当に綺麗で美しいので、大阪公演に行かれる方はぜひ注目して欲しいです。

 

感想…あ、えっと…あぁ、うん。これもとりあえず好きな曲だから対して言えません、はい。あ、ひとつ言うとするなら、先程話していた「Tiered」と「Dearly」と「ステラノヒカリ」って繋がってるよって話なんですよね。

 

「Tiered」は、主人公が作ったティアードドレスを、逢田さん本人が着ていましたよね。

「Dearly」では大切な人を思い浮かべながらストレートに歌ったと話していましたし…。

「この楽曲もすごく心情がストレートに綴られていたので、私としては大切な人に言えないことを手紙で書くような印象を受けて、ストレートに歌わせていただきました。すごく一つひとつの言葉に芯があって、素敵なんですよね。」

www.lisani.jp

じゃあ…これって、結婚する花嫁の気持ちを表現している歌にもなるんじゃないかって思うんですよね。

 

ティアードドレスを纏った花嫁が、夫となる男性を思い「あなたと歩いて行ける、果てない未来まで」と歌うのです。

 

はい、打ち上げでこの話を聞いた私、無事死亡。さよなら世界。

 

…まだ終わっていませんでしたね。それからの「ステラノヒカリ」なのですが、ここで逢田梨香子さんがトレーンを脱ぎ去るんですよね。

 

トレーンというのは、引き摺っている裾のような物なのですが、それをぬぐい去るということ。それは即ち…「Tiered」の主人公の男の子が、もう想いを隠さなくていいんだ!!と押さえ込んでいた気持ちを解き放つことを表現しているのではないのかな?と思いました。

 

「君に恋した空を忘れない」

そう歌う彼女の表情を、私は忘れない。

 

9 for…

ガチな話です。メモが残っていません。遂に…遂に息絶えました。

 

真面目な話、膝に力が入らなくて、そのままズルズルっと崩れ落ちたんですよね。多分、後ろの席の人は「急に視界広けたなぁ……」くらいに思っていたのか、「は?目の前のやつ、崩れたんやけど?え、おかしくね?」と笑われたかの2択だとは思いますが、そんなことを気にしている暇などありません。

 

最近の私はこの曲を聴く度にガタッ!!!と身体をビクつかせます。それは、条件反射なのか、それともパブロフの犬のように調教されてしまったのか分かりませんが、とにかく反応してしまうのです。

 

逢田さんのが圧倒的な支配力をもって、ファンを飲み込もうとする表現力をぶつけられて、なぜファンの皆さんは正気を保ち、立ち続け、ブレードを振れるのか。私は理解することが出来ません。

 

気付いた時には、目の前に見えたのは前の座席の後頭部でした。少しずつ身体を起こしていくと、連番者も同様に崩れ落ちてるのが見えました。多分…お互いに同じ目線の位置にいるのは自分たちしかいないことを把握したのでしょう。

 

それから、なんとか立ち上がり、でも手は前の座席から離すことが出来ず、見守っていたのですが、無理でしょ。うん。無理。書けない。感想。やばかった。

 

なんとかして言葉にするなら、その歌声の伸びですよね。あの曲、キーが高い?で合ってるかな…高音からいきなり落ちてくるから、なかなか歌うのも難しいと思うんですよ。

 

けれども、その歌声が劣るなんてことはなくて、寧ろ会場に伝染していくような…そんな空気を纏っているんですよね。

 

「こいつ、やりやがったな……」

そう言葉を零した自分がいました。

 

10 FUTURE LINE

風に攫われてしまった記憶を掴んでも掴んでも離れていく。それほど、爽やかで美しい風が会場を吹き抜けていきました。

 

そんな風に乗って聴こえてきた彼女の歌声があまりにも清々しく聴こえ、一瞬天女様でも降りてきたのではないか?と錯覚するほど。

 

「自分の好きな色を掲げて」という逢田さん。風は四季によって折々の変化を見せる。この「FUTURE LINE」という楽曲も、ひとつの色に縛られない「自由さ」を秘めた楽曲にしたいのかなぁ…と思いました。

 

ともいう私は、爽やかな笑顔で歌う逢田さんにやられて、サイリウムを振るところじゃなかったんですけどね…ははは。

 

MC②

「ありがとうございまーす。いっぱい盛り上がってくれて、ありがとう。やっぱりライブって楽しいですね。ね。楽しいね〜。ありがとう。」

会場と楽しさを共有してくれる逢田さん、控えめに言ってもマジで可愛かったです。(オタクの語彙力)

 

「この間ね、あの…名古屋公演終わって、スタッフさんに言われたんだけど、こんなこと言っていいのかな…あの…『ほんとに逢田さんのファンってみんないい人ですよね』って言われたんです。私はそれは知ってはいたけど、みんなね、いっつもこう…私のことを考えてくれているというか、本当に有難いなぁ…傍についていてくれて有難いなぁと思ってます。改めてほんとにありがとうございます。」

逢田さんは、ファンのことを話してくれました。とも言う私は、このライブが逢田梨香子さんのソロ活動としての初めての現場だったので、客観的に見ていたのですが、こうして演者が自分たちのことを語ってくれる瞬間というのは、こそばゆいものです。

 

ファンは演者の鑑である。

 

と、私は思っていて。

なぜなら、私が逢田梨香子さんのソロ活動に足を踏み入れようと思ったのも、こうしてライブに行ってみようと思えたのも、全て……逢田梨香子さんを応援するファンの皆様のお陰だからです。

 

普通なら…繋ぎ止めよう、なんて思わないでしょう。あー、この人好きなんだ、へぇ…くらいしにか考えないでしょう。

 

ですが、違いました。

「こんな一面があるんですよね」「こういう所が凄いんですよ」そう口にするファンの人たちを見てきたから、「あー、逢田さんってソロだとどうなんだろう?」と興味を持つことが出来ました。

 

興味だけじゃない、知ろうと思うようになりました。人生何が起こるか分かりませんが、私は…逢田梨香子さんを知れて、逢田さんのファンの皆様と繋がれたことが誤算、とは言いません。

 

運命だった、と思います。

 

運命のように結んでくれた逢田さん、そしてファンの皆様には感謝しています。この場を借りて、御礼申し上げます。

 

ありがとうございました!

 

「この間、何日か前にあの…頂いたお手紙を読んでいたんですね。そう、手紙を読んでいて凄い応援して下さってるんですけど、なんかこう…『りきゃこがどんどん遠くに行ってしまっている感じがして少し寂しいです』っていうね、そう書いてあったの。でも、私自身は全然変わってなくて、こうね。ソロ活動を初めて、代表でやらせていただいたりとか、今までと違う見え方かもしれないね。してるかもしれないけれど、なんか私自身はほんとに5年前も今も多分…10年後もそんな変わらないと思うけど、ほんとにいつもこうやって応援してくれているみんなのことをずっと考えているし、みんなにこう…常に傍に寄り添っていきたいなって私は思ってます。」

応援している人がどんどん遠くに行ってしまうような感覚は、私も体験したことがあります。

 

私が応援している伊波杏樹さんという方は、それはもう……と語り出すと止まらないので割愛しますが、1人の人間として尊敬しています。

 

あの人の強さ、それは「自分の弱さを受け入れる強さ」にあると考えていて、そんな彼女のことを応援している自分は、果たしてそれが出来るのだろうか、と考えることがあります。

 

考えたが最後、自分は取り残されているような気がして焦燥にも駆られるし、寂しい気持ちも芽生える。そんな時にたった一言が自分の心を救ってくれるのです。

 

応援している人が寄り添ってくれている、ただそれだけで何十倍の力にも変わる。そうやって私たちは、次の目標に向かって頑張ることが出来るのだと思います。

 

「今はほんとにこういう状況で、こうしてライブをやらせてもらえることってほんとに奇跡だなって思っていて、全然当たり前ってことなんかじゃなくて、正直ほんとに中止になってもおかしくないなって正直思ってた部分はあるし、だからみんなも8ヶ月遅れちゃったから、凄い…あの…ほんとにやるのかなぁって、きっともう不安な気持ちをね、沢山抱えてたと思うんだけど、こうしてしっかりステージに立たせて頂けてるのが、ほんとに有難いと思うし、待っててくれたみんなにもほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。やっぱりほんとにこうしてみんなが会いに来てくれて、やっとライブって成立すると思うんですよ。ほんとにね、毎回毎回こんなことをひしひしと感じながらステージに立っております。」

みんなが会いに来てくれて、ライブが成立する。

私は、この話をどこかでした覚えがあったのですが…短期記憶障害の私には縁遠い話でしたね。

 

無観客でのライブを逢田さん自身経験したこともあってか、有観客のライブでの喜びは比べ物にならないかもしれません。

 

1人じゃないということを伝えられる。私たちファンも直接、ステージに立つ彼女へ想いを…例え声は出せなくても届けられる。

 

奴のせいで、混沌と化した世界の先で見た彼女のライブが、直接想いを届けることの大切さを教えてくれました。

 

「毎日ほんとに素敵な経験をね味わせてもらってたんだなとか、なんか当たり前のことに更に気付かされたというか、なんかこのみんなにさ、会えなかった時間も私にとっては凄く必要な時間だったのかなって、そんな時間があったからこそ気付けたことがあった。って、そんな風に思います。」

「会えない時間も私にとっては必要な時間だった。そんな時間があったからこそ気付けたことがあった」

 

そう言える人は、なかなかいないんじゃないかなって思いました。口を開けば、ヤツだ、自粛だ…とまともに出歩けない。ましてやイベントなんて以ての外だった時期、彼女は何をしていたのだろうか、元気にしているのだろうか、と心配する人も多かったと思います。

 

「なんでイベントに行けないんだろう」「早く戻ってきて欲しい」そう口にする人々を私は何千、何万と見てきました。

 

その度に私は「しょうがないじゃないか…」と自分にも言い聞かせるように言い続けてきましたが、正直笑ってこの日々を語れるか、と言われると自信はありません。

 

そんな苦しい時間すらも前向きに捉え、自分の力へと変えていく逢田さんの力に、私はただただ拍手を贈ることしか出来ませんでした。

 

あまりにも眩しくて、凛々しい。私が知らない逢田梨香子がそこにはいました。

 

「ほんとにライブ行けなかったり、イベント行けなかったり、悲しい想いをたくさんしていたと思うので、今日はそういう不安な気持ちだったりとかを、今日は一旦置いといて、また全力で最後まで楽しんでいってくれたら嬉しいです。」

最後まで笑顔を見せてくれた彼女。そんな彼女に会場からは暖かく、優しい心の声が贈られていました。

 

11 Lotus

「それではとっても名残惜しいですが、最後の曲になります。ありがとう。寂しいけど。最後に歌う曲は、私が初めて作詞をさせていただいた曲になります。こうして直接皆さんに届けるのは初めてなので、なんか…色んな気持ちが込み上げてきますが、大切に、大切に皆さんに届けたいと思います。聴いてくださいLotus」

記憶の糸を辿るように綴るこの文章が、果たしてどう届くのか分かりません。

 

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「蓮の花」の名がついたこの曲は逢田さん自らが作詞した曲。それを脳内では理解しているのですが、あまりにもその世界観に飲み込まれて、それすらも忘れてしまっていました。

 

この人、作詞の才能ありすきだろ。(語彙力欠如)

 

それが、この曲に対する第一印象でした。

私は、伊波杏樹さんに対して「作詞をしろ!」と何千年も前から言い続けて、やっと先日その夢が叶い天に召されたのですが、それよりも先に逢田さんの作詞に触れていたんですよね。

 

この人にとって「蓮の花」というのは、自分自身を体現した花なんだなぁ…と思いました。

 

泥の中から茎を伸ばす蓮の花は、泥に染まることなく、美しい花を咲かせ、実をつける。

 

人間も、周囲の環境に染まることなく、清い心で生きれば美しい花を咲かせることができます。それは逢田さん自身が証明していると思います。

 

先日、「逢田梨香子1stフォトブックRIKAKO'S FILM」を購入したのですが、そこには逢田さんの過去のお話が書かれていました。ここではあまり言及することは出来ませんが、そのインタビューを読んでから聴くこの「Lotus」という楽曲は、また違って見えるのでぜひ買うことを推奨致します。

https://www.amazon.co.jp/逢田梨香子1stフォトブック-RIKAKO’S-FILM-山本-絢子/dp/4054067263

 

蓮の葉は水を弾くという特徴があります。これは蓮の葉の表面が特殊構造になっていて、表面に乗った水滴を浸透させずに落としてしまうからです。これをロータス効果と言うのですが…逢田さんがどんな環境にも負けず、跳ね除けていくことが出来るのも、蓮のように花を咲かせ続けているからだと思いました。

 

アンコール

袖から登場した逢田さんは、物販でも発売されていたライブTシャツに身を包んでいました。アレンジされたライブTは、世界にひとつだけですね。

バンドメンバーも同様にライブTシャツに着替え、手にはライブツアーのタオルをもち、各々譜面台やら目に見える所に掛けているのが印象的でした。

 

「ありがとう〜。アンコールということで、ライブTシャツに着替えてきました。落ちないでね。気を付けてね。じゃあ折角あの…ライブなので、ライブっぽいことを1個したいなって。名古屋もやってきたのよ、あの2回やったんですけど、あの私がね、この端からウェーブをお願いするので…私がわーって走ったら、なんでも好きな色でわーって、分かる?分かるよね。ウェーブしてくれたら嬉しいです。準備はいいですか?行きますよ。行くぞっ!」

割とサクッと書いている気がしますが……ライブならではのウェーブをやりたい!という逢田さんの声に応えてファンもサイリウムを掲げます。

 

「行くぞっ!!」って言ってから駆け出す逢田さん、28…には思えない。というか、顔面が綺麗すぎるんだよなぁ…(オタクの遺言)

 

「ありがとう!上手!最高。名古屋はねちょっと微妙だったんですけど…。ということで、ここで本日素敵な演奏をして下さったりバンドメンバーをご紹介したいと思います。」

続いてはバンドメンバーの紹介。ギター、ベース、ドラム、キーボードはもちろんなのですが、今回は「マニュピュレーター」という方もいらっしゃったようです。

 

マニュピュレーターというのは、シーケンス(自動演奏)のスタート、次に演奏する楽曲データのロード、ドラマーへのクリック音(DAWと同期させるためのガイド音)の送信や、サウンド素材のエフェクティブな操作をする人を差すようですが、本当に多くの人がこのライブに携わっていることを実感しました。

 

2ndEPの発売を告知したり、これからの希望を語る逢田さん。そんな逢田さんのライブも本当に本当にラスト1曲となります。

 

12 ORDINARY LOVE 

忘れかけていた情景が蘇ってきました。

当時の気持ちを思い出しながら聞いてください、と伝え始まる懐かしのイントロ。

 

当時の気持ち、と言われ私が思い出したのは淡い恋のお話でした。多くは語りませんが、私はこの曲を聴くと複雑な気持ちに襲われます。

 

ありきたりな 日常でさえも
あなたとなら 輝きだす

 

そう歌う彼女の歌声が、染み渡っていく。まるで、日常に色を灯すような…そんな歌声。

初め、私は彼女の歌が好きだ、と言いました。ですが、その歌が何故好きなのか答えることが出来ませんでした。

 

ですが、なんとなく分かったような気がします。逢田梨香子さんの歌は、ふとした日常に溶け込んでいるんだと思います。

 

なんら変わり映えのない青い空を見上げる時、人々が行き交う雑踏の空気の中、木々たちが葉を擦れているような音に紛れている。そんなありふれた日常に溶け込んだ歌。

 

けれども待ち合わせの時などにふと目をつむると、その声が蘇る。まるで、ふとした日常に「特別」な色を灯すかのように、そっと寄り添う。

 

それが彼女の歌であり、だからこそありふれた日常が特別な意味を持つのだと思います。ありふれた日常に溶け込んで、そっと特別に色付かせる歌だからこそ、私は彼女の歌が好きです。

 

彼女を祝福するかのように、ラスサビでは天井から桜の花びらが舞い散る。季節外れの桜は、暖かく冷えきった心を溶かしていく。

 

これまで凍り付いてきた私たちの心へ、穏やかに、緩やかに…春を届けてくれました。

 

歌い終わり、彼女は言いました。

「これからもずっとずっとこうして一緒に……同じ歩幅で歩んでくれたら嬉しいです」

私は、ファンと同じ歩幅を歩む等身大のその姿に目頭が熱くなりました。

先へ行くわけでもなく、後ろの背中を押すわけでもない。ただあなたの隣で、同じ歩幅で歩んでいきたい。

 

寄り添うことを選んだ彼女に、いつまでも会場に拍手が鳴り止むことはありませんでした。

最後まで逢田さんは逢田さんらしく…ステージから帰る方向を間違えていたことを観測したことをここに報告しておきます。

 

これからもファンと同じ歩幅で歩む逢田さんを、私も心から応援しています。

 

終わりに

長々と読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

いや、その…逢田さんのライブへ行った直後はただ「苦しい」という感情が支配していました。

 

これは、悪い意味でもなんでもなく、ただただ逢田さんの歌声や表情といった「表現力」に圧倒され、自分の中でキャパオーバーしていたからだと思います。

 

このままではやばい…と感じ、こうしてブログに纏め始めたのですが、真面目に書くと中々量があって、もう「読者の皆様すみません!」という気持ちでいっぱいです。

 

ですが、これがありのままの私の今の想いです。

初めにも言いましたが、私は逢田さんを知り始めてまだ浅いです。

 

そんな浅い私ですが、不思議なことに沢山のご縁と結ばれているんですよね。

先程、「ステラノヒカリ」辺りで話したとある企画の存在も凄く大きいと思います。

 

#Curtainraise_intermission

 

という企画がありました。

 

 

毎日1人ずつ「Curtain raise」に収録された楽曲について、演奏したりブログで語ったり…と表現の方法は様々ですが、そんな企画がありました。

 

1日目「ORDINARY LOVE」

 

2日目「Tiered」

  

3日目「ステラノヒカリ」

 

4日目「Dearly」

 

5日目「FUTURE LINE」

 

6日目「ME」

 

7日目「光と雨」

 

8日目「REMAINED」

 

9日目「Lotus」

 

10日目「for…」

 

11日目「Mirror Mirror」

 

12日目「Curtain raise」

 

総括

 

身内の話じゃないか?と思う方が多いと思いますが、間違いなくこの企画のおかげで私は「ステラノヒカリ」という楽曲をもっと好きになりましたし、もっと逢田さんのことを知りたくなりました。

 

1stライブを終えてからというものの、私は狂ったように逢田さんのことを知ろうとしています。時にはその写真に耐えきれず発狂することもしばしばありました。

 

ついには「2020年最大の誤算」とまで言うようになりました。ほんと、こいつ失礼だなぁ、と思います。自分で自分にツッコミたくなります。

 

ですが…今は凄く楽しい。

 

知らなかった世界を知れることが凄く楽しいんです。ゼロだったから、それを少しずつ変えていく日常が嬉しいんです。

 

2021年、どんな生活が待っているのでしょうか?

まだ世間は変わらず騒いでいます。満足に出掛けることも、大声で笑い合う日も「またいつか」になってしまいました。

 

それでも…何気ない日常は変わらず巡ってくる。

季節が巡るように、私たちの日常は少しずつ形を変えながら、でも変わらずやってくる。

 

ちょっと窮屈な想いをしている時こそ、思い浮かべてみませんか?

彼女の歌を。日常に「特別」な色を灯す歌を。

 

ほら、今日もまた。

何気ない日を信じて歩くあなたの耳元に風が運んできてくれる。

 

ありふれた日常に色を灯す歌声が、聴こえてくる──。

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P.S 逢田梨香子さんへ

Aqoursとしての活動を見てきたので、正直なことを言うと「初めまして」の感覚はありませんでした。ですが、あなたの初めての1stライブ、ソロ活動の現場へと足を運んでみると…そこには自分の知らない世界、自分が知らないあなたがいました。

 

いつも私はあなたのファンの方々と交流をさせていただいていたのですが、本当に逢田さんのファンの皆さんはいい人です。逢田さんもご存知かとは思いますが、私がこのブログをもって証明します。

 

あなたに出逢うことが出来たのは、紛れもなくあなたのファンが結んでくれたからです。そんなファンの方々と繋げてくれたのは、逢田さん、あなたがいたからです。

 

本当に…本当にありがとうございます。今、私の日常にあなたの歌があります。「特別」な色を灯すあなたの歌声が私は大好きです。

 

これからも…多くの人の日常に「特別」な色を灯し続けて下さい。未来永劫消えることのない灯火を、燃やし続けて下さい。

 

心から応援しております。