今回は、日記です。
とてもとても大切な思い出を綴った日記です。
1年前、千歌ちゃんの誕生日を沼津でお祝いしました。
その時、「来年は千歌ちゃんの旅館でお祝いさせてもらおう」と心に決めました。日程も確認済み。後は戦争に勝つだけ。
そして見事戦争を勝ち取った私は、この日を心待ちにしていました。
ですが……そんな私の前に立ちはだかる壁がありました。誘った友人たちが様々な理由で行けなくなってしまい、ついには誰を誘おうか迷ってしまう状態になりました。
考えて考えた末に導き出したことは「気遣わなくてもいい存在」でした。真っ先に思い付いたのは、2つ年上の最愛の姉でした。
「なぁ……私と一緒に沼津行かない?」
「沼津?いいよ」
たった一言。その一言が私を救いました。
割とお値段も……というのに、姉は嫌な顔せずに笑っていました。
「お前が好きなAqoursでしょ?いいよ、写真撮ってやるよ」となんと上から目線なことかと思いましたが、一緒に行ってくれるというのは心強いものです。
いつだったか、千歌ちゃんはこんなことを話していました。
「うーん、どうだろ。うちはあんな感じだからあんまり気にする事ないけど…でも、やっぱり気になるかな。ほら、最初に学校でライブやった時さ、美渡姉、雨の中来てくれたでしょ?何かその瞬間泣きそうになったもん。あぁ、美渡姉だ!って…良く分からないよ。だってあまりにも自然だもん。生まれた時からずっといるんだよ、お姉ちゃんって」
この気持ちが、凄く分かります。気付いたら傍にいてくれる、そんな安心感を与えてくれる姉の存在がこの沼津旅では有難かったです。
そんな姉妹の2人旅の朝は……予定出発時間よりも30分遅刻という所から始まりました。
前日、2人してお酒を飲みながら旅行の準備をしていたわけですが……おかしい。私の方が先に寝たはずなのに、姉の方が先に起きてるし、「起こそうと思ったけど、面倒臭いから放っておいた」とか言うし、おいおい、ふざけるなよ???
と、私たち姉妹の朝は雑すぎるわけですが、なんやかんや用意はしてあったので、メイクをして、着替えて準備完了。
そうそう、これは余談でもなんでもないのですが……あの2日間、姉とお揃いコーデで合わせていました。機会があれば、見せたい所ではあるのですが今回は割愛させていただきます。
前々日には、実家の方で祭壇を作ってみました。こう見ると、割とグッズもあるもんだなぁ……と我ながら驚きました。
今回の旅に関しては、姉からは「お前が行きたいところに行けばいいよ」と言われたのですが……正直頭にしか動線を描いていませんでした。
ざっくりとここ、という感じだったので、まずは沼津港にある丸勘さんで朝ご飯を頂こうと考えていました。姉さん、大の海鮮好きなのです。これは沼津に来るべくして来た人間でしょう。(言い過ぎ)
道中休憩を1度挟みつつ、色んな話をしましたね。Aqoursだけでなく、舞台の話や他のアニメ作品の話……などなど、話題が尽きることはありませんでした。
渋滞も何のその。本当に腹を割って深い話が出来たなぁ……と思います。
沼津に到着して、真っ直ぐに向かったのはこちら。
丸勘さんの丼を姉にも食べて欲しかったわけで……安い、美味い、何より海鮮好きの姉にはぴったりだと思いました。
ペロリと2人して平らげてしまい、良い旅のスタートをきることが出来ました。本当に美味しかった……。
ここからは、飯テロをお届けします。(食べてしかいません笑)
「練り物、めっちゃ好きなんよね。買っていい?」と聞かれ、いや別に構わんけど……と姉は購入。こいつ、マジで胃袋ブラックホールかよ?とは思いましたが、味見で貰ったらまぁ美味い。エビとマヨネーズって無敵な食べ物ですよね。考えた人、天才。
ぷらぷらと回った後に、みんな大好き深海プリンこと沼津深海プリン工房さんへ。もちろん家と自分用に購入したわけですが、何せ金があれば全て解決。これでもか!と頼んでも、スっとお互いに出てきてしまうので、よく分からない。
でも、美味しさを買えるなら安いもんですよね。ジェラートに関しては、一人一つはいらないよね?と話して、半々にしました。私はラムネ、姉はミルクティー味だったのですが、写真を見るかぎりどうやら「ようちか」にも見えるらしいです。
続いて移動をしまして……沼津駅近辺を散策しました。アニメイト、ゲーマーズで当然のように、千歌セカンドソロコレクションを購入。うちの姉はと言うと……ハイキューグッズを見ていました。(ぶれねぇ)
つじ写真館さんのパネルももちろん撮影。1年ぶりくらいに足を運んだので、とても感慨深かったですね。
狩野川でもちょっと撮影会をしたのですが、あまり上手くは撮れなかったので、アルバムに残しておきます。
そして、松浦酒店。
我が姉、酒豪です。ドン引く程、お酒が恋人な方です。ということは、ここに連れてくる以外選択の余地はありません。
……結果からお伝えしましょう。
大満足で帰られました。笑笑
40%のアルコール片手に「これ、飲むの凄い楽しみ!!」と満面の笑みで言われた妹の気持ちを考えてみてくださいよ。
……嬉しさしかねぇ。
続いて、個人的に気になっていた「どんぐり」さんへとやってきました。まぁまぁ、人は並んでいましたが30分くらいでしょうか?中へ入ると、そこには水路が……本当だったんですね。
さて、お昼も兼ねていたので何を食べようかな……と言って、2人して頼んだものがえげつないんですよね。
きしめん2つ、ビール、メロンクリームソーダ、いちごパフェ。おかしいな、ここカフェのはずなんですけどね。
というか、うちの姉ついにやりましたよ。アルコール入れちゃったよ、この人。もう運転する気ないじゃんかよ。(元々全部運転はする予定だったので、問題はないのですが)
じゃあそろそろ、内浦方面に向かって……
まだ食べるのかよ!!!って思われた方も多いと思いますよね。えぇ、食べます。(太るぞ)(静かに)
Grandmaシーサイド店さんに足を運びました。というか、内浦方面行く時の途中にあったんですね。今まで知りませんでした。
そこのお目当ては「千歌ちゃんのバースデーケーキ」
これは何としても食べなくては!と思っていたのですが、姉はなんと「これ食べたい」と堕天使のショコラを選びました。
「え、これ、何か知ってるの?」「いや、知らんけど美味しそうだから」という理由で選んだようです。流石うちの姉、鋭い。
簡単に公式のやつだよという話を伝えたところ、「まじか。笑やっぱオタクだわ」と笑っておりました。
アイスコーヒーも頼んだせいで、「見て、めっちゃ黒」とか言い始めたうちの姉。控えめに行っても面白すぎるので、とりあえずどうですか?(何がだよ)
来てしまった。来てしまった。
あれ、大丈夫かな。手土産持ったかな。
俺、変な所ないかな。髪とか大丈夫かな。
と、考えるくらいには割と手汗が半端ではなかった気がします。
ご挨拶ってきっとこんな気持ちなんでしょうけれども……サインをした瞬間に、「あぁ、私ここ泊まるんやな。千歌ちゃんの誕生日祝えるんやな」と実感が湧きました。
2回目の安田屋旅館さんだったので、色々気持ち的には落ち着いてはいましたが、姉もいる手前堂々としませんとね。決して狂っては……狂っては……無理だ。
千歌ちゃぁぁぁぁん!!!!!!
結局、私は私のままでした。姉の前で狂っていた私は、もう従順な妹ではいられません。
さて、そんなこんなでお部屋で一息……つくはずもなく酒の入った姉を隣に散策へと出掛けることに。
流れからして、いつものように三の浦総合案内所へ。
ラブライブ!サンシャイン!!のグッズがこれでもかと置かれたこの場所には、当然のように千歌ちゃんをお祝いするパネルがありました。街全体で、壮大にお祝いしている様子はいちファンとしてすごく嬉しくもあり、心の温かさを感じます。
千歌ちゃんと梨子ちゃんが想いを伝えあった場所や、「Find Our沼津」で曜ちゃんと千歌ちゃんがいたバス停など、いつ訪れても変わらない景色に、彼女たちがこの街で生きていることを改めて実感します。
それから足を伸ばし、学校のモデルとなった沼津市立長井崎小中一貫学校へ。
夏休みといえど、校内へ足を踏み入れることはできませんので、麓のバス停を見るだけ。
きっと夏休みにもかかわらず二学期の準備でもしているのだろうか、と同職の先生方には頭が上がりません。あ、でも土曜日なので、おそらくいませんね。
とまあ、こんな感じで姉を連れ回していたわけですが、意外にも文句を言うでもなく本当にカメラマンとしてついてきてくれました。途中私が「アニメの何話で、この場面の時の……」と補足説明をしながら回ったわけですが、散々私が隣で見ていたせいでちょこちょこ覚えている様子。聖人君主でした。
戻ってきて向かった先は、もちろん劇中でも登場しました松月さん。
お目当てのみかんどら焼きも無事に買い、外へ出ると姉が何かを見つけました。
「見て、Aqoursって書いてあるよ!」
姉が指さす方を見ると、確かに「Aqours」の字が。おそらく夜になるとライトアップでもされて綺麗に光るのでしょう。細やかな部分も、彼女たちを感じることができて幸せでした。
さて、今度こそお宿に戻ってゆっくりと寛ぎました。そこで生まれた会話は……
「この天井さ、家に似てるね」
「分かる」
いや、分からんがな!と思われた方がほとんどでしょう。
この二人、姉妹であり、同じ家で育ったわけですからね。それはもう、沼津へと向かう道中なんて「ここ、地元のあの辺に似てるよね」「ここは、あの通りでしょ」と、ローカルネタをバンバン突っ込みながらの会話をしておりました。
簡単に説明すると、実家が平家で、築100年は超えるであろう古い家なのです。そのため昔ながらの畳だったり障子だったり(よく破ってました)と、似たような風景が多かったこともあり、このような発言に至ったわけです。
時刻は17時30分。私たちの夕食の時間になりました。このご時世ということもあってか、時間をずらしての夕飯となっている様子。
旅館に泊まることなどそうそう無いので、私自身ドキドキしながら待っていたわけですが丁寧な対応に、気分は上がらない訳がなく、姉を見ると……
「ねえ。見て、日本酒飲み比べだって」
ぶ、ブレねえええええ……。この人、大のお酒好きなことを忘れていました。どこにいてもそのブレない所が姉の良い所だと思います。お酒が異常に飲める女性と飲みたいい場合は、うちの姉どうですか?身長が高くて、オシャレで、そこそこ女子力が高い自慢の姉です。ダイヤさんや聖良さんにも負けないと思います。(仁義なき妹の戦い、開戦)
私ももう運転することはないだろうと思い、カクテルを頼み、晩酌をしながら話に華を咲かせます。うーん、正直何を語ったか忘れたのですが、多分しょうもない話だったんだと思います。唯一覚えていることといえば、魚の煮付けの食べ方くらいです。
上側を食べて、ひっくり返して下側を食べると綺麗に食べられるのだとか。見様見真似でやってみると、本当に綺麗に食べられて、気持ちがいいですね。居酒屋でよく食べるから、と話していましたが、やっぱり姉に思うことは一つでした。
こいつから酒を取ったら終わる。
ゆっくりとしたペースで食べ進めていたのですが、不思議なことにお腹が苦しくない。どの料理も二人して残さず食べていました。小食な私にしては、完食することが珍しいです。ましてや旅館の料理は割と多いイメージがあったのですが、なぜでしょうか。充実した時間を過ごしていたからでしょうか。
最後に運ばれてきたのは、みかんの乗ったデザート。
「千歌ちゃんのお誕生日ですからね」と一言添えられた瞬間、またしても私の奥底に眠っていたオタク魂に火が付きました。気配りがお上手なんですよね。もうそんなこと言われたら……来年も来たくなっちゃうじゃないですか。
姉と来て良かったポイントを綴りますね。(唐突)
まず、苦手な食べ物をバトンパスできる。(おい)(姉妹だから許してください)
次、全部「うん、美味しい!」ってパクパク食べてくれる。(これ一番大事)
ちょっとどこかしらで不安はあったんですよね。楽しんでくれてるかなって。
杞憂に終わりました。姉曰く「美味しいものが食べられれば、私はそれでいいの。あとお酒」と話していて、つまりここ沼津の食べ物が美味しいというわけで、えっと……無性に嬉しくなったんですよね。沼津出身でもない私が言うことではないかもしれませんが、大好きな街のことを知ってもらえたような気がして、涙が出るくらい嬉しかったです。
さあ、料理が終われば次に待っているのは……そう、撮影である。
正面の三津浜に降りて、「Brightest Melody」に身を包んだ彼女との写真撮影が始まりました。
あれよこれよと色々写真を撮った私は、もうすでに満足な様子。この景色が見れること自体が幸せなことです。
十分満足した次は、皆さんお分りですよね。そう、お風呂です。
渡り廊下の先に実際に浴場があるわけですが、ここで私は一つやらなければいけないことが。それは……
「お年玉あああああああああ!!!!!!!」
以上、お見苦しい場面をお見せいたしました。お詫びも何もありませんが、この後も引き続き楽しんで読んでいただければと思います。
浴場から出た後、部屋に戻った私がやったこと。それは、大好きな千歌ちゃんに向けて手紙を書くこと。
ずっと彼女の家で書こうと決めていて、便箋と筆を取り出して、いざ……と意気込んでみたものの、意外とすんなり迷う事なく書けました。書きたいことも伝えたいことも、たくさんあったはずなのに、不思議と……ああ、なんか言わなくてもいいのかな、って思えたんですよね。
書き終わった私は、そのお手紙を持って千歌ちゃんのもとへ。最大限の気落ちとお礼を兼ねて。
さて、ここまで運転、狂うのフルスロットルで活動してきた私、ついにここで脱落致しました。
お手紙も書いて満足したのでしょう。
日付が変わってからツイートしようと思っていたはずなのに、夢の中へ旅立っていました。姉が気を利かせて日付が変わる3分前で起こしてくれたのですが、ポヤポヤしていました。ですので、あのツイートはふわふわした状態でツイートしています。
これにて姉妹旅1日目は終了です。おやすみなさい。
高海千歌ちゃん、本当にお誕生日おめでとう。
2日目の朝は、良い朝ごはんから。私はずっとこの時を待っていました。
TKG
これがこの旅のもう一つの目的と言っても過言ではありません。初めて安田屋旅館さんに泊まった時、朝ごはんを食べる生活をしていなかったせいか、朝に食べ物を受け付けることが出来ませんでした。社会人になってからはというものの、とりあえず倒れないように腹に物を詰めるということを意識していたので。
ようやくそのTKGを口にした私は、その驚きに言葉を失いました。
う.ま.す.ぎ.る。
世界で一番美味しいTKGなのでは?と疑うレベルの美味しさ。程よい硬さの白米ととても合う。これは、リピーター続出も間違いないですね。
もちろん朝食も残さず食べた私と姉は大満足。名残惜しさを感じつつ、荷物をまとめる時の気持ちといったら寂しさが勝ってしまうのは仕方がないですよね。
大荷物を抱え受付へ向かうと、そこには千歌ちゃんが。
本日の主役というタスキをし、笑顔でいる彼女に改めておめでとうという気持ちになりますね。(その後、精算したわけですが、前日にとちまんじゅうを2つ、アルコールを頼んでいたので、まさかの諭吉さんが五枚を超えてびっくりしました)
車を、12時までなら置いておいて大丈夫というお話だったので、その足で向かったのはすぐ目の前にある「伊豆三津シーパラダイス」
去年、今年は水族館に足を運ぶ機会が多くなりましたが、どの水族館にも良さがあってすごく好きです。中でも、私が好きなのはイルカショー。トレーナーさんとイルカの息の合ったコンビネーションは、いつ見てもうっとりしてしまいます。
水族館の話をし始めるとあれこれ語ってしまうので、印象に残ったエピソードをご紹介します。イルカショーが終わった後、フラーっと回っていたのですが、あるエリアに一匹のイルカがいました。
覗くと、おそらくケガでもしていたのか頭に傷が。じっと眺めていると、そのイルカが近づいて来てくれました。近づくだけでなく、あろうことかその場でしばらく留まってくれました。完全に、あれはファンサです。(違う)(どこか通じ合えたような気がしました)
旅館へ戻ると、そこに広がっていたのは長蛇の列。「とちまんじゅう」を求めて、ファンの方が並んでいたようです。こんなにもたくさんの人が……と、思いながらバルーンメッセージにも参加させていただきました。近くに飾られていたのは、4thライブで来ていた衣装のミニチュア版。可愛らしいお衣装もを撮らせてもらいました。
さあ、いよいよ千歌ちゃんのお家ともお別れの時。旅館のお兄さんが列に並んでいた方々に声をかけてくださったおかげで、安全にスムーズに車を出すことができました。ありがとうございました。
実は、もう一つ私が沼津を好きな理由があります。それは、この海沿いを車で走ると気持ちが良いということです。どこでも一緒では、と思うかもしれませんが、沼津が良いんです。彼女たちが生き、感じた風を私も感じることができる。
この瞬間がたまらなく愛おしい。
だから、私はまたここに来たいと思えるのでしょう。
そんな話をしているうちに、次の目的地に到着。
その場所というのが、実際に伊波さんも足を運んだ「BLUE WATER」さん。一度来たことはありますが、やはり雰囲気もいいですし、姉を連れてくるにはいい所かなと思い予約しました。
これも私なりのおもてなしです。もし混んでいて並んだり、待つようなら姉に申し訳ないなと思っていたので、予約して正解でした。やっぱり、最大限楽しい思い出にしていきたいですからね。
二人とも、ハンバーガーを頼みました。川辺を見ながら食べる食事、優雅なひとときを過ごさせていただきました。ここまで、あまりにも計画通りすぎて自分でも驚いています。
いや、計画といっても正直時間までは計算していませんでした。「ここまではこれくらいかかるから何時には出よう」とか、「こういう順番で回ろう」とか、正直行き当たりばったりな所があったのは否めません、ですが、何度か来たこともあり、自分なら大丈夫と思ったのでしょうか。ほぼ戸惑うことも迷うこともなく、やってきました。
隣に乗る姉も、楽しそうにしているし、話しかけてくれるし、姉というよりはやっぱり友達に近いのかもしれません。今日先ほども電話があったのですが、要件はお使いでした。(やはり姉)
満足な表情でお店を後にした私たちは、最後の目的地へ。千歌ちゃんといえば、そう。
ひまわり。
浮島ひまわりランドへ行くことも目的の一つではありました。しかし、ここで問題が発生します。なんと、あまりにも曲がる車が多く、駐車場に止めることが出来ませんでした。
しかし、抜かりはありません。予定を変更し、駿河湾SAへと向かいました。ここへきた理由は、そうお土産です。行き方に関しては、以前沼津在住の方に乗せていってもらった時に覚えたので大丈夫でした。
先輩や近しい人に買う程度ではありますが、それでも十分な場所です。思う存分悩み、買い、私欲を満たす。これが社会人。(違う)
とまあ、パネルなどもこの場所にはありますからね。休憩するにはうってつけの場所です。
よし、リベンジだ!と再び向かう私たち。時間をずらした結果、運よく駐車場は空いていました。こういうのはタイミングですからね。
ここからは、お写真タイム。レフを使ってのお写真だけでなく、フィギュア、CD、被写体になる姉妹……などなど、姉自身も楽しんでいる様子…私はそこで6箇所虫に刺されました。後悔は全くありません。その代わり彼女の笑顔が見えましたからね。
最後の目標を達成した姉妹の旅に終わりが近づいてきました。
あっという間の二日間でした。
気付いたらもう高速道路に乗っていて、胸が締め付けられましたが、決めたことがありました。
また来年、来よう。
特別な日の沼津は、やっぱり特別です。普段見えない景色がたくさん広がっていました。そして、今年はもう隣が特別な景色でしたからね。
不思議な感覚です。まさか姉と二人きりで旅行をしに、しかも沼津へ行くなんて。
一年前の私には想像ができなかったと思います。
姉妹にとってかけがえのない旅になったと思います。
帰りは帰りでとんでもないことがあったのですが、実は気晴らしに何か見ようと思い「ラブライブ!」を流しました。東京方面へ帰るし、姉はμ'sなら知ってるしいいかな、と思ったわけです。
すると、なんということでしょう。
その日のうちに、2期まで、挙げ句の果てには劇場版まで見てしまったのです。ちょろすぎまして、「いや、ユメトビ好きなんよ。そこまではみたい」と話していたのに、気付いたら2期が終わるし、「僕光見たい」とか言い始めた頃には、笑いが止まりませんでした。これは、「ラブライブ!サンシャイン‼︎」に堕ちるのも時間の問題だと思います。
乞うご期待、というわけで……ここまでただの旅路録にお付き合いいただき本当にありがとうございます。
私は、ラブライブ!サンシャイン‼︎、Aqours、千歌ちゃんが大好きであると同時に姉のことも大好きです。
伊波さんは、今明確な目標、憧れではありますが、人生で一番初めに尊敬したのは姉ですし、今も心の底から姉を尊敬しています。強い味方であり、良きオタク仲間であり、何よりこの世に唯一の実姉です。洋服を一緒に考えてくれて、今回も二日間お揃いコーデをしたわけですから、本当に自慢の姉です。
界隈は違いますが、もし沼に落ちたら……どこかで会うかもしれませんね…といっても、ライブよりも舞台を好む人間ですので、どちらかというと伊波さん関連で会いそうです。
さて、長々と語ってきましたが伝えたいことは一つです。
自分の大好きを共有して、その大好きがその人にとって良いことに変わってくれたら、何よりも嬉しい。
それがこの旅で感じたことでした。
また姉を連れて、沼津に帰って来ます。