- プロローグ
- 第1幕「普通な私の日常に突然訪れた奇跡」
- 第2幕「それが全ての始まりだった!」
- 第3幕「Aqoursです!」
- 第4幕「みんなの気持ちを形にするために!」
- 第5幕「ようこそ!Aqoursへ!」
- 第6幕「スクールアイドルの中に見つけた、輝きなんだ」
- 第7幕「Aqours!サンシャイーン!! 」
- 第8幕「君のこころは輝いてるかい?」
- 第9幕「ゼロからイチの扉を開けよう」
- 第10幕「10人目は君だよ」
- エピローグ
プロローグ
皆さん、お久しぶりです!!
Aqoursが大好きすぎて、学校でも拗らせていて、いつも一緒にいるグループメンバーに心配されるさらいんです。
今回語るのは…
LOVE LIVE! SUNSHINE!! Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019
についてです。
アジアツアーでは、上海、台北、千葉、ソウル…4箇所全8公演。小宮さんが体調不良と心がかりではありましたが、無事8公演を駆け抜けたAqours。
以前、伊波さんが七夕の短冊に願っていたことをふと思い出しました。
「Aqoursの輝きを、沼津を、世界中に届けていけますように」
その言葉通り、世界中に彼女たちは沼津を、歌を、ダンスを、想いを届けていたのではないでしょうか?
今回のアジアツアーは…
1st Season Film Concert
という大きなコンセプトがあり、ライブが行われました。もう一度1期の輝きを振り返ろう。そんな所だろうと私は思っていました。
ですが…全公演が終わった今だから言います。
こんな風に思っていた自分が恥ずかしい。
と。この記事には私がこのアジアツアーで感じたこと、改めて思ったことを綴っていこうと思います。
Main theme of LoveLive! Sunshine!!が流れると共に、メンバーとキャストの名前がスクリーンに映し出されると、それに合わせて9色の光の海を作る現地のファンの方々。
私は、LVでのみの公演に全て行かせて頂きましたが、所々分からない部分も多くあります。あの時の感動は、現地の人にしか分からないことでしょう。
第1幕「普通な私の日常に突然訪れた奇跡」
「普通なわたしの日常に、突然訪れた奇跡…」
第1幕では、千歌がスクールアイドルと出会うまでを振り返りました。
「何かに夢中になりたくて。何かに全力になりたくて。脇目もふらずに走りたくて。でも…何をやっていいか分からなくて。くすぶっていた私のすべてを吹き飛ばし、舞い降りた!それが…!」
秋葉原のUDXの大画面で、スクールアイドルの輝きに魅せられる千歌。
そして開幕を飾るのは、ラブライブ!サンシャイン!!TVアニメ1期のOPである「青空Jumping Heart」
前回の3rdライブツアーでは、12.5話のあとラブライブ!のアンコールとして私たちの前で披露されました。
第2幕「それが全ての始まりだった!」
第2幕では、千歌がスクールアイドル部を設営しようと奮闘する最中、東京から転向してきたという梨子との出会いを描いていました。
「みんな私と同じような、どこにでもいる普通の高校生なのに…キラキラしてた。それで思ったの。一生懸命練習して、みんなで心を一つにしてステージに立つと…こんなにもカッコ良くて、感動できて…素敵になれるんだって!スクールアイドルって…こんなにも、キラキラ輝けるんだって!そして思ったの。私も仲間と頑張ってみたい!」
「私も、輝きたいって!」
輝きに魅せられる千歌の瞳を見ていると、自然と私も笑顔になれます。
「それが、全ての始まりだった!」
ステージから飛び出てきたのは浦の星女学院の制服に身を包んだ2年生。クラップと共に会場の熱を上げていきます。その姿は桜芽吹く中庭で踊る2年生に重なって見えました。
2番に入る前の間奏では、上手側に大きなジャンプをして駆け寄る伊波さんの姿に「この人は…」と頭を抱えました。尊い。
第3幕「Aqoursです!」
第3幕では、梨子がAqoursへと加入し、初めてのライブをするまでを描いていました。
「梨子ちゃんの力になれるなら、私は嬉しい。皆を笑顔にするのがスクールアイドルだもん」
月明かりの下、真っ直ぐに手を伸ばし合う2人。その2人の手が近づくにつれて、ファンの方々が頭上にみかん色とサクラピンク色のサイリウムを繋げていました。
「名前決めようとしている時に、この名前に出会った。この出会いに感謝して…今から、私達は…」
「「「Aqoursです!」」」
前を見据える3人。しかし、彼女たちの目の前に
「ホントだ私、バカ千歌だ…」
決意を新たに、2年生はステージへと上がる。光に照らされたその表情は、何かに夢中になっていた頃の私でした。
「ジャンプだ!」と高い壁をも超える特大のジャンプを見せる斉藤さん。「チャンスだ!」と力強い頷きを見せる逢田さん。伊波さんは…語る必要ありませんよね。全部が好き(語彙力)
第4幕「みんなの気持ちを形にするために!」
第4幕では、花丸、ルビィ、善子の加入と沼津の街のことを知ってもらうために、街の人々の力を借りるまでを描いていました。
「まると一緒に図書室で過ごしてくれたその子は、とても優しくて、とても思いやりがあって…でも、気にし過ぎな子。素晴らしい夢も、キラキラした憧れも、全部、胸に閉じ込めてしまう子。その胸の扉を思い切り開いてあげたいと、ずっと思っていた。それがまるの夢だった」
「一番大切なのは出来るかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ」
「私ね、μ’sがどうして伝説を作れたのか…どうしてスクールアイドルがそこまで繋がってきたのか、考えてみて分かったんだ。ステージの上で、自分の好きを迷わず見せることなんだよ!!どう思われるとか、人気がどうとかじゃない!自分が一番好きな姿を…輝いてる姿を見せることなんだよ!!だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!!自分が堕天使を好きな限り!」
「あの!みなさん!私達、浦の星女学院でスクールアイドルをやっているApoursです!!学校を残すために、生徒を沢山集めるために、皆さんに協力をしてほしいことがあります!みんなの気持ちを形にするために!」
ステージに舞い降りた6人。「夢で夜空を照らしたい」の衣装を見に纏い、その儚くも美しい仕草に心奪われる。
実は…私はようやくこの曲を回収することが出来ました。1stライブ以降、この楽曲は1度も披露されていません。それこそ…ニネンブゥリデスネェ!!!
私がいつもイチオシしているポイントは…
それは階段
それとも扉
です。ここの降幡さんと高槻さんの動きを見て欲しいのですが…彼女たち、ノールックで手を合わせているんです。初めて見た時、鳥肌が立ちました。
会場は、みかん色のサイリウムを灯し、左右へと波を揺らす。あぁ、この光景が私は好きだ…。
第5幕「ようこそ!Aqoursへ!」
第5幕では、Saint Snowとの出会い、東京での挫折、そして3年生の加入までを描いていました。
「…バカにしないで。ラブライブは…遊びじゃない!」
「今から0を100にするのは無理だと思う。でも、もしかしたら1にすることは出来るかも 」
「私が果南を思う気持ちを甘く見ないで!」
「だったら…だったら素直にそう言ってよ!リベンジだとか負けられないとかじゃなく、ちゃんと言ってよ」
「だよね。だから…」
「ハグ…しよ」
「親愛なるお姉ちゃん。ようこそ!Aqoursへ!」
私は…未熟DREAMERという曲が何よりも大好きです。楽曲の背景にあるストーリー、メロディー、映像…そして衣装。
ですが、アジアツアーの未熟DREAMERは完璧ではありません。私にとっての未熟DREAMERは、未熟DREAMERの衣装を着て、9人揃ってこそが本当の姿だと思っているからです。
いつか、本当にいつか…もう一度あの衣装を着た9人が見たいです。それが私の1番の願いです。
その後には「Landing action Yeah!!」「届かない星だとしても」が続けて披露されました。未熟DREAMER衣装、優遇されてませんか?
昨年行なわれた「ラブライブ!サンシャイン!!Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 〜 Landing action Yeah!! 〜」のテーマソングであり、全国各地現地のファンの皆さんと熱唱された楽曲を、このアジアツアーに持ってくる、というのはその延長線上でもあるのかな?と思いました。
「届かない星だとしても」では恒例の伊波さんの煽りがあります。これが無いと、私は生きていけない。この煽りを聞かないと、まだ死ねない、燃え尽きれない…。それくらい私はこの「届かない星だとしても」が好きです。
第6幕「スクールアイドルの中に見つけた、輝きなんだ」
第6幕では、ラブライブ!とピアノコンクールが被り、梨子の背中を押す千歌と8人で望むラブライブ!までを描いていました。
「大好きだよ…」
「私…バカだ。バカ曜だ…」
「私や曜ちゃんや、普通の皆が集まって、ひとりじゃとても作れない大きな輝きを作る。その輝きが学校や聞いてる人に拡がっていく。繋がっていく…」
「それが、千歌ちゃんがやりたかったこと。スクールアイドルの中に見つけた、輝きなんだ」
「想いよひとつになれ」は、多くの人が4thライブで見た景色を思い出すでしょう。今回は、4thVerではなくCD尺に逢田さんも加わったフォーメーションで踊っていました。
逢田さんを応援するサクラピンク色の光。歌い終わった逢田さんは、満足気な笑顔を浮かべていました。
続くのは「ハミングフレンド」
「想いよひとつになれ」の衣装で歌い踊ると…映えますね。いや、本当に可愛い。ふわっとした、水たまりで、リボンやカチューシャといった女の子らしいフリフリの衣装である「想いよひとつになれ」ですが、見事にハミングフレンドの楽曲とのコンセプトが合っているように感じました。
第7幕「Aqours!サンシャイーン!! 」
第7幕では、μ'sとは別の道を歩むAqours、そして輝くということへの答えに辿り着くまでを描いていました。
「ゼロからイチへ!今、全力で輝こう!Aqours…」
「サーンシャイン!!!!」
「それだけじゃないよ!ラブライブがあったから!μ’sがいたから!スクールアイドルがいたから!曜ちゃんと梨子ちゃんがいたから!これからも、いろんなことがあると思う。嬉しいことばかりじゃなくて、辛くて大変なことだっていっぱいあると思う。でも私、それを楽しみたい!全部を楽しんで、皆と進んでいきたい!!それがきっと、輝くっていうことだと思う!」
「Aqours!サンシャイーン!! 」
船が往く。輝きに向かって。
燕尾服である「MIRAI TICKET」の衣装は、彼女たちの始まりを祝福するのにはピッタリだと思います。
もう一度アニメを振り返ってみると、気付くことが多くありました。
「みんなー!一緒に輝こう!!」と手を差し伸ばす伊波さん。いや、千歌。
将来をずっと思い悩んでいた私にとって、今の彼女たちの姿がひどく眩しく移りました。そして、同時に思いました。
「私も彼女たちのように輝きたい。輝きを捕まえたい!!」
と。こんなちっぽけな自分でも、何か出来るんじゃないか…。自分の可能性を信じることを、彼女たちは教えてくれました。
第8幕「君のこころは輝いてるかい?」
「私達がゼロから作り上げたものってなんだろう。形の無いものを追いかけて、迷って、怖くて、泣いて。そんなゼロから逃げ出したいって。でも…何も無いはずなのにいつも心に灯る光。この9人でしか出来ないことが必ずあるって信じさせてくれる光。私たちAqoursは、そこから生まれたんだ!叶えてみせるよ、私達の物語を!この輝きで!!君のこころは…」
「輝いてるかい?」
この問いかけに答えを出すこと、それがラブライブ!サンシャイン!!に対する最大限の恩返しなのかな、と私は思っています。
始まりの曲は、いつだって私に熱をくれる。
あの頃の情熱を。あの頃夢見ていたことを…。
忘れかけていたことを思い出させてくれました。
最後は「ユメ語るよりユメ歌おう」
出演を辞退した小宮さんの色のポンポンを、諏訪さんと鈴木さんが手にしている。1人欠けたとしても、メンバー全員でフォローし合う。
それは、ファンミでも見た光景でした。
スクリーンには、キャラクター名とキャストの名前、このライブに携わった人々のテロップが流れていました。
このライブもひとつの物語であったんだな…と感じました。
第9幕「ゼロからイチの扉を開けよう」
会場の「Aqours」コールに対して流れた第9幕は、メンバーが会場のアンコールに対する想いを語る映像でした。
開幕は「恋になりたいAQUARIUM」と「HAPPY PARTY TRAIN」
会場によってどちらかの楽曲が披露され、それぞれの個性を発揮していました。
続けて「Step! ZERO to ONE」が披露され、1stライブのことを思い出しますね。ちなみに、個人的にに振りが好きな部分があって…
街を歩けば 季節の音が誘いをかけてくる
という所のステップの刻み方が本当に好きなんです。もっとこの振り付けを皆さんに知ってもらいたい…。
MCでは、中国語、韓国語を交えた個性ある自己紹介をし、現地のファンの方々に寄り添うAqoursメンバーが見られました。
第10幕「10人目は君だよ」
「No.10」と言えば…私は真っ先にこれを上げます。
https://twitter.com/lovelive_staff/status/1119918868342775808?s=21
公式からの映像にもあるように、メンバーのコールに合わせて、ファンの皆さんがメンバーカラーを灯す、というものです。
https://twitter.com/krtfproject/status/1120314584546439168?s=21
ソウル公演では、様々な企画がありました。
梨子ちゃんビームに対してサクラピンクを掲げること、アンコールの部分で「Thank you, FRIENDS!! 」を合唱すること、果南レール、ヨーソロード…そしてNo.10の色変え。
上記のブログを拝読させて頂いたのですが…アジアツアーというのは、もう一度1期の輝きを振り返ろうという所だろうと考えていた自分が恥ずかしくなりました。
今回のアジアツアーは、アニメを振り返ることで自分の立ち位置を振り返るだけでなく、私たちがいつの間にか忘れていた「気持ち」を思い起こさせてくれるツアーだと思いました。
正直に言ってしまえば…Aqoursはよくイベントやフェスに出るからいつでも会える…みたいな感覚だと思うんです。
1年以上見れない、なんて無いですよね?現状の活動から見ると。ですが…海外の方々にとっては、このアジアツアーが1stライブだったんですよね。
私たちは、ただのアジアツアー、だなんて思っていても、現地のファンの方々はAqoursがライブをしてくれる、というのは…私が1番最初に抱いていた気持ちと同じだったと思います。
いつからこの初めての気持ちを無くしてしまっていたのだろうか…と、改めてこのアジアツアーで考えることが出来ました。
最後を飾るのは「Thank you, FRIENDS!! 」
Aqoursと出逢えたこと、10人目の皆さんと出逢えたこと…そのことに、心の底から感謝を歌う曲。
この曲を合唱し、共有することが出来る、というのは本当に幸せなことだな、と思います。LVから見ている私達も、現地のファンの方々と想いはひとつなんだ、と感じさせてくれます。
エピローグ
急ピッチで記事を進めてきましたが、読んで下さった皆様、ありがとうございました。
「ラブライブ!サンシャイン!!、Aqoursを世界中に広めようと、沼津に誓いました」
そう伊波さんは語りました。その言葉通り、Aqoursは、沼津を世界中に広めるための1歩を歩めたのではないでしょうか。
「アジアツアーを終えることが出来たのも、10人目の皆さんがお姉ちゃんの分まで支えてくださったからです。ありがとうございました!お姉ちゃんに伝えておきます」
そう降幡さんは感謝を伝えてくれました。8人でも、精一杯のパフォーマンスを見せてくれたAqoursに賞賛を送りたいです。
アジアツアーは…個人的にはこれまでで1番刺さる公演でした。
ラブライブ!サンシャイン!!って、Aqoursって、高海千歌ちゃんって…自分の原点をもう一度振り替えってみて、自分の可能性を信じたい!って思う気持ちにさせてくれるんだな、と1人で勝手にボロボロと泣いていました。
そして…自分の夢を捨てたくないなって思いました。甘いとか、その先のこととか考えたらキリがありませんが…今自分の心の奥底に燻っていることを、現実にしたい!と強く思いました。
アジアツアーのおかげで、自分のことを振り返ることが出来ました。
改めてAqoursのこと、ラブライブ!サンシャイン!!のこと、沼津のこと、高海千歌ちゃんのこと、そして伊波杏樹さんのことが大好きだなって思いました。
5thライブではどんな景色が見れるのか…楽しみです!!
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ まであと9日