これは、旅路録です。取り留めのない文章が散乱としますが、どうかあの2日間の幸せな旅を残させて下さい。
7月31日、8月1日。
ある女の子を祝うのと、あるBARに行きたい欲で沼津へと旅立ちました。
7時。前日に空き缶を踏んだ車のタイヤを気にしつつも、高速道路を使って沼津へと向かうこと約4時間半。
道中は「空の青さを知る人よ。」と「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」を見てました。前者は、空の青が凄く綺麗で…思わず運転しながら空を見てました。(ちなみに曇ってました)
後者は、久しぶりに見たのですが、意外と内容とかも覚えていて。5thライブとかの景色も浮かんで来てしまって、思わず泣きそうになりましたね。(特に沼津に入った瞬間に『Next SPARKLING!!』が流れたのは胸熱でした)(もう終わりやないかい)
そんな前置きはさておき、目的地に到着!
伊豆・三津シーパラダイスで最初に出逢えたラッピングバスを、持ってきた一眼レフ(ちょっとカッコつけたかった)でパシャリ。
うぉおぉ…レフってやべぇ…(語彙力)
Twitterとかでもレフで撮影された写真が投稿されているものを見て、凄く綺麗に映るなぁ…という感覚はあったのですが、思った以上に綺麗でした。
沼津は、どの場所も美しく見えてしまうのでシャッターを切る音が止まりませんね。笑
てくてく歩くこと数分。三の浦総合案内所へと到着。反対側のバス停も抜かりなく撮影しましたよ。ここで「Find Our 沼津」のコーナーで紹介されていた曜ちゃんと千歌ちゃんは談笑していたんですよね。
エモい。(語彙力)
続いて、三の浦総合案内所の中へと入っていきます。千歌ちゃんの誕生日の前日とあってか、既に誕生日を祝う祭壇は出来ていた模様。そして噂のあのポスターもありました。
毎年、天気に恵まれず延期となっていた花火大会。今年は、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。しかし、その気持ちを絶やさないように…このポスターが飾られていました。
千歌がもつ水晶に映る花火。まるで心の中には、夜空を照らす花火が打ち上げられているのだと言っているかのよう。「また、ここで会おう。」という約束のメッセージを添えられたイラストに、様々な感情を抱きます。
車だから持ってくることが出来た「Brightest Melody」の千歌ちゃんとお散歩していたので、1枚記念に。バックに淡島が映るようにしてみました。いやはや…いつ見てもこの衣装はいいなぁ。
長浜城跡にも行きました。前回はスルーした場所なのですが、意外と階段とかが急でびっくりしました。高いところから見る景色も絶景ですね。
ここは、浦の星女学院のモデルとなった中学校「長井崎中学校」へと続く坂です。校内まで立ち入るのはちょっと気が引けたので、学校下まで失礼しました。「君のこころは輝いてるかい?」のPVや2期で全力疾走する千歌ちゃんが描かれているのですが…もうおばさんにはそんな体力がありません。笑
バス停の待合所ですね。ここも中々に風情のある佇まいと言いますか…メンバーたちが笑い合う姿が思い浮かびます。
今回はちょっと先まで歩いてみました。
「海のステージ」というシーサイドカフェさんで昼食を頂きました。この頃になると、曇り空から青空がひょっこりと顔を覗かせてきました。パスタを注文させて頂いたのですが、海を見ながら食べる料理がそれはそれは…美味でして。
あ、そうだ。料理が出来上がるまでに、店員さんが話しかけて下さって…なんでも、リュウゼツランという花があるんだよということで。2、30年に1度花を咲かせる貴重な植物で、海のステージさんに植えられているそうです。
またリュウゼツランの花が咲く季節に来ますね。
さて、ゆっくりと歩いて帰りまして三津海水浴場までやって来ました。写真を見て分かりますように、青空がくっきり見えています。歩き始めた頃は、曇り空だったのに…太陽みたいに輝く笑顔な少女、恐るべし。
もちろん松月さんにも伺いました。みかんタルトは売り切れてしまったそうで…別のメロンタルトを購入させて頂きました。そうそう、店内には伊波さんのサインも飾られていたのですが、なんと2年前という衝撃の事実。そんなに時が経っているのだなぁ…と思いました。
2時間程かけて往復しまして、次の目的地へと向かいます。前回行けなかったこの場所にやって来ました。
「嫉妬ファイヤーァァァ〜〜〜〜(超絶ビブラート)」
こと、びゅうおです。1期11話「友情ヨーソロー」の舞台でもあるこの場所ですが、めちゃくちゃ景色が綺麗なんですけど。
この景色を眺めながら、小原先輩とデートがしたいであります。(オタク特有の早口)
そこからとある物を買いにいきました。
ででん。深海プリン!!!!
実は…今回の旅のお土産は、このプリンに決めていました。私が大好きな街の、綺麗なプリンを、両親に食べてもらいたい。だから、車に保冷バッグを詰め込んできました。
無事、両親に食べてもらうことができ、満足気な顔が見られたのでミッション達成です。…荷物増えて大変でしたけど。笑
続いては、島郷海水浴場へと足を運びました。昨今の情勢から、色々とあるようで…以前来た時よりも、ちょっとどんよりしているイメージがありました。無料駐車場が工事となっており、路肩に路駐してササッと撮影したので、あまりいい写真はありません。ですが、雰囲気だけは味わえると思います。
その後は、今日のお宿へと直行。沼津市街地を車で運転するのは2度目でしたが、あそこ…運転しやすいです。道もきちんと整頓されているし…ナビのお陰でもあるんですけど。笑
「沼津グランドホテル」さんがお宿でして…まぁ、安いって言うのが1番だったりしますが、千歌ちゃんの誕生日を祝うコーナーがあったり、仲の良い絵師さんのイラストがあったりと、面白かったです。
そして、ここからが旅のひとつであるBAR巡りです。沼津に住む伊波さんと千歌ちゃんを応援していFFさんとサシ飲みをさせて頂きました。
1軒目は、女性がマスターをされているお店へ。写真に写っているのは、小原鞠莉ちゃんのカクテルだそうで。後味がすっきりしていて、甘くて美味しかったです。お通しも美味しかった…。
確かここでは、「One More Sunshine」というある同人誌のことを話していて…というのも、飲んだ方がその作品の文章を担当されている方なので、感想だったり裏話を聞いたりしました。
私がオススメしたい小説系同人誌のひとつに入るのですが、今は大人の事情で通販などはありません。もし手にしたい…とかいう人がいれば、私に声を掛けて下さい。はい。
そして…2軒目。
たかみちかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
大声、失礼致しました。
某BARと言われるお店…しか分からなくて、本当に何処にあるの?というか、お店あるの?という疑問ばかりだったお店にようやく行くことが出来ました。
ここ、2年前から行きたいって話していたんです。20歳の誕生日に、ある方々が声を揃えて「ぜひ行って欲しい」と教えてくれたこのお店。
夢が叶いました。
正直、座った瞬間に「あ、ここずっと居られちゃう店だ」と直感しました。ここのBARは、メンバーカクテルがあるそうで、ずっと夢だったあのカクテルを注文することに。
「た、高海千歌ちゃんのカクテルをお、お願いします…」
お見合いか?というレベルのおどおどしい姿をお見せしましたが、無事頼むことが出来ました。というか、ここのマスターがそれはもう…かっこいいし、凄いんですよ。
話が欲しい時というか、お酒のタイミングとか完璧で、言葉が欲しい時に言葉を頂けるんですよ。どれだけお客様を観察して、接客していたらここまでの領域に達することが出来るのだろう…と内心感嘆しておりました。
あとシェイカー振るやつ、あれ、漫画やアニメの世界だけだと私、思ってました。現実に存在するんですね…かっこよすぎて惚れました。
あ、言い忘れていたのですが、私BARへと行くのが初めてで…何も知らないんですよね。それでも、あのBARにはもう一度来たい、って心の底から思いました。
「さ、桜内梨子ちゃんのカクテルを…」
そう言って出できた梨子ちゃんのカクテル。さくらピンクや…おかわわわわや…。グラスがまた違っていいんですよね。梨子ちゃんを味見してしまいました。(別の意味に聞こえるので、ピー音お願いします)
こちらは小原鞠莉ちゃんのカクテル。
なんでもグラスがお高いそうで…ひょぇぇぇぇ。
多分、これ飲んでるくらいの時に「リーダーシップ」についてその人と話していたんですよね。
「リーダー」って何が答えか分かんないですよねって。これが「リーダー」っていうのが分からないから、常に答えを探し続けていくんですよね。
みたいな話をしていて。高坂穂乃果ちゃんと高海千歌ちゃんの話とか、伊波さんの話とか…それはもう深い深い話ばかりで…学ばせてもらうことが多かったです。
私みたいなちんちくりんなやつと、サシで飲みをして下さり、ありがとうございました!
そして、そのBARで迎える推しの誕生日…幸せでした。感情がですね…爆発してるはずなのに上手く表現出来ない奴どす。
https://twitter.com/nanoha1007/status/1289217012200140801?s=21
https://twitter.com/nanoha1007/status/1289218257392562176?s=21
内心はテンション昂っているのですが、言葉に詰まって感極まっているオタクです。そもそも、高海千歌カクテル飲んでいる時点で、相当感動していました。
飲んだあと余韻に浸りすぎて、一緒に飲んだ方に「今、声掛けるのを躊躇った」と言われる始末ですからね。
それくらい幸せな時間を過ごすことが出来ました。
これにて、1日目(?)が終了でございます。
次の日…2時近くに寝て、6時半に起きた私を誰か褒めて欲しい。(おい)
丸勘の朝礼へと行くために、早起きしました。ね、眠かった…。ここからは、今日沼津に来ているFFさんをお隣に乗せて行動しています。
安いし、美味しい。特に、海鮮の出汁が取れたお味噌汁がべらぼうに美味しくて…ほっこりしました。また飲みたい…。
続いては、雅心苑リヴァージュさんへと足を運びました。そう、千歌誕限定バースデーケーキを狙うためです。
いやはや…甘かった。笑
アイスティーストレートが丁度良くて、美味しかったです。特にみかんパフェの方は、みかんがぎゅーっと詰まっていて、凄く美味しかったです。
続いては、仲見世商店街の方へと散策へ行きました。立体駐車場に止めて、駅前をぷらぷらと。
「Brightest Melody」の舞台ともなった屋上庭園に足を踏み入れました。思い出がいっぱい溢れる場所…ここに、ようやく「Brightest Melody」の千歌ちゃんを連れてこれたことが嬉しかったですね。
続いて訪れたのは、つじ写真館さん。
実は…以前足を運んでいたのですが、その時は定休日で開いておらず、外に飾られた黒板アートだけを撮りに訪れた記憶があります。
店内に踏み入れると…そこはもう…凄いの一言。
目の前にあるのはTVアニメでも登場した「WATER BLUE NEW WORLD」の黒板アートが飾られていました。
他にも「ラブライブ!サンシャイン!!」の関係者の皆様のサインも飾られており…「撮影していいですか?」と許可を取ったところで、じっくりと眺めることに。
その時、写真館のお姉さんが話掛けてくださって…室田さんや逢田さん、伊波さんが来た時の話をして下さったんです。伊波さんが閉店間際に、違う入口から来てくださって…っていうお話を聞いた時は「なんだか伊波さんらしいな」と思いました。
それから、自分がどこから来たのか、今どういう状況なのか…何故か自然と言葉が溢れてきたんですよね。多分…傾聴する姿勢が素晴らしかったのだと今なら思えます。
共感、受容、傾聴…他人の意見を聞く上でで必要とされるこの3つの言葉が、あのお姉さんにはありました。だから、もっと話していたい、と思ってしまいました。もちろん長居するのは良くないのですが…帰り際にコーヒー豆を購入させて頂きました。
まだ開封していないのですが、全てが終わってゆっくり出来たら…挽いて入れようと思います。
続いて向かったのは、沼津駅から車で30分程度の浮島ひまわりらんど。昨年は、下を向いていたひまわりが多かったのですが、今年は南側の方が綺麗に咲いていました。
自分がひまわり畑にいる千歌ちゃんを想像して描いたイラストと一緒に写真が取りたくて、iPad持ってきちゃいました。笑
ひまわりのように朗らかに笑う君が好きだ。(突然の告白)
ここで、行動を共にしていたFFさんを沼津駅まで送っていき、最後の場所へ。
やっぱり…ここに来ないといけないな、と思いまして、来ちゃいました。十千万旅館!
これ、実際にあるんですね…風の噂で存在していたことは知っていたのですが、こうして生を見るとなんだか感慨深いです。
内浦から始まり、内浦で終わる。
私は…多分内浦という街自体が好きなんだと思います。海岸線に面して生きていく人達、動物、建物、景色…それが好きなんだと思います。
私は、盆地と言われる所謂山に囲まれた地域で20数年生きてきました。海を見ることなんて、1年間のうち数えるくらいしかありません。見ない年だってあります。
ですが…この沼津に来て、内浦に来て、海の素晴らしさに気付いてしまったのです。水平線の彼方向こう側、見えない向こう側に想像を膨らませ、波音に耳を傾け、潮騒の香りが鼻腔をくすぐる。
めいいっぱい息を吸って、吐き出す。その一瞬がたまらなく愛おしい。今回、そのことを改めて感じました。同時に、変わらない地域の方々の優しさ、暖かさに心が安らぎます。
ここには沢山の「憩いの場所」があるのだと思います。
ふとした時に、帰ってきたくなるような…そんな感覚。多分、住むとは違うけれど、何故か癒しを求めて足を運んでしまう。
そんな場所が、沼津なんだと思います。
この2日間、本当に幸せでした。
…実は、夢を叶えてから1番最初に飲むお酒は沼津で飲むと決めていました。だからこそ、叶えてからお酒は飲まず、沼津旅まで待っていました。
まだ報告をしていないのですが、こんなにも達成感があって、満足感があって、幸福感のあるお酒や経験が出来たのは初めてです。
沼津旅も直前までかなり悩んでいました。というのも、昨今の情勢もありますし、果たして…と。ですが、もしかしたら来年来れないかもしれない、自由で居られるこの時期に行かなければ後悔するかもしれない。そう思い、今回行き帰りは1人で車を運転して静岡まで行きました。
往復だいたい10時間程度でしょうか。
ひとり旅、と言えるか分かりませんが、やっぱり道中1人なのは寂しいなと思いました。
また来年…今度は土日が誕生日になるのですが、安田屋旅館さんに泊まりたいなぁ…なんて思ってます。笑
激戦区な気はしますがね。まぁ、なんとかなるでしょう、うん。
それでは最後にこれだけ記録して、筆を置きたいと思います。
「やってきて良かったなぁ…」