ほのぼのとした田舎暮らし

ほのぼのとした田舎暮らしをしているような…そんなゆったりとした言葉を贈ります

LIFE CODEは誰が決める?

f:id:nanoha1007:20200226184430j:image

2020年2月26日。

 

とあるアーティストがソロデビューを果たした。

 

「生き方のカタチを決めないで」と強く歌うその姿、歌声、歌詞をどれほど待ち望んでいたか。

 

9羽の蒼い鳥として羽ばたいていた時から感じていた彼女の無限の可能性、そして…彼女だけが描けるキャンバス。

 

彼女のキャンバスに彩られた世界を、生き方を少し覗いてみようと思う。

 

 

初めに

Aqours津島善子役としても知られる小林愛香さんが、ついにソロデビュー。そのデビューアルバム『NO LIFE CODE』が本日2月26日に発売となりました。

 

Aqoursの中でもその歌唱力並びにダンス力は高く評価され、ライブでも度々その歌声とダンスについて言及してきました。

 

彼女の歌声は、まるで魔法が掛かっているかのように鮮明に聴こえ、ずーっと心に留まっている。洗練されたダンスは、見るものを惹き付け、より彼女を際立たせていく。

 

そんな彼女のソロデビューは、私にとっても待ち遠しいものでありました。もちろんAqoursの中でも、小林さんを1番に応援している方々にとっては、今日という日は幸せなことであり、歓喜の声や涙を流したことでしょう。

 

などと語り始めると長くなるため、さっそく収録されています1曲「NO LIFE CODE」の歌詞へと目を向けていきたいと思います。

 

もう1つだけ。ここでは個人的な解釈も入ってきますので、間違ったことも言う可能性がある、ということを先に言っておきます。

 

歌詞を詠む

f:id:nanoha1007:20200226192840j:image

NO LIFE CODE いま何がしたい?
生き方のカタチ決めないで
NO LIFE CODE いま何かしたい!
それに従うのが全て Open mind

イントロから胸の高まりを感じるドラムの音。ドラムの勢いそのままに、小林さんの口から紡がれる「NO LIFE CODE」という言葉。

 

強気な瞳が語るのは、ただひとつ。

 

「生き方のカタチを決めないで」

 

というメッセージ。つまりライフコードを決めないで、ということであると私は考えます。

 

じゃあ、誰がそのライフコードを決めるのだろう?っていう疑問が私にはあるのですが…、というよりは、瞬間的なパッションがライフコードを決めるんじゃないかな?って思います。

 

あれがしたい、これもしたい。でもこう決まってることだし…っていう悩みを抱えるのが人間ですし、誰かが決めたドレスコード、ライフコードを身に纏うのも正解なのかもしれません。

 

ですが、それって誰かが区切った境界線の内側で生きていることだと思うんです。多分外側には、自分の知らない未知の領域たり、可能性があるんだと思います。

 

そんなボーダーレスな世界を目指して歌い上げたこの楽曲は、人の心と心の境界線を無くすような歌にも聴こえてきますね。

 

f:id:nanoha1007:20200226223159j:image

色が足りない絵の中
飛びこんで塗り替えたくなる
気分の次第で Happy sign
さあ、メチャクチャ描けばいい!

本当に見たい未来が
何色かなんてわからない
だから Gradation we are! OK? OK!!

色が足りない絵の中、というのは他人の人生なのか、はたまた自分の人生のなのか。

 

ちょっとした刺激が欲しくて、挑戦してみちゃえ!という小林さんの思い切りの良さが表現されたフレーズだと思います。

 

ここで着目すべきか「Gradation」という言葉。彼女がこのアルバムについてインタビューされた時、こう答えていました。

田代さんに「あいきゃんのイメージカラーはあるの?」って聞かれたんです。「にも染まりたいときもになりたいときもあるけど、透明か白かなぁ」なんてふわっとした言葉を返したら「グラデーションだね」って言われて、その言葉がすごくしっくりときたんです

Aqoursから“期待の新人”がまたひとり─小林愛香、「2020年デビュー」ならではの新たな価値観「NO LIFE CODE」を語る

本人が口にしているように、グラデーションという言葉がしっくりと当てはまるこの楽曲。

 

というのも、私は保育士の免許を持っていて、それは保育士になりたいと思ったから取ったし、歌手の活動も諦めたくないし、ダンスも踊りたい。その夢はバラバラに見えてもグラデーションで繋がっていたんだなって。そんなお話から、小林愛香の今後の音楽活動のテーマがグラデーションになりました。グラデーションなら何色にもなれる。可能性が広がる言葉だなと。「NO LIFE CODE」の歌詞には、そんな思いがたくさん込められているんです

Aqoursから“期待の新人”がまたひとり─小林愛香、「2020年デビュー」ならではの新たな価値観「NO LIFE CODE」を語る

彼女自身の生き方もこの「グラデーション」という言葉に起因していることがインタビューからも分かります。

 

f:id:nanoha1007:20200226223259j:image

誰か教えて
なんてより 心のままに
言いたいことだけ叫びたい
I do, wanna do!

NO LIFE CODE いま何かしたい!
それに従うのが全て

不敵に微笑む小林さんのMVでのシーンに、ちょっとどころかかなりドキッとしたのは私だけではないはず。

 

あの微笑みを私は知っている。Aqoursのライブで時たま見せるあの誘うような微笑みだ…。

 

とオタクの妄想全開なトークを繰り広げていますが、サビ前でもう一度「NO LIFE CODE」と繰り返すのがまたいいんですよね。

 

この「NO LIFE CODE」という言葉が、本当に重要なキーワードなんだなって改めて感じることが出来ます。

 

f:id:nanoha1007:20200226224127j:image

解放されたセカイ感で
解放的な夢を見よう
いつの間にか視界開けてる My life
解放されたセカイ感で
会いたくなる人に会って
Starting play, starting now
どうしたら もっともっと楽しめる?

サビでは一転、後ろの壁紙が剥がれ落ちるという大胆な演出の中、自由に身体を揺らし、手を広げて歌う小林さんの姿が映し出されます。

 

型にハマったダンスももちろん洗練されていて美しいと思うのですが、やはり彼女自身「自由」という言葉が似合う方だと私は思うのです。

 

彼女にしか出来ないことってたくさんあると思うんです。それはAqoursのライブを見ていても感じることです。

 

例えば1番最初のMCが小林さんによって、他の人たちに与える影響力は大きいと思いますし、必ずステージからはける時は深々と一礼しますし、手を繋いで最後の挨拶をする時は、私たちファンとも手を握るような仕草をします。

 

そういったファンを大切にする心に惹かれている方も少なくはないんじゃないかって思います。私も彼女の心配りは見習いたいなって思っています。

 

どうしたらもっともっと楽しめる?なんて、まさしく小林さんの性格を体現しているような言葉だと私は思います。

 

月がいくつあったら
ウサギ達 嬉しいかなんて
人の常識じゃ測れない
そう、違いがユカイだ!

オレ キミ ワタシ ボク オマエ
気が合えば 好きが増えてく
さらに Variation we are! OK? OK!!

2番では、ウサギやパンダといった動物たちが登場したり、オレンジが出てきたり、幼少期を思い出させるかのような、自由気ままな小林さんが見られます。

 

彼女って意外と子どもっぽいのかなぁ…なんて思わせるMVだと私は思います。実際本人もメイキング映像で「3歳児になった気分」と口にしていますし、そんな素の小林さんが詰め込まれた映像なんだと思います。

 

ありのままの小林愛香、NO LIFE CODEで生きる小林愛香を見て欲しい。

 

そんなメッセージを感じます。

 

誰になりたいなんてより 

自分のままで
天地を揺らし戯れたい

大きな野望

悪いことじゃないって
止められても高まるって
変えたくない 狭い考えなど Bye-bye
道はいくつだってあって
行きたい人にだけは見えて
Starting dash, starting now
選ぼうよ 

1番とは違ったサビの入りがまた飽きさせないし、こういう音作りというか構成の仕方ってずるいなって思います。

 

私には音楽の知識がそれほどないので上手い例えが見つからないのですが、食べ物で言う味変、みたいな感覚です。

 

欲張りセットみたいなものがこの曲にはあるんだと思います。

 

そして、1番の着眼点はこのサビで見せる流し目、だと思います。よく彼女って流し目をAqoursのライブでもするのですが、目線の誘導の仕方が絶妙なんだと思います。

 

カメラ目線はもちろんのこと、敢えてカメラから目線を外したり…その流し目が堪らないんですよね。この話すると「いや、お前…」って言われそうですが、きっと分かる方には伝わるはず…!

 

面白さで選ぶのもありと思うんだ

日によって天気も荒れたり晴れたり
退屈しない! 前向きに受けとれば

Cメロでは、表情で訴えかけているようなイメージが印象的ですね。前向きに語りかける彼女の姿に励まされたり、癒されたり…今迷っていることも、なんだかちっぽけに思ってしまう。

 

捉え方次第で、人生って変わるんだよ!って伝えてくれているようにも思えますし、面白さで選ぶのも間違いじゃないんだって信じることが出来ます。

 

間奏のクラップは絶対ライブで楽しくなるやつです。小林さんと一緒にクラップを刻み、会場に一体感が生まれる。

 

それってきっと、小林さんが望む「NO LIFE CODE」なんだと思います。

 

思い思いの楽しみ方、捉え方でこの曲を感じ取って欲しい。思いっきり楽しんで欲しい。

 

そんな彼女の気持ちも伝わってきます。

 

NO LIFE CODE いま何がしたい?
なんだろう 自由なことしたい
NO LIFE CODE いま何かしたい!
なんだろう 意外なことしたい

NO LIFE CODE いま何がしたい?
生き方のカタチ決めないで
NO LIFE CODE いま何かしたい!
それに従うのが全て Open mind!

洋服をあれこれ選んだり、ダンボールを被ったり、色付きのトイレットペーパーをぐわーっと!!!!取り払ったり…きっとこれが小林さんのやりたいこと、ライフコードなんだと思います。

 

もう無邪気に取り払ってる所とか、ちっちゃい子かよ!って思っちゃいます。それくらいこのMVには彼女の「好きなこと」が詰まっています。

 

解放されたセカイ感で
解放的な夢を見よう
いつの間にか視界開けてる My life
解放されたセカイ感で
会いたくなる人に会って
Starting play, starting now
どうしたら もっともっと楽しめる?

ラスサビでは、これまで以上にはっちゃける小林さん、自由に踊り狂う…歌い踊る小林さん、はしゃぐ小林さんが見られます。

 

笑顔が眩しいんですよ、彼女って。

 

破顔した笑顔と言えばいいのでしょうか、それでいてメリハリというか、決めるところはビシッと決まっていて…そんな小林さんの魅力がこれでもかー!!!!って詰まったのがこの「NO LIFE CODE」です。

 

NO LIFE CODE 自由な日々を!

「NO LIFE CODE」というのは、決まった生き方はない、自由で楽しい生き方をしよう。

 

その世界へのあいきゃんからの招待状がNO LIFE CODEなのだと言うことが分かりました。

 

 

終わりに

衝動的にブログを書きましたが…まずはリリイベお疲れ様でした。

 

私は行くことは叶っておりませんが、TLから察するに素敵なイベントになったのだと感じております。

 

今世間はコロナウイルスが流行っており、様々なイベントが中止になっております。

 

その影響で、ライブを生き甲斐にしていた方々やわざわざ予定を組んでいた皆様のことを思うと、胸が痛みます。

 

そんなLIFE CODEを、小林さんは救ってくれると思うんです。

 

コロナウイルスに怯える日々はもちろんいつまで続くかなんて分かりません。私だって、コロナウイルスの影響で説明会等中止になってしまい、心配もたくさんあります。

 

そんな中でも、彼女の音楽はずっと傍にあって、励ましてくれます。

 

「NO LIFE CODE」それは、自由で楽しい生き方をすること。

 

今限られた時間の中で、自分はどんな楽しい生き方を出来るのか…そんな前向きな考えを与えてくれる楽曲だと私は思います。

 

この楽曲について、Twitterで呟いた時、真剣に追いかけている方からリプが来たのですが…やはり真剣に追いかけている方、真っ直ぐに追いかけている方の言葉ってすごく説得力があって、暖かいんですよね。

 

私がこうしてブログを綴るなんかよりもきっと何倍も力を持っていて、小林さんのことを支えている。その事に気付くことが出来たのも、小林さんとそして「NO LIFE CODE」のおかげです。

 

小林愛香さんの魅力を私は多分10分の1も理解していないのかもしれません。ですが、これからも彼女のことを微力ながら応援したいな、という気持ちが芽生えました。

 

今日という日に、この曲とアルバムに出逢えたことを幸せに思います。

 

LIFE CODEは誰かが決めるわけではありません。

 

その瞬間のパッション、生きる熱さを感じながら、これからの人生を過ごしていきたいと思います。

 

小林愛香さん、そして小林愛香さんのファンの皆様、本当におめでとうございます。そして、これからも彼女の描くグラデーションを楽しみにしています。