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You are the leader of Aqours!〜Aqoursのリーダーについて考える〜Extra Edition 5 「第五の真実 1人ではできない(You Can't Do It Alone)」

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こんにちは、こんばんは!

初めましての方は、初めまして!

お久しぶりの方は、お久しぶりです!

 

さらいんと申します。田舎でほのぼのと暮らしており、伊波杏樹さんをこよなく愛し、一生を追い掛けたいほど尊敬しております。

 

前回第四号となる記事では、「第四の真実 将来に目を向けるのがリーダーである(Focusing on the Future Sets Leaders Apart)」ということについて考えてきました。

 

 

将来のために時間を投資する

 

 

自分自身と他の人々を、将来が持つ高揚する可能性に集中させることは、チームでのあなたの特別の役割だであり、将来を描く能力を養うためには、将来についてもっと時間を費やす必要があります。

 

これは悲観主義者にできることではありません。

 

リーダーは楽観的であり続け、これから起こることに対して希望を持ち続けなければならない。将来はもっと明るいものだと本当に信じ、そこに一緒に到達するのだと確信を持たなければならない。

 

積極的に行動し、将来のために時間を投資したからこそ彼女はリーダーになることが出来た、と語ってきました。

 

第五号となる本稿では、「第五の真実 1人ではできない(You Can't Do It Alone)」について考えていこうと思います。

 

※独断と偏見による考察等が並びます。当方、伊波さんばかり語るため不快な想いをさせないよう、言葉を紡いでいくつもりではございますが…自分の力が及ばなかった場合、大変申し訳ございません。

 

第五の真実 1人ではできない(You Can't Do It Alone)

 

ここまで書いてきたことから、皆さんは、リーダーシップとはすべてリーダーに関わることだという印象を持ったかもしれません。

 

それはもっともなことです。というのも、今まで
述べてきたのは次のようなものだからです。

 

リーダーは自分自身を信じなければならない。


フォロワーは自分のリーダーを信じなければならない。

 

リーダーは自分の抱く価値について明確でなければならない。

 

リーダーは将来のビジョンによって個人貢献者から区別される。

 

これらはすべて真実です。しかし、それらが真実であるわけは、リーダーは他の人々に仕えるためにある」のであって、その逆ではないからです。

 

一人のリーダーがどれだけできる者だとしても、チームの協働とシナジーなしには、大きなプロジェクトやプログラムを一人だけで行なうことはできません。

 

どんなリーダーも、一人ではどんな並外れたことも決してできません。

 

リーダーシップはチーム・スポーツです。

 

キャプテンはいるだろうが、一緒に働くチームなしには、誰も勝利という目標に到達できません。


これを次のように見てみましょう。

 

「誰かがリーダーだ」と、どうやって知るのか。文献のなかにはリーダーシップの定義が数百もあるが、その答えを知る最も簡単な方法は、「その人にフォロワーがいるかどうか」を見ることです。

 

もし自分はリーダーだと考え、周りを見渡し誰も従ってこないのなら、ただ一人で歩いているだけです。

 

では、伊波さんはどうでしょうか?

彼女の周りには、8人の心強いメンバーたちがいます。そのことを誰よりも分かっているのは、きっと伊波さん自身でしょう。

 

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「最初はセンターに立つことが怖かったんですが、今、自信を持って真ん中に立たせてもらえているのは8人がいるからだと思うし、周りを見れば必ず8人が笑顔でいてくれるのはすごく心強い。本当にいつも支えられてるなって思います。」

〈2017.10.18 My Girl "VOICE ACTRESS EDITION" vol.20〉

 

「今、自信を持って真ん中に立たせてもらえているのは8人がいるからだと思うし、周りを見れば必ず8人が笑顔でいてくれるのはすごく心強い。」

 

そう伊波さんは答えていましたが、8人を思い、言葉で伝える伊波さんだからこそメンバーもまた彼女の背中を支えているのだと思います。

 

人々とのコネクションをつくらなければならない


リーダーシップとはリーダー自身についてのことではありません。

 

リーダーひとりについてのことではない。それは、リーダーたちと彼らのメンバーたちとの関係についてのこと。

 

リーダーとチームメートたちがお互いに持つコネクションについてのこと。

 

リーダーがどのように行動して、お互いにどのように感じるかについてのことだ。リーダーと彼らとのあいだにある情動的な絆についてのことです。

 

少し長いのですが、どうしても皆さんにご紹介したいエピソードがございます。それは、昨年2020年1月17日、18日に開催されました「LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス」での舞台裏でのお話です。

 

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「船に乗ってて、先頭に乗ってて、もうスタンバイしてて、こうやってもう…行くぞっ!行くんだかんな!って思ってて、覚悟決めてて行くぞ!って。でも、もう…あぁ…やばい、手が震えるわぁ、と思ったら、梨子ちゃんと曜ちゃんがスーって後ろこうやって手やってきて、えぇ!?って思って。そしたらもう振り向いたら泣く、と思って、向けないぞ!と思って。そしたら、あの、もうね…3年生も1年生も私の背中スって。やばかった、あの時やるしかねぇじゃんって思ったし。私の背中に、あの8人の手がぐーと添えられた時に、全部貰ったと思った。受け取ったって思ったし、絶対これを貰ったから、私はでかい声出すぞ!と思っていたし…。Day2になっては、円陣だったからね。それもまた1個になってたというか、貰ったものをこう…また2日目で1個にして、ギューって凝縮して。なんか凄い2日間だったよね。」

〈2020.01.31 ラブライブ!サンシャイン!!Aqours浦の星女学院生放送!!!〜2020年もAqoursだよ!いち、に、のサンシャイン!!〜〉 

 

Aqoursシップに乗り、さいたまスーパーアリーナを縦断したAqoursですが、その舞台裏では不安な気持ちもあったそうで。特に、先頭に立つ伊波さんは気負っていた様子。そんな彼女を救ったのが、8人でした。

 

リーダーがメンバーを見ているように、メンバーもまたリーダーを見ている。逢田さん曰く、いつもなら伊波さんを1人させておく状況らしいのですが、あの日そうはさせませんでした。

 

それは伊波さんとメンバーとのあいだに情動的な絆があるということだと思います。


人々の言っていることを聞かなければならない


リーダーシップは、インスピレーショナルな話し方と結びつけられることが多いですが、人とのコネクションをつくるためには特別の傾聴力が求められるという事実が忘れられることも多いです。

 

他の人々の視点を理解しなければならない。この能力は、成功するリーダーと成功しないリーダーとのあいだの、最も顕著な違いとして挙げられます。

 

伊波さんは、他の人々の視点をよく理解していると思います。それは「目を見れば、不安な人がすぐ分かる」という発言から知ることが出来ます。

 

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「なんかね、不安な人すぐ分かるんだよね。あぁ、この人不安だなぁ、とか。そう、あ、この人だと思った時にはもう視点変わるかもしれないね。そう、あ、この人、今なんかあるなとか、そのなんか…日常的なものでもあるかもしれないじゃない。これに限らず…だから、そういうのとかを、やっぱりちょっとでも払拭しないと怪我に繋がったり、事故に繋がったりとか絶対に嫌だから、っていうのは毎回凄く思うかなぁ。」

〈2020.11.10 ラブライブ!サンシャイン!!Aqours浦の星女学院生放送!!!〜LOST WORLD振り返り座談会〜〉

 

他の人々の態度や感情や、話のニュアンスを正確に理解することというコミュニケーションのためには、多くの人々が通常心地よいと思うレベルよりずっと深く、メンバーたちを理解することが求められる。

 

他の人々の強い願望と深い恐れを理解することが求められる。

 

喜びと悲しみを深く認識することが求められる。

 

彼らの人生の経験を、ともに経験することが求められます。

 

メンバーたちの欲求に耳を傾け、聞いて本当に理解するとき、疎遠なリーダーにはできないほど彼らと結びつくことでしょう。

 

伊波さんは、自分とメンバーたちとのあいだに、またメンバーとメンバーたちのあいだに「共鳴」をつくり上げています。

 

楽器が調和するとき、オーケストラのミュージシャンたちが「共鳴」をつくりだすのと同じです。感受性のない、聴く耳を持たないリーダーは否定的な情動をもたらし、グループのなかに「不共鳴」をつくりだします。

 

この不調和は、グループが機能するためには極めて破壊的なものです。

 

「共鳴するリーダー」だけが、グループが特別の結果を生み出すことを可能にする「増幅装置」となることが出来ます。

 

その役割を伊波さんは担っていると言えるでしょう。ほんの小さな出来事も見逃さない観察力をもってして、彼女は「共鳴するリーダー」となっていると考えます。

 

他の人々に、力があり、できると感じさせよう


並外れた業績は単純にリーダーの活動から生まれないので、「力があり活動できる」と感じる人々によるチームを形成することが重要です。

 

このようなリーダーと一緒のとき、メンバーは「力づけられ、話を聴いてくれ、理解してくれ、できる、重要だ、重んじられている、もっと挑戦しよう」と感じます。

 

最良のリーダーは、力があり、できると人々に感じさせる活動をするということです。これらのリーダーは、「できると思う以上のことができる」と人々に感じさせる。人々がリーダーに従おうとする理
由の一つは、その関係のなかにいれば、そうでないときよりも、もっと良くなるだろうと知っているからです。

 

では、伊波さんはメンバーに力があり、出来ると感じさせる活動をしているでしょうか?

 

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影響を与えている、と考えると、彼女はメンバーに大きな影響を与えていると思います。それは、先日

第三稿の記事でも触れました「ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD」の第3回でのお話から感じました。

 

津島善子…失礼致しました、津島ヨハネ役の小林愛香さんが仰っていた「ストイックな所を尊敬している」というお話をご紹介したいと思います。

 

「ストイックな所、尊敬してます。空き時間とかにね、その…念入りにストレッチしてたりだとか、やっぱひとつひとつの振り付けを、一生懸命丁寧に、ひとつひとつをね、ずーっとこう自主練習をね……」

〈2020.09.18 ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD 第3回〉

寝顔の次に多かったのがストイックな所、というお話でしたが、伊波さんのそういった部分は少なからずメンバーにも「あれだけリーダーがやっているのだから、負けてられない」という闘争心に火をつけていると私は思います。

 

その他にも、2020年11月21日放送の「MUSIC FAIR」のトークパートであった「ありがとうを伝えたいメンバーを教えてください」という振りに対して逢田さんが答えた部分からも伺えます。

 

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「いつもほんとに大事な場面で、こうMCだったりトークだったりとか、こうすべて纏めてくれる役割をずっとしてくれていて、彼女がいると場が締まるんですよ。私がなんかこう何か言っても、みんなあんまり聞いてくれないんですけど、彼女がいると現場の空気がこう、みんなやるぞーっていう気持ちになるというか…

「MCだったりトークするのに、凄く私は逆にみんなに助けられてる部分が多くって、むしろこちらもありがとう」

「もう、そういうところです、本当に。そういうところが素晴らしい。」

〈2020.11.21 MUSIC FAIR〉

 

メンバーにそういう気持ちを抱かせている、という点からも、力があり、できると感じさせているのではないでしょうか。

 

だからこそ、メンバーもまた伊波さんをリーダーだと思っているし、そんなリーダーとして伊波さんも前を向けるのかな、と思います。

 

 

そして、それはメンバーだけではありません。私たちファンも輝くための力があること、出来るかもしれないという気持ちを芽生えさせてくれます、

 

それは「Aqours 3rd LoveLive!Tour~WONDERFUL STORIES~」でのMCの発言から感じることが出来ます。

 

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「みんなで一緒に輝くんだよ?みんなと一緒に輝きたいと思います!覚悟は出来てるかーい!?もっとみんなで輝く準備出来てるかーい!?これからもいっぱい一緒に素敵な感動を、色んな景色を、見ていきましょうね!」

〈2018.07.07 Aqours 3rd LoveLive!Tour~WONDERFUL STORIES~福岡公演Day1〉

 

「みんなで一緒に輝く」

彼女は、私たちファンを信じて疑いません。絶対に一緒に輝くと、私たちがその領域にいるのだと心の底から信じてくれています。

 

この言葉を受けた時、私は心の底から「ぜってぇAqoursなんかに負けないかんな!!!輝いてみせるからな!!」と、意気込んでいたことを思い出しました。

 

Aqoursが私たちを必要としてくれるように、私たちもまたAqoursを必要とする。

 

つまり「責任を共有し、可能性と結びつける」ということが大切であるということです。

 

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高品質の関係とは、自発的に発生するものではない。それにはリーダーシップが求められます。伊波さんには、その力があります。

 

真実「一人ではできない」。

リーダーひとりではどんな偉大なこともできません。


リーダーシップとは「共有する責任」です。

 

リーダーは他のメンバーを必要とし、彼らもリーダーを必要とする。

 

全員が一緒です。

 

この「一体感」を形成し維持するために、模範的リーダーは他のメンバーの欲求に敏感であることが必要です。

 

リーダーは質問する。

リーダーは聴く。
リーダーは支援する。

リーダーはスキルを養成する。

リーダーは援助を求める。

リーダーは共通の大義のなかにメンバーを結集させる。

 

どんなことでも可能だとメンバーに感じさせる。

 

自分たち自身の生活に責任を持ちたいという欲求に、メンバーを結びつけます。

 

伊波さんはメンバーが今よりももっと良くなるようにするために行動したからこそ彼女はリーダーになることが出来た、と私はここに記します。

 

以上が「第五の真実 1人ではできない(You Can't Do It Alone)」の記事となります。

 

ご清覧ありがとうございました!

 

参考文献

2011.08.25

「リーダーシップの真実」

ジェームズ・M・クーゼス、バリー・Z・ポズナー著 生産性出版

 

2017.10.18

「My Girl "VOICE ACTRESS EDITION" vol.20」株式会社KADOKAWA

 

2020.09.18

ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD」第3回

 

2020.01.31

ラブライブ!サンシャイン!!Aqours浦の星女学院生放送!!!〜2020年もAqoursだよ!いち、に、のサンシャイン!!〜」

 

2020.11.10

ラブライブ!サンシャイン!!Aqours浦の星女学院生放送!!!〜LOST WORLD振り返り座談会〜」

 

2020.11.21

「MUSIC FAIR」
 

Aqours 3rd LoveLive!Tour~WONDERFUL STORIES~」Blu-ray&DVD