ファイナルライブから5年。
5年前の私と何が変わったか、と聞かれると特に変化はありませんが、大学を卒業して社会人になるくらいです。
高校生の生意気だったあの頃の自分が、まさか今日という日に働き始めるとは思ってもみませんでした。
うーん、上手く言葉には出来ませんが……なんだか感慨深いですね。あ、そうそう、多分このブログ、予約投稿にしてあるので、私は夢の中だと思います。
さくっと話をすると、ブログ更新スピードが圧倒的に落ちると思います。というかそもそも文章を書く気がおきるのか否か。
1日から社会人。不安しかありません。
何せ人の人生に手を出す仕事ですからね、責任も圧倒的に増えます。
正直この道に満足しているわけではありませんが、このご時世の影響もあってこうして進んで来ましたが……自分の未来を上手く思い描くことが出来ません。
どうしたらいいのか……ふとそう考えた時、歌が聴こえたんです。
それぞれが好きなことで頑張れるなら
新しい場所が ゴールだね
はっとなりました。
あぁ、私はμ'sに生かされてるなぁ……とつくづく思います。
穂乃果ちゃんの何事にも全力な姿勢。
海未ちゃんのひたむきに取り組む真面目さ。
ことりちゃんの暖かな包容力。
真姫ちゃんの純新無垢な綺麗さ。
凛ちゃんの誰かの背中を押す勇気。
花陽ちゃんの心を落ち着かせる安らぎ。
にこちゃんの世界中を笑顔にする魔法。
希ちゃんの月明かりのように照らす優しさ。
絵里ちゃんの大好きを貫くための行動。
全部全部、私は教えてもらってばかりです。
あの高校生だった彼女たちに、私は教えられてばかりです。
辛い時、迷った時、いつだって彼女たちが、彼女たちの歌がすぐ傍にありました。それが今もなお続いているって……なんて素敵なことなんだろうって思います。
μ'sはあの日解散し、「LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス」でもう一度集いました。
大きな宝物を貰っているような気分で……夢見たあの景色は今も尚私の心に深く刻まれています。
言えなかった「大好き」を、大きな声で叫ぶことが出来て……私は幸せでした。ずっと続けばいいのって思ってしまう自分がいました。
ですが、スクールアイドルであることに拘りたいという言葉があるから、私はそれを望んでは行けないのだろうと思います。
「μ's高坂穂乃果役新田恵海です。本日はありがとうございました!私たちは、2016年4月に、ファイナルライブをもって、μ'sとしての大きな活動に一区切りを付けていたんですけれども、ラブライブ!が9周年ということで、皆さんがラブライブ!を愛してくれたから、μ'sを好きでいてくれたから、こうしてまた会える、そんな夢が叶いました。本当に呼んでくれてありがとうございました!」
〈2020.01.18LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェスDay1〉
呼んでくれて、ありがとう。そう彼女は言いましたが、私たちはあの日約束したので、これまでだってこれからもずっと呼び続けます。
毎年3月31日と4月1日は、TwitterでFinalから○年というツイートをよく見かけます。それは、何年先もずっと……μ'sが生きる伝説であり、かけがえのない存在であることを証明しています。
春が来る度に、μ'sを思い出す。
それこそ、この2日間を「μ's記念日」だなんて言い出しそうな雰囲気もありますが……良い言葉が見つかりません。笑
ずっとこの日を祝う人って絶えないだろうな、って思っています。何年経っても、例え5年後にμ'sの活動が無かったとしても、それでもファンたちは声をあげることでしょう。
今が最高、と。
……私にとってもμ'sは切っても切り離せない存在です。何度だって青春を経験させてくれる、熱い情熱を蘇らせてくれる、命の灯火に似た何か。
そんな今日という日を祝福して、このタグと共に今年もまたブログを記させてください。
#終わらない青春はここにある