ほのぼのとした田舎暮らし

ほのぼのとした田舎暮らしをしているような…そんなゆったりとした言葉を贈ります

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝〜永遠と自動手記人形〜を見てきました。

f:id:nanoha1007:20190915112201j:image

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝、見てきました。

 

めちゃくちゃ泣きました。

 

色々な想いが重なって、胸が凄く苦しくなって…でも暖かい気持ちになる。

 

誰かを思う心というのは…こんなにも美しくくて、儚くて…愛おしい。

 

繊細なこの気持ちを、見事に描き出した流麗な線たちと色とりどりに飾る音たち。

沢山の人達の愛の結晶とも言える作品でした。

 

あの悲しい事件のことも重なって、今日この目にした風景や人の表情がずっと記憶に残っていて…思う度に涙が零れそうになります。

 

この映画に…暖かい気持ちを、幸せを貰いました。

 

 

医者に命を救われた人が、医者を目指すように。

テレビに映るプロ野球選手に魅せられて、プロ野球選手を志すように。

郵便配達人に幸せを届けられ、今度は誰かに届けようとする。

 

 

そんな1人の女の子の行動。

それは大好きな人が目の前にいるのに…劇的とも言えるクライマックスでのシーン。それは…

 

「たとえ会えなくても,名前を呼び続ける限り二人の絆は永遠である」

 

という本作品のメッセージへの説得力を裏付けているようにも思えました。

 

そして、今作ではそんな女の子に救われた1人の男性もいました。

 

忘れかけていた手紙を届けるという役割の尊さと意義を思い出し…

 

「届かなくて良い手紙なんてない」

 

と。

 

そう言葉を紡いだ彼は、大切な人の思いが込められ、そして届けた人を幸せにする手紙という"愛を運ぶ仕事"にもう一度情熱を取り戻していく。

 

2つ編みでは解けてしまう物語を、三つ編みに。

自分の人生を捧げた姉、幸せを貰い幸せを届けようとする妹、そして郵便配達人への情熱を取り戻す男性。

 

そして…その3人を包み込むビロードのような存在である彼女、ヴァイオレット・エヴァーガーデン

 

"愛してる"とは何かを探し求め続け、与えられてばかりだった彼女が、誰かと誰かの心を結び、縁を繋ぎ、編み込んでいく…。

 

優しくて、暖かくて…あぁ、もう一度見たい…。

手紙、というの技術が発達した今でも多くの人が利用し、毎日誰かに手紙は届いている。

 

季節が巡ろうとも、ずっと手元に残る大切な宝物。

誰かの心から、誰かの心へと"愛"や"幸せ"を運ぶかけがえのない宝物。

 

私にとってこの映画は…永遠の宝物となりました。

 

皆さんにとってこの映画は永遠の宝物になりましたか?

 

この記事に触れて、少しでもそう思っていただけたなら、私は嬉しいです。

 

また絶対見に行きます。

この作品を作って下さった、携わった皆様、そしてこの記事に目を通してくださった読者の皆様への御礼を申し上げ、筆を置かせていただきます。

 

ありがとうございました。