「自分の名前が大好きです」
突然ですが、皆さんは自分の名前が好きですか?
「なんで名前?」
「いや、知らんがな」
「どーでもいいー」
「そんなこと考えたことない…」
と言うように、様々な意見にきっと分かれると思うのですが、さらっと私のこのブログを、とにかく流しでもいいので読んでもらいたいなぁ…なんて思っています。
最初に言っておきます。
私の名前は「さらい」と言います。
ハンネである「さらいん」は文字っただけです。
いきなりで「おいっ、いいのかよっ!」って思われると思いますが、気にしないでくださいね。(覚悟の上で、というか書きたいから書いているので)
さて、この名前。同じ名前の子に、私は人生で出会ったことがありません。
昔は嫌いでした。
何故なら「24時間テレビのテーマソング」に当たる曲の名前「サライ」だからです。
この名前のせいで、と言うと語弊が生まれますが、毎年そのネタで弄られることがあまり好きではありませんでした。
小学生、中学生の時、本当に自分の名前が嫌いで、漢字で書くと画数も多く、みんなが1ページめくっているのに、少しだけ出遅れてページをめくる自分がちょっとだけ嫌で。(ほんの少しの差ですけどね笑)
高校生になってからは、その弄りも笑うことは出来たのですが、どこかスッキリしない部分もあって。
初めて高校生でクラス替えというものをしたのですが…中学生まで1クラスしかありませんでした。
自己紹介をすると決まって「珍しい名前だねっ!」って言われるのが普通で、珍しい名前だからこそ相手に覚えては貰えるのに、逆に自分が初見の方の名前を覚えられない、という悲しいことが起こります。
だから「えっと…ごめん、もう1回名前聞いてもいい?」なんてことに陥ることが多々あります。
ですが、2.3回会うか仕事をするか、1度でも長い時間一緒にいたことがある人は覚えます。
先日、名前のことでちょっと嬉しいことがありました。私は8月からバイトをもうひとつ新しく始めたのですが…
いつも通りレジ接客をしながら他の仕事を覚えようとしていると、「さっきさ、〇〇さんって呼んでたけど、もう覚えてるの?」と社員さんから声をかけられました。
「2、3回、同じシフトで入っているので覚えてます」と答えると、「新しく入ったばかりの人で、いつまでもすみませんって声をかける人もいるから、偉いね」と言われました。
自分は入ったばかりで、右も左も分かりません。だから、分からないことはすぐ聞くし、なんでも聞きます。
そうしていくうちに名前は自然と覚える、というか覚えるべきもの、バイトと言えど同じお店を経営する者として、当たり前だ!と思っていたので、驚きと同時に「あぁ、そういう所を見ていてくれたんだな」と嬉しくなりました。
ちょっと話はそれましたが…
「あなたは名前が好きですか?」
というブログタイトルで書いているので、話を続けますと、私は今は…
「自分の名前が大好きです」
そう思えるようになったのは、ここ最近、一年前のとある番組を見たのがきっかけです。
それは、24時間テレビの特集番組でした。
その番組では「サライ」がどうやって作られたのか、意味は何なのか…?などと深く掘り下げられていて、その時1人見ていた自分には興味深いものがありました。
「サライ」と言うのは、ペルシャ語で「宿、家」という意味らしく、ここでは「故郷」いったニュアンスで捉えています。
この曲は、人を支えられるような、迎え入れることができるような、そんな想いが込められて作られていることを知りました。
私が「さらい」と名付けられたのは、ずっと神社で貰ったと親から言われ、由来はありませんでした。
ですが、初めて自分の名前に意味を見い出せた気がしました。
「誰かの支えでいられる人でありたい」
そんな想いが私の中に芽吹き続けていて、ずっと抱き続けていたからこそ、私は自分の名前が大好きになりました。
だから、毎年24時間のゴールの瞬間が好きなんですよね。(それ以外はあまり見てないですけど)
ゴールの瞬間は、歌と想いと感動がひとつになるから、1番好きです。
と割と自分語り全開でしたが…皆さんは自分の名前が好きですか?
今はTwitterの繋がりが多いと思うので、ハンネでのやり取りが多いと思いますが、そのハンネも考えてつけた方、これでいいじゃん!とつけた方、様々ですよね。
私は単純な構成ですが、使い続けていると愛着が湧いてきませんか?
なんか、割とそのハンネが合ってる!みたいな感覚、ないですか?
それと同じくらい、自分の名前にも何かあると思うんですよね。
多くの人はきっとご両親に「こんな子に育ってほしいから…」と付けられた方もいれば、自分のように神社で貰った方もいると思いますが、その名前はきっとご両親が悩んで悩んで…!付けた名前だと思います。
なので、皆さんの個性とも言える名前やハンネを好きになってみませんか?
とりあえず、うん、言いたいことはこれだけです。