「いまが最高」
彼女たちが駆け抜けてきた時間は、あまりにも濃密で、鮮烈で、夢に溢れていた。9人の少女の"物語"がやがてみんなで叶える"物語"へとなっていき、それは──現実でも今なお語り継がれる"物語"である。
いつも側にいて、私たちに"夢"を与えてくれる"18人"の存在には、言葉にしても足りないくらいの感謝の想いでいっぱい。そんな想いの一欠片をここに記そうと思う。
- はじめに
- きっかけ
- にこりんぱなラジオ
- 矢澤にこ&徳井青空
- 小泉花陽&久保ユリカ
- 東條希&楠田亜衣奈
- 西木野真姫&Pile
- 星空凛&飯田里穂
- 園田海未&三森すずこ
- 南ことり&内田彩
- 絢瀬絵里&南條愛乃
- 高坂穂乃果&新田恵海
- 終わりに
はじめに
Let's go! 今日も今日も楽し~っ!
はい、上手くタイトルの名前が考えつきませんでした。
そうだな そうだな 語りきれない ですね。
『μ's FINALLOVELIVE〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜』
あのライブから2年ですね。
昨年はAmebaブログにてその想いは綴らせていただきました。
今年は「さらログ」として、1年前よりも少しだけ成長したかな?と思う自分から、言葉を生み出していこうと思います。
とは言ったものの…何を書けばいいのか、正直浮かびませんでした。
さようならへさよなら!なんて言いたくなった…
とりあえず何か書き出してみよう。
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送辞 さらいん
μ'sの皆さん、『LoveLive!Solo Live! collection Memorial BOX』 の発売おめでとうございます!!
実は昨日までここで何を書こうか悩んでいました(本当です)
どうしても今思っている気持ちや届けたい感謝の気持ちが言葉にならなくて…なんだかうまく書けなくて…
それで気づきました。
「私、そういうのが苦手だったんだ」って。
子供の頃から論理的に考えるのが苦手で、直感的に考えちゃうほうで…時々周りに迷惑もかけたりして、自分を上手く表現することが本当に苦手で…不器用で…
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ちょっと待ったぁぁあ!!!
うわぁぁぁ!!
なーに穂乃果ちゃんの送辞をパクっているんだ!!真面目にやりなさい、真面目に。
はい…。
ああきっと…君も…同じ気持ち…
ふざけました、ごめんなさい。本当に何を書けばよいのやら。
いまが最高!って言いたい!!
あの時一生分の「想い」を置いてきたつもりでした。それでもやっぱり足りなかったみたいです。
そうですね…では私がラブライブ!に対して、そしてキャラクターとキャストさんに対する想いを綴ってみます。
きっかけ
私がラブライブ!と出会ったのは中学生の時です。
となると4年くらい前でしょうか?
この作品との出会いは…
ラブライブ1期第13話「μ'sミュージックスタート」の挿入歌
「START:DASH」のアニメ映像を見たこと。
この曲が全ての始まりでした。たくさんの偶然が重なって、奇跡のように繋がって、導いてくれたこの出会い。それから私の色のない世界は、様々な色に塗り替えられていきました。
新しい日々のなかで 少しずつ生まれた未来に胸をときめかせ、ワクワクした日々。
何度もアニメを見て、曲を聴いて、MVを見ながら振り付けを真似して、ピアノで弾いてみて、そしてライブへと訪れてみて…。
ありがとうって思うヒマがないほど目まぐるしいくらいにたくさんの供給と感情を与えてくれるμ'sのパワーのおかけで、「どんなことも乗り越えられる気がするよ」って本気で思うことが出来ました。
きっと一緒なら全部楽しめる …心の底から熱い想いを沸き上がらせてくれるμ'sにいつの間にか勇気ばかり貰ってばかりで…
ですが、知ったのが遅すぎたのかもしれません。
私がμ'sのソロライブに現地で参戦したことは1度もありません。しいてあげるとするなら2014年9月14日に行われた『ランティス祭り』が最初で最後のライブでした。
「時間は止められないと知って 君と早く会いたかったよ」そんな想いがあの時はありました。なぜもっと早く知らなかったのだろう。ライブに行けばよかった、と。
でも今はそうは思いません。ラブライブ!を知る瞬間は人それぞれ、ラジオだったり、曲だったり、もしかしたらMステを見て、紅白を見てから、という人もいるかもしれません。もしかしたらFINALが終わった後に知った、という人ももちろんいると思います。
https://twitter.com/nittaemi85/status/9788269782
東京ドームからもうすぐ2年。
— Nitta Emi (@nittaemi85) 2018年3月28日
「ラブライブ!Solo Live! collection Memorial BOX Ⅲ」
当時のμ'sを知らない方もたくさんいると思いますが...
いつからだっていいんです。
出会った瞬間が「ラブライブ!」の始まりだから♪♪♪♪♪♪♪♪♪#lovelive
出会った瞬間が「ラブライブ!」の始まりだから。
彼女はやはりμ'sのリーダーであり、誰よりもコンテンツの先頭を駆けてきたからこその言葉には説得力がありましたし、すんなりと身体に染み渡りました。
『μ’sic foever』その宣言通り、いつまでも続いていく彼女たちの物語。
μ'sから貰ったものはまだまだあります。
辛くて負けそうな時、μ'sの9人が青春を駆け抜ける姿や、μ'sの9人がライブパフォーマンスで圧巻なステージを見せられ、自然と笑顔になる自分がいたんですよね。
生きるって笑うことかなって。俯いてちゃ何も変わらない、なら思いっきり泣いて、泣いた後はすっきりして、また前を向く。その時笑顔でまた頑張ればいいんだよ!って、そんな励ましの言葉もありました。
時代の嵐には 逆らえぬさだめなのかもしれません。
諸行無常、急速に変化していく今の社会で、もみくちゃにされて、打ちのめされる日が私にも訪れるかもしれません。上手くいくことばかりではないですし、理不尽に屈することもあるかもしれません。
そんな時、きっと無意識にμ'sから貰ったものが役立っていると私は思うんです。
「言葉にすればそれは叶うよ」
私が『ブログ』として言葉にしていこうという気持ちもμ'sがいたからでした。
廃校を阻止する!そんな想いから穂乃果が始めたスクールアイドル。それがいつの間にか「やりたいからやる!」に変わり、惹かれ合うようにして出会った9人がそれぞれの「個性」を光らせ、やがてラブライブ!に優勝しました。
彼女たちの初めてのファーストライブは…はっきり言ってしまえば、手伝いを名乗りあげてくれた3人と、その場にいた残り6人の計9人。ライブは成功したとは言えないのかもしれません。
「どうするつもり?」と生徒会長としてあの頃必死になっていた絵里の淡々と冷静に状況を判断してみせたことに対して「続けます」と即答した穂乃果。
「なぜ?これ以上続けても、意味があるとは思えないけど」と絵里はその真意を確かめます。
そして穂乃果は言いました。
「やりたいからです!今、私もっともっと歌いたい、踊りたいって思ってます。きっと海未ちゃんもことりちゃんも。こんな気持ち、初めてなんです!やってよかったって、本気で思えたんです!!今はこの気持ちを信じたい。このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない。応援なんて全然もらえないかもしれない。でも、一生懸命頑張って、私達がとにかく頑張って届けたい!今、私達がここにいる、この想いを!!いつか・・・いつか私達必ず、ここを満員にしてみせます!!」
言葉にすればそれは叶うよ…頑張って頑張ってその先で、本当に叶えるほどの努力を重ねて、彼女たちの新しいSTARTをきるライブは見事満員。言葉を"夢"で終わらせず、実現させたのです。
誰も明日のことは知らない…彼女たちは未来がどうなるとか、先のことは考えずに、ただ目の前の"熱"に夢中になって青春をかけたからこそ、掴み取った輝きだと思います。
止まらないよみんなのメロディー…その音たちが重なり合って、私たちの心を揺さぶる。私は人が涙する時、それは「感情を揺さぶられ、心を動かされたから」だと考えています。
彼女たちの曲だけじゃない、その声や息遣い、空気、更には劇中歌に流れるOSTのメロディーさえもが、私の涙腺を緩ませる要因であるのです。
一生に1度、こんなにも熱くなれる作品に出会えた…ここで見つけたタカラモノ。
楽しいねって毎日言いたいなって、頭ではずっと考えてます。ラブライブ!を思っている時、自分は多分最高に楽しいのかもしれませんね。
にこりんぱなラジオ
唐突ですがラジオの話をしましょう。
ソロアルバムの発売をきっかけに2回限りの『ラブライブ!μ's広報部〜にこりんぱな〜』が水曜日の18時から配信されていました。こちらの番組は、既に2年前98回目を最後に配信終了となりましたが、ソロアルバムの発売を経て限定復活となりました。
パーソナリティは『にこりんぱな』と称されていますように、矢澤にこ役徳井青空さん、星空凛役飯田里穂さん、小泉花陽役久保ユリカさんの3名で進められてきましたが…数多くの武勇伝が残されてきました。
久々に私もにこりんぱなのラジオを聴かせていただきましたが、変わらない彼女たちが、あの頃のにこりんぱなを思い出して人知れず涙腺を緩ませる自分がいました。
遊ぼう!初めましての Happy tune
遊ぼう!君と僕とが出会う
それは(予感)
それはキセキ
夢の(鼓動)
夢が(見たい)
君と(僕の)
キセキ
始まるよおいで Listen to my heart!!
この音楽があまりにも懐かしくて…耳に入り込んだ瞬間に体中に行き渡って、エネルギーのようなものが溢れてくるんでよね。どこまでも行けるって気持ちだよってね。
幸せな音楽が鳴り響くその瞬間が私は大好きです。
2年前と変わらず、笑いあり涙あり、度肝を抜かすことありのこのラジオが心地よくて…あの頃もこうやって聴いていたなぁ…と想いを馳せながら聴いているとなんとなく考えていたことがありました。
それは…自分はμ'sのことをずっと心のどこかで思っていたり、頭の片隅で考えていたりしていたんですとね…と思えたのは、イントロを聴けば曲名がすっと出てきたり、気づいたら口ずさんでいたり、ライブ映像が頭に流れたり、勝手に身体が動いていたり…無意識に覚えているんですよね。真っ白なノートブックへと想い出が増えてゆくように、いつの間にか私のノートブックに彼女たちのことが刻まれているんです。
もう2年が経とうとしているのに、未だにその作品への想いが溢れてくる。
好きだから好きですと、言葉にする自分がいるんですよね。好きなものには好きな気持ちを持ち続けていたいと私個人としては思っています。
もしも…μ'sと出会っていなかったら、今の私はいませんし、このようにブログを書くことも、たくさんのファンの人とも繋がることはありませんでした。
実は…ラブライブ!と出会ったとき、SNSでの繋がりだけでエンカするということに抵抗が
ありました。どうしても踏み切れない自分がいて…それでも、怯えちゃダメだと自分のちっぽけな勇気を奮い立たせてみたら、こんなにも広い世界が待ち受けていました。
「とっても とってもMIRACLE!!じゃん」
その時、私はそう思いました(どこの外人になりきれない日本人の中でも田舎者だ?)
十人十色の考えがあって、想いがあって、熱があって…SNSだけでは感じ取ることのできない、人が物事を熱く語る時の表情は、輝いていて、私はその表情が好きなんです。
「いや、お前何言って…」「イヤな性格してるね」と思われそうですが、変な意味はないですからね!?
ここまで書くにあたり様々なトラブルがありました。ですがそのトラブルも笑顔でくぐり抜けて、ようやく今4千字を越えています(唐突に何を!?)多分…私がぷわぷわしているだけです(笑)
さて、続いてはキャストとキャラクターについて想いを綴っていきます。ただ私が彼女たちに抱いている想いを垂れ流すだけという何とも味気ないブログとはなっておりますが、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いします。
矢澤にこ&徳井青空
にっこにっこにーは、にっこりの魔法 笑顔のまほう。
宇宙ナンバーワンアイドル、『にこにー』こと矢澤にこ。彼女がアイドルとしての意識が高いことは普段の彼女の行動や言葉からもにじみ出ていることだとは思いますが、そんな彼女の強気なトコも弱気なトコもひっくるめて「個性」だと思います。
意地になって他のメンバーと張り合おうとしたり、時折見せる真剣な表情だったり…。真剣な君が素敵なんだもん。
でもスクールアイドルにありったけの情熱を捧げているその姿に心打たれた方も少なくはないと思います。
にこちゃんの1番好きなシーンは1期第5話「にこ襲来」
加入後屋上での「にっこにっこにー」を後輩たちにやらせている側で涙を拭うシーンですね。
ようやく大好きなスクールアイドルが出来たこと、仲間に巡り会えたことからの涙だったのかな?と思います。
そんな熱い想いを秘めたにこちゃんに命を吹き込んでくれた徳井青空さん。
彼女がライブやニコ生、ラジオで見せる芸人…失礼、トーク力や場の空気を掴む力は天性の才能なのでは?と思います。
『ラブライブ!μ's →NEXT LoveLive!2014 〜ENDLESS PARADE〜』では、MCにて「BiBiコール」なるもので、一気に会場の空気を引き込むと、なんとその「BiBiコール」が4枚目のユニットシングルとなる『錯覚CROSSROADS』のカップリング曲となる『PSYCHIC FIRE』にて
PSYCHIC FIRE みんなみんな GO!
頭ん中 PICA PICARESQUE
危ない恋がしたい 心の火が燃えて(Hi!!)
なんとこの歌詞の部分でBiBiコールがCDに収録されているという…なんたるお方か。
更にはニコ生でも遺憾なくその才能を発揮し、周囲を笑いの渦に引き込むそのセンスには脱帽です。そんな彼女は運動が苦手だと言います。キャストの中では一番苦手なため、振り付けも人一倍努力していたのかもしれません。そのことを考えたら、なんだかにこちゃんとお互い切磋琢磨、磨きあいながら時間を紡いできたのかな、と思えてちょっぴりうるっとキーボードを打ちながらなっています。上手くダンスがいかないときも、なんでもないさだからニコッって諦めず取り組み続け、少しでも良いパフォーマンスを見せようという姿が思い浮かびます。
最低で最高のふたりになる予感ね…私はそう思います。
小泉花陽&久保ユリカ
かよちんこと小泉花陽。アイドルにずっとずっとあこがれを抱いている、お米が大好きな彼女。小さくて儚くて、でも諦めきれないその想いを勇気をだして打ち明け、スクールアイドルとしての活動を経て、部長という立場まで辿り着きます。
花陽ちゃんの1番好きなシーンは、1期第4話「まきりんぱな」
やっぱり夕暮れの屋上での告白ですね。
「心がやっと晴れたね」って、保護者のような気持ちになりました。陸上部を見に行こうって凛ちゃんに誘われた時も、言いたい想い抑えてしまったけれど、こうして想いを打ち解けることが出来て、ちょっぴり目尻に涙を溜めているところも印象的でした。泣かないで…笑っている君が大好きなんだよ…。
そんな気にかけてしまう花陽ちゃんに命を吹き込んでくれた久保ユリカさん。
彼女は優しさが咲いた素敵な世界へと誘ってきます。というのも、彼女がライブ前のMCで「怪我をしないさせないこと」と言った旨を話され、ファンを気遣う優しさが滲み溢れています。
彼女がファンを気遣う優しさの裏では色々な苦難を乗り越えてきていたことでしょう。苦難にぶつかった時、花陽ちゃんに相談しながら、一緒に手を取り合って乗り越えていたのかもしれませんね。と自分が勝手に思いたいだけかもしれませんが。
「悩みがあっても聞いてくれて助かってたんだよ」みたいな会話が繰り広げられていたら、暖かいなぁ…。
東條希&楠田亜衣奈
超絶ラッキーガールでスピリチュアルな少女東條希。μ'sの名付け親でもあり、その母性溢れる包容力でμ'sのみんなを暖かかく見守っています。かと思えばときより大胆な行動をしたりとギャップの差に驚かされることがしばしば。「不思議なパワーでお手伝いしよか?」と言われたら「喜んで!ついでにその…抱きしめてください!」と必死にお願いしそうです。
希ちゃんの1番好きなシーンは2期第8話「私の望み」
真姫ちゃんと絵理ちゃんに、μ'sへの想いを告げるシーンですね。
μ'sを始めた頃の3人は、指で壊れそうなはばたきだったのかも知れません。でもやがてメンバーが増えて、9人になって…その羽ばたきを落ちないように影で支えていた彼女が初めてその想いを言葉として、夢語るその瞬間だったので、かなり心にきました。彼女に対して溢れ出す愛おしさがわたしの中で芽生えた時でしたね。こぼれそう愛しさが…。
そんなμ'sの生みの親でもある希ちゃんに命を吹き込んでくれた楠田亜衣奈さん。
ライブでは定番?となりつつあった、ライブの中で楠田さんの誕生日を祝うというサプライズはもはや名物のような気もします。会場全体の紫色をサイリウムに見立てて消していくことも綺麗な景色でした。
また『RADIOアニメロミックスラブライブ!〜のぞえりRadio Garden〜』では絢瀬絵里役である南條愛乃さんと共にコンテンツを更に盛り上げていました。日常的な会話からμ'sメンバーの仲の良さが伺えたり、『今週のハラショー』というコーナーでは「ラッキー楠田」としてはっちゃける部分が見られ、お腹が壊れそうでした(決してその彼女から逃げ出したりしないで向き合った南條さん、お疲れ様でした)
西木野真姫&Pile
成績優秀、ツンデレでμ'sの作曲をしている西木野真姫。なんでも出来る優等生タイプかとおもえば、親のプレッシャーだったり、友達に対して上手く距離を掴めなかったり、そんなにね強くない部分が見え隠れして、そのギャップがまるでアクマの魅惑のように私を夢中にさせたくなる。普通だったらとっくに気がついているようなことも数多くあり、でもそんな真姫ちゃんが私は好きです。
真姫ちゃんの1番好きなシーンは1期1話「叶え!私たちの夢─」
初登場として「愛してるばんざーい」の弾き語りが披露されていたシーンですね。
さあ!
大好きだばんざーい!
まけないゆうき 私たちは今を楽しもう
大好きだばんざーい!
頑張れるから 昨日に手をふって ほら前向いて
言葉も出ないほどに衝撃を受けましたね…。
『ラブライブ!School idol diary〜西木野真姫〜』では将来医者を目指すにあたり、父親にスクールアイドル活動を辞めろと言われ、ざわめいた心を無理矢理に抑え一時休部となりかけますが、みんなの想いと我儘だと知っているけれど、どうしてもやりたい!という彼女自身の想いからスクールアイドル活動を続けています。
そんな素直になれない真姫ちゃんに命を吹き込んでくれたPileさん。
彼女のその圧倒的声量に私は度肝を抜かれました。照らせ情熱SUNSHINE REDとはまさにこれではないかと思いました。
Wonderful…
5thシングル「Wonderful Rush」にて落ちサビの部分で高音が爆発してますね。
実は『Pile Live at Budokan 〜Pile feat. ラブライブ!〜』に私は参戦しておりました。
彼女のソロのライブは初めてですが、改めてその歌声の力強さを感じましたし、1年以上経ったその時でも、大合唱の僕たちはひとつの光もそうですが何より私が心奪われたのは…
届けて切なさには
ラスサビの穂乃果ソロで、会場が穂乃果色1色に光るSnow halation。生で見て身体中が震え上がりました。
この穂乃果ソロですが、Pileさんのライブではゲストの新田恵海さんが歌い上げたのですが、当初はPileさんのライブだからPileさんが歌う予定だったそうですが、「一ラブライバーとして、ここは穂乃果じゃなきゃダメなんです」と新田さんに任せたそうです。
熱いときめきありがとう…。
そして、私にはもうひとつ彼女の中ですごく好きなブログといいますか、想いが込められたブログで泣いてしまったものがあります。
それはこれです。
嬉しいから会いたいよ
寂しいから会いたいよ
楽しい悲しいそして
会いたくなるんだ
どんなときも
この歌詞の意味を、本当に深く深く理解した瞬間でしたし、その時の彼女のことを思うと涙が溢れていました。
星空凛&飯田里穂
活発元気いっぱい、語尾がにゃの星空凛。疑問に思ったらたしかめたくなる性格してると思いますね、なにもかも新鮮なことがしたいというか…探究心はあると思うのですが勉強は苦手な様子。うんとうんと陽射し浴びながら運動する彼女を見るのが私は好きですね。
凛ちゃんの1番好きなシーンは2期5話「新しいわたし」
スカートを履くことを恥ずかしがってばかりで、拒んでいた彼女が、真姫ちゃんと花陽ちゃんに背中を押され1歩を踏み出し、ステージで輝いているシーンですね。
星空に流れる星は味方なの、って2人の姿が私には見えました。そう、だいじょうぶだよ!って言っていたのかな。
誰でも可愛くなれる? きっとなれるよ
こんな私でさえも…変身!
この歌詞を涙無しでは見られません。
いつもボーイッシュな格好をしていた彼女の心は叫んでる。女の子みたいにスカートも履きたいって、でもそんな想いを幼い頃に馬鹿にされてからはずっとその想いを胸に秘めていました。
自分を嫌わずに、少しずつでもいいんだねって自信を取り戻し、その後の練習着にはスカート姿で取り組んでおり、踊ろう!踊ろう!そうダンスで語る彼女の想いは熱を帯びていましたね。いつもより可愛くなった凛ちゃんにメロメロになった人も多いのでは?
そんな可愛らしい凛ちゃんに命を吹き込んでくれた飯田里穂さん。
誰より頑張っちゃえ…ダンスに取り組み、パフォーマンスする姿からそう感じました。彼女が属するユニット「lily white」はダンスを中心としたパフォーマンスで会場を盛り上げることを基点としているそうで、他の2人がダンスが上手だから、私も負けないように頑張ろう!と思っていたそうです。目指す場所は高く、誰にも譲れない!…向上心のある方だと思います。目の前のことに、ひたむきになれるのは素敵だと思いますし、同時に自分もそうありたいと思わせてくれました。
園田海未&三森すずこ
The・大和撫子が当てはまるかのような立ち振る舞いの園田海未。そんな姿勢とは違い、実は恥ずかしがり屋で、子供の頃はいつだって穂乃果ちゃんやことりちゃんの後ろを付いていくばかり。ポエムなども書いているといった可愛らしい部分を持ち合わせている彼女。
海未ちゃんの1番好きなシーンは1期第1話「叶え!私たちの夢─」
未来のスクールアイドルとしてステージに立っている自分を想像して、集中力を欠いてしまい、的からずれた場所へと矢を放ってしまうシーンですね。
スクールアイドルのときめきに誘われて流されてしまう姿は、なんだか可愛らしいなって思ったので笑
そんな真面目な海未ちゃんに命を吹き込んでくれた三森すずこさん。
顔芸やおとぼけっぷりがあるのですが、ライブでは表情うって変わり、その指先まで洗練されたダンスや伸びのある歌声に思わず魅力されますね。
特に「だってだって噫無情」の海未ちゃんのソロの部分ですね。
噫無情…
この世界は悲しみに満ちてる
憂いを帯びた表情、歌声、そしてひとりリフトに乗って上へと立つ姿には貫禄がありました。
知らない世界へ飛び込む勢いがこの人は物凄いあるなって思うんですね。自分の限界を知らないといいますか。
5時間くらいのライブをこなしたにも関わらず、次の日ジムへと訪れたと以前話されていました。
「負けないからね」っていう海未ちゃんへの対抗心なのでしょうか…。「がんばるのは自分のため」「がんばることが大好き」な海未ちゃんと切磋琢磨しあって、前の自分を乗り越えて生まれ変わる。ひとりきりで歩く道がやがて混ざり合い、更なる高みへと辿り着く。そんな2人には言葉なんていらない筈と私は思います。
新しいふたりにいつまでも惹かれ続けるファンがいるのでしょう。
南ことり&内田彩
お洋服が大好きで、ふわふわしたものや可愛いものが大好きな南ことり。彼女の手にかかれば、衣装などなんのその!とにかくおしゃれは最優先って言いそうですね(笑)
どんなにつらいコトがあっても、弱音を吐きながらも全力で取り組む子だなと思うんですよね。特に作詞とかもなんだかんだ悩みながらも、すっきりした歌詞を書いてきて…。
そんなことりちゃんの1番好きなシーンは1期12話「ともだち」
穂乃果ちゃんに涙ながら留学のことを打ち明けるシーンです。
「聞いて欲しかったよ、穂乃果ちゃんには、一番に相談したかった!だって穂乃果ちゃんは初めてできた友達だよ!ずっとそばにいた友達だよ!そんなの…そんなの当たり前だよ!!」
彼女の願いがはじける…迷いさえ、涙さえうけとめながら…穂乃果ちゃんに言うことが出来ず、初めて想いをぶつけたシーン。
失敗も心配も話してみてごらん…その気持ちが当時の穂乃果ちゃんにはありませんでしたし、頑張っている姿を見て、彼女も今言うべきではないとずっと内に秘めていた想いが溢れ出した瞬間。いつもおっとり、おとなしいように見えていた彼女の本心が見られたのが印象的で、好きになりました。
そんなふわふわおしゃれなことりちゃんに命を吹き込んで内田彩さん。
彼女の魅力は、ずばりことりちゃんであること。
何をと思われるかとは思いますが、他のキャストさんはもちろんメンバーに対して並々ならぬ想いを抱いていると思いますが、内田さんが1番かな、と個人的に思っています。
そう思えたのは、年々ことりちゃんに近づいていく髪型。FINALLIVEではトサカまでも表現していましたが、2日目の彼女の声は、なんと掠れていました。連日の練習の疲労か、上手く言葉が出せない内田さんは自己紹介のMCでは既に涙。その涙の色々な意味を汲み取っていくと、私まで泣いていました。1番悔しかったのは彼女な筈なのに…。
ですが今でも覚えています。
それは4枚目のユニットシングル「WAO-WAO Powerful day!」のカップリング曲である「NO EXIT ORION」の出だし。
わからない あなたの気持ちが
約束を忘れたり間違えたり
ここの切なさといい、ちょっと甘えたことりちゃんの声といいますか、その絶妙なラインがはっきり聴こえて…あんなに声が出なかったのに…とまた泣いてしまう私がいました。
絢瀬絵里&南條愛乃
音ノ木坂学院の生徒会長&才色兼備の絢瀬絵里。でも実はちょっと抜けている部分やお堅いところも…。幼い頃にバレエを習っていた経験があり、ダンスにおいては指導する立場の彼女。やさしい言葉だけじゃ足りなくなってくると彼女は知っているから、練習はスパルタ。
絵里ちゃんの1番好きなシーンは1期第8話「やりたいことは」
生徒会長としての矜恃なのか、意地張ってなんとなく我慢してた彼女。スクールアイドルをやりたいのに、今さら言えない、そんな痛みを抱えながら過ごしていた彼女に手を差し伸べたシーン。
これで9人揃った…始まりの鼓動のような音が聴こえた。
そんな意地っ張りだけど誰よりも学校を愛している絵里ちゃんに命を吹き込んでくれた南條愛乃さん。
彼女は…「先天性膝蓋骨亜脱臼症候群」というものを患っていました。最後の1年はアニサマ、Mステ、紅白、そしてFINALLIVEと怒涛のハードスケジュールやステージが組み立っていましたが、彼女はFINALに標準を定めてずっとリハビリに専念していたそうです。
FINALLIVEで、始まりの「僕らのLIVE君とのLIFE」で9人揃ってステージへと登場した時、既にもう私は涙でいっぱいでした。
躓いて起き上がって
このパートは絵里ちゃんだからこそのパートですし、加えてこの歌詞が南條愛乃さんと重なっているように思えました。
また南條愛乃さんのMCで1番心に刻まれていることがあります。それはFINALLIVEでのMCです。
絢瀬絵里役南條愛乃でした、ではなく絢瀬絵里"と"南條愛乃でした、と彼女は言いました。
常にとなりにいるからそれが当たり前過ぎることだと感じている中で、彼女の中では明確に「絢瀬絵里」と「南條愛乃」は違うという答えにたどり着いたそうです。
あぁ、キャストさんがキャラクターを演じていく上でいつの間にかそのキャラクターに命が芽生えて、この世界のどこかに生きているんだよな…って、なんだか暖かい気持ちになりましたね。
高坂穂乃果&新田恵海
素直に心がはじけるままに動く、μ'sの大きな太陽である高坂穂乃果。最初から熱く強く、人の心へと潜り込む。隠しきれない 忘れられない想いが彼女を突き動かし、メンバーもそれに賛同するように集い始める、みんなを照らす存在ですね。
穂乃果ちゃんの1番好きなシーンは1期1話「叶え!私たちの夢─」
桜舞い散る中歌い出すシーンですね。
だって可能性感じたんだ
そうだ…ススメ!
後悔したくない 目の前に僕らの道がある
これが全ての、ラブライブ!の始まりです。
初めて見た時は、「えっ?」ってなりましたが、今では涙腺を緩ませるほどに…。
アニメで泣くという気持ち…今ならうん、わかるよ…。その気持ち…。
そんな破天荒なリーダーでみんなを照らす穂乃果ちゃんに命を吹き込んでくれた新田恵海さん。
リーダーとは言え、面白いエピソードが。
「穂乃果ちゃんとしてよくセンターに立つ新田さんですが、電車でもやっぱりセンターは狙いますか?」という質問。その質問に対して…センターってまずどこ?椅子の真ん中?それとも車両の真ん中?などと考え、南條さんが1両目の車掌さんの後ろのところでもあるんじゃない?と投げかけると、そこ狙ってる!と嬉しそうなトーンで返していた部分が面白くて、腹筋崩壊してました。
6年という月日、リーダーとして誰よりも人の前に立ち、最前線を駆けてきた彼女の言葉には重みがありましたね。そのカリスマ性を改めて感じたのは、昨年9月21日に行われていた「スクフェス新情報発表会」
伊波杏樹さんがMCを務める中、スペシャルゲストとして登壇された新田さん。その瞬間は生涯忘れることはないでしょう。
その時の想いは、ここに書き留めてあります。
終わりに
まだ夢を見てるの、あどけない夢…あれから2年も経つなんて信じられません。もう2年と考えればいいのか、まだ2年だと考えるべきか…。
それぞれが好きなことで頑張れるなら
新しい(場所が)ゴールだね
そう彼女たちは歌い上げました。
選択肢はひとつだけではなく、それぞれの分野、自分のポジションで頑張れば、いずれそのポジションがゴールとなる。μ'sは、スクールアイドルとしての活動にこだわり、その青春を駆け抜けたように、私たちひとりひとりに「青春」はある。
それがいつかなんて、その人が決めることだと思うんですよね。学生時代が青春だなんていう理屈は誰が証明したのでしょうか?いつだって、自分が「あぁ、青春」してるなっておもえば、それが「青春」ですし、「輝く瞬間」ですよね。
いまここで出会えた軌跡
忘れないで 僕たちの季節
このたった1度の季節を探していたんだよ…私がこの作品の季節と出会えたことも、こうして今の季節を過ごしていることも、「軌跡」だと思います。あの時の出会いがなければこの数年は楽しくなかったですね、断言します。
今、ラブライブ!というプロジェクトは、ラブライブ!サンシャイン!!としてμ'sからAqoursへと羽根を渡しています。
その輝きを追いかけると同時に、その原点でもあったμ'sの存在は、永遠に私の中にいます。
ふとした瞬間に思い出す、そんな身近な存在なんですよね。それでいいのかなって、今はそう思います。
だから、いつもそばにいてくれる…声で曲で、アニメでライブで励まし、支え、勇気や夢を与えてくれる18人に、今日という日は感謝の想いをいっぱい伝えられたらなって思います。
ありがとう…
足りないくらい、まだまだ言い続けていきたいですし、何年先だろうがまた「ありがとう」って言いますし、「ありがとう」の言葉以外が見つからないのもあれなので…言葉を見つけることが私のμ'sへの感謝の伝え方ですね。
長々と読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
彼女たちの物語は終わらない青春。
終わらない青春はここにある…。
青春のプロローグ…
P.S. さて最後に…ひとつこのブログに魔法をかけました。っていうとあれですので、なんだろう…ちょっと趣向を凝らしてみました。気づいた方がいれば、私に伝えてくださるとすごーく喜びますので。