「好きが、大好きに、ありがとうに生まれ変わった」
声優活動…8年。
歌手としてデビューして…1年。
アーティスト達の中で、あのステージで歌うことは名誉あるものとされている会場…武道館。
彼女を見て誰もが口を揃えて言うであろう。
「驚いた」「凄い」「本当に」
1年と2日でこの舞台で、しかも1st LIVEをするのかと…私たちの想像を遥かに超えた未知の領域。
そんな輝かしい舞台で、彼女が見せた景色とは…。
- はじめに
- 1.君と僕のシンフォニー
- 2. True Destiny
- 3.Bright Heart
- 4. Day by Day
- MC②
- 5. グッバイアンブレラ
- 6. ガラクタフルワールド
- 7. StarLight
- MC③
- 8. My Way
- 9. I WILL
- MC④
- 10. オトメイロ
- 幕間映像
- 11. 星ノ標
- MC⑤
- 12. 初恋
- MC⑥
- 13. 月がきれい
- MC⑦
- 14. Rainbow
- MC⑧
- 15. イマココ
- 16. Chain the world
- MC⑨
- 17. 君の笑顔に恋してる
- 18. らぶこーる
- 19. ハッピークレセント
- MC⑩
- 20. 灯火のまにまに
- MC⑪
- 21. 君と僕のシンフォニー
- 終わりに
はじめに
皆さん、初めまして!!
何故初めましてかといいますと、以前から私のブログを読んでくださる方もいれば、恐らく…東山奈央さんのファンでいらっしゃる方も読んでいる可能性が極めて高いと思われるからです(笑)
えっと、軽く自己紹介を…さらいんと言いますが、単純に名前を文字ってます。田舎の方にのほほんと住んでおり、推しといいますか、他の現場のLIVEによく…ではないですがふらふらと行きます(笑)
一応どっぷりといいますか、どハマりしているのはラブライブ!サンシャイン!!です。
えっ、この日はラブライブ!サンシャイン!!Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 〜 Landing action Yeah!! 〜in NAGOYAの公演日じゃないかよ!ですって?
チケットがありません…ご用意されませんでした…それにこちらが先約でしたのでね笑
さて、何故私がこの東山奈央さんのLIVEに参戦を決めたかというと…
アニサマでの発表&フォロワーさんに誘われたから
と、なんとも理由としてはうっすいものですよね。最初はそうでした。最初はね。
今回、このブログでは、彼女が描き出した「虹」について書き記していこうと思います。
途中うろ覚えな箇所がありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。また公式さんの画像も合わせて書かせていただきます。
それでは…君と"僕たち"のシンフォニーの始まり。
日本武道館…私にとっては2度目となるこの会場。私の家の用事により、会場へと到着したのは17時過ぎ。既に会場は多くの人に溢れ、思い思いに言葉に華を咲かせる。それを見て、私の表情筋が緩むのは仕方がないですね。
ファンの有志によるコール本。とっても素敵なデザインでした!!
連番者の方と合流し、無事に会場入り…そして私たちが見た景色、それは…
センターステージ真横。
かつてないその良席を引いてくれた連番者の方には頭が上がりません(もちろん連番を組んで下さったということで、御礼の品はお渡ししています)
会場10分前になり、突然画面に表示された例の動画。
東山奈央さんご本人の希望による「君の笑顔に恋してる」の振り付け動画。会場全体は一気にその動画に惹き込まれ、ダンスをする。この一体感がまさしくLIVEの醍醐味であると大いに感じました。
1.君と僕のシンフォニー
名誉を刻む、始まりの瞬間。
私たちは、7色に輝く「虹」を見つける。
ステージ中央のドアが開き、彼女は真正面から向き合う。静寂の中、ゆっくりとその歩みを進め、彼女のために用意された花道を通り、センターステージへと立つ。
センターステージには"自然"に置かれていたマイク。そのマイクを拾い、スポットライトに照らされた彼女は前を見つめる。
それは…私たちが幾度となく眺めた景色…MVの再現でした。
東山奈央 「君と僕のシンフォニー」 Music Video (2chorus)
ステージ中央からセンターステージへの花道を歩き、マイクを拾い上げ前を向く姿はまるで…キャラクターの○○役としての東山奈央ではなく、1人の東山奈央という存在と向き合っているように感じました。
マイクを取るということは、キャラクターとの「決別」そして自分という存在と「向き合う」決意表明でもあると思います。
ひとりきりじゃ たどり着けない景色
今こうして 笑い合える奇跡
また会えたね 優しく微笑むから
あの日のように 涙溢れたんだ
しっとり…ではない、この曲は笑顔が弾ける楽曲。
ト長調は、ソから始まる軽く流れるような響き。ソの色、空の色、サイリウムは自然と青色に。
彼女と"私たち"で作り上げるシンフォニーなのだと、このLIVEで見て、聴いて、強く感じました。彼女が拳を突き上げるように、私たちも拳を突き上げ、彼女が笑顔を浮かべるように、私たちも笑顔を浮かべる。彼女が空へ高くジャンプするなら、私たちも空へ高くジャンプする…まさしく君と"僕たち"のシンフォニー。
シンフォニー(symphony)とは
1 交響曲
2 色々の異なった要素が混じりあって、ある効果を生み出しているたとえ
(コトバンクより)
この言葉通りだと思います。この楽曲は、本当に多くの要素が混じりあって完成した楽曲。LIVEだからこそかかる「虹」の集結にも思えました。
2. True Destiny
明るい1曲目とは打って変わり、激しく歌い、会場を駆け、ステージを横めいいっぱいに使うステージ。
繋がってく時の悲しみ
記憶に結ばれた鎖
この血流しても守る運命
罪深きこの身が滅び
赤く錆びてもなお
疾走感あるこの楽曲に対して、ファンの声も会場に響き渡る。「なお」の部分のコールは胸熱でしたね。
彼女の歌声が遺憾無く発揮され、熱気は更なる高みへと。
MC①
会場に元気な声が響き渡り、明るく満面の笑みで微笑む東山さん。
8月のアニサマで発表し、ずっと先のことだと思っていたと話す彼女は、未だに自分がこの場所に立っているという実感が湧かないと話していました。しかも、今日初めて入ったといいます。アニメ系のフェスがあるにも関わらず1度も立ったことはないけれど、2階が近く感じますと嬉しそうに話す彼女。
初めて日本武道館のLIVEに来て感じたことですが…SSAやドームが横の広がりだとするなら、ここは縦の広がり。だからこそ、ステージが近くに感じるんだなって思いました。
3.Bright Heart
更に変わって、今度は明るくポップな曲調。軽やかに、ルンルンな気分になれる楽曲。
後ろのLEDスクリーンとの兼ね合いによって、東山さんの動きと連動して動く映像には、度肝を抜かれました。特に
きっと炭酸が弾けるスピードで
の部分でシャボン玉が連動して弾けるギミックは綺麗で思わず見とれてしまいました。
街中を歩いていくようなその映像を見ると、この楽曲を街中で聴いたらどんな気分になるのだろう?と想いを馳せることが出来ましたね。
4. Day by Day
Day by Day by Day by Day by Day
今日よりも明日は晴れるよ
Day by Day by Day by Day by Day
おやすみのハーブティー飲んで
まるで夢の中みたい
みんなで一緒に歌うこと、それが彼女にとっては嬉しかったと、後のMCで語ります。
東山奈央さんが「せーの!」と合図を出して下さったので、歌いやすくもあり、同時に一緒にLIVEを作り上げているんだと強く実感しました。
MC②
合唱部出身でもある東山さんは、みんなで歌うことが好きだそうで、今回この楽曲をみんなと歌えたことが嬉しいと揚々と語ります。また当時の合唱部の後輩もこの公演を見てくださっているだとか。
みんなで歌うことはまるで"人生のお祭り"のようだと、起こること全てを楽しんでいるようにも思えました。
5. グッバイアンブレラ
ここからはダンサーさんと共に動きのあるパフォーマンス。ダンサーさん2人が、虹色の傘を持って踊っていたところも、この曲といい、LIVEの趣旨にもマッチングしていました。
余談ですが、私、この曲のイントロを聞くと、どうしてもほかの楽曲が頭によぎります。ということで、私が何の曲を指しているか当てた方には、大変素晴らしいものを渡します(なんだよお前)
お待ちしております。
6. ガラクタフルワールド
明るいテンポ、そして大人びた歌声。
東山さんの歌い方は幅広いなぁと感じました。
この曲の間奏ではバンドメンバーの紹介が行われました。
普通バンドと言うと、ギター、ベース、ドラム、キーボードが一般的に思い浮かべるのですが…なんと彼女のLIVEにはもう1人の楽器君が。その名も「ヴァイオリン」
まじか…っていう言葉しか出てきませんでした。そしてこの楽器君、後に私の意識を持っていくほどの衝撃を与えました。
7. StarLight
ぴっこぴこ、エレクトロポップ。いきなり元々ない語彙力が更に損壊しました。
パンツスタイルの東山さん。太もも(失礼しました)
東山奈央という声優は、ただ歌うだけではない。そう彼女は、歌って「踊る」のである。
キレのあるダンスもダンサーさんとともに見せてくれます。何故こんなにも凄いんだ、この人は。
MC③
衣装も変わりここからはダンスパートです!と楽しげに語る東山さん。
ダンサーさんが全員で6人、東山さん合わせた7人を「Rainbowダンサーズ」と言うそうで、それぞれのカラーを持っていると説明してくれました。東山さんはちなみにブルー担当だそうです。「戦隊モノみたいですね」と戦隊風ポーズをとった奈央ちゃんに合わせてダンサーさんもそれに習ってポーズをとってくれるという場面も見られました。
8. My Way
どちゃくそかっこいい東山奈央さんを見ました。以上。
ではなくて…歌い上げ方がパワフルで、それに伴うようにダンサーさんとのダンスのフォーメーションなどの動きのキレが鋭い部分だとか、彼女の「激情」を感じる1曲でした。
9. I WILL
1stアルバム「Rainbow」の未収録曲であり、1stシングル「True Destiny」のカップリング曲。
曲に合わせて大人っぽいクールな感じのダンスを今度は見せてくれます。ここまで3曲のダンス曲、三者三様の見せ方、魅せ方があって、更に東山ダンスワールドに惹き込まれていました。
MC④
ダンスは元々好きで10年くらい習ってて、こんな風に舞台に立つことになるんならあのときもっとこうしていればな、と思うこともあったそうです。声優さんのフェスのDVDのダンスを高校生の時に完コピしていたが、そのDVDを初心に帰って改めて見たら今もちゃんと踊れて、自分はダンスやっぱ好きなんだなと再確認したともお話されていました。
また今回の公式ペンライトには遠隔操作機能がついており、状況に応じて自動的に色が変わるようになっているそうで、私は手にしていなかったのですが、連番者の方が持っていたのを見ていたので、自動で変わっていくサイリウムの光がすごく綺麗でした。
10. オトメイロ
ダンスパートラストの楽曲。
初めて聴いた時、「ボカロっぽいな」というのが第一印象でした。
アイヤ アイヤ アイヤ イヤササ
曲の途中と最後にみんなでコールをするこの部分ですが、東山さんご自身も声を張り上げていましたね。最高に盛り上がってます。
更になんとなんとですよ!?
CDよりも尺を伸ばす
アホか!?(最大級の褒め言葉です)
パワフルなその姿に、おじさんはもう限界です。
幕間映像
ここで、東山奈央さんのインタビュー画像が流れます。
「やりたいかやりたくないかで言ったら、100%喜びたくない自分がいる」
そう想いを言葉にする彼女は、不安げな表情と、引きつった笑顔。
「プレッシャー。」
「苦しかった。」
ただぽつりと文字だけが画面に表示され、このLIVEの裏腹に多大な緊張や不安を抱いていたことを印象づけていました。そして彼女はやがて気づきます。
「みんなの笑顔の中に自分がいなかった。」
1番笑顔になるべきは本人である東山奈央さん自身。
誰かを笑顔にするにはまずは自分が笑顔にならなくてはいけない。そう気づいた彼女。
「僕たちは、それを待っていたんだよ。」
涙ながら語るその東山さんの姿に胸を打たれたしました。
「みんなが微笑んで、導いてくれた。」
そう言葉にする彼女を見て、あぁ、この人に惹かれるってこういうことなのかなって頭の片隅で考えている自分がいました
11. 星ノ標
幕間からのしっとりした雰囲気を引き継ぎ、衣装を変えてバラードパートへ。シルバーのキラキラしたドレス風の衣装に着替えた東山さんの澄んだ歌声が武道館に響く。
会場のサイリウムもまるで曲に合わせてまさに星ノ標になっているようでした。
MC⑤
ペンライトが夜空みたいできれいだったとコメントする東山さん。また、お色直しした衣装に対して「かわいい!」の声とそしてこういったライブ恒例の「まわってー!」の声も。嬉しそうにドレス風衣装のスカートをヒラヒラさせて回っていました。
またバンド名についての話もありました。ここで発表する予定だったのですが、全員揃ったのが今日が初で、ちゃんと相談できてなくて、まだ決まってないのだとか。会場から「アンケート!」という声もあり、「それもいいかもね」と言っておりました。「まだ1stライブなのでね、これからですよ」というようなことも言っており、今後への期待も高めてくれました。
(ちなみに私は、バンド名「Rainbowセッションズ」なんてどうよ、と心の中で、呟いておりました)
12. 初恋
TVアニメ「月がきれい」のご縁でカバーさせていただいたという「初恋」を続けて披露します。
元々は村下孝蔵さんという方の楽曲だそうですが…こちらの楽曲はTVアニメ「月がきれい」でも使われております。
悲壮感と切なさをさらに増したような感じのアレンジと歌声がひどく胸に染み入りました。
MC⑥
自分の曲も村下さんの曲のように青春時代よく聴いたよなーって曲になるといいなという思いを語る東山さん。
私にとっては、もう既になっていますよ、大切な大切な曲たちです。
13. 月がきれい
後ろのプロジェクションマッピングには月だけでなく、星も映され…綺麗に光るサイリウムは、まるで星空。
いつもどうしていいのかわからなかった
君への想いはこぼれるほどあるのに
つないだ右手もぎこちないキスも
それだけがこの世界の全てだった
この曲はTVアニメ「月がきれい」のEDであり、そのアニメの登場人物である「水野茜」という少女の気持ちを"音楽"で表現しています。
恋焦がれて言葉にもならない、そんな彼女の小さな葛藤、少し臆病な部分を見事に表していますね。
しっとりとしているけど、どこか決意を秘めている。
東山奈央さん自身も、その気持ちの曖昧さを見事に歌い上げていました。聴いていて、すごく切なくなります。
MC⑦
バラード続きでしっとりとする会場に「大丈夫?寝てない?」と投げかけてきます。
ここからはちょっと長めにトークしますとのことで、自分の作詞・作曲の「Rainbow」の制作秘話的なお話をされていました。
作詞というのが本当にハードルが高く、まずは作曲から開始したこと、また歌詞含めRainbowにはしんどいことも色々あるけど、それも受け止めた上で前に進もうというようなことを込めて作りましたというようなことを話していたと思います。
また、自分を支えてくれた人たちへの感謝、特にマネージャーさんへの感謝を丁寧に心を込めて述べました。「私を見つけてくれてありがとう」という言葉にはこっちもウルッときちゃいましたね、マネさんじゃないのに笑。何か結婚式の両親へ送る手紙みたいな雰囲気でしたね。きっと結婚式で娘を見送る両親のごとく、マネさんも影で泣いていたに違いないさ・・・
作曲し、さあ次は作詞だ!と意気込んで書き始めたら、案外スルッと書けてしまったそうで。
「自分の心が動くものを書けなければ皆さんの心は動かない」
暗い曲にはしたくない、「虹」をかけていくんだよ、私と皆の心が集う曲にしたい、そんな想いから生まれた曲が「Rainbow」
また、自分を支えてくれた人たちへの感謝、特にマネージャーさんへの感謝を丁寧に心を込めて述べました。
「私がこの武道館に立つ意味…それは8年間頑張って歩んできた私を誰かが見守って託してくれたんだ」と語る彼女。
そして、1番今マネージャーさんに感謝を伝えたいと涙ながらに語りました。悩んでいた時も側にいてくれて、自分の小さな才能を育ててくれたとも話していました。
「私を見つけてくれて本当にありがとうございます」
そう言葉にし、深々とお辞儀をする彼女に会場からは暖かい拍手が送られました。
彼女にとってこのLIVEは、
「好きが、大好きに、ありがとうに生まれ変わった」
と思うんですよね。
最初はもちろんたくさんの不安で押しつぶされそうになっていたと思います。それが段々と自分が好きなことを知って、笑顔の大切さを知って、そしてその好きを詰め込んで、最後には感謝の気持ちも込める。恩返しの気持ちも少なからずあったのかな?とこのMCを聴いて感じました。
14. Rainbow
東山奈央さんが作詞作曲された楽曲。
東山さんを中心に、取り囲むように光が真上から照らされていたものが終盤につれてパーっと色づく。
先程のMCを聴いてから、この楽曲は特別なものになりました。
「ひとりひとりに語りかけるように歌う」
いつもならただ流すだけ…でもこの時だけは、彼女の想いに心を傾けて聴かせていただきました。
私の記憶が確かなら、イントロのピアノ部分を彼女自身が急遽入れたいと提案したそうです。
ですが…当日本来ピアノパートであるその部分を担当したのは…ヴァイオリン。鍵盤楽器とは違った、弦楽器特有の音色は、ピアノとは別の感覚で私の耳へと入り込んできました。
バンド紹介で書いた衝撃とはこのことでした。
本当に突然のこと過ぎて…思考はほぼ停止していたと思います。
MC⑧
ここからはラストスパートということで、今までのバラードセクションで座っていた私たちに「Stand Up!」と立つように促します。
次の曲はみんなでタイトルコールをしたいとのことで、みなさんが今どこにいるか質問をするからそれにみんなで答えてほしいとのこと。「武道館!」と答えないでくださいねーと念もおされましたが…まぁ皆さんあれだと分かってますよね?
15. イマココ
東山さんの「今どこー?」のコールから「イマココ!!」というレスポンスから始まりました。
彼女を初めて知ったこの楽曲。
TVアニメ「月がきれい」のOPであり、登場人物である「安曇小太郎」という少年の気持ちを歌った曲。先程紹介した「水野茜」という少女とは恋仲の関係となり、その二人の行く末を描いたアニメとなっています。
行け 行け 行け 今
行け 行け 行け 行け
以前、アニゲー☆イレブン!というアニメ情報番組、μ'sの小泉花陽役である久保ユリカさんがMCを担当する番組でゲストに呼ばれた際に一緒に歌って欲しい!と東山さんが仰っていました。
このコールはいつ聴いても、感無量です!
何度でも君にだけ僕は恋恋する
知るほどに加速する恋のスピスピード
歌詞の連なり方もすごく好きで好きで…恋愛に臆病にならず自分を鼓舞するその歌詞は、自然と私の背中を押してくれているようにも感じました。
16. Chain the world
その勢いのまま、アップテンポな曲であるこの楽曲。東山奈央さんの歌声が遺憾無く発揮され、会場のボルテージは更に増していくばかり。
会場を駆け回るその姿に、もう元気を貰ってばかりです。
本当にありがとうございます。
MC⑨
次でラストですと話す東山さん。最後の曲は最初にレコーディングした「Chain the world」にするつもりだったとか。最初に録った曲で最後を飾るとか最高に「エモい」じゃんとのことで笑。
しかし、アルバムのレコーディングをしていて、この曲を最後にもってきたいと思ったそうです。恋愛の曲なんだけど、恋愛じゃなくて皆さんに対して抱いてる気持ち、対する親愛の気持ちをとても感じた曲だとのこと。踊ってひとつになれたら楽しいよね!と。
17. 君の笑顔に恋してる
あなたの笑顔に恋してる。
本当にこの一言に尽きます(こらこら)
始まる前、開演前にも動画では流れましたが、改めて東山奈央さんご本人による指導が入り、会場全体で振り付け練習。ダンサーさんも一緒にやって下さったので、大変覚えやすかったです。
あのですね…一言でその動きについていうと…「東山奈央さんが発する擬音語が可愛い」んです。
「にぱっ、にぱっ」「ワキワキワキパッ」「眩しいっ眩しいっ」とか…とりあえず動画を見てください、もうこればかりは見ていただかない限りには分かりません!
最後の曲ということで、派手にテープもバーンと飛び出します。自分は…見事ゲットし、大切に大切に保管しています。本当に貴重なプレゼントです。
18. らぶこーる
アンコールでは、でっかりリボンを付け黒Tシャツにピンクのヒラヒラなスカートを身に着けの再登場!
TVアニメ「神のみぞ知るセカイ」中川かのんキャラソンの「らぶこーる」
LEDスクリーンにもかのんちゃんのシルエットが映し出されます!
神のみぞ知るセカイのかのんちゃん。
原点であり、始まり。
東山奈央さんが初めて声をあてたキャラクターです。
私は神のみぞ知るセカイを見ていなかったのですが、その頃から応援していたファンにとって、この曲はたまらなかったのかな?とも思いました。
19. ハッピークレセント
続けての曲は同じくかのんちゃんのキャラソン「ハッピークレセント」
この話を友人にしたら、「それ1番好きな曲!!」ってテンション高めに言われて、ほぇーそうなんかぁ…って聴き直してみたら…なんですか?この曲。
コール楽し過ぎませんか!?LIVE当時、全く知らなかった私ですが、その場のノリでコールしては、この盛り上がりは…有志配布のコール本にもちゃんと載せられておりましたよ。やっぱり特別な曲なんですね。
MC⑩
今回のライブではキャラへの恩返しとして「頼らなくても、自分の足で立てるようになったよ」と独り立ちしたところをキャラたちに見せたいということでキャラソンは歌わないつもりだったそうですが、かのんちゃんとかのんちゃんの曲は特別でどうしても武道館に立たせてあげたかったとのこと。アニメでの「なるりん制圧」(なるりん=鳴沢臨海ホール=武道館)をリアルでも果たしたかったということでその念願を叶えたわけです。
キャラソンは大切にしているからこそ口ずさまないとも言っていました。今回この曲を歌うにあたり、大人の事情(レーベル違い)から困難かと思われましたが、懐の広いNBCさんからの許可が降りたとのことなので実現したそうです。
そしてかのんちゃん関係について語り終わったらここからはまた再び東山奈央のライブに戻りますということで、大きなリボンをダンサーさんに外してもらいかのんちゃんから東山奈央さんに戻ります。
そして嬉しい発表が3つ…
①このライブがBD化!
②公式ファンクラブ、本日から発足!
③3rdシングル発売決定!
という嬉しいお知らせが3つも!
東山さんから「新曲、聴きたいですか?」とのご提案が。ま、まさか…。
20. 灯火のまにまに
さいですか…???
いや、本当に新曲をやってくれるとは思ってもみなくて…タイトルのように和のテイストばりばり。焔の如く会場のサイリウムは赤色に染まっていましたね。
ちなみにこちらの楽曲は4月から放映開始のアニメ「かくりょの宿飯」OPとなっている曲だそうです。
MC⑪
「皆さんの笑顔が私の宝物です!」とファンのみなさんへの感謝を口にし、「本当に最後の次の曲を一緒に歌いましょう」ということで本当の本当にラスト。この武道館LIVEを締めくくる歌が歌われます。
21. 君と僕のシンフォニー
始まりの曲であり、終わりの曲。
もう一度歌うなんて、思いもしませんでした。
彼女の表情には虹がかけられたという安心感。
3時間を経てのファンの皆さんの笑顔。
そして、東山奈央さんの輝き。
自然と私の頬に伝っていたのは…涙。
でも笑っているんです。
私も、ファンのみなさんも、そして彼女も。
今こうして笑い合える景色
この歌詞の意味をしみじみと考えていました。
LIVEだからこそですよね。この笑い合える景色は、LIVEがあって、ファンがいて、彼女がいて、関係者の皆様がいて…だから笑い合える。
これこそが…
君と"僕たち"のシンフォニー
まだまだこれからだよって。また明日も頑張ろうって。今を楽しもうって。
そんなメッセージが込められていたと思います。
サビ前では1回目よりも、高く高くジャンプ。
その羽ばたきは、明日への輝き。希望への道標。
ラスサビで舞っていた紙吹雪。
まるで彼女のステージを祝福するかのよう…同時に儚く散っていく花びらのようにも思えて、LIVEが終わってしまうという一抹の寂しさを感じました。
武道館という大舞台。
八角形の天井に掲げられた日本の国旗である日の丸。
堂々たるパフォーマンスで終えた彼女は…笑顔。
あの日見た「虹」は、私たちの心をいつまでも繋げてくれる…。
最後はバンドメンバーみんなと手を繋ぎ、マイクを地面に。広い武道館に小さな体から大きな「ありがとうございました!」が響き渡り…そして、バックのスクリーンには「虹」が見事に架かりました。
客席でも公式グッズのタオルをつなげて虹を作っているファンもいて「きっと友達でもなかろうに笑。ありがとう!」と東山さんも言葉をかけていました。
ステージから背を向け、階段の登り去っていくその後ろ姿に何度も何度もファンからは暖かい拍手と「ありがとう」の言葉。
終わりに
この日の出来事は一生忘れないです。断言します。
東山奈央さんが、1万6000人が、関係者の皆様が、ひとつとなって「虹」を架ける。
それは誰1人欠けても完成することはなかったと思いますし、7色に輝くこともなかったと思います。
あの日…埼玉スーパーアリーナでの発表で見た騒めきと、大きな拍手に立ち会っていなかったのなら、連番者の方に声をかけていただけなければ、私はこの場所にいなかったのかもしれません。そして、今日という日を迎え彼女のLIVEを見て、感情を揺さぶられていなかったらこのようにブログを書くこともなかったと思います。
書いてみて改めてLIVEは生でこそ感じるものがあると思いました。LIVEにこだわる理由ってそれだと思うんですよね。肌で、目で、耳でしか感じ取れない「なにか」がLIVEにはある。私はそう思います。
そして、好きが詰まったLIVEほど素晴らしいものはありません。それを超える感謝を伝えるLIVEはそれ以上の価値がある、いやプライスレスです。
今日、そして明日は東山奈央さんが所属する「ワルキューレ」の3rd LIVEが横浜アリーナで開催されています。
これを皆様がいつ読んでいるかは分かりません…もしLIVEに行かれる方が読んでいましたら…
それがLIVE前でしたら、…彼女の好きが具現化している「ワルキューレ」という女神達をその目に映してきてください!
LIVE後でしたら…その日の彼女を思い浮かべながら、LIVEに想いを馳せてください!
そしてまだ東山奈央さんを知らず、この記事を読み初めて知ったのでしたら…ぜひ彼女の歌声を1度聴いて見てください!
と長々と書かせていただきましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これにて君と"僕たち"のシンフォニーは終わりとなります。
これからも彼女の「虹」は続いていきます。
彼女が奏でるシンフォニーにを一緒に奏でてみませんか?