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You are the leader of Aqours!〜Aqoursのリーダーについて考える〜Extra Edition 1「第一の真実 違いを生み出す(You Make a Difference)」

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こんにちは、こんばんは!

初めましての方は、初めまして!

お久しぶりの方は、お久しぶりです!

 

さらいんと申します。田舎でほのぼのと暮らしており、伊波杏樹さんをこよなく愛し、一生を追い掛けたいほど尊敬しております。

 

一昨年、2019年10月31日に 「You are the leader Aqours!〜Aqoursのリーダーについて考える〜」という記事を投稿させていただきました。

 

nanoha1007.hatenablog.com

 

 

こちらの記事は、多くの方に目を通していただき、自身にとっても誇りある記事となりました。今では胸を張って、私はこの記事が好きだと言えます。

 

読んでいただき、本当にありがとうございます。

 

さて、何故そんな昔話をしたのかというと…今回はその内容とは異なる、所謂「番外編」となる記事を書こうと考えているからです。

 

何故なのか……それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月7日が伊波杏樹さんの誕生日だからです。

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(やったぜ)(何がだよ)(安定のいらすとや)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

至ってシンプルな理由でございます。

読者の皆様の中で「おぉー?」と期待してしまった方がいらっしゃいましたら、誠に申し訳ございません。

 

以前書いた記事では「なぜAqoursのリーダーが伊波杏樹さんなのか」ということをリーダーシップ論という理論を元に、彼女のリーダーシップについて紐解いていきました。


そこで登場したのが「リーダーシップの真実」というものです。誰もが知りたいのは○○型や○○なリーダーではなく、リーダーに求める「リーダーの真実」だと思います。

 

私たちを含めた人々が「リーダーにどんなことを求めているのか」ということを知らなければ、伊波さんがなぜAqoursのリーダーなのかということの"結論"には至らないと私は考え、そしてあの記事をあげました。

 

第一号となる本稿では、「第一の真実 違いを生み出す(You Make a Difference)」について考えていこうと思います。

 

※独断と偏見による考察等が並びます。当方、伊波さんばかり語るため不快な想いをさせないよう、言葉を紡いでいくつもりではございますが…自分の力が及ばなかった場合、大変申し訳ございません。

 

第一の真実 違いを生み出す(You Make a Difference)


リーダーとして行なおうとするあらゆることは、一つの大胆な想定にもとづいています。それは、「自分はできる」という想定です。


他の人々をリードできるようになる前に、自分自身をリードし、他の人々に積極的なインパクトを与えることができると信じなければなりません。

 

自分の言葉は人々を刺激し、自分の行動は人々を動かすことができると信じることが必要です。自分の行なうことは何かのために重要だと信じなければならない。もしそれができなければ、試みようとすることもないでしょう。

 

リーダーシップは自分自身から始まります。


真実「違いを生み出す」。

それは「自分は違いを生み出せるか?」という問いではなく、「自分はどんな違いを生み出すか?」という問いです。

 

次の3つの事柄について考えてみます。

 

  1. 伊波杏樹さんはAqoursのリーダーなのでしょうか?
  2. 結成当時20歳の者が、模範的リーダーシップ行動を示すことができるでしょうか?
  3. これらの能力は、一流組織のなかで上級職にある人々が保有する能力ではないのでしょうか?

 

答えは、

 

  1. エス
  2. エス
  3. ノー

 

です。

 

1. イエス

伊波杏樹さんはAqoursのリーダーです。何故なら…小原鞠莉役の鈴木愛奈さんは3rdライブ埼玉公演Day1のMCで「あんちゃんが私たちAqoursのリーダーで本当に良かった」と口にしていたからです。

 

「MIRACLE WAVEであんちゃんが跳びました。なんか良かったな…あんちゃんが、千歌ちゃんが、私たちAqoursのリーダーで本当に本当に良かったなって心から思いました。あんちゃん、ありがとう!」

ー2018.6.9 3rdライブ埼玉公演Day1 鈴木愛奈さんMC

 

もうひとつ、同じ2年生である渡辺曜役の斉藤朱夏さんも、Aqoursのリーダーは杏樹じゃなきゃダメ」と話していました。

「役との向き合い方が、9人のなかでもとくに強いところ。杏樹は、リーダーだからって、活動初期は私たちよりもずっと深いところでプレッシャーを感じていたんですね。でも、千歌ちゃんと一緒にそれを突破して、今は頼れるリーダーになっていて。Aqoursのリーダーは杏樹じゃなきゃダメだし、杏樹だからこその安心感があります。」

news.livedoor.com

 

もちろんキャストだけではありません。

「あんちゃんがリーダーでよかった」とか「伊波さん リーダー」というワードでエゴサをすると、多くの方が「彼女がリーダーで良かった」とツイートしている様子を見ることができます。

 

2. イエス

どんな年齢でもリーダーシップを示すことができます。それは、皆さんにも体験のある話ではないでしょうか?

 

例えば…そう、学校です。日本国民の三大義務のひとつである教育を受けさせるために、学校があります。日本国憲法でも明記されているように、普通教育を受けさせる義務があります。

 

すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

(日本国憲法第26条2項)

www.mext.go.jp

 

皆さんが小学校に通っていた頃を思い出してみてください?

 

グループが学級内でも生まれ、リーダーのような人はいませんでしたか?

 

そのリーダーはどんな人でしたか?

 

力で従わせる人もいれば、その人徳で人が集まることもあったでしょう。高学年になると「学級委員長」というポジションが明確化され、自ずと学級を引っ張っていけるような人が抜擢されます。

 

従って、どんな年齢でもリーダーシップを示すことができると言えるでしょう。

 

3. ノー

リーダーシップは組織のなかの地位に関わるものではなく、上級職にある者たちだけのものでないことは明らかです。それは、伊波さん自身が身をもって証明しています。

 

彼女が属するアーティストグループ「Aqours」に、上級職なんてものはあるでしょうか?

 

いいえ、彼女たちは戦友として今を駆け抜けているはずです。この世の中においても、必死に私たちファンへ向けて"笑顔"を届けようと尽力してくれています。

 

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「誰がリーダーで、誰がそうでないか」のイメージは、「何がリーダーシップで、何がそうでないか」についての先入観のなかで、すべてが混乱しています。

 

従来の知恵からすれば、リーダーシップはたいてい社長や理事長、校長といったトップ職で見つかるものとして描かれていました。神話や伝承は、リーダーシップをあたかも非常に少数のカリスマ的な男女のための私的な所有物であるかのように扱ってきました。

 

これほど、真実から遠いことはありません。

 

リーダーシップは、人々のなかにずっと広く分散していて、物事のあり方を変えようとする情熱と目的を持つ者は、誰でも持つことができます。

 

ドロシーが、帰りの切符を持っていることを決して分からなかったように、案山子はいつも頭脳を持ち、ブリキ男はいつも温かい心を持ち、臆病ライオンも勇気を持っていました。

 

成功するリーダーとなるために必要なものすべてを、伊波さんは既に持っています。それは、問題を見る知性、それを解決する方法、意欲を持ち続ける、諦めない勇気です。

 

リーダーシップというのは、上に探す必要はありません。外に探す必要もない。内部に探すだけでいい。

 

リーダーシップは、最初の第一歩を踏み出すときに始まるということです。彼女は、Aqoursを結成したあの瞬間から、Aqoursのリーダーだったのです。

 

リーダーのロールモデルは近くにある

このセクションでは参考にしている本に面白いデータが掲載されていたので、皆様にも紹介していきたいと思います。

 

このデータは、「自分自身の生活のなかのリーダーのロールモデルについて質問したものを纏めたデータです。歴史上の有名なリーダーについてではなく、人々が個人的に関わった経験を持つリーダーについてです。

 

リーダーシップのための最も重要なロールモデルを選ぶように頼み、リーダーが属すると思われる8つのカテゴリー・リストを手渡しました。「ビジネスリーダー」「地域または宗教リーダー」「エンターテイナーまたはハリウッドスター」「家族メンバー」「政治リーダー」「プロスポーツ選手」「教師またはコーチ」または「他・誰もいない・不明」からの選択し、その結果を纏めました。

 

回答者の年齢カテゴリーを「18〜30歳」「31歳以上」の2つに分けたデータは下の図になります。

 


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30歳以下か以上に関わらず、自分の人生を振り返り、最も重要なリーダー・モデルを選ぶとき、人々は他の誰よりも家族メンバーを選ぶことが多いことが分かりました。父と母が結局最も影響力のあるリーダーということになります。

 

つまり、伊波杏樹さんのリーダーシップの根底には、伊波さんのご両親の存在があると言っても過言ではありません。

 

ここで取り上げたいのは、伊波さんのお父様の存在です。伊波さんは、舞台役者という側面が大きいのですが、皆さんもご存知のように声優としても活躍されています。

 

そんな声優という職業を知ったのは、中学生の頃。当時深夜帯に放送していた『CLANNAD』というアニメ作品に引き込まれ、そこで初めて声優っていうお仕事を知ったそうです。

 

しかし、中学の3年間勉強よりも空手優先の人生を送ってきた伊波さんは、声優という職業を知ったはいいけど、やりたいことはなんだろうって進路に悩んでいた時期を迎えました。

 

ちょうどそんなとき、お父様から専門学校のオーディションの存在を教えてもらったそうです。

それまでお芝居の経験がなかったしどうしようか迷っていたんですけど、「やりたいことはやるべきだよ。やるだけやってみな」って応援してくれたので、とりあえずオーディションだけ受けてみたんです。そうしたら準グランプリと特別審査員賞をいただいて、入学を決めました。

nizista.com

「やるだけやってみな」という父親の言葉を背中に受けた伊波さんだからこそ、そんなお父様と同じような姿勢を追い掛けているのかな?と考えてしまいます。

 

「もう悩んでてもしょうがないからね!決まっちゃったことですから!前に進もうと思って、やるしかないなーと思って。」

〈2020.03.20 たうんRadio第47回 『「cartes Á jouer」福岡・愛知おたよりスペシャル☆』〉

このご時世の中、次々とイベントやライブの中止が決まったことに対して、前を向いてやるしかないと割り切っていく精神もきっとお父様譲りの精神なのでしょう。

 

さて、少しだけ脱線していた話を元に戻しましょう。もう一度、2つのデータをご覧ください。

 


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このリストの上位グループについて何か気付いたことはありませんか?

 

そう、上位グループのリーダーは、回答者のことをよく知っていて、彼らも回答者をよく知っている者たちということです。

 

彼らは回答者が身近に接し、彼らも回答者に身近に接している者たちです。彼らは回答者が最も緊密な
接点を持つ人々であり、人生の初期に出会う人たちです。

 

伊波杏樹さんが、今の伊波杏樹さんになったのは、彼女の25年という人生の中で関わりあってきた人々の影響が大きいと、私は考えています。

 

リーダーのロールモデルは近くにある。私たち自身も、また伊波さんが生活し仕事をしている近くの場所で、それを見つけることができます。

つまり…Aqoursのメンバーも関係しているのではないか?と私は考えています。メンバーの存在も少なからず彼女のリーダーシップに影響を及ぼしていると私は考えています。

 

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模範的リーダーシップの5つの実践


これもまた参考文献に掲載されていたものですが、「リーダーシップのベスト・プラクティス・モデル」というものがあるようです。これら五つの実践(規範でも原則でもない)とは

 

  1. 模範となる(Model the Way)
  2. 共通のビジョンを呼び起こす(Inspire a Shared Vision)
  3. プロセスに挑戦する (Challenge the Process)
  4. 人々を活動できるようにする (Enable Others to Act)
  5. 心を励ます(Encourage the Heart)

 

というものです。

 

これは管理者の地位にいない場合でも、実際逃れることはできません。地位がどのようなものであったとしても、人々が経験するリーダーシップの質に対して、責任を持たなければなりません。

 

誰かが伊波杏樹さんをリーダーにしたわけではありません。

 

彼女は、自分が認識した深刻な問題に対して何かを行なうという個人的責任を担い、リードすることを始めました。

 

「先代のμ'sが築き上げてきた夢や信頼や輝き…。そのすべてを背負ったんだって、リーダーとして失敗は許されないんだって。あの時は自分自身に自信が持てず、「やっぱり私には無理かも」と悩むことが多かったですね」

〈2016.08.30 電撃G's magazine2016年09月号〉

 

プロジェクト当初、「μ's」という大きな存在を前にして「自分には無理だ」と打ちひしがれていた彼女は、ある時をきっかけに自分自身を信じるようになりました。

 

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「お渡し会で「リーダー頑張ってください」って声をいただいた時、泣きそうになりましたね。私自身リーダーをやれる性格ではないと思っているし、その気持ちを表に出せるタイプでもないんです。でも私のことをそんな風に理解してくれる方々がいると知って、千歌をリーダーとして導いていくのが自分の役割なんだって思えるようになりました」

〈2017.02.25 Aqours First LoveLive!〜Step!ZERO to ONE〜パンフレット〉


千歌をリーダーとして導くことが出来るのは、誰でもない自分自身。彼女自身が、千歌をリーダーにしてあげるんだ!と、Aqoursのリーダーは私なんだ!と自分の役割を改めて再確認したことによって、伊波さんはリーダーとしての一歩を踏み出しました。

 

誰かが伊波さんをリーダーにするわけではない。

 

伊波さんは自分自身で、最初の第一歩を踏み出さなければなりません。

 

他の人々が従いたいと思うような活動を、進んで行
なわなければなりません。

 

結局、彼女が自分自身に進んで従おうとしなければ、誰がそれをするのでしょうか。

 

作家マリアン・ウィリアムソンは、次のように記しました。

Our deepest fear is not that we are inadequate.
Our deepest fear is that we are powerful beyond measure.
It is our light, not our darkness, that most frightens us.
We ask ourselves, 'Who am I to be brilliant, gorgeous, talented and fabulous?'
Actually, who are you not to be?You are a child of God.
Your playing small does not serve the world.
There is nothing enlightened about shrinking so that other people won't feel insecure around you.
We are all meant to shine, as children do.
We were born to make manifest the glory of God that is within us.
It’s not just in some of us; it’s in everyone.
And as we let our own light shine, we unconsciously give other people permission to do the same.
As we are liberated from our own fear, our presence automatically liberates others.

 

─Marianne Williamson, A Return to Love: Reflections on the Principles of "A Course in Miracles"

私たちの最も深い恐怖は、自分が不適切であるということではありません。私たちの最も深い恐怖とは、自分が計り知れないほど力があるということです。私たちを最も脅かすものは、自分の光であって闇ではありません。あなたが違慮して演じても、世の中に仕えることにはなりません。引き下がれば、他の人々があなたを危険な者と感じないだろうと考えるのは、まったくの無知です。私たちは自分の光を輝かせることで、他の人々に対して同じことをするように無意識に許可を与えるのです。私たちが自分自身の恐怖から解き放たれれば、私たちの存在はおのずと他の人々を自由にするのです。

 

─マリアン・ウイリアムソン 愛への帰還 光への道「奇跡の学習コース」より

 

「私たちが自分自身の恐怖から解き放たれれば、私たちの存在はおのずと他の人々を自由にする。」

 

つまり、自分が行動することで世界をより良いものにするチャンスを持つことが出来るということです。これ以上に報われることはありません。

 

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伊波さんは、自分自身で無意識に作っていた「恐怖」という壁を打ち破ることで、Aqoursのリーダーとして数々の現場でその力を発揮するようになったわけですね。

 

真実「違いを生み出す」。

どこかで、いつか…心のなかのリーダーが、学校、会衆、地域社会、団体、会社、組合、家族のために「前進せよ」という声を聞くでしょう。

 

自分自身と、リードする自分の能力を信じることで、自分自身を開き、その声を聞く。

 

世界で違いを生み出すため、自分自身を開くことで、彼女はリーダーになることが出来たと、私はここに記します。

 

以上が「第一の真実 違いを生み出す(You Make a Difference)」の記事となります。

 

ご清覧ありがとうございました!

 

参考文献

news.livedoor.com 

www.mext.go.jp

nizista.com

 

1998.10.15  

「愛への帰還─光への道『奇跡の学習コース』」

マリアン・ウイリアムソン著 大内博訳 太陽出版

 

2011.08.25

「リーダーシップの真実」

ジェームズ・M・クーゼス、バリー・Z・ポズナー著 生産性出版

 

2020.03.20

「たうんRadio第47回」

 

2016.08.30

「電撃G's magazine2016年09月号」

株式会社KADOKAWA

 

ラブライブ!サンシャイン!!Aqours First LoveLive!~Step!ZERO to ONE~」Blu-ray&DVD、パンフレット

 

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour 〜WONDERFUL STORIES〜」Blu-ray&DVD