初めに
5月3日。GW真っ只中に立川ステージガーデンで開催されました「Aniera City Bash!!」に参加してきました。参加アーティストはこちらです。
(公式Twitterさんからお写真拝借しました)
個人的に好きなアーティストや気になるアーティストが数多く参加していたこともあり、迷わずVIP席を購入し、見事当選。
そして、用意された席は……最前列の真ん中でした。
本当にいいのか、と思うと同時に、ファンとしてみっともない姿は見せられないと思いました。
基本的に私は全力で楽しむために「予習」を欠かさない人間なのですが、今回は今まで以上に出演アーティストの曲を聴きました。
最前列で、アーティストにも見られている立場だと思ったので、最大限の予習をして楽しみました。
— さらいん#SUKI_for_Aqours (@nanoha1007) 2022年5月3日
楽しませてもらうだけじゃなくて、逆にこっちもアーティストを支えられるような……そんな存在でいたいと思って、めちゃくちゃサイリウム振りました笑
アーティストも人なので、寂しいのは嫌だなって。
Twitterでもツイートしたのですが、アーティストが自分からはっきり見えるように、向こう側からも最前列にいるファンの人達ってよく見えると思うんです。もちろん後ろの人もちゃーんと見えてるからねー!!!っていう方もいると思いますが。
その時、最前にいる人達がつまんなそうな顔とかして、こう……自分のパフォーマンスに集中されてないって感じると、なんでしょう。寂しく感じるんじゃないかなって思って。アーティストって1人の"人間"だと思うので。
あ、これはあくまで私の自論です。自論ですし、アーティストにさらいんという人間がそんな人なんだ、と思われたくはないんですよね。
赤の他人かもしれませんし、数千の中の1人かもしれません。見向きもされないし、Twitterも知るわけが無いし。
それでも、アーティストに笑顔にさせてもらうだけじゃなくて、支えられるような存在でありたい。
それが自分の流儀です。
特にフェス系は、新しいアーティストとの出会い。分からない曲があっても当たり前。だとは思うのですが、最前列は別です。
あの場所は、行こうとして行ける場所ではない。聖域の中の聖域です。だからこそ、知らない顔をしてはいられない。
例え分からなくても、せめて笑顔だけは絶やさずに向けていこうと思いました。だからこそ、予習した上で臨みました。
そんな神席、とも呼べる場所で見て、感じたことを、この記事に落とし込んでいこうと思います。
二面性を持つ若きアーティスト
トップバッターを飾ったのは、ニノミヤユイさん。なんと、昨年20歳になったばかりという若いアーティストさんです。
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— ANIERA (@Aniera_Japan) 2022年5月3日
Aniera City Bash!!
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『ニノミヤユイ』さん
めちゃくちゃカッコいいライブ🎤
ありがとうございました!!
まだまだ始まったばかりなので、一緒に楽しんでいきましょう!#acb22#シティーバッシュ pic.twitter.com/1IbQTXM07f
緊張と場馴れしていないような雰囲気を纏っていたのですが、歌唱した途端会場の雰囲気を一気に引き込んでしまいました。
私もその歌唱力の高さに思わず目を見張ってしまいました。もちろん最前列にいたので、全力でサイリウムを振っていたのですが、個人的に聴けてよかった!と思ったのが「Dark seeks light」です。
本当にあなたは20歳ですか?と、年齢で人を判断してはいけないのですが、こんなにも早い曲調の楽曲を平然とブレずに歌いこなすニノミヤユイさんのポテンシャルに驚かされました。
そうそう、二ノ宮ゆいさん調べた時に気付いたのですが、彼女のデビュー作品を私見ていたんですよね。
「アイカツフレンズ」っていう作品なのですが、この作品も凄く熱くなれるアニメで……もし時間があったら見て欲しいなって思います。(ダイレクトマーケティング)
声のグラデーション
2番目に登場したのは小林愛香さん。歌にダンスに、可愛い、美しい、かっこいいお姉さんです。
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— ANIERA (@Aniera_Japan) 2022年5月3日
Aniera City Bash!!
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『小林愛香』さん
素敵なライブ🎤
ありがとうございました!
衣装も可愛かったですね!
まだまだ続きます!#acb22#シティーバッシュ pic.twitter.com/dPXg3p7YIj
まさかこのブログで、Aqoursとしての小林愛香さんではなく、アーティストとしての小林愛香さんについて語れる日が来るとは思ってもみませんでした。
実は、アーティスト小林愛香を見るのは今回が初めてです。2年前に、チャンスはあったのですが、このご時世で中止になってしまい、それからどこか足が遠のいてしまいました。
念願叶って今回パフォーマンスを見ることが出来たのですが、正直な感想を綴ります。
え、可愛くない?
お目目が綺麗。
え、手足すらっとし過ぎ。
歌上手すぎ。お姉さんじゃん。
めっちゃはしゃぐやんこの人。
……失礼しました。今回の目標は、さくっと纏めるというのを目標に書いているので、端的に語りましょう。
個人的に印象に残っているのは、「マコトピリオド」です。
小林さん楽曲は、アップテンポな曲が多いイメージので「Can you sing along?」(1番好きな曲)が聴けるといいなぁ、なんて楽しみにしていたのですが、まさかの別方向からのパンチにやられてしまいました。
TVアニメ「殺し愛」のEDであることを後から知ったのですが、その儚げに力強く歌い上げる小林さんの表情に釘付けでした。
なるほど、これは片足突っ込んでしまったらズブズブと沈んでしまうな、と思わされる歌声でした。……あいきゃんが可愛い。
ステージは遊び場
3番手にステージへと上がったのは、我らが自由の女神斉藤朱夏さん。
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— ANIERA (@Aniera_Japan) 2022年5月3日
Aniera City Bash!!
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『斉藤朱夏』さん
ステージ端から端まで使った大迫力のパフォーマンス🎤
最高のライブをありがとうございました!
いよいよライブも後半戦です!
お楽しみに!
転換中は公式物販へGO🏃#acb22#シティーバッシュ pic.twitter.com/KBmZTlPopJ
まるでステージを駆け抜ける風のように歌い、言葉を紡ぐ斉藤さん。昨年からソロイベントにも足を運んでいたこともあってか、すごく馴染みのある空間でした。
「名前だけでも覚えて帰ってください」と満面の笑みを浮かべる彼女の姿が、とても眩しくて、陰キャな私には顔を向けることすら出来なくなってしまいます。
1曲1曲語れば多くはなってしまうのですが、やっぱり私は「セカイノハテ」が好きだなぁ……と改めて実感した瞬間でした。
学生で掛け持ちバイトをしていた頃、社会人になりたての頃……様々な苦難を思い出します。どれも自分が決めたこととは言え、体力的にも精神的にもキツい場面が多々ありました。
そんな時、肩の荷を下ろしてくれたのがこの曲でした。
大丈夫、神様よりも自分信じて。
深くしゃがんだら、高く跳ぶよ。
まるで魔法の呪文のように口の中で噛み締め、私は今日も笑います。斉藤さんのように笑えないし、斉藤さんのように沢山の人は笑顔に出来ないかもしれないけれど、私の全部であの子たちの1年をかけがえのない瞬間にしたい気持ちを大切にします。
あとは、初見で「Way Wayゲーム」を持ってくるのは流石に強すぎますって。「Way Wayゲーム」=「旗振りゲーム」なのですが、座席を見た瞬間から私は青チームだと確信していました。
最前列の真ん中とは言え、私が真ん中なのではなく、私ともう1人の間が真ん中だったので、来た瞬間すかさず青色を灯しました。優秀なオタク!(自分で言うな)
「また遊ぼうね!」とステージを一瞬にして遊び場へと変えてしまうのは、斉藤さんの人柄なのかもしれません。
まるでジェットコースター
バンド編成のステージに変わると、飛び出してきたのはスピラ・スピカさん。通称スピスピ。
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— ANIERA (@Aniera_Japan) 2022年5月3日
Aniera City Bash!!
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『スピラ・スピカ』さん
元気いっぱいの楽しいパフォーマンスありがとうございました🎤
MCも最高でした!
いよいよラスト!
お楽しみに!
転換中は公式物販へGO🏃#acb22#シティーバッシュ pic.twitter.com/EDMAirbAOR
大阪のおばちゃんノリか!?と思うほど、MCが面白すぎる。MCしか記憶にない。MC最高。MCに笑った。MCがずるい。スピスピと言えばMC。
と、MCについて語りつくしたいくらい本当にお喋り多いし、上手すぎます。友達に1人はいてほしいボーカル幹葉さんです。
楽曲に関しても「ガンダムビルドダイバーズ」シリーズとタイアップしていたので、耳が覚えていたのですが、新たな印象として刻まれたのは「なんてね、バカ。」です。
バンドリPoppin’Partyベース担当でお馴染みの大塚紗英さんが作詞したという本楽曲は、楽しさ、エネルギッシュさ、元気さ、可愛さが爆発していたセットリストの中で唯一異色とも言えるような曲だった気がします。
こんな曲があるんだ……と視聴した時から驚いていたのですが、よりライブで聴くことによってそのエモさ(語彙力)にやられました。
かつ幹葉さんの表情。切なく、憂いを帯びた、苦しげに、バカと歌うこの女性にドキリとさせられました。その顔から目を背けることが出来なくなりました。
まるでジェットコースターのように感情の浮き沈みが激しく、ですが終わったあとにどこか心地よい、清々しい気分になりますね。
色褪せない永遠なる歌
ラストを飾るのは、アニソンアーティストとして活躍されているfhánaです。
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— ANIERA (@Aniera_Japan) 2022年5月3日
Aniera City Bash!!
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『fhána』さん
大トリ!圧巻のパフォーマンスでした!
最高のライブをありがとうございました!
このあと、21時に
ナガノアニエラフェスタ
新情報が出ます!
お楽しみに!#acb22#シティーバッシュ#アニエラフェスタ pic.twitter.com/nN3d8hP6bN
個人的なお話を挟ませていただくのですが、私はふぁなみりー(fhánaのファンの総称)でした。
"でした"と言うと、おや?と思われるかもしれませんが、今の私がふぁなみりーと名乗っていいのか、という疑問が生じているからです。
ここ数年でfhánaの現場から足が遠のいてしまっている現状で、こんな自分が……と思う側面もあるからです。なので、本当はこのイベントにかつてのふぁなみりーの方々が多く足を運んでいらっしゃるのは知っておりましたし、顔も見かけました。
ですが、お会いすることに私の中ではほんの少しの後ろめたさもあったので、声は掛けず傍から見て、通り過ぎました。
旧友と言えばいいのか、どんな顔をしたらいいのか、分かりません。ですが、私は変わらぬふぁなみりーとfhánaの温かさをもう一度伝えたいと思い、ここに書きました。
初めて好きになったアーティストがfhánaです。高校生の時に出会い、1stライブにも足を運び、その後のイベントやライブにも行くくらい……それくらい大好きなアーティストです。その期間があったのは確かです。
1曲目に「星屑のインターリュード」のイントロが掛かった瞬間に、私の脳裏は高校3年生までタイムトリップしました。
高3で買った初めてのfhánaのCD、それが「星屑のインターリュード」でした。休み時間に、毎時間のようにMVを見て、友達にも勧めて。
熱烈に感情を受け取った曲でした。まさしく青春を飾る1曲と言っても過言ではありません。
そんな曲をあの場所で、あの空間で浴びるというのはどういうことか。もう気持ちを抑えることが出来ませんでした。
「Hello!My World!!」もとても思い入れが強く、懐かしくも感じました。「ナイツ&マジック」というアニメ作品のOPであり、ピアノでも演奏するほど大好きな曲です。
そんな曲の最中、ボーカルのtowanaさんと目が合いました。ただただ頷くことしか出来なくて。
MCもあのゆるっとした雰囲気で、4人でわちゃわちゃとまとまりないようで、Kevinさんと和賀さんの地元トークとか面白すぎるし。
でも最後にリーダーの佐藤さんが締めるところとか。
fhánaの作る音楽に対して改めて思ったことがありました。
あぁ、私ちゃんとfhánaが好きなんだなって。好きだったんだなって。
そう思えたら、なんだかストンと腑に落ちました。
「青空のラプソディ」とか「愛のシュプリーム」とか楽しいくらいにはしゃいじゃって、最前で全力で踊りました。
あの……大きな振りは控えたのですが、とにかく全力で、あの最前列の真ん中ではしゃぎ倒したのは私だと自負しております。
「好き」に嘘はつけない。
あぁ、やっぱりfhána好きだよ。好きなんだよ。
教えてくれたfhánaと、終演後「会えなくて寂しかったよ」とリプを送ってくれたふぁなみりーの皆様に感謝しかありません。
本当にありがとうございました!
終わりに
さて、さっくりと語ってみましたがいかがだったでしょうか?
気付けば5000字を書くことも遅くなってしまったのですが、許してください。リハビリも兼ねて書いてみたのですが、やっぱりいつ書いてもこの「終わりに」を書く瞬間は堪らないものがあります。
それではまた次のブログでお会いしましょう。