12月26日。
ケーキだ、チキンだ、イルミネーションだと騒いでいた世間は、クリスマスムードから一気に遠ざかる。
ある人は、悪態をつきながら仕事に勤しみ、またある人は家族の元へと里帰りする。年末に向けて動き始める人がほとんどだろう。
僕は、その中のどれにも当てはまらない人種だ。と言うと、些か特別な存在のように見えて、聞こえはいいのかもしれない。
よく考えて見てほしい。今日は、何の日かと。
12月26日は、そう。岬なこさんのFCイベントがある日だ。
僕は……女性声優との時間を過ごすオタクだ。
はじめに
初めまして。さらいんです。
恐らくこの記事を読んで下さる皆様のほとんどが、いつも読んで下さる読者様ではないと思います。
何故なら、今回書かせていただく方は、私がはてなブログを創設して、初めて書かせていただくからです。
岬なこさん。
【なことにゃこからの招待状 ~あなたとのんびりクリスマス~ 2022 winter】
— 岬 なこ (@MisakiNako_) 2022年12月26日
無事終了いたしました〜!!
参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!!
"おとなりさん"のみんな、これからもよろしくね😌♡
画像一枚目の「ALT」ってところ押してみて〜✌🏻#となりになこ pic.twitter.com/voZ3dRmvPs
この方を知っていますでしょうか?
恐らく多くの方がYESと答えるでしょう。
Liella!の嵐千砂都役として知られる彼女のFCイベント「なことにゃこからの招待状〜あなたとのんびりクリスマス〜2022 winter」の夜の部に、ご縁ありまして参加させていただきました。
つきましては、少しでも自分の記憶が鮮明なうちに綴れる言葉があるのなら、とこうして筆(キーボード)を取っている次第です。
色々前説が長いと、偉い人に怒られてしまうので、早速レポがてらの感想を記していきたいと思います。私自身、忘れられない大切なクリスマスとなりました。
え、もうクリスマスすぎてるじゃん?って話ですか?いや、まだ私の中のクリスマスは終わってないです。終わらないので、どうにか形に残させてくだはい。
それでは、お隣失礼します。
オープニング
舞台となりました科学技術館サイエンスホールは、キャパが400と狭き門。恐る恐る足を踏み入れると、普段はその建物が持つであろう展示会場や体験会場としての雰囲気を残しつつ、少し足を進めれば見えるこの看板。
……本当にここか……。と、何度か目線をスマホと看板に向けてしまうのは仕方ないでしょう。ふと我に返って、チケットと身分証明書、スマホの会員証画面をいそいそと取り出しながら、階段を降りていきます。緊張していることもあってか、踏み外さないように……と、下を向いていました。
ふと温かい明かりが視界の端に映り、はっと顔を上げるとそこには……。
温かく迎え入れてくれたクリスマスツリーとプレゼントたち。なんてことのない景色なはずなのに、どこかなこさんからの贈り物のように思えて、ふっと心が軽くなったのを覚えています。
無事に会場入りしたわけですが、少しこちらの画像を見ていただいてもよろしいでしょうか?
(公式サイトより)
公式サイトさんよりお借りしてきたのですが、申し込み時点で言われておりました「キャパが狭い」疑惑。疑惑じゃなくて、確信犯だと思うのですが。
入りました。
席に着きました。
……いや、ちかっ。
控えめに言っても、今まで参加させてもらった会場よりも距離をぐっと近くに感じました。この激戦区を抜けて、招待していただけたことを改めて感謝申し上げます。
席について、メモ台があることを今更ながらに気付いたわけですが、常日頃はきっと講演会などで使われているのかな、と現実逃避しようとしていました。
開演5分前。
岬なこさんの場内アナウンスが流れます。天使のようなお声に、「え?これがあの岬なこさんですか?」と思わず考えてしまうくらいには、内心テンパっております。現実です。
そんな心中などいざ知らず、といった感じでぬるっと始まるイベント。客席の照明が暗くなって、オープニングの映像でも……という演出は全くなく、ぬるっと下手から岬なこさんが登壇しました。
フッ軽ってこういうことを言うのか
ん?
あれ?気付いたら、岬なこさんがステージにいますね、はい。あ、なるほど、ほほぉ、可愛いお方だなあ……と思ってました。
………いや、現実じゃん。え、あの、有名人の方がいらっしゃる?と、私自身内心焦りながらなこさんの挨拶に対応しておりました。
「こんな感じでぬるっと始まります」と本人も話しており、きっとこのフランクさというか、距離感がなこさんらしさなのでしょうか。どこかのホーリーピークの先輩も、"キミ"って呼んでるくらいなので、ホーリーピーク所属の女性声優の皆さんは、ファンとの距離感がおかしいと思います。(褒め言葉)
早速イベントをスタートとなったわけですが、なんとここでFCの皆さんの愛称、ファンの名前が決まったということで発表が。更になんと、その様子をLINELIVEで中継もするという、サプライズすぎる現象が起こりました。
後でLINEを確認したのですが、あれ、予告無しで突然始まってますよね?え、新手のドッキリ?と思うほどの身軽さに、笑いが内心止まりませんでした。
多分、あれです。私、分かっちゃいました。
ホーリーピークの人は、フッ軽な人が多いんですよね。分かります。分かります。
呑気に「配信のみなさーん、こんばんは〜」「顔の圧、強いよね」「あ、そうだ、突然始まって何事?って思うから説明しなきゃ」……何も言わない。もう、何も言わない。いいんだ、それこそが岬なこさんなんだ、と心で唱えながら拍手をし続けました。
満を持して選ばれた愛称は「おとなりさん」
以降、本記事では岬なこさんのファンの方を「おとなりさん」と呼ばせていただきます。
FC名でもある「となりになこ」にちなんだ名前であることは分かるのですが、やっぱり距離感が近くなる呼び方ですよね。分かります。
配信がささっと終わり、ようやくイベントらしいイベントが始まる。かと思いきや、恒例のお水タイムになりました。
なんとなく水を飲んでいる時は静かにならなきゃ、という認識でいたのですが、「急に静かになるやん。寂しいわ」とぼやく岬さん。
その声におとなりさんが答えないわけがありません。全力の拍手を贈り続けました。親戚の集まりか?と思うほど、会場を埋め尽くす音の大きさに、岬さんも驚いているようでした。
おとなりさんの質問コーナー
ここからは、おとなりさんから募集していた質問に答えるコーナーとなります。うろ覚えな所は多々ありますが、温かい目で見守っていただけますと幸いです。
Q1.一番思い出に残っているクリスマスプレゼントは?
A.シルバニアふふふんの明かりが灯ってる家
名前を濁しながら話されていましたが、もう会場から笑いが漏れていましたね。小さい頃は、やっぱりみんなこういう物を欲しがるのでしょうか。
クリスマスプレゼントが玄関先に置いていかれる年もあったそうで……サンタさんの苦労も伺えますね。
Q2.好きなおせち料理は何ですか?
A.栗きんとん(即答)
即答で、爆速で回答しておりました岬なこさん。栗きんとんへの愛をひしひしと感じます。多くは語らず、けれども栗きんとんがどれだけ好きかを語る岬さんを、私は微笑ましく見守っていました。
恐らく……会場にいた皆さんが同じような気持ちだったと思います。
Q3.今日のお衣装ポイントはありますか?
A.お腹が暖かい、肩は出しちゃうよ
……想像の斜め上を超えてきました。多分、「ここの模様が可愛くて……」とか「この色合いがね?」とか「ここのレースがポイントで」とか「こういうイメージで……」等々、そういった感想を期待していたはずなのですが。
お腹が暖かい。は、ちょっと違いません?いや、違わないんですけども、その、えっと……。あ、その後に肩出しです。みたいな感じでちょっと誇らしげに語ってましたね。
Q4.今後FCでやってみたいイベントはありますか?
A.会場の皆さんの参加型イベント
質問に対して、「会場の皆さんと交流出来るようなイベントがしたい」と話されていました。
先日開催されました「ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD新春ありがとう文化祭」でも、「沢山の人と目を合わせたい」と想いを語っており、ファンへの愛を実感します。
まるで……私が憧れている……いや、ここでは辞めておきましょうか。
Q5.最近の密かなブームはありますか?
A.iPadとペンで文字を書くこと
iPadとデジタルペンで文字を書いているそうです。ノートを取る感覚に近いそうで、学校のノートを思い出すと話されていました。
一方で使いこなせない部分もあるようで……岬なこさんは、そういった電子機器に強いという印象があったのですが、意外な一面でした。
Q6.小さい頃貰ったプレゼントで印象に残っているものは?
A.ゲームカセット
先程のシルバニアふふふんもそうなんだけど、と前置きしつつ、ゲームのカセットと答えていました。「DSだよ?3DSじゃない」と言っていて、あぁ、その響きすら懐かしいなぁ……とぼんやり考えておりました。
家にくまのぬいぐるみが押し入れにいるらしく、そのポケットにゲームカセットがいつも入っていたそうです。サンタさんはどうやら粋な計らいをしているみたいですね。
Q7.去年岩盤浴に行きたいと話していましたが、行けましたか?また、今年やってみたいことはありますか?
A.岩盤浴には行けなかった
中々岩盤浴には行けなかった、と悔しさを語る一方で次年度に挑戦してみたいこととして「ガラス細工に挑戦したい」と語っていました。
何でも、琉球ガラスや津軽ビードロといったガラス細工の伝統工芸品を見るのが好きだそうです。
だから、そういったガラス細工体験みたいなことをしてみたいと楽しげに話しておりました。
そして最後には「岩盤浴にがんばって行きます」と締め、「え、上手くない?」と自信げに笑っておりました。流石、関西人。ツッコミの達人は、笑いを取るのも上手です。
Q8.一番身につけたいスキルは?
A.ノールックキーボードカタカタ
ちょっと待ってください。カタカタ言う人に初めて出会いました。あ、カタカタっていうのは、パソコンのキーボードを叩く時の音で、私のブログの「カタ語る」という言葉も、そこから来ています。
これ、多分岬さんが言いたかったのは、ブラインドタッチのことだと思うんですけども……なこさんらしい言葉選びにクスッと笑ってしまいました。
私自身も、ブラインドタッチ出来るようにしたいですけどね、とほほ。皆さんにとっては、一番身につけたいスキルはありますか?
私は、今すぐに時間を確保出来る判断力が欲しいです。上手く時間が作れないことが最近多く、こうしてアウトプットする時間も減ってしまっています。何かコツなどあれば、皆様から伺いたいです。
Q9.今後FCで出してみたいグッズは?
A.トートバッグとか……
収納出来るバッグを作りたいと話しておりました。物販で買ったものを、そのまま入れられたりしたらいいよね?と会場に投げかければ、「それな〜!!!」とでも言うかのような勢いで拍手が返されていました。
「ポーチとかもいいよねぇ」と、女性目線での提案には内心大喜びの私でしたが、他の女性の皆様もやっぱり欲しくないでしょうか。化粧品とかちょっとしたものを入れられたら、素敵ですよね。
Q10.なこちゃんが失敗や落ち込んだ時の克服法は何ですか?
A.とことん沈む、別のことをする
ネガティブよりのネガティブだと自分のことを称していました。やはりそういった失敗をするととことん沈むそうです。
なので、ちょっと離れてみたり、別のことをしてみたり。「失敗なんてしてない、と自分自身に言い聞かせて好きなことをしたらいい」と、素敵なお話をして下さいました。
這い上がれない所まで落ちて、ちょっと元気が出てきたら「現実です」って、その物事をきちんと見るそうです。FCイベントでも、この単語が飛び出てくるとは思ってもみませんでした。
これって確かLiella!2ndでの出来事だそうですが……円盤で確認しなければいけませんね。ここで、宣伝入ります。どうぞ、よろしくお願いします。
https://www.amazon.co.jp/ラブライブ!スーパースター-LoveLive-Wonderful-Blu-ray-Memorial/dp/B0BHKH63GX
Q11.クリスマスツリーに必ず飾る飾り付けとかありますか?私はプレゼントのオーナメントが好きで飾ってます。
A.紙袋みたいな飾りを付けてました
紙袋みたい飾りがあったそうで、ツリーに付けてそこにサンタさんへの手紙を入れていたそうです。(可愛い)
ひとつ上のお姉さんとツリーのてっぺんに飾る星の取り合いに負けて、自分が拗ねていたそうです。(可愛い)
Q12.好きな動物や会ってみたい珍しい動物はいますか?
即レスレベルで、「クアッカワラビーが好きなんです」と喋っていましたね。そもそもクアッカワラビーって、何やろ?と後ほど検索させていただきました。
か、可愛すぎる……。このまんまるとしたおめ目が可愛い。キュンです。キュン。
「世界一幸せな動物」と称されているそうですが、これは確かになこさんが好きになるのも頷けます。
珍しい動物として挙げていたのは、チンチラ。
体毛が柔らかく、触り心地がいいそうで、「どれくらいのもふもふ感、知りたい」と強く要望しておりました。どこかで見てる偉い方、岬なこさんにチンチラを触ってもらう企画とかどうですか?
Q13.振り付けはどうやって覚えますか?
A.スロー再生、曲の雰囲気を掴む
画面収録などした動画を、カメラロールで自分の指を動かすことで、スロー再生をし、覚えるそうです。また、「曲の感じ(雰囲気や流れ)を先に覚えるかな」と話しておりました。
ダンスが得意な岬さんからのアドバイスは、踊ってみたや振りコピをする人たちにとってもすごく貴重な意見だったと感じます。
「反転する、鏡で覚える、人が直接踊ってるのを見て覚えるという人たちもいるとは思う。だから、自分に合った方法を見つければいいんじゃないかな?」と、それぞれの意見を尊重する岬さんの回答には、下を巻きました。
「もし踊ってくれる身近に人がいなければ、踊ります」と言っていましたが、多分それが一番私たちファンが望んでいる事だと思います。
岬さんのダンス動画とか、お金払ってでもみたいくらいですので、ぜひFC内でのMovieに投稿して欲しいですね。
心に寄り添う歌声
ライブパートの準備時間、ということで会場のスクリーンに、このFCイベに向けてのメイキングが流れ出します。
科学技術館サイエンスホールに向かう足取りは、ゆったりとしていて、でもどこか真剣で……朗らかに見えて、少し不安な表情にも見えました。
初めてのFCイベント。見えない糸を掴むような、雲の上のようなフワフワとした感覚にきっと岬さんも葛藤したこともあったのかと思うと、どこか胸が締め付けられます。
それでも……それでも、おとなりさんである私ファンのために、少しでも楽しい時間を過ごしてもらえるようにとリハーサルする姿を見て、心が温かくなりました。
だからこそ、より言葉を届けたい。そう思えたのかもしれません。
1曲目はsupercellさんの「星が瞬くこんな夜に」をカバーしました。今回、ピアノと歌声のみという超攻撃的布陣(私が勝手にそう呼んでいます)には、参りました。
そっと囁くような歌い出し。寒空の下、澄んだ空気に溶け込む優しい岬さんの歌声は、私たちの心に寄り添い、冷たくなった心を解してくれました。
熱を灯すかのようなサビでの力強い歌声に、気持ちよさそうに、高らかに歌う姿に終始圧倒されていました。
岬さんは、ダンスのイメージが強かったのですが、こんなにも歌で感情を表現出来る方なのだと、初めて知りました。
一転して2曲目の「All I Want For Christmas is You」では、全て英語で歌いきるという、これまた違う表情を魅せてくださり、岬さんの表現の幅の広さを感じる選曲となりました。
会場の空気を瞬時にクリスマスカラーへと染め上がる曲とその歌声は、私たちの心をいとも簡単にクリスマスの街へと誘いました。
先程のしんと響く歌声とは違い、陽気なメロディーと跳ねるような歌い方に、自然と会場からもクラップが起こります。身体を揺らしながら、この時間を楽しむかのような岬さんの姿に、思わず私も着席していながらも気分は高揚していました。
3曲目にカバーしたのは米津玄師さんの「アイネクライネ」
言葉にすることが難しいくらい、強く、強く心を揺さぶられた1曲です。特に印象に残っているのは「どうして どうして どうして」という歌詞です。
3回とも表情も声音も違い、1番と2番でも違う表現をそれていて、ダンスや表情で魅せるだけでなく声色で色付く世界を作り上げる岬なこさんの底力に、心から震えました。
私自身、岬さんを皆様が思っているほどきちんとは追い掛けてはいないのです。Liella!がきっかけであるのは間違いないのですが、現地へと足を運ぶほど熱心かと問われれば、そうではありません。
ですが、ずっと目で捉えていて。きっと堕ちたら終わると思ったのでしょう。踏ん切りが付かなくて……ですが、今回のFCイベントに思い切って足を踏み入れた瞬間、「あぁ、なんてこの人は私の大好きな人に似てるんだろう」と思ってしまったのです。
もちろん同一人物ではありません。それぞれの良いところがあって、危ないところがあって。それでも共通していたのは、私を惹きつける何かがあったということ。
それだけは紛れもない事実です。
あのクリスマスの日に、もう運命は決まっていたのかもしれません。岬さんを推すと、"本気"で思ったのは1月9日からかもしれませんが、堕ちていたのはもう随分と前だったのかもしれません。
終わりに
後ほどTwitterでお写真と共に、こんな言葉を岬さんは残していました。
初めてのFCイベント。
本番始まるまで全然緊張してなかったのに、いざみんなに会ったらめっちゃ緊張した…!笑最初から最後まで温かく見守ってくれて、楽しんでくれているのが伝わってきて、本当に嬉しかったです。ありがとう。
日頃私に送ってくれる応援の言葉も、好きだよ〜って気持ちも、ちゃんと届いてます!!!!
それが歌や言葉に乗せて少しでも伝わっていたら良いな…そしてそして。
来年の3月8日(水)に、ファンクラブイベントの開催が決定しました!
【なことにゃこからの招待状
〜今日はおたんじょうび会!!〜 2023 spring】
おとなりさんのみんなに会えると思うと、今からめっちゃ楽しみです🌟
一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなって思っているので、ぜひ遊びに来てね(˶ˊᵕˋ˵)チケットなどの詳細は、私のFCサイトを覗いていただけると幸いです😌
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
楽しい時間を本当にありがとう!!!
緊張しない、なんてことはないと思いますが、少なからず私たちが見守っていた時間は、岬さんの緊張を解せていたのだと思いました。
それが、何よりも嬉しかったですね。
自分たちの"想い"に対して、"歌"や"言葉"で届けてくれる。それが、堪らなく愛おしい。
まるで「となり、いいかな?」と笑いかけながら、すっととなりに座る岬さんの姿があるような気がして……ふとした時に、となりを見てしまうこともあります。
勿論誰かいるわけではありません。
ですが、不思議と「そこにいる」と思えるのです。幽霊でも、幻想でもない。岬さんがそっと「大丈夫だよ」と、笑ってくれているような気がします。
その距離感こそが、岬さんがFCの中で築き上げていきたいものなのかな?と私は感じています。
私は、岬なこさんという1人の女性を追い掛け始めたばかりの新参者です。ですが、何かをしたくて、何かを届けたくて、フラスタ企画や誕生日企画を始めました。
となりにいる、岬なこさんに、おとなりさんからの想いを伝えたい。それって、ただ待ってるだけじゃ伝わらないから。
だから、私はなこさんのように「となり、いいかな?」と、声にしたい。言葉にしたい。ブログという形でもいいから、少しでもあのイベントのことを綴っておきたいのです。
それが私からおとなりさんの皆様にできる、声掛けであり、寄り添うということです。
ひとつでも心に残る言葉や情景が思い浮かんだのなら、これ以上嬉しい想いはありません。
ご覧いただき、ありがとうございました。
供養させて下さい。
実は、このFCイベントにはお見送りがありました。
ステージに上がって、岬さんが直々にアクリル板越しに見送ってくださるという神イベだったわけです。
……お見送りなんていう経験は初だったので、私は正直何を話したかな、と思い出すのですが、確か「初めて岬なこさんに会えました。これからも応援してます」だった気がします。
岬さんはなんて言ってたんでしょう……「ありがとう」しか記憶になくて、本当に情けなかったです。
多分、今の私なら狂っていたことでしょう。"まだ"この時は、"本気"で推していない状態だったわけですからね。この文章を書きながら、「こいつ、マジでやべぇなおい」と自分に思っているくらいです。
もしまたいつの日か……機会があったのなら、その時はきちんと伝えようと思います。自分の想いも含めて、伝えられる努力をしたいと思います。
以上、反省文でした。