ほのぼのとした田舎暮らし

ほのぼのとした田舎暮らしをしているような…そんなゆったりとした言葉を贈ります

私が岬なこさん"と"駆け抜ける理由

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https://twitter.com/misakinako_/status/1619683779366498309?s=46&t=ea-LGMmf0qq6LaAQ3qKqOA

 

  お写真、公式様からお借りしたのですが、

  この岬さん、可愛すぎませんか?

  ……はい、可愛いですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  突然ですが、皆さんに質問です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  岬なこさんのこと、好きですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  少し前の私は、「好きってよりは、気になる存在なんだよねえ」とまるで恋愛をする前かのような発言をしていたと思います。

  何故か無性に気になるけれど、つかず離れずの状態。視界の片隅で友達と談笑している姿が飛び込んでくるかのような、そんな存在でした。ですが、彼女が無邪気に笑うだけで、 なんでも出来る気がしました。

  

  岬さん……敢えてここでは、岬さんと呼びます。彼女の存在を初めて知ったのは、「ラブライブ!スーパースター!!」のキャスト発表のタイミングでした。タイミングは人それぞれとは言え、情報自体は容易に取得出来る環境にいました。

  キャラクターだけで言えば、彼女が演じている嵐千砂都ちゃんを初めから推していたのか、と言うとそうではありません。 

  「始まりは君の空」のPVに関しては、公開されてしばらく後に見た人間でしたので、正直に言ってしまえば周りのファンよりも出遅れてのスタートだったような気がします。

 

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今でこそ私のアイドルであり、超絶スーパー可愛い嵐千砂都ちゃんですが、「ほぇー、お団子の女の子おるなぁ」くらいの認識でした。どちらかと言うと私は、センターにいる澁谷かのんちゃんの方がやっぱり気になっていました。

 

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  ……うん、やっぱり可愛い。可愛すぎて、血管が切れそう。となると、キャラクターだけではなく自ずとキャストさんにも目が行くのは必然だと思います。

 

  かのんちゃんに命を吹き込む伊達さゆりさん。一般公募で選ばれた、才能の原石。その圧倒的なポテンシャルに並ぶ青山なぎささん。なんと青山さんは、98年生まれの同い歳と来ました。

  それはもう気になって、気になって仕方がありません。結果、遠巻きにふわっとLiella!の活動を見守るだけのオタクとなっていました。

 

  一途、というよりは、Aqoursを主軸と置いて、その傍らにいるようなポジションを取っていたLiella!ですが、TVアニメ1期の放送から更に深く関心を抱くこととなります。

  1期1話だけ言えば、感想ブログを書いたことは覚えています。結局、日々の時間の使い方や思考する時間を捻出出来ず、2話以降は書けていません。

nanoha1007.hatenablog.com

   ですが、ラブライブ!シリーズらしいストーリー展開にひと目で惹かれたのもそうですし、2つ歳上のお姉ちゃんと、日曜日の夜にご飯をつっつきながら見るラブライブ!の面白さもあったのかもしれません。毎週のようにお姉ちゃんと感想を語り合い、自然とその距離は縮まっていきました。

  2021年12月31日、ついにその瞬間が訪れます。この目で見ることが叶わなかった1stライブを経て、「LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 〜LIVE with a smile!〜」にて、Liella!のパフォーマンスと出会いました。

 


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  Liella!が生み出すエネルギッシュなステージは、心を熱くし、体中の大好きを掻き立てられるかのような感動を与えてくれました。5人という人数は、これまでにはない魅力のひとつでもあり、紡がれた五重奏は会場を沸かせました。

  思えばあの時に、岬さんの存在が大きくなっていたのかもしれません。「だから僕らは鳴らすんだ」の間奏部分で、メンバーが公演ごとにコーレスを変化させているのは周知の事実であるとは思いますが、このカウントダウンライブも例外ではありません。

 

「Tシャツ来てる人!!!」

  多くは観客を想うような言葉が多いのですが、この日は違いました。

  ズゴーッという効果音がつきそうな勢いのコーレスに、思わず「何でやねん!」というツッコミを心の中で入れたのですが「いや、靴下履いてるよって人」には、またもや最高を更新されてしまい、段々笑いを堪えるのが大変になってきました。

  そして、トドメの一言。

 

「朝は、パン派ですかね?」

  こちらは必死です。腹の底から笑いたいはずなのに、この情勢ですからね。耐えなきゃいけない、いけないのは分かっています。ですが、本当にこの人は……なんでこんなにも魅力的なんでしょうか。一瞬にして、会場を笑いの海にしてしまう力を持っている。ですが、この人はこの発言を更に超えていきます。

 

「いや、ご飯派ですって人!」

 もう語るのを辞めてしまいたいくらい、笑っています。ですが、この時はまだ私はメンバー5人全員を認識しており、それぞれのパフォーマンスに目移りしてしまうくらい見惚れていました。

 

  それから暫くして……2022年5月23日に開催されましたMTV Unplugged Presents: LoveLive! Superstar!! Liella!」に足を運びました。アコースティックライブということで、個人的には大好き雰囲気でのライブでしたので、迷わずチケットを取りました。

 

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 見ての通り、かのんを推している人間です。1stライブに行けていないのですが、なぜかグッズは買っていたオタクです。実際、このライブがワンマンと言っていいのか分かりませんが、私にとってこれが「始まりのDay1」でした。重なる5人の歌声に導かれるように、その後原宿に行ったほどです。

 

 それから、しばらくして「ラブライブ!スーパスタ!!」TVアニメ2期の放送が始まりました。勿論、お姉ちゃんとリアルタイムで見させていただきました。新しく入学した1年生の4人を見て、これからの展開に胸を膨らませていきました。

 そして、私は……嵐千砂都という1人の少女のことが気になりました。TVアニメ2期11話「夢」では、留学の話に断りを入れたはずのかのんに対して、誰も口にしなかった言葉を贈ります。

 

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「私、かのんちゃんに留学してほしい」

  そう語る千砂都ちゃんの目は、覚悟を決めていて。続く12話「私を叶える物語」では、こう続けます。

「かのんちゃんは世界に歌を響かせるんでしょ?小さいころからの夢だったよね?今こそ、その夢を叶えるチャンスなんだよ。私は、かのんちゃんに夢を叶えて欲しい。かのんちゃんにしか叶えられない夢を」

  結ヶ丘に残ることを決めたかのんちゃんの背中を押すかのように、夢への想いを伝える千砂都ちゃん。「でも決めたのは私。私はこの学校に……」かのんちゃんがメンバーへの責任がないことを口にした時、千砂都ちゃんは強い言葉で遮りました。

 

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「世界に歌を響かせるんでしょ?」

  強い口調で叫んだ後、唇をぐっと噛みしめ、笑う千砂都ちゃん。その頬には一筋の涙がつたっていました。無理にでも笑おうとしているのが、痛く伝わる描写です。

  行ってほしくないと思っているはずなのに、かのんちゃんに誰かの夢を奪って欲しくないから、背中を押すちいちゃんが凄くかっこいいなと思いました。

  

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「今しかない……チャンスなんだよ」

  視界が涙でぼやけるような……そんな千砂都ちゃん目線に、ぐっと自身の唇を噛み締めていました。

  正直に言うと、驚きました。千砂都ちゃんは、かのんちゃんが決めたことに対して肯定してきたイメージがあったので、ここまで反対の意見を述べることが凄く珍しいと思いました。

 ですが、その冒頭のアバンパートでの涙が、私を深い沼へと突き落としました。極めつけの12話挿入歌「未来の音が聴こえる」でお団子ヘアーだった髪を、完全に降ろしていましたよね。

 


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  個人的な性癖、と言っては聞こえが悪いと思いますが、かなりタイプでして「な、なんだ、この子は!!!」となりました。普段溌剌とした表情を浮かべている子が、髪を降ろすだけでこんなにも雰囲気が変わるのか……と、奮えました。

 チャームポイントでもあったお団子ヘアーを解く、ということがどういうことなのか。私なりに当時考えていたのは、決別とまではいかないけれど、ずっと隣にいた存在いなくなるというのは、凄く不安だと思います。

  ですが、「私は、大丈夫だから!だから夢を叶えて」と、公園でいじめっ子からかのんちゃんに救ってもらい、受け取った髪留めを解くことで、千砂都ちゃんもまた成長したことを表しているのかな、と思いました。かのんちゃんから貰った髪紐がなくなるということは、成長であると同時にかのんちゃんから離れることも意味していると思います。

 

  ここまで来ると、もういっそのこと思い切って、潔くなった方がいいのでは?と思われるかもしれませんが、まだここでは堕ちていません。堕ちていないと思わせてください。

  チャンスはある日突然、目の前に降りてきました。岬なこさんのファンクラブでもある「となりになこ」を皆様のご存知だと思います。そのファンクラブで初となるイベントが、2022年12月26日に開催されることが決まったのです。

  直前まで悩み、「いや、でも後悔はしたくない」と会員登録と申し込みボタンを押した結果、見事当選。晴れて400人という壁を超えて、私は岬さんのイベントへと足を運ぶことが出来たのです。

  当時のイベントのことは、先日の記事の中で触れさせていただきました。かなり手遅れな所まで来ていたように思えますが、まだ理性が残っていました。今の私からすると、このイベントに参加した私に対して「は??ふざけんなぁぁあ!!!」と言っているところです。

  何故なら最初で最後かもしれない岬なこさんとの対話の記憶がないのですから、無理もありません。今の私なら、間違いなく震えています。ですが、あの当時はふわふわとした時間の中での出来事としか思えず、どこか心ここに在らずでした。そんなふわふわとした時間を過ごさせてもらった感想ブログはこちらになります。

nanoha1007.hatenablog.com

 

  それから、年は明けて……待ちわびた日は、あぁ……すぐ終わってしまったわけですが。どうしても私は、お姉ちゃんとLiella!のライブに行きたかったのです。私の大好きな場所を、姉にも知ってもらいたくて。

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  ようやく、ここラブライブ!の現場に連れて来れました。ライブTシャツは、ほぼ持っていない私たち姉妹がとった行動は……ずばり、私服Liella!でした。

   推しが着ている私服を 身に纏う。所謂概念コーデをしたわけですが、これが凄く面白くて。ああでもない、こうでもない。ちょっと違うなぁ……とか悩む時間ですら愛おしくて。こういう参戦の仕方もありなのかな、と思いました。

  「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~」の千葉公演での感想を語り始めたら止まらないのですが、ひとつだけ分かったことがあります。

  岬なこさんしか見えなかったということです。何を言っているのか分からないと思いますが、あれです。初めて伊波杏樹さんを追い掛けた時と似ています。自然と目が奪われてしまうといいますか、その現象が岬さんに対して起こりました。

  Liella!では、ダンスリーダーとして先導している岬さんを間近で見たわけですが、そのダンスのキレといい、カッコ良さといい、可愛いさといい、全てに「好きだー!!!」という感情しか巻き起こりませんでした。

 

  そして、私はついに自覚しました。

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  「ラブライブ!オールナイトニッポンGOLD新春ありがとう文化祭」の昼公演に、有難いことに足を運ばせていただいたのですが、そこで衝撃の一言を聞いてしまいました。

「あの……私事なんですけども、兎年でして……同じく兎年の方ー!」

  ちょっとまてぇぇえ!!!ちょ、ちょいちょいちょい!?え、まってまって、まって。は?え?え!?

  と私の心中は、物凄く穏やかではありません。公表していないので、ここでは明確な数字で表すことは致しませんが、岬なこさんと私は同い歳であることが発覚したのです。

  何度も調べました。兎年、年齢と。

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  結果は、変わりませんでした。同い歳は、何かの間違いかもしれない、と。青山なぎささんと歳が近いという発言は、以前から耳にしていたので、もしかして……?と思ってはいたのですが、はっきりと分かりました。

  追い討ちをかけるかのように、夜の部で行われたイケメン選手権も、私が岬さんの沼へと拍車をかけていました。

 

「大凶だったんだ……。でも、大凶ってさ、結構下の方って言われてるけど、ここから君の運勢右肩上がりになるじゃん。小さいいいなって思ったことを、少しずつ積み重ねていけば、素敵な年になると思うんだよね。それ一緒に結びに行った後にさ、オシャレなカフェ見つけたから、一緒に行こう。」

〈2023.01.09 ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD 新春ありがとう文化祭【夜公演】@パシフィコ横浜国立大ホール〉

  お相手の降幡さんを見つめる瞳。喉から出るウィスパー気味のイケメンボイス。そして、大凶を引いた彼女へのアフターフォローとして完璧なオシャレなカフェというワードチョイス。流れるような言葉選びに、否応にもあの歩く名言集とも言われる彼女を想起します。

  更には、その後右手で肩を抱き、スタスタと歩き出す。その顔は、すまし顔で、イケメン以外の言葉が見つからないほどかっこよすぎました。私は、どうやらかっこいい女性に惚れることが多いみたいです。 

 

  ここで、私は誓ったのです。

  岬さんを応援するって。伊波さんに注いできた熱を、岬さんへと向けると決めたのです。いま以上、これ以上輝いてみせると心に刻みました。

  初めてです。こんなにも熱くしてくれる同い歳に出逢ったのは。ただそれは同い歳だから、というわけではありません。ライバルという存在でもあります。

 

  本項のタイトルとして、「私が岬なこさん"と"駆け抜ける理由」と称しましたが、この「"と"」という風にしたのは何故か疑問に思われた方も多いと思います。

  私は……岬なこさんの内面性に強く惹かれたのです。

  Liella!のキャストが発表された時、役者、元アイドル、有名コスプレイヤー、芸歴のない一般人と様々な経歴を持つ人の中で、唯一声優を一途に志していたのが岬さんでした。

  堅実という言葉が当てはまるのか、目の前の現実に真剣に向き合い、いつか夢を掴むチャンスが巡ってくることを信じて、努力を重ねていた人です。

  様々なメディアから、岬さんのバックボーンについて触れられていましたが、決め手はやはり……初の写真集でもある「なこのとなり」で語られたインタビューでした。

 

私、このオーディションに受からなかったら実家に帰るつもりだったんですよ。最終オーディションの会場に向かう途中、マネージャーさんに「これに受からなかったら、私、実家に帰ります」と伝えていたくらい。

〈2022.12.02 岬なこ1st写真集なこのとなり〉

  実家へ帰る。この覚悟とストイックさがあったから、今の岬なこさんがいるのであって、その精神力の強さに尊敬の念を抱きました。そして、ラブライブ!という作品に対する愛の深さも、ひしひしと感じました。

 

その作品は、私にとって特別で、スタートでありゴールでもあるような大きな目標だったから、絶対に勝ち取りたかったんですよ。もし取れなかったら、次は多分ない。だから、受からないイコール声優を辞めるという考えになってしまっていたんです。

〈2022.12.02 岬なこ1st写真集なこのとなり〉

  それ程までの気持ちで臨んだオーディションは、合格。これまで積み重ね続けた努力が実り、合格を勝ち取ることが出来たのは、岬さん自身がスタートでもあり、ゴールでもあったこの「ラブライブ!スーパースター!!」という作品でした。

  決して夢物語でもなんでもない。一途に夢を追いかけ続けた人間が、夢を叶える。「絶対負けない!勝つんだ!」という諦めない気持ち、強気な気持ちを彼女は教えてくれました。

  叶えた夢の続きを奏で始め、今もなお沢山の人へ笑顔を、夢を与え続けてくれる岬さんが大好きで、負けたくなくて。

  だから、岬なこさん「"と"」駆け抜けてるなって思えたんです。同い歳というだけで対等じゃないかもしれませんが、それでも岬さんと駆け抜ける人生を楽しんでみたいと、今は素直に思えます。

 

  ただそれだけで、人は明日を生きることが出来るんだと、岬さんと駆け抜け始めてから実感します。そんな岬さんに何かしたい、と思ってしまうほど、自分はどうやらあの人に感化されているみたいです。

  3月の埼玉公演で声出しが解禁されました。そこに合わせて、というわけではありませんが、無性に気持ちを伝えたくて、初めてフラスタを出すことにしました。まだまだ時間はあります。ぜひ、一緒に岬なこさんへ、熱い想いを届けませんか?

twipla.jp

 

  そして、もう1つは3月8日に誕生日を迎える岬さんへ向けて、世界にたった1冊の本を贈ろうという企画です。言葉に救われた人間です。だから、今度はこの本で紡がれた言葉と込められた想いで、岬さんの行先を照らしたいと思ってしまったのです。烏滸がましいがしれませんが、すごくワクワクしています。

twipla.jp

  自分の企画に参加して下さる皆様と一緒に、岬さんへと繋ぎたいと思います。まだまだ募集しております。1冊の本にして、岬さんへ贈りませんか?

 

  岬さんと駆け抜け始めて、1ヶ月がもう少しで経とうとしています。まだまた知らないことばかりなのですが、ぜひ教えていただけたら嬉しいです。

  それでは、また次の記事でお会いしましょう。