ほのぼのとした田舎暮らし

ほのぼのとした田舎暮らしをしているような…そんなゆったりとした言葉を贈ります

好きな言葉で思い出を語ろうか~『THE MEMORIES APARTMENT』感想カタ語る~

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皆さん、こんにちは!

初めましての方は、初めまして!

お久しぶりの方は、お久しぶりです!!

いつも読んでくださる方は、ありがとうございます!!!

 

今回書かせていただくのは「南條愛乃 Live Tour 2018 ーTHE MEMORIES APARTMENTー」の感想記事になります。いつも通りのさらいんクオリティーになるのですが、お付き合いいただけたらなと思います。

 

ちなみに、割とネタバレ全開の可能性が高いので…お気をつけください。

それでは、さらいんと共に彼女の思い出が潜む住処を覗いていきましょう。

 

きっかけ

初めて参加したアーティストさんのライブの記事を書くときは、いつもそのライブへと足を運んだ理由を書いているのですが…南條愛乃さんを知ったきっかけは、やはり「ラブライブ!」の絢瀬絵里役であったということが一番大きいです。

 

初めて彼女の声を聴いたときの衝撃が今でも忘れられません。それから調べていくうちに「fripSide」としても活動されていること、昔私が見ていたアニメなどにも登場されていることを知り、気づけば彼女の音楽を聴いている自分がいました。

 

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1stアルバムであった「東京1/3650」の時から歌声を聴いていて、いつか南條さんのライブに行きたい!という想いが、歳を重ねるたびに強くなっていきました。

 

そんな時、たまたま同じクラスでグループ活動をしていた友人が南條さんのファンであり、ファンクラブの会員であることを知ります。その友人に「いつかライブに行きたいんだよね」と零していたところ「一緒に行く?当選したらだけど」というお誘いが。

 

そのような縁に恵まれ、私は9月23日に市川市民文化会館で行われた千葉公演2日目に参戦することができました。

 

開演

開演前に流れていた音楽がすっと無くなり、途端に鳴り出す身に覚えのあるイントロ。

アルバム表題曲であり、今回のナンバリングタイトル曲である「THE MEMORIES APARTMENT」

 

そして会場からはクラップが鳴り響く。

https://youtu.be/IpF7VzjOfaM

 

実は、知らなかったさらいんです。ですが、ずっと耳に馴染んでいた曲故に、すぐに順応して一緒にクラップをしていたのですが…

 

楽しくないですか?

 

ただクラップをしているだけなのに、どこかすごくドキドキワクワクしていて。

すると垂れ幕が一気に下がって、ステージのセットがお披露目されます。

 

ステージセットは、住宅街というよりアパートのような建物があって、扉がある。

そしてその扉から出てきたのは…南條さん!!!

この曲はパレード感というか、ライブ映えする曲だな…と個人的には思います。

ようこそ ノックはいらない

 

この歌詞を噛み締めましたね…なんというか、南條さんのおおらかさというか、心の広さを感じました。

 

誰でも受け入れてくれる暖かさがある…それはこんな私のような初めての人でも、一緒に思い出を紡ごうよ!というメッセージにも聞こえました。

 

そこから繋げるは「あなたの愛した世界

南條さんの歌声って、本当に高音が綺麗だなぁ…と思っていて、生で聴いてみて、改めて南條さんのポテンシャルの高さを実感しました。

しっかりした、芯のある声でいて、どことなく儚さのような声質で…きっとその微妙な表現力のラインに惹かれているのかな?と感じます。

 

MCでは南條さん節全開。

あの人は言葉選びが上手いなと思います。

加えて、南條さんってファンサが凄いというか…ファンの皆さんの声にリアルタイムで反応していて…。

 

住んでいるコンセプトでこのステージセットを作りました!という会話に「住みたい!いくら?」というファンの声が。

「昨日は40万円くらいいったんだよね…」という返しをすると別のファンから「何ギル?」と、南條さんが大好きなFFシリーズの話が。

「最近やれてないんだよね…」と切なげに語る南條さん。

分かります…大好きなゲーム、やりたいですよね…。

 

MCのあとはグリザイアシリーズということで「黄昏のスタアライト」「きみを探しに」の2曲を披露。

 

雰囲気の違う、正反対のような楽曲ですが、やはりアップテンポな曲調に、サイリウムを振る手に力が入りますよね。

 

砕け散るその前に きみを抱きしめたんだ
2人の唇が動く 愛してる

この太字の歌詞の部分を、南條さんはファンの皆さんにマイクを向けていて「あーいしてるー!」とファンの方も南條さんに答えていて、一緒に作り上げる楽曲なんだ!とゾワっとした感覚を今も覚えています。

 

「ナイス愛してるでしたー!」という投げかけからまたまたMCへ突入。

今年の目標は「MCを短くする」とのこと。

「2日目で折れましたー」と会場の笑いを誘います。

会場の雰囲気をガラリと変えてしまうのも、彼女の人柄が滲み出ているのかな?と思います。

 

「千葉の名物って何なの?」という彼女の問いかけに対して「落花生!」と答えたところで続いての楽曲たちへ。

 

立て続けに「Gerbera」「スキップトラベル」「idc」「飛ぶサカナ」の4曲を熱唱。

 

さあ旅に出よう
知らない私へと 変わりそうな街を探そう

荷物持たないで買っちゃえぜんぶ
いま欲しいのは どんな色なんだろう
似合わないはずだったモノが気になるんだよ
新しい自分が見えた? そう、見える!

2曲目の「スキップトラベル」の歌詞が、ライブの時感慨深く聴こえて…。というのも、南條さんのことをずっと前から知っていて、歌声が好きで…そして初めて今日彼女のライブへとやってきた。

 

その道中は右往左往ばかりで、真っ直ぐには来れなかったけれど…ただ「好きだ!」という感情ひとつでこの場所にやってきたんだな…と思うと、不思議とこの曲が今の自分に当てはまるのかな?と感じていました。

 

「飛ぶサカナ」ではサイリウムのカラーが青色に。南條さんのイメージカラーは白だそうで、あまり変えることがないのですが、何曲かはその色から変更するそうです。

勢いあるこの曲…水飛沫が上がるように、彼女の歌声も会場内に飛び散っていく。

南條さんは、本当に高音が綺麗に響く…と月並みな感想を綴っていますが、これしか出てこないんです。

 

生で聴くとより分かりますね。

彼女がいかに凄いのか。

 

MCとバンドメンバーの紹介を挟んで、続いては「THE MEMORIES APARTMENT」のアニメ版に挿入されている「小さな恋の花」と「Silly-Go-Round」の2曲。

 

バンドパフォーマンスの間のお着替えタイム。 

バンドメンバーによる歌無しの迫力ある演奏に、会場は熱を持ったまま。

その演奏を受け、再び扉から登場した南條さんの次の曲は「一切は物語

 

MCでは今回のツアーのコンセプトのお話に…「そうだ!!ぽん!」という擬音語のあと「過去の公演を思い出してくれるような…そんな今回の公演にしたい」と話す南條さん。

 

「全公演を通して5周年をなぞるような、振り返ることができる、今回のツアーはそんなコンセプトをもとにセトリを組み立てています。どの公演がどのアルバムをモチーフにしているのか…」と笑う彼女。

今回の千葉公演2日目は「東京1/3650」をモチーフにセトリを組み立てているそうです。

 

しっとりとしたピアノのイントロから入り「夜、静かな夢」「believe in myself」「Recording」の3曲が歌われます。

 

「このツアーめっちゃ良くない?」という入で会場を笑いに誘い、先程の3曲について南條さんから語られます。

 

「夜静かな夢」は、夢を追いかけて上京してきたものの、毎日同じような日々を過ごしていたことにひりひりしていた自分を言葉にしたそうです。それが「+1day」に繋がるのだとか。

 

「believe in myself」は挫折と驚き。1人でいる時、一体何が出来るのだろうか?本当の自分を手に入れよう!という前向きな気持ちを歌詞にした曲だそうです。

 

「Recording」はそのタイトル通り、レコーディングの時にこんな気持ちで歌っているよ!という気持ちをダイレクトに込めたそうです。

 

南條さんは次に歌う「Dear×Dear」「7月25日」「だいすき」についても話してくれました。

 

「Dear×Dear」は友達といる時間が楽しい。友達がいるから失敗したことも辛いことも笑い話に変わる。そんな友達のことを思って書いたそうです。

 

「7月25日」は南條さんが大切に可愛がっていた犬を思っての曲だと話してくれました。現世からの旅立ちが、どうか晴れて欲しい。今までの感謝を伝える曲だそうです。

 

「だいすき」は「believe in myself」よりも少し大人になった自分自身のことを歌った曲だと話していました。

 

そのあとはバンドメンバーに、「東京1/3650」縛りで好きな曲を聴いていましたね。中には「Secret of my heart 」ってあったっけ?ととぼけて聞くメンバーも。ここはfripSideの現場じゃないですよ(笑)と言ったように、会場は和んでいました。

 

MCの後に披露された「Dear×Dear」

「7月25日」「だいすき」

先程の南條さんの楽曲語りが心に響いたのか、いつも聴いているようも、自分も感情を寄せて、その声音に耳を傾けていました。

 

MCを挟んで続くは「だから、ありがとう」

「+1day」「光のはじまり」

MCを挟みながらとは言え、連続で3曲歌う南條さんのフィジカルにも驚かされます。

南條さんのライブで、私は珍しい経験をしました。

 

それはサイリウムの光を消して、しっとりと聴くことです。以前のライブ…「Animelo Summer Live2018〜OK!〜」の時に経験をしたのですが、その時は自分の拳を宙に掲げて楽しんでいたので、今回のライブは珍しかったです。

 

MC&告知として今年はカウントダウンライブを横浜でやるのだとか。ごきんじょるのさん(南條愛乃さんのファンの総称)限定だそうです。気になる方はチェックチェック。

そして次は最後の曲「君が笑む夕暮れ

 

会場のサイリウムは白からオレンジへ。夕暮れ時、私たちを照らす夕陽の明かりを南條さんへと。暖かな雰囲気で本編が終わります。

 

「アンコール!」の声がかかると、その波は徐々に大きなっていく。その声援に答えて再登場した南條さんの選曲は「ゼロイチキセキ

 

ゼロイチキセキ」がタイアップしたアニメ「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」を見させていただいていたのですが、実に南條さんのゲーマー好きと合うアニメだと思いますし、曲の方もタイトルからゼロイチ、というフレーズ選びから素敵だと思います。

 

そして続く「・R・i・n・g・」

終盤に差し掛かった本公演を、寂しく思いながら…ですがこの曲が前を向く力をくれました。

いつか振り返れば 私たちの軌跡
なんでもない毎日がほら 少し輝くでしょう

ライブが終わると、「終わってしまったな…」という想いが大きいですよね。ですが、ライブを思い出すとなんか頑張れるということがたくさんあると思います。

 

何でもない、代わり映えのしない日常に、ライブは、南條愛乃さんの歌声が光を灯してくれる。そんな気がします。

 

「次に歌う曲は最後の曲なんですけども…」と次に歌う曲は「みんなの"好きな言葉"で書いた歌」だと話し、この曲はファンの皆さんから好きな言葉を募集して作ったそうです。

 

ボックスからどんな言葉が集まったか引いてみると…

 

「チケットをご用意出来ました」

不労所得

「かずみ」

「リミットブレイク」

「3連休」

「女は30から」

「初見クリア」

「10連無料」

 

いやいやいや(笑)

皆さん、チケット欲しすぎ(分かる)

ゲームのやりすぎですよ、ほんとに(ファイナルファンタジー)

かずみって、ドラマーの方の名前です(面白すぎ)

 

ちなみに私の好きな言葉は「確定演出」です(えっ)

 

その笑った勢いで流れるイントロ。

そしてユーモア溢れる"好きな言葉"の数々。

ごはん食べに行こう!
全身全霊 ラーメン食べたい
あ~おなかいっぱい

同じ時間は二度とない
全ては学び
くうねるあそぶ ベストを尽くせ

やらずに後悔するより、やって後悔しよう
迷ったら前へ ててんてーん

 

ラーメン大好きです!! (ラーメン巡りたまにします)

くうねるあそぶも全部好き。

やらずに後悔するよりやって後悔しよう、という気持ちで日々向きあっている。

 

本当にこの曲は、みんなの想いが、「好き」が詰まった曲なんだな、と改めて感じました。

 

終演

本当に楽しかった。

何より南條さんとごきんじょるのさんの皆さんが凄く暖かかったです。

 

今回この記事を書いたのも、そんな暖かさや

"好き"が詰まったライブをお届けしたいと思ったからです。

 

最近は、ずっと1万字だなんだと纏めていましたが、こういうふわっと、ただ感想やらレポやらのブログもさらログらしいのかな?なんて思いながらゆるゆると書きました。

 

とりあえず書きたいから書きました。このライブのこと書こうかな、どうしようかな?という背中を押したのも、最後の曲のフレーズがあったから。

 

やらずに後悔するより、やって後悔しよう

 

とりあえず出してみる。それでいいじゃないか、と優しく送り出してくれました。

初めて聴いた時、「なんじゃこりゃ?」みたいな感覚だったのですが、ライブを経て、私はこの曲がもっと好きになりました。

 

さてまだまだ南條さんのツアーライブは続いています。どんな景色が見えるのか、どんな暖かさが待っているのか…どんな"好きな言葉"が待っているのか。

 

皆さんの"好きな言葉"は何ですか?

 

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(個人的にチケットもセンスの光るものだったので、載せちゃいます)

 

P.S. 好きな言葉は「出来る出来ないじゃない、やるかやらないかだ」