「終わりは始まり」
彼らが紡ぐ音楽は、僕らの背中を押し、支え、励まし、世界に彩りを加える音楽へとなっていく。
そして僕らはやがて、自分だけの「世界地図」を描き始める。
初めましての方は、初めまして。
お久しぶりですの方は、お久しぶりです。
いつも読んでくださる方は、ありがとうございます。
今回の記事は、「fhána World Atlas Tour2018」の感想ブログとなります。
セトリのネタバレあり、ライブ中のMCもうろ覚えで綴っていきますので、ご了承ください。
World Atlas in OSAKA
6月17日 in OSAKA
私のツアー合流となったのは、初めての大阪。
関東圏に住む私は、修学旅行などで京都や奈良に訪れたことはありますが、大阪という地には初めて降り立ちました。
まず着いて早々感じたことは、エスカレーターの違い。情報としては知っていましたが、実際にその瞬間に立ち会うと不思議な気分になりますね。つい左側へ立とうとしてしまう気持ちをグッと堪え、人に倣って右側へと立つ。
途中梅田にてフォロワーさんにお渡しするものがあって立ち寄ったものの、場所がいまいち分からず駅員さんにと尋ねると普段聞き慣れていたイントネーションとは違い、またひとつ新鮮な気持ちになりました。
同じ日本のはずなのに、自分にとっては別世界のように感じていました。でも…変わらない。本質は同じ。ほら会場へと向かえば…
物販を待機するファンの人たちで会場は賑わっていました。みんな、目的は同じ。彼らが紡ぐ音楽を聴きに足を運んでいる。
私もその列にひっそりと並び、待つことに。
太陽が雲に隠れることなく日差しを伸ばし、私たちの身体には自然と汗が浮かび上がる。
fhánaのボーカルtowanaさんの晴れ女パワーがこれでもか!と発揮されていました。
6月17日はtowanaさんのお誕生日。
彼女の大切な記念日を祝うため、私もひとつ企画をさせていただき、28名の参加者の皆様の支えあって、無事送ることが出来ました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。
参加者の皆様、本当にありがとうございました。
整理番号は400番台とキャパに対しては早い方かもしれません。ずっと前から繋がっていたフォロワーさんが近くにいたので一緒に入場することに。
そのフォロワーさんは、towanaさんの誕生日にtowanaさんが大好きなミッフィーのぬいぐるみにお手紙を集めて出そう!という企画をしていたので、私も参加させていただきました。
(実物が思った以上にデカくて驚きました)
「400番から410番までの方〜」と声がかかり、チケットを見せて会場へと入ると、ライブハウスらしいドリンクバーや広々としたスペースが。
Zeppという建物に立ち入ったのはこれが初めてでしたので、いつもと違った雰囲気に少し圧倒される自分もいました。
フォロワーさんと共にプレゼントボックスへとしっかり入れて、会場へと足を踏み入れると…
既にたくさんの人で溢れ、熱気をひしひしと感じました。
「割と後ろの方だから、顔は見れなそう…」
「声だけ聴ければいいかな…」
と思っていたのですが…なんとなんとあの手この手でスタートの位置が前から5列目という神ポジションに。
開幕。
夜空を模したような証明で照らされたステージに、また1人、1人とバンドメンバー、そしてfhánaメンが登場していく。その度に会場からは暖かな拍手が送られ、徐々にその夜の帳は開けていく。
夜の帳が開け、今回の主役である、物語の主人公である彼女が照らされる。それはまるで月明かりに照らされた妖精のよう。
そして流れるアルバムアレンジの1音目。
特殊イントロのピアノ音色が響き、徐々に音が重なり大きくなっていく。
0時になればシンデレラの魔法が解けてしまうように、開演と同時にそこに存在していたはずの「日常」が「非日常」へとスイッチする。
「私のための物語〜My Uncompleted Story」では「Wow!!Wow!!」のコールが会場を轟かし、急上昇していくような速度でリズムを刻み、急激に会場のボルテージを盛り上げていく。
「日常」から「非日常」へと繋がる「扉」を開くと、その先にいたのは猫のように軽やかに動く彼女。
「c.a.t」は私も初めてお目にかかる楽曲です。こうして可愛さ全開のtowanaさんは本当に猫のようで、私の目には猫耳が付いているように見えました(目の錯覚)
続いては「Hello!My World!!」
好きなことをその手に掴むために、前へと手のひらを差し出し、力強い歌声が会場を轟かせ、それに伴うかのようにメンバーの楽曲の音色が混ざりあって、調和をもたらす。
間奏部分では、和賀さんのギターを掻き鳴らすサウンドが会場を雷撃のように襲い、ビリビリと肌に突き刺さる音の数の攻撃に鳥肌が立ちました。
「君の住む街」「ユーレカ」「reaching for the cities」と、立て続けに12thシングルの楽曲たちが。特に「ユーレカ」はtowanaさんが作詞をされたということで、素敵な楽曲に仕上がっているので、ぜひ聴いてみてほしいと思う曲です。
地方から都会へと繰り出してきた1人の少年の気持ちを歌いあげた曲です。
地方の方ならご経験があるかとは思いますが、初めて都内へと降り立った時、どこかふわふわとした、少し緊張した感覚に包まれませんでしたか?
私が初めて都会に降り立った時は恐らく小さい頃なのですが、当時は両親と一緒にいたため、あまりそういった感情はありませんでしたが、高校生の時、1人で秋葉原へと向かった時、変に緊張してしまったことをよく覚えています。
見知らぬ土地、行き交う人々、忙しなく走る電車や車たち…いつの間にか人はその街に溶け込んでいく。地方とは違った時間の流れがそこには存在し、不安を抱くと同時に、目新しいものばかりで心はワクワクしている。
少年も、そのワクワクや未来への希望を抱いて、この街へとやってきたのでしょう。
この大阪公演だけは、スペシャルライブ!!ということで、歌い始まったのは「そばかす」
「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」でtowanaさんがゲスト出演された際に、番組内でも歌っていた楽曲を…まさかここで歌うとは思っても見ませんでした。
会場からは、fhánaメンのやり取りで気づく人、イントロのギターで気づく人、歌い出しで気づく人…などなど会場からのどよめきが遅れて段階的にやってきていましたね。
更にさらに、「今夜はブギーバック」ではtowana verにアレンジされ、佐藤さんのリード、Kevinさんのラップととわなっぷのやり取りが。それはもう…メンバー全員可愛かったですよ!!
「大好きな歌を歌えて、好きなことで過ごせる誕生日。今日という日は今までで1番幸せです!」
MC中でも笑顔で語るtowanaさん。ですが瞳は少し潤んでいるようにも感じました。心の底からこの瞬間を噛み締め、楽しんでいるように見えました…。その表情に、私もグッと心を掴まれました。
独特なクラップ音から入る「アネモネの花」
towanaさんは、なんと!?ピアニカを持っているではありませんか…驚きました。towanaさんって、こういったこともするんだなぁ…と初めて知りました。
というのも、私は2年前のツアーで全てが終わっているため、タイアップされた曲を他のイベントで聴いていても、カップリング曲は中々聴けません。
今回のツアーは、自分にとっては言わば「復活」のツアーであって、「新しい出会い」のツアーでした。
カップリング曲は、ほとんどライブで初めて聴くものばかりで、新鮮さとちょっとしたドキドキやワクワクがあって…やっぱり「初」って本当に大切な瞬間だなって、改めて思います。
「Do you realize?」では、その疾走感のあるリズムから一気にCメロではガラリと表情を変えます。1番驚いたといいますか、印象的に残っているのは、Cメロでのtowanaさんの歌い方です。
この世界の不条理に
君はまだ気付いていない
無垢な目は何映すの?
無垢な言葉で何唄う?
すべては繋がって
曲線を描いていくよ
どこまでも滑って
螺旋模様をなぞって
シンソウまでたどり着くよ
このパートをマイクを逆手で持って歌っていました。さながら神に祈りを捧げる歌姫のよう。
その姿が脳裏にこびりついて離れません。
「ムーンリバー」によって会場の雰囲気は一気に変わり、しっとりとした彼女の歌声と夜の帳を表しているような音楽たちが重なり合う。
「ライブとは"非日常"な空間で、終わってしまえばみんなそれぞれの"日常"に戻る。でも、音楽は、fhánaの曲はいつも側にあります」
MCで語る佐藤さんの言葉が、ひどく刺さりました。
私たちの生活には、「音楽」は切っても離せないものだと思います。それは、アーティストたちが紡ぐ音楽だけではなく、日常の音。例えばテレビの音や木々が風で囁く音、雨に音に、車のエンジン音、駅メロ…例をあげればきりがなくなってしまうのですが、そういう音と音が繋がって「音楽」で構成されていると思うんです。
そんな私たちの生活に気付いたら紛れていて、気づいたら身近に存在する「音楽」が、大好きなアーティストの曲だと、なおさら毎日が楽しくなる。
頑張ろうって思える。
私はそんな気持ちにさせてくれるfhánaというアーティストと出会えて、towanaさんという方の歌声に出合えて、心の底から幸せだとこの公演を通じて改めて思いました。
「青空のラプソディ」「divine intervention」と観客の気持ちを高ぶらせる曲が続き、気づいたら私の立ち位置は中央前から2列目になっていました。
ふぁなみりーでわいわい騒いで、それこそホームパーティーみたいな感覚で…かと思えば「Relief」「calling」とまた表情をがらりと変え、幻想的な空間が生まれる。
「calling」のアウトロがツアーようにアレンジされ、最後のCD音源で終わらせず、ひとりまたひとりとステージから立ち去っていく。余韻がもたらされ、ギターの音が止められると会場に一瞬の静寂が訪れる。
つかの間の静寂の後、会場のどこからか聞こえだした「アンコール」の声。
それはやがて人々を巻き込み、重なり、大きくなっていく。
この瞬間が私はたまらなく好きです。
いつか終わりがやってくることは誰もが知っている。
その中で、あと少し、もう少しだけ彼らが紡ぐ「音楽」が聴きたいと僕らが明確にすることが出来る唯一の瞬間。
ただのエゴのようにも思えるかもしれない。
でも、その声に応えて彼らはまた紡いでくれる。
アンコール開幕1曲目「little secret magic 」
アップテンポな曲調から入り、サビでは空高く舞い上がるかのように声を張り上げ、宙を飛ぶ私たちの姿がある。まるでこの瞬間のことを共に分かち合い、最高のものにしようと、最後の力を振り絞って、全力で楽しむこと。それが私たちが出来ること。
気付いたら、笑ってました。これでもか!ってくらい。
「あぁ、やっぱ私”音楽”好きだ。大好きなんだ」
単純なことなのに、改めて思いました。
そして…私は涙しました。
「虹を編めたら」
私が好きで、好きで、たまらなくて…「虹」に対する素敵な解釈をいただいた曲です。
今回語るのはタイトルにもなっていた「虹」について。
イントロでも触れたように「虹」が何故個性の塊だと言いますと…これはあくまで私の考えではありますが。
十人十色という言葉がありますように、人はそれぞれ「色」と言う名の「個性」を持っています。様々な環境や要因が揃わなければ、「虹」は空に輝きません。そして「虹」と呼ばれるのも、その色だから。他の色ではない自分自身の色があるから。だから私は「虹は個性の塊」だと思っています。
「虹を編む」というのはそれぞれの色、名前のない色「個性」を合わせること。そこからグラデーションが生まれ、綺麗な「虹」が出来る。
「虹」って「個性」の塊なんですよ。
名前のない色、「個性」という名の色。
それぞれの「個性」が重なって、「虹」という素敵なものが生まれる。私たちが生きるこの世界にも、個性の重なりが生み出したものや、交流や、絆、輪が必ず存在しているはずです。
そんな風に捉えることが出来たのは、この「虹を編めたら」に出会えたからです。
いきなり今までの流れを断ち切るのですが、私が好きになる曲ってある法則がありまして…それは…「曲調が変わること」つまり「転調」が大好きだということです。
曲の中で、2つ以上の表情、それも一瞬とかではなく、1パートまるごとその調に支配されている楽曲を好きになる傾向があるそうなので、もしおすすめとかあったらぜひ。
さて、ここまでが大阪公演の感想とさせていただきます。
「生まれてきてくれてありがとう」
— さらいん (@nanoha1007) 2018年6月17日
「いつも私たちに歌を届けてくれてありがとう」
「fhánaとして音楽を紡いでくれてありがとう」
誰の所にも身近に存在する「音楽」が、今日ほど素敵だなぁ…と思ったことはありません!
本当に本当にありがとうございました!!#WorldAtlas2018 #fhána pic.twitter.com/S5f4pSLnYM
World Atlas in TOKYO
6月24日 in TOKYO
続いて東京公演の感想を綴っていきますが、曲に関しましては東京公演のみ披露されたものに限らせていただきます。
その前に少し余談を聞いていただけますか?
fhánaの東京公演の前に…実は兼ねてから行ってみたいと思っていた「ラブライブ!バンドセッション」通称「LLBS」へと行かせていただきました。
行ってみたいと思っていたのには理由が。それは昨年、ラブライブ!サンシャイン!!の舞台である静岡の狩野川、という場所の近くでの演奏動画をSNSで拝見させていただいたからです。
あの時から心に決まっていました。
「いつか必ず、ラブライブ!が大好きな人たちの演奏を聴きに行く!」と。
言いたいことがある。
— さらいん (@nanoha1007) 2018年6月24日
演奏して初めて気づくというか世界が広がる瞬間を目の当たりにした…
その一言だけ。
今日という日、私にひとつの灯火を与えてくれた熱い音楽があったことを忘れないであろう…
そこから更にずぶりと大きな沼へと踏み込んでいく。
今日も彼女の歌声と紡ぐ音楽が響く…
私の心に灯してくれた火。それはいつか演者側からの景色が見てみたいなと思えたことです。好きを「音楽」で奏でられるって本当に素敵なことなんだなって思いました。
音楽奏でたいって思うようになったのは、fhánaもそうだけど、その前に見て聴いたLLBSのおかげ。
— さらいん (@nanoha1007) 2018年6月24日
皆さん、すっごい輝いてた。
楽しそうに弾いて、歌って、声を出して…鳥肌が立ちました…
いつかそちら側に立ってみたいなぁ…なんて笑
まだまだ足りないことばかりだから出来ることから!!
整理番号は、なんと74番。キャパが2000以上あるこの会場で2桁はかなりレアなのでは?と最前で見たい気持ちが高鳴りました。
初め、前から3列目で「あぁ、これは難しそうかも?」と思っていたのですが、割と前のスペースが空いていて、少しずつ身体を割り込ませていったら、いつの間にか1番前にいました。
fhánaのライブで、初めて目の前にはふぁなめんしかいない。誰の頭にも手にも邪魔されない、あの瞬間だけの景色を見ることが出来ました。
東京公演セットリスト
東京公演は、セトリもガラリと変わりました。
一言で表すとするなら…
「これまでのfhánaの足跡を辿っている」
と感じました。
それは開幕の「kotonoha breakdown」で感じました。
ライブVerにアレンジされたこの曲。佐藤さんが奏でるピアノの音色と共にtowanaさんの歌声が響き、包み込む。
柔らかな声音が、私たちを優しく癒してくれる。より一層この曲のことが私は好きになりました。
「star chart」では僕らが今ここにいること。星と星が結びつくように、僕らはこの場所へと合流することが出来た。そのことを指し示してくれるこの曲から「Rebuilt world」で、終わりと始まりのループを繰り返しながら、このツアーへと合流したということを強く裏付ているようにも感じました。
「snow scene」では、またひとつ別世界へと足を踏み入れてしまったかのような空気感が漂っていました。
「現在地」
私はこの曲に対して思い入れがあります。
それはこの曲が受験期の頃の自分に物凄く突き刺さったからです。
分からないなら 分からないから
誰にも決められない 僕らの現在地
何度もまた書き換えては
誰にも侵されない世界地図を手にしたんだ
自分だけの世界地図を描くために、僕らは日々足掻いている。理不尽な日常に抗って、その瞬間だけの非日常を楽しむために。
辛いことの方がたくさんあって、時には逃げ出したくなる時もあります。でも、分からないからこそ、この先が見えないからこそ、自分にしか描けない道が、地図があるのだと思います。
分かりきった未来よりも、何が起こるのか分からない未来のほうが楽しくないですか?
久方ぶりに聴いた「光舞う冬の日」
やっぱり印象的なのは、あの独特な手の振り。
towanaさんが笑顔で私たちと一緒に振る姿が今も忘れられません。
「ありがとう」と口パクで、目で伝えてくれるその姿を、嬉しさを噛み締めながらずっと見ていました。
「World Atlas」
この曲に対する想いはたくさんあります。これでもかってくらい。
この曲に対して、色々と考えたからこそ見えてきたことがありました。感じたことがありました。そして、改めてこの曲を生で聴いてみて、ますますこの曲に考えさせられる自分がいました。
終わりは始まり。
— さらいん (@nanoha1007) 2018年6月24日
あなたは世界地図を手に旅をし、そして終着の地へと訪れました。
さぁ、次はどこへ行こうか?
無限大に君の旅は広がるんだよ、だからそれぞれの日常に戻っても、旅路を楽しもうじゃないか、いつだって僕らと音楽は味方だよ。
そんなメッセージが詰められたLIVEだったと思います
このツアーの表題曲である「World Atlas」は、自分たちにとっては大切で。私はこのツアーの後にこんな呟きをしましたが、自分だけの「世界地図」を描くことが出来たのもこの曲と出会えて、この曲について色々考えて、現地で聴くことが出来たからです。
アンコール明け「white light」
1stアルバム「Outside of Melancholy」の最後に挿入されている曲。これまたライブアレンジでの入りで、私の目からは涙が。
視界が滲む中、towanaさんの歌声は耳から入り込む。それでまた…。
この曲も、私は1stライブへ行ったからこそ、大切な曲になりました。4年前、もしあの日行かなかったら、今こうしてfhánaを好きでいる自分はいなかったかも知れません。
そのイントロが大好きで、歌詞が大好きで、音の重なりに、多分恋してるんだと思います。上手く言えないのですが…なんとなくfeelingで伝わって下さると嬉しいです。
締めるのは「It's a Popular Song」
軽やかなリズムと共に、ちょっと独特なコードというかメロディのこの曲。
不思議と終わりの曲っほくないといいますか、始まりな気がするんですよね。
それこそさっき綴った「非日常」が終わっても、「日常」が始まっても、「音楽」があるから、いつだって君のそばに僕たちはいるよっていうメッセージが込められていると思うんですよね。
最後に私が1番大好きな曲を語らせてください。
「Outside of Melancholy 〜憂鬱の向こう側へ〜」
何故かと言われると、何故なのか分かりません。ですが、私はこのタイトルコールを聴いた瞬間崩れ落ちて、タオルでずっと目尻を拭いていたと思います。
初めて行ったfhánaのLIVEで1番強かった「Outside ofMelancholy 〜憂鬱の向こう側へ〜」
— さらいん (@nanoha1007) 2018年6月23日
願うことならもう一度聴きたいと思うけどね笑
今でもこの呟きをした真意は自分でも分かりません。ただなんとなくそれを望む自分がいました。
そして、その夢は叶いました。
最高の形で。
最前で、その景色を見たことは、大げさかもしれませんが一生忘れません。
あっという間に時間は過ぎ去って…2つ夢が叶いました。
— さらいん (@nanoha1007) 2018年6月24日
Outside of Melancholy 〜憂鬱の向こう側へ〜をもう一度聴くこと、towanaさんと目が合って満面の笑みを向けること…最高の時間でした。
笑って、泣いて、感情が収まることがない。あぁ、やっぱりfhánaが好きだ。大好きだ。#WorldAtlas2018 pic.twitter.com/SelW3Lm53Q
総括
ここまで長々と読んで下さった皆様、ありがとうございました!!
「fhánaはジャンルに囚われない。fhánaはfhánaです!」と言い切った佐藤さん。あぁ、一生ついて行きますって改めて心から思いましたね
— さらいん (@nanoha1007) 2018年6月24日
佐藤さんがMCでこう語っていたことを思い出しました。
あぁ、私がfhánaに惚れた理由ってこういう「自由」というか、メンバーの想いが表現されて、人の心情をダイレクトに楽曲に込めているから、なのかなと思いました。
4年ももう経ってしまって、私もあの頃よりは少しでも成長出来ているのでしょうか?
4年の月日が経っていても、変わらずにfhánaの「音楽」は、私のすぐ側にいました。
楽しい時も、嬉しい時も、悲しい時も、悔しい時も…全部全部。
彼らの音楽が、私の白黒な世界を色鮮やかに染め上げてくれました。
そして、新たな場所へと向けて自分だけの「世界地図」を描かせてくれました。
感謝の想いは伝えきれないくらいたくさんあります。
心の底からfhánaに出会えて良かった!と、声を大にして言わせてください。
「いつも素敵な音楽をありがとうございます。fhánaが大好きです!fhánaとfhánaが紡ぐ音楽をずっと聴いていたいです!!」
これが今の私が精一杯ふぁなめんに伝えられる言葉です。拙くて、在り来りな言葉でしかないけれど、きっとシンプルが1番伝わると思うから…。
「World Atlas Tour」が終わっても、僕らの人生という旅路は続く。
人生の旅路は始まったばかり。
終わりが来るならば、また旅を始めればいいじゃないか。
さぁ、世界地図を手に旅を続けようか。